来年度の活動を更に充実! (その3)
【 最初に 】
GRAでは、掲げている活動目標を達成するために、常に前進していく事を心掛けています。
その為、常により良いと思える活動方針や施策を検討し、過去に捉われずに目標へ向かっての改良作業を続けています。
1991年の発足以来、様々な企画や方針を打ち出しつつ必要に応じて変革も行なってきました。
その変革の一つである2004年末に始めた「脱皮計画」以降の成果を取り上げてみても、この 2009年に残してきた成果・自信そして今後の活動方針の見極めなど、多岐に亘り大きな成果を残してきたと自負出来ます。
来年 2010年の活動内容は更に一段のレベルアップを目指していきたいと考えていますので、この活動に日頃から携わっている方は目標を見失わず “新たなる前進” に歩を合わせていただき、関心を持って下さっている方には機会があれば一緒に歩む事を検討願います。
なお、私達の活動対照および活動目標は 「全国の方々へ意見や情報を表明し続け、意識や行動に何らかの良い影響を与える」 という事であり、各種のイベントを開催する事が主体でない事をご理解願います。
【 今年の活動を振り返り 】
今年・2009年は イベントを開催する活動に対しては手応えを感じた一年になりました。
特に、イベントに参加する人に対して “わがまま”(要望) を主張&要求する事を求めた事が、参加する人の意識を変えるきっかけになりました。
というのも、一般に開催されている各種イベントはスケジュールやカリキュラムは事前に決まっているのですが、“わがまま”というテーマで 参加した人は 「やりたい事」 や 「知りたい事」 を発表してそれをもとに一日のスケジュールなどを決めるシステムですから、参加者は自ら積極的な自己追求意識や参加意識を強く持たざるを得ないからです。
また、参加者の意識向上だけでなく、運営をまとめる側にとっても運営能力の向上が不可欠なシステムでした。
つまり、参加した人が出す “わがまま”(要望)をもとに、その場で当日のスケジュールやカリキュラムを決めていく訳ですから、レッスンや練習であれば “わがまま” に合わせたカリキュラムと走行練習コース、そしてタイムトライアルコースなどをその場で考えて決定し、同時に一つのイベントとしてまとまりや成果を残せるスケジュール作りが必要となり、イベント前の充分なリサーチイと現場での即断応用力を養う事につながりました。
しかし、オートバイを知りライディングが上手くなる事への意識向上レベルの大きさと較べ、 『 いつまでも 楽しく 安全なオートバイライフ環境を創る人材の育成 』 という活動を全国レベルで広く普及させていくという 活動目標への理解度の向上は イベント開催活動だけでは達成が難しい事も 改めて実感させてくれた一年でした。
来年以降は、GRA が掲げる活動目標をより広く全国へ告知し、 GRA 独自の経験や知識を活かした活動を行なうために、一段と大きく活動内容を見直していきます。
【 来年の活動の方針 】
今年・2009年の活動の実績の検討と反省を踏まえて、来年・2010年の活動テーマは以下の通りとします。
『 より広く、 より深く 』
『 より広く 』 とは、今まで以上に より広く多くの方々に GRAの存在とその活動を知ってもらう事です。
それは、ライダーやオートバイ関連の方々への認知を広げていく事や オートバイとは関連の無い活動を行なっている NPOなど団体とのパートナーシップを広げていく事です。また、イベント開催活動で言えば 今まで開催してきた地区以外でもイベント開催を行なう事や、新しくイベント開催の招致を頂戴して赴いていく事です。
『 より深く 』 とは、GRAの活動の目標や意図、成り立ちや変遷などを、Webサイトなどを通じて より分かりやすくきちんと説明していく事で理解を深めてもらう事であり、 または 運営活動の実態を深く知ってもらったり、少しでも多くの方に活動への関わりを深めてもらう事を目標にしたものです。
この活動テーマを達成させていけば、GRAが活動目標として掲げている 『 いつまでも 楽しく 安全に * * * * 』 を 日本全国へと展開していく事に繋がります。
もちろん、その為には 今まで以上に 広報活動やWebサイト活動などへ重点的に力を入れていく必要があります。 それは、事務局の持つ能力の殆どをつぎ込む事になるでしょうが、実際に 変化や効果として表にはっきりと表れてくるのは来年後半以降になるでしょう。
そして、イベント開催活動についても今までの考えや体制から変化する事になります。 もちろん今までと同様にイベント開催を行ないますが、活動の目標をより追求し全国への展開を前提とした開催としていきます。
以上、簡単ですが 来年度の活動に向けての考えをまとめてみました。
【 最後に 】
ある意味で壮大(?)な目標や夢を抱いて活動を展開させていくのですが、実際に携わる人の人数やパワーは小さく、夢とのギャップは大きく立ちはだかっているのが現状です。
そのジレンマに常に悩みながらも、掲げている目標に向けて誠実で着実な足取りで進んでいく覚悟でいます。
当然ながら、全国の多くの方々からは認知されても理解されない事も多いでしょうし、今までイベントなどを通じて GRAのファン(?)となった方からは 「 今まで通りでいいのでは? 」 という意見も湧き出てくるでしょう。
しかし、掲げた目標に向けて精一杯の活動を真面目に続けていく覚悟に変わりはありませんので、 目標を理解し賛同して下さる方々からの変わらぬご支援やご指摘・お叱りをこれからも頂戴できます様 よろしくお願いします。
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