カテゴリー「NPO法人について」の投稿

2020年2月26日 (水)

<Q&A> NPOについて 「教えて!」

   
GRAは、NPO法人として活動を行ない、Webサイト上でも NPO法人としての活動をアピールしている事から、多くの方々から NPOに関する質問を受けます。
  
ここに、先日届いた「質問」と「回答」を紹介しますので、参考になれば幸いです。

 

           *     *     *     *     *     *     *


【 質問 】

今、施設で働いています。色んな人が真剣にやってます。
でも非営利と言えど全く利益なしの仕事を私達はしてるのかその辺がわかりません。
教えて下さい。

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【 回答 】

こんにちは I 様
    
この度は、私共・GRA へのお問い合わせを下さりありがとうございます。
さて、ご質問の件についてですが、どのような形態の組織で、どういう処遇を受けていらっしゃるかが不明なので想像するしかありませんが、あなたの疑問に対して私たちは次のように思います。
  
NPO法人は非営利という名称がついていますが、基本的には何らかの収益を得て運営されるのが普通です。
特に、自治体などの行政では対応が難しい事柄、例えば介護や住民サービス等であれば、民間の基金(個人や団体の)や 財団などから “ 助成金 ” として支援を受けていたり、国や地方自治体などからが行政業務の一部肩代わりを依頼する形で支払う “ 助成金 ” “ 交付金 ” “ 奨励金 ” などの 補助金 として資金を得ているのが一般的です。
 
つまり、非営利といっても、資金を得る手段を持ち、従事する方々への給与などの支払いを行なう事は当たり前の事です。
  
仮に、NPO法人の施設で働いていらっしゃって、給与などの処遇に不満を感じていらっしゃるとすれば、次の事をお勧めします。

1.第一に施設経営者に尋ねる、又は相談する

2.尋ねたうえで、疑問があれば施設を認可している監督省庁へ相談する
   
    
          ***************

 

■ なお、関連する事柄については以下のサイトも参考になると思います

〇 「NPO、給料出るの?」
https://hellolife.jp/recruit_column/npo

〇 「すっきりわかる! NPOの収入とお給料」
http://yamasaki-work.com/npo/post-202/

〇 「NPO法人に有給の従業員がいても大丈夫ですか?」
https://legalservice.jp/faq/11659.html

 

■ NPO法人を所轄している 各都道府県別の担当部署一覧
〇 内閣府 NPO 「所轄庁一覧」
https://www.npo-homepage.go.jp/shokatsucho

 



 

2019年12月30日 (月)

< FAQ > 何故、NPO ?

  
NPO法人として活動している意図に、充分な理解が得られていないと感じる事が度々あります。
そこで、<FAQ> 形式で、説明コラムを掲載しましたので、ぜひ、ご覧下さい。

Web600_b_whynpo
【 何故、NPO ? 】
http://gra-npo.org/lecture/kokoro/FAQ_why_NPO/whynpo.html



* * [ 以下、その内容の一部を紹介します ] * *
 
【 質問 】
  
GRAは、バイクの事ばかりを話題にして、それで NPO というのは無理があるのでは?
GRA writes only motorcycle topics, but isn't that a social contribution?

 

【 回答 】
  
確かに、生活に困窮している人々へ支援をしたり、環境問題や自然保護に尽力されている NPO法人は数多くありますし、逆にNPO法人ではなくて、オートバイの運転技術指導やイベント開催を長年続け、多くの人々に支持され、利益を安定して挙げている組織や法人も多くあります。
そういう方々と較べると、GRA の形態は多少変わって見えると思います。
  
ただ、私達・GRAは、オートバイを愛し、長年の数多くのイベント活動などを通じて得た知識や知見を数多く蓄積していますが、多くのライダーはそれらを得る機会が少なく、その為により良いオートバイライフにする機会が限られている事も知っています。そのため、蓄積した知識や情報を発信して、全国の多くのライダーと共有したいと考えて活動をしています。
多くを持っている人が、持っていない他の人と共有する事は、人として“普通の事”である様に、私達には利益という制限を超えて、NPO法人 として活動する責任があると考えているのです。

 

GRA believes that it is responsible for working as an NPO.
Because GRA has accumulated a lot of knowledge about motorcycles through many years of event activities, but also knows that many riders do not have a chance to gain that knowledge so they can not achieve a good motorcycle life.
  
It is normal for a person who has knowledge to transmit and share for someone who dosen't have knowledge, and this is why GRA is acting as a non-profit organization.

 




2019年5月21日 (火)

NPO法人活動の伝え方


【 お問い合わせ 】

NPOとしてGRAが何をどう社会貢献してゆくのか?=ライダーとして実施する社会貢献とは何か?(マナーを守る/迷惑を掛けない/事故を起こさない等は、社会貢献以前の問題)を、シンプルに伝える内容にすべきだと思いました。
 
 
 
【 回 答 】

私共 GRA の活動内容を きちんと把握してくださり、その上で ご意見やご指摘をくださり、ありがとうございます。

さて、「 GRAは、社会貢献を行なうための NPO法人として、何を貢献するのか?」との 指摘は、正に 私共 GRA の一番大切に大切にしている事です。 そして、ご指摘にもある様に 「 マナーを守る / 迷惑を掛けない / 事故を起こさない 」等の “ 心 ”や “ 意識 ”の認識と浸透こそ、最も達成が困難で重要な課題だと考えています。

その伝え方をシンプルにすべきとの指摘の通り、直接的に印象的に伝わる内容を目指していきますので、これからも ご意見やご提案をお待ちしています。


< 追伸 >
GRAは、1991年の発足以来、数多くの走行系イベントを近畿を始めとして全国各地で開催して、オートバイを重い通りに走らせる魅力を全国各地に広める活動は十分に達成してきたと考えています。
しかし、発足と同時に取り組み続けてきた、「 ライダー自らが、オートバイの社会的な認知レベルを自覚して、共に協力し合ってそれを改善し向上させていく 」という目標は十分に達成したとは言えません。

運転技術を高め、整備・セッティング技術を高めた人々は多く育ったのですが、それによって、“安全運転”や“オートバイ認知度の向上”などには殆ど影響さえ与えない事を、1991年の発足から 2010年まで、数度に亘る 活動内容の見直しを行なった 活動成果で学びました。

そこで、現在は、走行系イベントを主体とせず、一部地域での活動に留まらず、一部のライダーを対象とせず、全国各地・全世界のライダーへの発信活動へと転換を行なっています。
まだまだ、活動内容に工夫すべき事は多くあると思いますが、ご意見やご指摘、ご提案をお待ちしています。

 

NPO法人 GRA 代表 小林 裕之



NPO 法人活動 と 寄付 について


【 お問い合わせ 】

技術向上・整備意識向上・運転モラル向上というのは、「オートバイを乗らない第三者」から見た場合、モラル以外は「ライダー自身のメリットはあっても、それって結局自分自身が心がける事であり、赤の他人が寄付までしてお願いする事では無い」と思われてしまうのでは無いでしょうか。
    


【 回 答 】

私共 GRA の活動内容を きちんと把握してくださり、その上で ご意見やご指摘をくださり、ありがとうございます。

指摘にある通り、「ライディング技術」や「整備技術」を向上させる事は、そもそも社会の責任ではありません。オートバイに乗るライダー自身の責任です。
しかし残念ながら、大半のライダーにとって、それらの技術を向上させる責任は深く認識されていないか、その知識や情報が正しく提供されている機会が十分には無いと考えています。 多くは、車両メーカーや部品メーカーが自身の製品の購入を煽る為のイメージ文面であり、各メディア媒体においてもその動きに追従するような告知に終始しています。

私共 GRA の 公式Webサイトを通じての発信活動で、「ライディング技術」や「整備技術」を向上させる大切さと、その具体的な情報を伝える事により、ライダー自身がオートバイ環境を整え、ひいてはこれが社会貢献になると信じています。

また、Webサイト活動以外、『オートバイ講座 』や『クリニックイベント』、『セッティング講習』などのイベントの開催も続けていきますので、その講義に参加される方々からは、参加費に代わり、この活動を支えてもらう為の“寄付金”を頂戴していまし、それが NPO法人としてあるべき姿ではないかと考えています。



NPO法人 GRA 代表 小林 裕之

 






NPO法人活動について


【 お問い合わせ 】

『NPO法人の紹介』で紹介されている他のNPO法人の解説やリンク先を見た後、GRAのNPOページ(みんな、NPOになあれ)を見た際に感じたのは、「具体的に、GRAとしてどういうNPO活動をするのか?」という点が、少しわかりづらいというか、訴求力が足りない気がしました。
   
他のNPOですと、具体的に海や山のゴミを除去しています・余剰食糧をホームレスに支援しています・帰る場所を失った女性を支援しています等、活動内容が明確で、それら活動をするのにお金が掛かりますから寄付をお願いしますという、NPOとしての活動内容の主要部分が寄付依頼とシンプルに結びつきますが、現在のGRAの「NPOになあれ」ページでは、「ライダーだから出来るNPOがある」という宣言に対し、じゃそれって何なの?何をすれば良いの?何をしてくれるから寄付をすれば良いの?って部分に対する回答の記載が無い気がしました(気がついていないだけかも知れませんが・・・)。



【 回 答 】

公式Webサイトに掲載している 『 NPO法人の紹介 』ページをご覧くださり、その上で 私共 GRA が NPO法人として の活動内容や寄付の事などについて、指摘や意見を下さり ありがとうございます。

『 NPO法人の紹介 』という 特集ページの作成には幾つかの狙いがありました。
最初は、社会には NPO法人 が数多く存在していて、その活動によって 既存の行政等では対応が出来ない領域をカバーして、社会全体を支えている事実を伝える事にあります。

そして、その 告知活動を通じて、私共 GRA が NPO活動が目的の法人であり、社会貢献のために存在している事を、過去の GRA参加者の方々を始めとして、多くの方へ認知してもらうのが目的です。
それによって、ともすれば 改造したオートバイで狭い所を走り回っている団体の様に認識している人々や、オートバイに対して良い印象を抱いていない人々に対しても、イメージや認識を変えてもらうきっかけの一つになると考えています。

そして、寄付金の件ですが、私共 GRAは、清掃活動ではありませんし、直接的に人を助ける活動ではありませんが、中源の活動で蓄積してきた オートバイに関する知識や情報、更には 共に考えていくべき事を啓発する活動を目指しています。
主に、Webサイトを通じての情報・啓発の発信活動ですが、直接的な清掃活動等とは異なる社会的な意義は十分にあると信じていますし、その活動の意義を認めて下さる方々から “ 寄付金 ”を頂戴しながら、活動を継続していきます。

どうぞ、この活動の目的をご理解の上で、引き続き 意見や指摘のほど、よろしく願います。


NPO法人 GRA   代表   小林 裕之

 






2014年10月 9日 (木)

NPO法人に寄付をした場合、税法上の優遇措置は

【 お問い合わせ 】

NPO法人に寄付した場合、税法上の優遇措置はありますか。
 
   

【 回答文 】

問合せのあった件・「 NPO法人に寄付した場合、税法上の優遇措置がありますか 」に対する回答は、
「 寄付先が “ 認定NPO法人 ” の場合には所得控除などの優遇税制があります 」 になります。
 

詳しくは、内閣府の 該当ページを参照して下さい。

https://www.npo-homepage.go.jp/kifu/kifu_zei_yugu.html

    *    *    *    *

因みに、私達・GRAは NPO法人であり、認定NPO法人 ではありません。

 
  NPO法人 GRA   広報担当

GRA代表:小林の紹介

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