【 お問い合わせ 】
貴イベントに興味があるのですが、詳細等を教えていただきたくお願い致します。
M
【 回 答 】
M 様
この度は、当NPO法人GRA が開催するイベントに興味を抱いてくださり、誠にありがとうございます。
下記の通り、イベント開催内容に関して 簡単に案内を致しますが、その案内内容でご不明な点や不足する点などがございましたら、改めてご案内致しますので、是非 その際には ご連絡とご指摘をお願い致します。
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【 イベント開催の目的は 】
弊社の活動方針は、既にご覧になっていると思いますが、「 いつまでも、楽しく、安全なオートバイライフ環境の創造と、その環境を作る人の育成 」 で、全国のライダーとそのご家族の方々を対象とした啓発・啓蒙活動を行なっています。
そして、イベント開催は その啓発活動の実践の場であり、また 全国への有効な発信材料の一つと考えています。
その為、一般的な 講習会の様に 技術向上 だけを主な目的としておらず、オートバイ環境を育成する “ 当事者 ” として 知識と責任を 参加者全員で共に分かち合う事を目的にしています。
・ ・ ・ ( 堅く 難しい表現で申し訳ございません )
【 イベントのカリキュラムは 】
では、イベントでのカリキュラム と言えば、とても簡単です。
参加者それぞれが 「 学びたい事 」 や 「 練習した事 」、「 伝えたい事 」 を主張する事が基本となります。
つまり、一般の講習会の様に、事前に 決められたカリキュラムは無く、当日の参加者の個々の主張や目的、そして 全体の総意により カリキュラムとスケジュールは決まります。
【 GRAの自由練習会では 】
基本は、各自が 自ら抱えている 課題や目標の解決と達成をする事です。
個人専用に割り当てられた エリア を使い、各自が各自の責任で自由に練習を行なう事が一番の目的のイベントです。
つまり、Uターンの技術に不安のある人であれば、Uターンの練習を 延々と続ける事が可能です。
ただ、単なる Uターンであっても、車両の整備状態の良否や、ライディングポジションによる影響など 様々な要素があります。
お勧めの方法の一つは、それらの 要素の一つひとつ 見直しつつ、要素毎に分解した練習をする事です。
そうすれば、Uターン以外のセクションでも 活用 できる知識と技術、経験が得られます。
当然ですが、「 アドバイスが欲しい! 」 とか 「 走りを観て 」 と 積極的に要望や主張される方へは、その強さに応じて、他の参加者は 可能な限り対応をします。
【 GRA講習について 】
GRA講習は、事前に用意した オートバイライディングの基本的なレクチャーを 1 ~ 1.5 時間程度行ないます。
その 企画案は 下記の URL 記載の通りです。
http://gra-kikaku.hatenablog.com/entry/2017/02/14/225827
それぞれ、基本的な内容のみを行ないますが、基本を多角的に深く追及して、ライダー自身が 自ら自覚・体験して 意識を高められる内容を予定しています。
そのレクチャーの後は、【 GRAの自由練習会 】と 同様に、参加者が自ら課題や目的としている事を 主張し、欲求しあい、共に全員にとって 充実した カリキュラムとなるようにしています。
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長い説明で申し訳ございません。
が、本来は 参加する人それぞれに 体格や経験は異なり、車両や 技量も異なる上に、オートバイに求めている事も 全員が違うのが当然です。
ですから、一日を 事前に決められたカリキュラム で 運営するのではなく、参加者 それぞれの 問題意識や自発性と責任 により、最も 充実する企画になる事を目指していますし、実際に 結果も残しています。
これらの趣旨を理解して戴けるのであれば、単に 技量向上だけに留まらず、オートバイライフを充実させる 知識 や 経験 を 共有できるイベントになると信じています。
最後に、“ Google + ” での コミュニケーションサイト に 興味を持って下さり、ありがとうございます。
実は、現在も [ GRAROOM ] は存在していますが、より 適切な運営ができるシステムを模索している最中で、具体的な稼働は行なっておりません。
相互に意見や情報を交換するシステムは模索中ですが、具体的な企画案に大して 意見や提案を募集するサイトを開設していますので、参考までに紹介します。
■ GRAの 「企画ノート」 です ■
http://gra-kikaku.hatenablog.com/
上記のサイトでは、今後共に 運営企画案や 文章案などを 随時掲載して意見や提案を募集していますので、興味がありましたら、是非 ご覧下さい。
ありがとうございました。
NPO法人 GRA 広報担当
ドラゴン さんが体感された様に、ライダーがリアサスペンションの動きをある程度は感じられる方がコントロールしやすいものです。
逆に、高プリロード設定やオーバーダンピングでサスペンションの動きを規制すると、ライダーが不安を覚えるだけでなく、適切なグリップ(トラクション)が得られなくなります。
( ハードな方が操っている感があり、満足する人も多いのですが・・ )また、次章で述べる予定の「スィングアームの垂れ角」は、適切に設定していないと本来のサスペンションの動きを阻害して、その為にグリップ(トラクション)低下を招く要因です。
つまり、適切な垂れ角でないと、アクセルON時にリアサスペンションを伸縮方向どちらかに推進力の一部が使われ、それが原因で本来のサスペンションの動きが出来ないのです。
長くなりました。
また、改めて次章で図解を加えつつ解説をしますので、どうぞご期待下さい。
そして、また質問を待っています。