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2014年7月21日 (月)

リアサスペンションのセッティングについて

【 お問い合わせ(提案)

はじめまして、ここ最近ですが楽しく拝見さしていただいています。次回記事も首を長くして待っています(笑)
 
さて、ひとつお聞きしたいのですが、最近パイロン練習で感じたことです。
今までは、乗車Gを優先してプリロードを調整していました。レートが少し高いのか抜き気味の設定です。

ところが、ある日、空車Gで合わせてみたところ弾力感がでてとても走りやすくなりました。
理想はレートを下げて、空車G、乗車Gともに合わせるのがいいのかもしれませんが、走行状態というのは必ずライダーが乗っているものです。
それでも空車時にしっかりと垂れ角をつけておくことが重要なのでしょうか?
(ライディングストロークが減ってしまっても)

ぶしつけな質問で申し訳ありません。
 

【 回答文 】

   
きちんと読んで下さり ありがとうございます。
そして、次章 <その4> が未投稿で申し訳ありません。
 

ドラゴン さんが体感された様に、ライダーがリアサスペンションの動きをある程度は感じられる方がコントロールしやすいものです。 

逆に、高プリロード設定やオーバーダンピングでサスペンションの動きを規制すると、ライダーが不安を覚えるだけでなく、適切なグリップ(トラクション)が得られなくなります。

 ( ハードな方が操っている感があり、満足する人も多いのですが・・ )

また、次章で述べる予定の「スィングアームの垂れ角」は、適切に設定していないと本来のサスペンションの動きを阻害して、その為にグリップ(トラクション)低下を招く要因です。
 

つまり、適切な垂れ角でないと、アクセルON時にリアサスペンションを伸縮方向どちらかに推進力の一部が使われ、それが原因で本来のサスペンションの動きが出来ないのです。

長くなりました。
また、改めて次章で図解を加えつつ解説をしますので、どうぞご期待下さい。
そして、また質問を待っています。

     NPO法人  GRA     事務局 : 小林

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