( 2010年3月28日開催 “体験” ライディング練習会 参加者寄稿感想文 )
今年は「広く・深く」と方針を変え(・・・というよりバージョンアップかな?)、
またイベントのあり方も「参加回数や熟練度、車両や年齢・性別とは一切関係無く、より高い意識を持つ人にはより大きな充実感を得る機会が与えられるべき」とのことで、今年初参加のイベント。
小林代表から「堅いところは堅く」のコメントが事前に寄せられて
いた為、気持ちを新たに、このイベントを大切に考えてエントリーしました。
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今回は、トライアンフ正規ディーラーの店長さんとお客さんが沢山参加。
このイベント自体が彼らの積極的な「わがまま」によって起案されたもので、
「わがまま」として「お客さんと一緒に走りたい!」「技術を取得したい!」と
いう思いからの起案。
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こういうの、凄く良いと思います。お店の方にもお客様にも。
コミュニケーション=意思の疎通って、とても大切なこと。
「話題の共有」より、「事象の共有」の方が、コミュニケーションは
深まります。
さらに、「事象の共有」より「思いの共有」のほうが、より深い
コミュニケーションが出来上がります。
「トライアンフ」について語ることも「話題の共有」としては、
もちろんOK。
さらに「”体験”ライディング練習会に参加した」という、「事象の共有」は、
さらにOK。話題も広がりますね~。
でも「”体験”ライディング練習会に参加した」ことによって、
「こんな思いをした!」「あんな思いをした!」
「ドキドキした!」「怖かった!」
「バイクの事が判ってきた!」
「バイクってあんなに良く曲がるんだね!」
「バイクってあんなに良く走るんだね!」
「限界ってもっともっと高いんだね!」
「自分たちって、こんな事が出来るんだね!」
・・・と誰かが話せば、
「うんうん!!そうだよね!!」
「そうだったよね!」とお互いにうなづき合え同調しあえるハズ。
「思いの共有」が出来るってのは、本当に素晴らしいことです。
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GRAにとっても、素晴らしいことですね。
以前から「教習所に通い、卒業するライダーにこそ、GRAの活動を知ってもらいたい」等と考えたりもしましたが・・・
バイクショップの人達にも、「安全に楽しく永くオートバイに乗り続けられる為の環境整備」という考え方を持って貰えれば、そしてお客さんに伝達して貰えたら、GRAの目指す方向と同じ方向を見てくれる人が、今よりずっと増えるはず。
安易な方法を選択する訳じゃなくて、より効果的な啓蒙活動、
これからも探っていきたいもんです。
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さて、私赤影としましては・・・
今回も「ライダーの私から、ライダーの貴方へ」のカード、配らせて戴きました。
今は、顔なじみになったお店の方にお願いしては、置いて歩いている・・・と
いった「草の根」ですけど、それでも、結構作りました。
カードのデザインもすでにバージョン5まで行きました。もちろん、
これからも続けます。
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イベントの内容について。今回の自分の課題=わがままは
「ナチュラルステアを身につける事」がメイン。
参加車両は、トラのスピードトリプル、ストリートトリプル、
デイトナ、R1200RTや、ER-6n、ZX-6R、250TR、FZ-1
愛車CB1300SF等々、今回は盛りだくさんながらも、中大排気量車が多かったですね。
狭路の低速走行では、フロントブレーキを使っての安定走行と、
逆に高速走行。
フロントブレーキを使っての走行というのが、如何に難しいものか、
身をもって知りました。
また「リアブレーキの有用性を検証」と言うのも課題にしていましたが、
フロントブレーキで車体を安定させて走らせる事の方が、もうすこし
レベルが上。
コレを会得してしまえば、「リアブレーキの有用性」は、あえて考える
必要は無く、オマケ程度でOKと思いました。
定常円の練習では、自分の課題でもあった「ハンドルをこじらない
ナチュラルステア」を練習。
また、90度四角パイロンでも、機会があるごとに片手ハンドルで
走るように務めました。
以前に受けたイベントの時に常々言われた「自分が余計な操作をし
なければバイクは安定して走る」をなんとか身につけたい。
今回は、もちろん100%ではないけれど、以前より片手で走れる
ようになり、自分の中でも確実に実感出来るものがありました。
90度四角パイロン長方形バージョンでは、以前のイベントでの
アドバイスを思い出し「アクセルを空ける場所は2カ所のみ」を実行。
意外と上手くできたことの一つです。
ただ、クロソイド走行でもチャレンジしましたが、どうしても余計な操作を
してしまいがち。
練習コースを設定し走ったときにも、オフセットスラロームのセクション
では、どうしてもハンドルをこじりがち。
タイム計測も今ひとつ、伸びなかったのは、後半のオフセット
スラロームのライン取りと、ハンドルのこじりが原因。
一定の練習の中では出来ることも、複合セクションでの練習では、
まだまだ。でも、低速の操作は日常の走行の中でも十分に意識をす
れば”練習”出来ること。これからの課題です。
練習コースの走行では、パイロンを回って加速!・・・代表からの
「OK!今までで最高!」とメガホンコール、でも1秒後には、
次のパイロンに対して入り方を間違え「ありゃ??」っと思う間も
なく、「アホンだらー!なんでそこまで膨らますかぁー!!」と
メガホンコール。大変 (^^;) ・・・
でも、これが楽しい。
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さて、「なるたけ簡潔に~!」の声も多い為、最後になりますが・・・
今後は、
1.なんとか予定をやりくりして、自分が参加出来る「大阪イベント」の
わがままを提出してみようかと・・・。
2.指摘のあったフロントの調整をもう少し煮詰めて行きたい。
もうほんの少し入るほうが良さそう。
3.このメールを送った後で、もう一度、WEBサイトを読みます。
イベントに参加することで、今年の「方針」を実感出来たから。
GRAの進もうとしている方向をより理解して、その上で自分は何が出来るか?を考えていこうと思います。
とても楽しかったです。
小林代表有り難う御座いました。
参加された皆さん、有り難う御座いました。
by バービー赤影
(大阪府/Kさん)
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