新たな発見 !
( 2010年3月28日開催 “体験” ライディング練習会 参加者寄稿感想文 )
3月28日 体験ライディング練習会に参加した250TR(兵庫県/T)です。
当日は、天気予報の曇り時々雨が→晴れ時々曇りと天候に恵まれ
楽しい時間を過ごさせて頂きありがとうございました。
最初のミーティングでは、代表の社会人としてのマナーに
関しての厳しい発言や各参加者のわがまま企画発表が
あり今更ながら身が引き締まった。
これが、練習が開始され、時間が経過するほど
機嫌が良くなり、指導に熱が入る。
1年ぶりの参加で、改めて代表の
「オートバイの社会的地位向上」や「ライダーの人材育成」
への熱意を感じました。
さて、今回の課題は
1,アイドリング状態でフロントブレーキを掛け
フロントフォークを圧縮することでオートバイが安定状態になること。
2,ブレーキを使わずカーブを曲がるりオートバイの
特性を体得する。
3,パイロンスラローム走行時のサークル理論の実践と体感のためにスラローム
コースを2項と同様アクセル操作のみで行うこと。
4,最後はタイム計測
上記2,3項は、今まで経験したことのない練習方法で、当初は?状態での
練習でした。
今までの私の走り方は、今回の課題とは、正反対の直線、傾斜、旋回で走行する
形態で最短距離をイメージしていました。
最後のタイム測定で1回目は、本日の課題であるノーブレーキに近い走行、2回目は、今までの走りをしましたが、2回目はギクシャクした操作となりイメージとは異なる走行になった様に感じました。
オフセットスラロームを導入していただき、気合いをいれて走ったのですが上記結果となり、今後の課題が見えてきました。
結論としては、サークルをイメージし、ブレーキ、傾斜、
旋回を使い走行する事で今まで以上の走行技術が
習得でき、結果として運転レベルのupへと繋がるのではと感じました。
(代表の速さは、このサークル理論の延長上にあると勝手に想像した次第です。)
残念ながら、今回は代表のライディングが見れなくて
残念でしたが、次回は是非模範走行をお願いします。
最後のミーティングの課題(限界、能力、安全)を頭の片隅に意識して、一般道でのスマートな走りを実践していきたいと思います。
(兵庫県/Tさん)
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今回の参加車両の中では、一番 車両限界付近が穏やかな特性で挙動を掴みやすく、どの様な走り方でも受け止めてくれるキャパシティが大きく感じられる車両でしたね。
ずぅ~~と以前、もっと大きな車両で走行されている時から感心していたのですが、オートバイなりに走らせてあげるテクニックが光っていましたね。
本当に 才能 や センス によるものだと思います。
ただ、今回の感想文の中でも触れていらっしゃいますが、自在に走るオートバイと走らせる能力があるが故に、特定の“走らせ方” の枠の中で留まってしまうという点がありましたね。
オートバイの能力を活かした 安全率の高い走らせ方を得るには、オートバイが本来持っている力学的で自然な動きを分かってやる必要があります。
今回提案した 『サークル理論』も、そんな オートバイ本来の自然な動きで、実際の動きの中での『サークル理論』によって 『クロソイドライン(曲線)』が生み出される事も充分に理解できると思います。
ただ、実際にそれらの 『サークル理論』 や 『クロソイドライン』を一般路上でマスターするのは難しいのが実情ですから、今回行なった様な練習がとても重要になるのです。
あの 「180°ターンイン」を ノーブレーキで行ない、その過程で『クロソイドライン』を実感して、実際にも使いこなす練習は大きな参考になったと思います。
そして、“わがまま”で希望された「オフセットスラローム」のセクションで、一つ一つのパイロンでのターンにおいても 『サークル理論』と『クロソイドライン』の理解とマスターが必要である事も理解されたのではないでしょうか。
もし、そうであれば、今回は大きな収穫がありましたね ♪♪
そう! 「感想文」の中で推測されている様に、あの様なコースでオートバイを走らせる場合には、荷重の抜けやすい“直立上体”を可能な限り避け、スタートからゴールまで常にどちらかにバンクさせ、アクセルOFFでの『クロソイドライン』とアクセルONでの『クロソイドライン』で総てをスムーズにつなげる走りこそが、最も高い荷重でオートバイの安定性と機動性を高めた、安全率を高く保てる走法になり、能力も効率良く使える走法なのです。
どうぞ、次の参加の機会には、人間の能力を高めるのでなく、オートバイの能力を高く引き出す走法を更にトライしてみて下さいね ♪
投稿: GRA事務局 小林 | 2010年4月 6日 (火) 21時42分
私もリターンライダーの一人で、約15年のブランクの後、5年前に現在の車両を購入しました。購入時の選択肢では、体格に合った車体寸法とスポーツライディングが出来そうな車両と言うことで選択しました。パワー的には非力であることは否めないのですが、普段乗りに関しては単気筒が面白いのではと考えました。フロント19、リア18インチかつ細いタイヤのため、二昔前の穏やかな操縦性が、のんびりとした走行には適していると思っています。そのため、ご指摘の通り限界が低く、最新のスポーツネイキッド等のように気むずかしい所が無く、誰でも乗り易いが唯一の取り得と言える車両です。所有感が薄のが玉にきずですが。
前置きが長くなりましたが、コメント頂いた通り、昔の記憶で大きい排気量時代の癖で、アクセルオン時の路面へのパワー伝達が良くスライドロスが少ない直立状態での加速のイメージが未だに残っていると思います。
今回の体験を基に改めてライディングについて考え直すことが出来て良かったと思います。次回の参加時は、少しは進歩したライディングをお見せできる様、精進しますので、今後とも、よろしくお願いいたします。
投稿: 平山 友則 | 2010年4月 7日 (水) 23時21分