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2009年6月19日 (金)

パンの切れ端を撒きながら歩こう ~

( 2009年6月14日開催 スポーツライディング ジム 参加者寄稿感想文 )

今回のスポーツライディングジムは、その名の通り・・・
「スポーツライディング」に徹した内容だった。

基礎的内容としては、セッティングされたコースの1部分を使っての「四本四角パイロンコース=連続90度ターン」や、そこからパイロンを一本外した「三本三角パイロンコース」。

Cimg0529 ここでは、「常に車体を傾けたまま、アクセルの開閉でターンのきっかけを作る」ということを学ぶのだが、これがなかなか難しい。

パイロンを回る際に「どこでアクセルを閉じて、ターンのきっかけ=向き替えを行うか?」と「どこに向かって、どこでアクセルを開くか?」を試行錯誤する。

おそらく、「最短最速のラインは1本」しか無いハズであり、当然「アクセルを閉じる、開けるといったポイントも1カ所」しか無いハズなのだが・・・毎回毎回微妙にずれて、大幅にラインを外してしまう。

Cimg0516 自分としてはもっと手前でアクセルを閉じ、パイロンを過ぎてからもっと早くアクセルを開けたい・・・と思っているのだが・・・。

これについては、次回までの宿題と言うことで。

ちなみに、今回はフロントフォークをオーバーホールしての参加。
「せっかくだから、この際もう少し小さいターンが出来るように」 と、指南書を片手にフロントのプリロードを落としてみたが・・・カックンカックンと切れ込むだけで安定しない。
なので、すぐやめて、元に戻した。
やっぱり聞きかじりの知識は役に立たない。
セッティングは、まず「実際に走ってみてから」が基本。

さて、セッティングされたコースを走る。
練習走行では、相当量を走ることが出来た。
これぞスポーツライディングの醍醐味。

Cimg0506_2   
 
 



前回よりステップ位置を2cm上げているが、それでもバンクセンサーはガリガリ言うわ、スポイラーは削れるわ・・・
でも、タイヤの端は、まだ5mmくらい余裕がある。
もうちょっと寝かせて回れるハズ。

途中、前を走る参加者の後ろを漫然と走った結果、「設定されたコース以外の場所」を走ってしまうことに。

もちろん指摘も受けたが、危険極まりないとはこのこと。
深く反省。

「そこに新しくパイロンが立ち、コースが出来ていたので、何も考えずに入り込んだ」という、不注意という言葉ももったいないほどの「間抜けぶり」。

「もしそこに、他の車両が入り込んでいたら?」と考えれば、・・・ぞっとする。
何事もなくて良かった。
以後、絶対に同じ間違いを無くさなければならない。

後半のタイムトライアル。
今日の後方確認は「ブイッ!V=(`ヘ・)」から始めた。

Cimg0556 タイムトライアルでは、しっかりと慣熟歩行で覚えたハズのコースなのに、走ってみると途中で迷う。
結果タイムロスはするわ、足は着くわ・・・良いところ全くなし。

慣熟歩行では、路面の状態、パイロンとパイロンの繋がりやコースの流れ、さらにどうラインを取るか?なんて事を考えるレベルのもので、「コースを覚える」というのは、非常に低レベルな作業のハズ。

大して難しくもないコースを覚えられない自分に腹が立つ。
次回からは慣熟歩行の際に、パンの切れ端を撒きながら歩こうと思う。 (・・・嘘です。)

でも、自分の中では「あそこで1秒、2秒・・・2秒位?」
「あそこでは1秒、2秒、3秒・・・3秒位かなぁ?」
「最後の8の字で・・」などと考えると、あと10秒くらいは、タイムを縮められたように思える。

もともとタイム自体は平凡というよりも鈍足に近いレベル。
せっかく毎回タイムを取っているのだから、次回こそは、「ライン取りと、ポイントに意識を集中出来るレベルの慣熟歩行」を行い、「タイムを縮めるためのスポーツライディング」にしたいと思う。


Cimg0581_a ミーティングでは、「ライダーの社会における位置づけ」について「医療の場」や「喫煙者の立場」などと照らし合わせて考えていった。

自分の意見としては、いつの時代も「オートバイ乗り=ライダー」というのは、「迷惑な存在であることが常」とされてきた感が強い。
それは「バイクブーム」と言われた80年代にも同じだったと思う。

もっとも価値や、正否の判断としては「多数者=正常・少数者=異常」 が民主主義の中では当たり前のことであり、自動車をもつ個人に比べて絶対数の少ない「ライダー」にとっては、これからも同じ状態が続くだろうとも思う。

しかし、そういった「一般的な立場」の人から見ても「白バイ警官」は”カッコイイ”存在。
「白バイ警官がカッコイイのは、なぜか?」に、「バイク乗り=ライダー」の立場向上のヒントがあるようにも思える。

何から始めれば良いかは、それはもう沢山あるのだが、さしあたって舞洲で知り合った10代~20代の若いライダーに、GRAへの参加について、声を掛けていくこともその一つかな?・・なんて考えている。

──────────────────────────────

この文章を書きながら・・・
実は背筋が張り、太ももが張り、タンクを締め続けた膝の内側が痛い。

Cimg0570 昨日はかなり汗をかいたので、ジムの後の帰り道や家に帰ってから、ポカリスエットをがぶ飲みした。

風呂に入って、十分に筋肉を解した。寝る前には栄養ドリンクを2本飲んで寝た。

おかげで、次の日の仕事も、朝から全開バリバリで、快調そのものだった。 d=(`ヘ・)=b

楽しい一日を有り難う御座いました。


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   ( 大阪府 / K さんより )

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コメント

いつもながら! 長文の感想文 感謝していますよ~ ♪

それにつけても!
参加される度の上達されている様子に、感心させられています!

こまめにオートバイの調整や変更もされてはいますが、ライディングが上達しているのは“会話”の量がうんと増えてきた事が大きなプラス要因ですよ ♪

初めて参加された時と較べると、オートバイを押さえつけて振り回す事が無くなり、“耳”を傾けて相談しながら優しく操作をしている姿が素敵です。

そうなったら不思議ですね!
オートバイが活き活きと走る様になってきて、その上達の進度は羨ましい限りですよ ~ ♪

どうぞ、これからも“会話”を深めて良い関係になって下さいね ♪♪

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