人 こそすべて
( 2009年 11月 8日開催 『 GRAツアー りんくうRd 』 ・ イベントリポート )
全国各地を巡って開催するシリーズ戦 ・ 『 GRAツアー 2009 』 の最終戦でしたたが、とても充実感が一杯の一日となりました。
なぜ、充実感が一杯だったのだろう?
今回の最終戦の成績でクラス別の年間チャンピオンが決定するが、そのチャンピオン候補になっている者達の熱気が満ち溢れていた為だったのか? いや違う!
きっと、この一年の間にGRAの活動目標の理解を高めると同時に、オートバイに乗る楽しさや奥深さを知り始めた人達の熱気が充実へと繋がったのだと思う。
朝のミーティングを始めた時から高い集中力に包まれていて、基本サークル(円)にターンインとターンアウトを組み合わせての基礎練習の時も、タイムトライアルのコース設営やスタッフの分担作業の時も、参加した全員が一つの事に集中している一体感に溢れたとても気持ちの良い一日でした。
やはり! イベントの充実度は 参加する人によって大きく左右される事を改めて感じさせてくれた一日でした。
**** 以下 今後の課題として ***
【 さらに前進する為に 】
上記に述べた様に、当日の 充実感=興奮 は同日夜に当日使用した機材を運搬車両から降ろして整理している時に最大ピークで感じました。
しかし、( 会を運営する者としての性ですが ・ ・ ) 日が経つにつれて当日の反省や今後の対策的な考えが次から次へと出てきていますので、ここに幾つかを列挙します。
最大の反省は “ 心 ” の育成する意識がイベント中で表に出ていなかった事です。
GRA では “ 心 ” を育成するために 参加者に課している努力義務 4ヶ条があります。
1 “ わがまま ” (要望) を主張する !
2 人の名前と顔を覚える !
3. 見て見ぬフリをしない !
4. “ 謝 ” の気持ちを伝える !
以上の 4ヶ条ですが、
先ずはその中で 「 見て見ぬフリをしない! 」 が 殆ど出来ていなかった事に気付いたのです。
「 見て見ぬフリをしない! 」 とは、他の人の言動をしっかりと見て、より良くしていくために必要に応じて、注意や意見、指摘 を その場その場で直接伝えていく事です。
しかし実際には、一旦 オートバイに乗ってしまうと周りが見えなくなり、降りても 参加回数の多い者や実績を残している者からは一歩下がった位置(意識の中で)に立ってしまい、結局は お互いに注意や意見を交わす事も無くただ黙々とこなすだけに終わっていた事が大いなる反省として残っています。
次は、「 “謝”の気持ちを伝える! 」 が欠けていた事が大きな反省として残っています。
「 “謝” の気持ちを伝える! 」 とは、恩を受けた人や迷惑を掛けてしまった人に対して、感謝や謝意の気持ち直接伝える行為です。 オートバイに乗る事 は一人で出来る事であり、また 他の人に一切迷惑を掛ける事は無いかの様に思い勝ちですが、実はそうではありません。
特に、こういうイベントで充実した楽しさを味わう事は他の人による準備や企画など様々な行為があってこそ成り立つものであり、会場内でオートバイを走らせ一緒にイベントを協力し合って運営する場合には時として迷惑を掛けてしまっている場合は少なくないものです。
それらの恩恵や迷惑の大きさを、参加した一人一人がはっきりと自覚して、それを直接相手の人に伝える行為はとても大切なので、それを 努力義務の一つとして掲げていたのですが、最後の 「挨拶タイム」 の短い時間で出し切れるとはとても思えないのです。
以上、最近のGRAイベントに参加した経験の無い方には理解が難しい内容もあったと思いますが、『 いつまでも 楽しく 安全なオートバイライフ環境を創る(人の育成) 』 という目標へと進んでいくためには欠かす事ができない事なのです。
今後の、GRA活動 や イベント活動において、以上の反省をどの様に活かして改善させていけるかが今回得た大きな課題です。
〔 感想文 〕
○ 感想文 1 「 貴重な初参加経験 」
○ 感想文 2 「 良き一年の 『成果』は・・・ 」
○ 感想文 3 「 参加できたこと “謝謝” です 」
○ 感想文 4 「 不満足なりの充実感 」
○ 感想文 5 「 素晴らしい一日 」
○ 感想文 6 「 会えて、 走れた 」
○ 感想文 7 「 来年は 」
○ 感想文 8 「 最後のツアー 」
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