カテゴリー「スポーツライディング ジム」の記事

スポーツライディング ジム の開催リポートです

2009年9月17日 (木)

スポーツライディング に必要なモノは?

( 2009年 8月30日開催  スポーツライディング ジム  ・  イベントリポート )

『 スポーツライディング ジム 』 は、オートバイが持っている高い運動特性を引き出して走るを楽しむのが目的のイベントです。

Cimg1010と言ってしまうと 「 ライディングの技術を磨くのが目的のイベントだ! 」 と誤解してしまう人も多いかもしれない。
もちろん、ライディングの技術を磨くのも大切だけど、それ以外の大切な要素を一緒に学習する場が 『 スポーツライディング ジム 』なのです。

オートバイの高い運動特性を安全に確実に引き出して走行するために必要な要素には、ライディングの技術の他に、オートバイのメカニズムから導き出される運動特性の理解と、本来の能力を充分に発揮させるために必要なメンテナンス&調整が必要なのです。

Cimg1034 ただ単に走るだけに終始する練習では充分に上達できないし、却って危険性が増すだけの走行に陥ってしまうのです。
だから、GRA では オートバイのメカニズムとそれによって導き出される運動特性を実際に体験して理解をするカリキュラムを入れ、同時にオートバイのメンテナンス状態の再確認から調整作業のサポートまで、参加者の求めに応じて細かい点まで行なっている。

今回のイベントは、初参加の方3名を含めて合計11名でしたが、最初に 参加者一人一人の “わがまま”(要望) を聞いた後、その “わがまま” に合わせてのカリキュラムや練習コースを設定して練習となりました。

Cimg1081_2 初参加の中には車両状態が充分ではない方も多く、タイヤの空気圧が大幅に高かった人、フロントフォークの整列が大幅に狂っていた為にターンの左右の差が大きく出ていた人、基本的なリアサスのプリロード調整が一切なされていない人など、必要な整備や調整をする度に安定した確実な走行へと大きく変化していたほどです。
 

Cimg0996 オートバイの基本的な整備や調整と簡単に言っても内容は多岐にわたり、的確な処理を行なった後に走行すればライダー本人がその違いにはっきりと気付くほどです。
どうぞ、ただ走るだけでなく、オートバイを理解し、オートバイをライダーに合わせて正しく調整ができる 『 スポーツライディング ジム 』 への参加を待っています。
 
 
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  ○  感想文 1    「 路上での安全に ・・・ 」
  ○  感想文 2    「 色んな価値観、楽しみ方が ・・・ 」
  ○  感想文 3    「 スプリングのレート計算を ・・・ 」
  ○  感想文 4    「 年に数回しかバイクに ・・・ 」
  ○  感想文 5    「 ダメ! だめ! 駄目! 」
  ○  感想文 6    「 アメリカンコーヒー 」
  ○  感想文 7    「 セッティングで変化を実感 」
 
 

2009年7月22日 (水)

ライディングの基本は ・・ サークル?

( 2009年 7月12日開催 スポーツライディング ジム  ・  イベントリポート )

さて、今回は 静岡県で行なう今年2回目のイベントでした。
 
Cimg0689 静岡県内で 開催される GRA のイベントは
決して多くはないけど、1998年頃から 
関西地区で開催するイベントに遠征してくれた方も多く、それが縁となって 2002年からほぼ毎年の様に静岡県内で
GRA イベントを開催している程だから、実は 関西地区に次ぐGRAイベント開催の “本拠地(?)” のような地区だ。

しかも、 毎年の様に 年の初めに 「 静岡ミーティング 」 を開催して
静岡県での活動予定を立てていて、参加してくれるメンバーはいつも熱心な方ばかり!
だから、GRA にとって静岡での活動は欠かす事ができないのす。

Cimg0688 実は、今年2月に開催したミーティングで
“わがまま”(要望)方式のイベントを提案したのだが、4月に開催したイベントでは 早速に模範的なほどに “わがまま” を出す方が現れたほどだったので、今回 7月の開催も楽しみにでした。

*   *   *   *   *  *

朝のミーティングで 全員から “わがまま”(要望)、「やりたい事」 を
聞いてから当日のカリキュラムやスケジュールを決めるのが GRAスタイル。

Dscn9717 出てきた “わがまま” と言えば、 『 ストレートパイロンがやりたい! 』 や 『 リアサスペンションの調整がしたい! 』 という分かりやすいのから、 『 くるくるの基本形をしたい! 』 とか 『 すぱっと 回りたい! 』 、『 180°ターン時に行なう様々な操作の順番を改めて学びたい! 』 など 高度? マニアック? なものまで色々だった。

それらの “わがまま” に共通しそうな 基礎カリキュラム として今回選んだのが、【 サークル走法(理論) 】 だった。

Cimg0692 【 サークル走法(理論) 】 とは、オートバイは一定の速度(アクセル開度)で一定のバンク角で走る限り、一定の半径を走り続けるという 法則(物理法則) を学び応用するものだ。

では、実際に走行してみるとどうだろう?
       ( ブレーキは一切使わないで  ・ ・ )
理屈の上では 一定の半径の円を描くと分かっていても、アクセルを一定にしているつもりでも、意外と同じ軌跡の上を安定して走る事が難しい事が分かる。

これは、ライダーがオートバイに対して余分な操作をしているためで、その余分な操作の分だけオートバイの挙動が乱れ、同時に オートバイが本来持つ能力をスポイルする操作である事を学ぶ。

Cimg0690 続いて 2本のパイロンを6m以上離して置き、一方のパイロンを中心に安定した サークル を描いた後、もう一方のパイロンへと移って同じ回転方向の サークルを描く応用練習へ移った。

この時もブレーキは一切に使用せず、あたかも一つの惑星を回る周回軌道から速度を上げて離脱し、別の惑星の周回軌道へと減速しながらスムーズに入るイメージで練習すると得る事が多い事に気付く。

サークル(周回軌道) から加速して離脱するポイントや、減速を開始して サークル(周回軌道) へとスムーズに入るポイントは自然に決まってしまう事や、普段は全く意識せずにアクセルの操作をしてしまっている事、どの位のサークルを描くかを無視してはオートバイの正確な操作が成り立たない事などだ。

Cimg0705 更に応用問題は続き、180°ターン時や 90°ターン時の サークル理論の応用、そして タイムトライアルコース 攻略時の サークル理論の応用などを 実践的に進めたが、基礎の大切は理解してもらえたと思う。Cimg0710

 
 
*   *   *   *   *  *

小難しい (理論の) ハナシはその位にして ・ ・ ・ ・

Cimg0737 4月のイベントに初参加した人が今回は一段とレベルアップした走りをタイムトライアルで見せてくれたり、 練習開始時には おぼつかない走りだった初参加の人が 見ている間に伸びやかな走りをするようになったり、セットアップのヒントを掴んだ人、 リハビリ的走行を堪能した方が居たりと 何らかの良い“きっかけ” は掴めたようだ。

  Cimg0775
 
そして それ以上に タイムトライアル では 全員が励ましや掛け声の中、伸びやかな走りを見せて完走し、基礎の学習から自信や楽しさを味わった一日だったと思います。
詳しくは 参加者の方からの 「感想文」 や リザルトなどで確かめて欲しい。

 
Cimg0777 静岡県内での開催は、次は
10月の予定です。

また、“わがまま” を抱えた
方の参加を心待ちにしています。

  『 リザルト & コース図 』

『 通信ボ 』

感想文 1   「 とても勉強になりました 」
感想文 2   「 目から鱗が落ちまくりで ・・・ 」
感想文 3   「 やっぱり、基本練習は大事ですね 」
感想文 4   「 GRAの意思が伝わったのでは ・・・ 」
感想文 5   「 この悔しさを バネ として ・・・ 」
感想文 6   「 バイクとの 一体感に 驚きました ・・・ 」
感想文 7   「 リアサスのセッティングで  バイクが ・・ 」

2009年7月 1日 (水)

スポーツライディングは 腕 と 心 を醸す♪?

  ( 2009年 6月14日開催 スポーツライディング ジム ・ イベントリポート )

Cimg0485 オートバイは四輪車と較べると、遥かにスポーツ性があふれた乗り物です。
四輪車しか乗った事が無い人には理解してもらえないかも知れないが、オートバイは排気量が大きくても小さくても、例えスクーターであっても、スポーツ心にあふれ実際に気軽に“スポーツができる”乗り物であり道具なのです。

決して、身体が露出している事からくる醍醐味とスピード感やスリルが“スポーツ”だと言っているのではありません。それは、ジェットコースターがスポーツではないのと同じ理由です。

オートバイの優れたスポーツ性は、2本だけのタイヤと最大2名の乗車定員などから導かれた最小限に近い構成の車体とダイレクトな操縦方法、そして人間の脚力を大幅に凌ぐ力を発揮するエンジンを搭載している事から生まれているのです。

右手一つの操作で思い通りに駆け出す脚、身体の僅かなバランスの変化で自在に描けるシュプール、指先やつま先の操作で出来る前後輪別々のブレーキ&スピードコントロールなど、技術を習得すればする程に呼応してより高いスポーツ性(運動性)を発揮するのがオートバイです。

Cimg0506




『スポーツライディング ジム』は、オートバイの構造やメカニズムから導かれる効率の良い操作方法を基礎から見つめ直し、実際に基本的なカリキュラム走行(練習)を通じてオートバイの高いスポーツ性を安全に引き出す技術を身につける場であり、一般路上ではより安全マージンの多い走行を実現させるものです。

  *  *  *  *  *  *  *

さて、さて、 難しい講釈(?)はこの位にしておいて、当日のリポートをしよう。

Cimg0487 当日の参加者の内訳は、全くの初参加の方2名と殆ど初参加の方1名以外はある程度の参加経験のある方ばかりだった。という事は、GRAがイベント開催をしている目的の理解度も高いしイベントの進行にも慣れているから、より充実した一日が創られそうな予感イッパイで始まった。

とは言っても、初参加の方には朝一番のミーティングで伝える目標や“わがまま”を出し合っての進行方法についての理解は難しいようだ!

ま! 理解の不足するところや誤解は参加した全員で補う約束で練習カリキュラムを開始。

Cimg0489 最初に行なった慣熟コースの走行は右ターンと左ターンが交互に出てくるようなコースだったが、コースに慣れるだけで基本を見つめ直すには至らないようだ。

では!と続いて用意した基礎カリキュラムは、お馴染みのパイロン4本で作る“四本四角コース”(通称:90°)だ。バンク角をほぼ一定に保ったまま、ブレーキ無しアクセル操作だけで安定して速く走る練習だ。案の定、簡単ながら基本的な要素としっかり向かいあえるカリキュラムには初参加者も含めて全員が熱中!
そして、右回りの次は左回りをして更に調子が出てくる。

Cimg0528 しかし、続いてパイロン3本だけにした“三本三角コース”になると一気に高まる難易度を目の前にして、簡単なコースで初めて学べるライディング技術の基本の奥深さを実感したのです。

こうして、基礎カリキュラム走行から始まり、徐々にコースの複雑さを増し、繰り返しじっくりと考え感じながらの走行練習を行なった後、ライディングの技量を定量的に測るタイムトライアルへと突入した。

今回のコースはとても複雑そうに見えます ・・・ が、初参加も含めて全員が完走している事から分かるように、しっかりと練習をすればそれほどに難しいものでなくなるのです。
(※ タイムトライアルのコースはそれ専用のコースで、練習で走るコースとは基本的に異なります)

  *  *  *  *  *  *  *

さて、今回のイベントでは走行面以外に大きな変化がありました。

それは、個々の“わがまま”(要望)をより高い次元で実現させるため、周りの他の人の考えや行動に対して尊敬と注意を払い、必要と判断した時に意見を出せるようになってきた事です。

簡単に言えば、より充実した一日にするために、他の人に対して提案や意見が出ている場面が多くあったのです。

丁度、発酵の初期的な段階で、わずかに「醸す」香りが出始めた様子です。

まだまだ、発酵はこれから!という段階ですが、今回参加したメンバー達が中心となって「醸し」を徐々に広めていってくれる予感がした、良い一日となりました。
   

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2009年5月27日 (水)

突然の暴嵐がくれた “プレゼント” ♪

( 2009年 5月24日開催・ 『 スポーツライディング ジム 』 のリポートです )

『 スポーツライディング ジム 』 では、運転技術を高めて、オートバイが持つ高い運動能力をより高いレベルで使い利用する事の楽しさを満喫するためのイベントだ。

Cimg0422 その為のカリキュラムは、一般的には連続したセクションで構成したコースを走り込むという内容になり勝ちで、実際に今までに開催した『スポーツライディング ジム』 でもスケジュールの一部に組み込んできた ・・・ が、

今回は より確実なスキルアップを狙って、新規の基礎カリキュラムを導入した。
それは、『 コーナリングフォーム 』 育成カリキュラムといえるもので、行なう内容は 「回転」 (連続旋回)(ロール)だ。

「なんだ! 回転か?」  「 それだったら 俺は 出来る! 」 という方は居ると思うが ・・・、 基礎カリキュラムは 決して簡単には出来るものではないよ。

Cimg0424 目印にパイロンを使い、その周りを回転するだけだが、ブレーキは一切使わずに安定して同じ半径の円を描く事が求められるから決して簡単ではない。

バンク角とアクセルワークを一定に保ちつつ、オートバイが自然に同じ円の上に軌跡を描くようにするために、〔 オートバイとのコンタクトポイント(意思疎通箇所)をどこに置くのか? 〕 とか 〔 どこに、どういう風に乗る(座る)と安定するのか? 〕 とオートバイと 会話 をしながら探っていく作業を続けるのだ。

そうやって一方の回転が上手くできるようになれば、次にもう一方の回転でも安定して円を描くように走ってみるのだ。
そうすると気付くだろう。 一方の回転は上手で、もう一方の回転はギクシャクしてしまう事に。
そうなれば上手くなるのは簡単だ。 上手にできる回転を“先生”にして その時の視線やバランスポイント(シッティングポイント)、腕の角度、頭の傾きなどを全てコピーして左右対称にするだけで必ず上達する。

これで掴んだコーナリングフォームを確実に使いこなせるようにする応用練習として、【 ワンロール プラス 8の字走行 】 や 【 ワンロール プラス オーバル走行 】 などを全員が別個に練習したのだが・・・、

コース走行ではなかなか身につかなかった滑らかで自然な走行が出来るようになった人も出てきて、効果がかなり発揮できる基礎カリキュラムだと確認できたので、これからのイベント開催でも応用していこう !♪♪

     *    *    *    *    *    *

Cimg0460 しかし、今回の収穫はこれだけではなかった!
それは、突然の 暴風雨 がもたらしてくれたのだった。


午後2時過ぎ、朝から続いていた穏やかな曇り空が一転!
マンモス百頭が一斉に息を吹き散らしたかのような強風に、たまらず一斉に岸壁へ向かって駆け出すパイロン達!
天に住むシロナガズ鯨たちが水槽を壊してしまったかのような急の豪雨に、地上で走り回り片付ける参加者たち!

一通りの回収を終え避難したテントの中、空の機嫌が収まるまでの間に自然に始まったミーティングでしたが、
実は!そのミーティングの内容がとても濃密で中味のあるものになったのでした。

もっと、いつまでも楽しく オートバイと接していく環境を育てていくために、お互いに注意したり指摘しあったりできる事を話し合う事が出来て、とても良いイベントが達成できました。

Cimg0429 豪雨が過ぎ路面も徐々に乾き始めた3時半過ぎ、当初作成していたコースを変更して行なったタイムトライアルでは、より低速設定ながら確実に安定したターンを決めないとリズムが作れないコースへと難易度が上がったにも関わらず、基礎カリキュラムで確実にヒントを掴んだ人がスキルアップ(タイム指数アップ)を果たしたのでした ♪♪


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2009年4月23日 (木)

楽しく走ってこそ! オートバイの練習だ!

( 2009年 4月19日開催・ 『 スポーツライディング ジム 』 のリポートです )

全国各地で色んな 「 オートバイの講習会&練習会 」が開催されている。
九州から北海道まで各地で開催されている主だった講習会や練習会に参加した経験だけから言うと、講師役の方の言う事をしっかりと聞いて、言われた通りに走れるようにする講習会だったり、ただ眼を“三角”にして前走者を追走するだけの練習会が殆どだと言えるだろう。
 

Cimg0257 それは、それで構わない。

安全運転技術を身につける事は大切だし、ライディングスキルを磨くのも大切だ。 それはどの講習会でも目指している事だし、その事には異論は無い。
 

しかし、オートバイの状態をより正しい状態に保ち、ライダーに合わせてのセットアップがされてこそ、より実践的なライディング技術が身に付く筈なのに、走る事ばかりが優先されていては誤った技術を身に付けてしまう恐れもあるし、何と言っても楽しくない。

そう! 本来はオートバイを走らせる事は楽しみの筈だ。 一つ一つの動作を通じてオートバイと会話をしながら、オートバイの持っている能力を発揮させてやる事がオートバイの楽しみの筈だ。
そんなオートバイと会話しながら楽しく走らせる事を目的にした 講習会や練習会を他で見た事が無いし、それは残念な事です。
 

    *   *   *   *   *   *   *

 
さて、ここからが本題だ ♪

Cimg0264 4月19日に開催した 『スポーツライディング ジム』 では、初めて参加した人も多く、そんな走る楽しみを追求するカリキュラムに ショック!(?)を受けた人も居たようだ。(?)

先ずは、「やりたい事」 や 「知りたい事」 を “わがまま” (要望/要求)せよ! という 指示(命令?) に驚き (普通は カリキュラムも走行コースも事前に決まっているからね♪) 、要望に合わせて 提案した 基礎カリキュラム では、 とっても簡単なコースを走るだけだったのに、走っている本人自ら とっても 基本的な事が出来ていない事に気付き、でも 簡単には出来ない事にも気付いたり ・・ と、次から次へと 初めてのコトばかり、カルチャーショック状態ですね♪

Cimg0283






その上、要望に合わせて車両の状態を確認して簡易セットアップを施せば、ある程度仕上がった状態のオートバイで走っていたつもりだったのに、もっと高い次元でオートバイが楽しく走ってくれる世界を垣間見たり・・・ と、面喰らいっぱなしの場面も!

Cimg0277 そう! オートバイの構造を知りメカニズムを知り、簡単なセクションでオートバイ本来の自然な動きを引き出す“会話方法”を学び、オートバイのアライメント調整やセットアップを必要にして行なうのは、み~~んな! 楽しく 安全に オートバイを楽しむための必須アイテム(?)なのだ。

この日一緒に “わがままパワー”で 力を合わせて一日を作った参加者は全員が 走る事を充分に楽しんだだろう。

詳しくは  【 感想文 】 を読んでみて下さいね。

    【 リザルト  &  コース図 】

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2008年12月19日 (金)

12月14日 スポーツライディング ジム

今年最後の開催となった イベント 『 スポーツライディング ジム 』 でしたが、
いやぁ~~~   楽しかったですよ  ♪♪

え?   何がって??
人 ですよ   人が集まって、一日を創りあげていくのが、楽しかったですよ。

えっ?  顔馴染みが集まったのかって?
いえ、いえ  違いますよ。
初めて参加した人が多かったのですよ。

       *    *    *     *     *    *     *    *

実は、12月のイベントだというのに、初めて参加する人の申込みが多くて、多くて、
合計 7名もあり、他にも 2回目の参加の方 1名を加えて合計 12名 でしたらか、半数以上は “ 初参加 ” の方だったのです ♪

ただ、前日からの雨が路面を濡らしていたからなのか、不参加の方が2名出たのですが、それでも 5名が初参加の方でした。
講習会的なイベントに参加経験のある方も少なく、しかも 『 当日のカリキュラムやスケジュールは 個々の参加者の意欲や要望で決めていく 』 という様な 型破りな運営スタイルに馴染んでもらえるものなのか、随分と心配して当日を迎えていたのです。

案の定、最初の内は 「 ? ? ? 」 と 戸惑いが浮かんでいたのですが ・ ・ ・ ・
心配は無用! でした。

「 やりたい事は 一人ひとりが しっかりと主張する 」
「 人の顔と名前を覚える 」
「 見て見ぬフリをしない 」

・・ と、簡単なルールだけを守るだけで良いと分かり、最初は 遠慮気味でも、徐々に 色んな事を口に出すようになって、( ワガママを言うのが 正しい参加方法だ!) そうなると 自然と お互いを認め合って一体感が高まり、 気分は最高 !!

Cimg0099 「 小回りの練習がしたい! 」 とか 「 スラロームの練習が! 」 「ブレーキの練習を!」 に始まり、「 僕のバイクの調子はどうか、乗ってみて 」 とか どんどんと心を開放してくれるようになったから 安心だ。



逆に簡単な “ 90°コーナー ” セクションの 基本的な走り方をレクチャーして、
「 これは とっても基本的なセクションだ。 出来る限り余分な操作をしないで走るのとても大切!! 」   ・・ ・ と言われて、実際に走ってみると 思い通りに走れない事にようやく気付いたようだ。

簡単なセクションだからこそ、基本的な理解や操作の未熟さが自分自身ではっきりと感じられるのだ。

それと、「 乗ってみろ!(♪) 」 と言われて乗ってみた車両は、全て 大なり小なりバランスが崩れていたから、 それぞれに簡単な処理を受けたけど、フィーリングが良くなって随分と思い通りに乗れるようになった事に気付いたようだ。

そう! 公道を走る時には気付かなくても、基本的なセクション走行でオートバイとしっかりとコミュニケーションを取るとはっきりと分かる事は多いのですよ。

       *    *    *     *     *    *     *    *

今年最後のイベントでは こうして 充実感と一体感を 参加した全員が味わったが、恐らく 今年で最も楽しく感動と内容にあふれた一日だったでしょう。

来年も 参加した全員で 楽しく充実したイベントを開催していきたいので、どうぞ 初めての方もどんどんと参加してみて下さい。
きっと、忘れられない一日になるでしょう。 ( 筋肉痛と共に ♪ )

★  それと、 参加した方へお願い!  「 感想文 」 や 「 体験談 」 を 送って下さいね ★
     楽しみに 待っています。
     ( 匿名やペンネーム希望の方でも OK!  別途 書き添えて下さいね ♪   )

   

2008年10月 3日 (金)

9月28日 スポーツライディング ジム

ようやく、暑い夏が過ぎたと思っていると ・ ・ ・
9月28日は  「ちょっと 寒いっ!」  という日でした。

それもその筈、最高気温は 17℃程度と 11月上旬の気温だったのですから。
でも、 気温と曇り空以外は、とても ごきげんな一日になりましたよ。

まずは、予約参加者の方の半数が “女性” だった事 !♪(?)
予約者6名の内、3名が女性だったのです。 嬉しいコトですね。

次に、当日参加の方が 2名も居てくれた事。
( きちんとルールを守って 当日参加してくれる方は 大歓迎!! )

そんな 8名で 広い会場を使っての レッスン&練習会となったのですが、これも良かった♪
参加した人の 希望を取り入れた 走行コースや、カリキュラム だからこそ、お仕着せではない練習ができるし、適切なアドバイスやレッスンもより多く受けられるのです。

オフセットから直線スラローム、クランクコースや高速セクションに低速セクションをつないだコースを走りながら、より簡単で安全且つ速い走行ラインの説明を交えて、たっぷりと内容のある練習ができましたよ。

多くの人数で練習するスクールも楽しいけど、少人数で希望や要望を組み入れたコースでしっかりとアドバイスも受けられるレッスンも、いいものですね ♪♪

  ( ※ 今回は 寒さのためか カメラのバッテリーが切れて、撮影できませんでした。)
  ( ※ 次回は しっかりと写真も掲載しますので、お楽しみに ♪♪ )

2008年7月24日 (木)

7月20日 スポーツライディング ジム

ふぅ~~    暑かった    熱かったぁ ~~

会場は いつもの “りんくう公園 特設会場”
会場の立地の関係で、 日陰には恵まれているけど ・ ・ ・
やっぱり  日差しを直接受けると、 とても 暑い一日だった。

でも、 それ以上に 参加者の熱気には 感心させられましたぁ~

当日の参加者は 2名のキャンセル連絡があって、合計 8名 + 1名(?)
常々、イベントの質は 参加者の意識や情熱によって決まると言ってきたけど、まさにこの日がそうでした。

  ・・ 数多くのイベントが世の中に あるけど、殆どが 企画して運営している人達のプラン通りに進むものばかり。 どんな人が参加しても、いつも同じようなイベントを作る事しか頭に無いみたい ♪

GRAのイベントは違う! (イベントだけじゃあないけどね ♪ )
参加した人の 情熱、意思、想い で イベントの内容やスケジュールが決まるし、出来不出来(?)さえも 決まってしまうから おもしろい! (怖い?♪)

5月から打ち出している 運営企画 『 お互いを支えあう 』 というテーマで 開催しているが、それ以来 特に 熱心な方の参加が多くて喜んでいたが、今回は 更に その意識の高い方が多くて、感動してしまった。

特に今回は “常連” 参加の方が少なく、初参加の方や 久し振り参加の方ばかりでしたが、お互いに他の人の事を気遣いながら 運営の業務を担当しあったり、声援を掛け合ったり、 または、イベントで 「やりたい事!」 を はっきりと口に出し合ったりなど、まとまりと活気のある一日になりました。

何よりも印象的だった人を紹介します!

彼は、友達の “付き添い” として 福井県からはるばる “見学” に来てくれたのですが、他の参加者と一緒になって 参加してくれて ( もちろん! 見学なので 参加費は無料♪ ) 色々な運営の業務を積極的に担当し、 大きな声で声援も掛けてくれて !! 本当に感謝しています。
そんな “彼” が居てくれたからこそ、更に 充実した一日になったのでした!!

Cx160_l そして、更に 大きな “想い出” を 彼は作ってくれたのです。
それは、タイムトライアル時に “脚” で 参加してくれたのです。
スタート直後は元気だったのですが ・ ・ ・ コース半ばで やや失速気味?、 そして ゴール間際では 最後の力を振り絞り、 ゴール後は さすがに ・ ・(暑!) ・ ・  おつかれさま !!

当日の タイムトライアルのリザルトを確認してください。
立派に “彼” の リザルトも載っていますよ ♪♪

GRA の イベントは 参加してもらった人の想いや情熱によって 支えられています。
例え、“見学” であっても  大歓迎です!! ( 脚での参加は 任意です ♪ )
また、 当日参加(事前予約無し / 初参加の人のみ ) も 大いに歓迎していますので、どうぞ、 これから参加 (見学) を考えている  あなた!  よろしく !♪

GRA代表:小林の紹介

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