カテゴリー「自由練習会のリポート」の記事

2017年1月18日 (水)

1月8日開催 『GRAの自由練習会』、開催リポート掲載!

新春早々、1月8日に開催した『GRAの自由練習会』のリポートを GRA公式Webサイトに掲載しましたので、ぜひご覧ください。

** 以下、リポートより一部抜粋 **

 
【 冷えて濡れた路面は“平均台” 】

『 GRAの自由練習会 』は、参加者一人ひとりが練習したいテーマややりたい事を持ち集まり、個人毎に分割し区切られたエリアを使って、思う存分にオートバイとの会話を追及するイベントです。
   
ただ、今回は冬の雨に濡れたコンディション。
ともすれば、冬の雨に濡れた路面と冷える身体と相まって、集中力に欠けた練習になりそう! と想像しがちですが、それは“浅い読み”だと言えます。
   
実は、冬の冷えてグリップの低い路面、しかも雨で更にグリップしづらい路面コンディションは、オートバイの素の特性が出易く、練習やセッティングには最適なので、集中して充実した練習となったのです。
   
なぜ練習効果が高いのかを、“平均台”との例え話で説明します。
晴れて路面温度も高い日のオートバイの走行練習では、多少無理なライディング操作をしてもタイヤは簡単にはグリップを失わないので、無理を無理だと思わないライディングが身に付きやすいのです。
これを器械体操で例えれば、横幅が1m の“平均台”で体操練習を行なうのと同じです。多少無理をしても簡単には落下しない安心感があるので、正しい身体操作は身につきにくいものです。
   
逆に言えば、“平均台”の横幅がたったの 10㎝ だからこそ、身体のアライメントとバランスを正しく保った身体操作と綺麗な演技技術が得られるのと同様に、冷えて濡れた路面だからこそ車体アライメントやセットの良否、正しいライディング操作が容易にわかる最高の練習機会と言えるのです。
 
20170108_web800
   
   
  *  *  *  *
   
1月8日の開催報告 『 冬の雨路面、最高の“平均台”練習!? 』

http://gra-npo.org/publicity/report/2017/20170108_rep.html

2017年1月 5日 (木)

12/11開催・『GRAの自由練習会』 感想文アップしました !

 
お待たせ! しました。
 
昨年・2016年、12月11日に開催した『GRAの自由練習会』の 「 感想文 」を 公式Webサイトにアップしました。
 
今回のトピックは、1年以上かけた SR400 のフロントサスペンションの アライメント変更を始めとするセッティング変更が報われた事です。
   
フロントサスペンションのセッティングは、オートバイ各部のセッティング作業の中で最も難しい作業で、本来はバランスが取れている筈の市販状態であっても、様々な走行シチュエーションで、思い通りの操縦安定性(操安性)を実現するセット(セッティング)を出す作業は全く簡単ではありません。
 
それを SR400君は、ノーマルの操安性を嫌い、その不安特性を解析し、トレール量変化特性の改善を狙って、ステムブラケット(三ツ又)から フロントフォーク(上下)、油面高さ、プリロード量、フォークスプリング変更など様々な組み合わせを 1年以上繰り返してきました。
   
それらの解決口がようやく見えて確信した後、今回は フロントホイール径を 小径化してきたのですが、見事なものです、暫定のセットながらバランスの取れた走りを見せていたのです。
   
20161211_1114web650

   
どうぞ、以下の URL からそんな彼の感想文をご覧ください。
 
【  12月11日・GRAの自由練習会  感想文 】

http://gra-npo.org/publicity/impress/2016/20161211_imp.html
   
★ 今回は、珍しく、妖怪大魔王 からの 感想文 も入っています !!




2016年10月19日 (水)

10/9・『自由練習会』 の「通信ボ」より

 
<10月9日開催『 自由練習会 』、参加者への「通信ボ」から一部抜粋>
 
【 大阪府 SR400 の Nさんへ 】
 
知的好奇心の強さにモノ作りの強い探究心が加わり、車両が本来持つ特性を正確に再現した後で、自身で信じている良き操縦特性の実現の為に、いつも熱心に取り組んでいる姿には関心させられています。
   
今は、フロントサスペンションの操縦特性改善のためのセットアップに苦労されている最中だと思いますが、参加の度に徐々にノイズ成分が消え、核心部分に近づいている様子ですね。
そこからは、17インチタイヤと較べて方向安定成分の大きな 18インチの前輪を、現状のステム特性(特にオフセット量=トレール量)に合わせる為、スプリングと油面調整によるに走行時車高(1G'から残ストロークまで)の調整に苦労されている様に見えます。
   
今回の「通信ボ」では、10月9日の走行風景の中で、その問題となっている特性が現れた画像を届けますので、参考にしてください。
    20161009_3337web800  
右から左へ切り替えした後で 70度コーナーへ進入する場面です。
右から 2枚目までは特に問題はありませんが、3枚目の場面に課題が見えます。
ここは切り替えし直後の段階で、フロントサスペンションへの荷重も一気に高まる時点ですが、それに伴うストローク変化(縮み)は少なく、同様にフロントタイヤの進行方向変化量(&レスポンス)も少ないのです。
   20161009_37web800  
ライディング技量の高さを知っている私から見れば、ライダーの技量によるものではなく、明らかにオートバイ側の問題点(課題)が露呈している画像だと思います。
その結果として、4枚目、5枚目へと操縦性(曲がる特性)に欠ける車両状態が続く事に繋がっています。

・ ・ ・ < 参考に、同じ地点での他の人の画像を掲載>
   20161009_46web800  
これを解決する為の一つの提案があります。
それは、スプリングと油面高さ(フォークオイル)についてですが、二次レートへと変換するポイントがより低い(大きくストロークしてから変換する)スプリングへの変更と、油面を10mm以上低下させて フォーク内のエアスプリングの影響領域を下げ(大きくストロークした時点へ)、フロントのストローク変化を大きくさせてトレール量変化も大きくして、18インチタイヤの方向安定性を一気に少なくするコントロール方法を検討してはどうでしょうか。
 
参考になれば良いのですが ・・・。



■ 10/9・「 通信ボ 」全ての記事の閲覧は、コチラから

http://gra-npo.org/document/comment/2016/20161009.html
 

2016年10月17日 (月)

熱気があふれ、ウェットからドライへ!

   
『 自由練習会 』は、講習イベント・『 GRA講習 』とは違って、参加者一人ひとりが練習したいテーマややりたい事を持ち集まり、個人毎に分割し区切られたエリアを使って、思う存分にオートバイとの会話を追及するイベントです。
   
しかし当日は、深夜からの生憎の雨。
普通だったら、予約者の一人ぐらいは参加キャンセルがありそうな気も ・・・ 。
そんな気持ちを胸に向かった会場では、今までにない高揚感も感じた一日となったのです。

 
【 基本練習は楽しい !? 】

参加者は、予約参加者と同じく 4名。
今回は、参加2回目 と 3回目、そして ベテラン参加の人達で、朝一の 完熟走行に始まり、
一日のスケジュールを決定するミーティングへと進む。
 
「 路面はウェットだ 」
「さあ、どの程度、熱中した練習ができるかな?」
   
参加人数に合わせて会場を分割して、それぞれが希望を出してエリアを決め、個人練習が始まるとそんな不安は吹き飛びました。
それぞれが、朝に発表した“やりたい事”に集中して練習をしているのです。
ノーブレーキでのターンの練習する人、12m間隔2本パイロンを利用して “O”の字旋回走行で練習をする人、そして 設定変更をしているフロント(サスペンション)周りの感触を確認する人など、一斉にそれぞれが練習に 励む姿に胸熱く圧倒される気持ちになったのです。
 
「 こんな風景、いいなぁ 」

 
【 走行練習とタイムトライアルの違い 】

午前中は そんな個人練習で終了。
路面も乾き、午後一番ミーティングで改めてスケジュールの要望を取る。
   
「 午後3時頃からタイムトライアルするけど、それまでやりたい事は? 」との問い掛けに、
更に 1時間余りは 個人練習を行ない、2時過ぎから 走行練習用のコースを作成して、同じコースを使って全員で様々なセクションを連続で走る練習をする事に。
   

20161009_20web800    
ここで、スタートからゴールまで、タイムを測定をしてみる事に。
安定した走りをするベテラン参加者のタイムを基準にして、それぞれの走行タイムの比率を %で把握してもらう。
大切な事は速く走る事ではなく、毎回安定したタイムを残す事で、安定したタイムは確かな走行技術を身に着けている事の証明なのだから。
   20161009_18web800    
さて、3時も過ぎ、タイムトライアルの時間に。
コースを改めて作成する時間を節約する意図もあって、練習コースのパイロン配置はほぼそのままで、逆回りを基調に数か所変更したコースにして、全員で完熟歩行をしてコースを覚える。
 
この時、コース順を覚える意識より、自身で練習した成果をコースのセクションでどの様に発揮するかを意識する事の大切さを説き、そうすると自然とコースは頭に入るという事を説明したが、「 聴くは易し、行なうは難し 」だろう。
   20161009_59web800    
タイムトライアル終了後、全員の測定タイムを前にしてレクチャーを行ないました。
 
「 速く走れる事は必要ありません。」
 
「 ただ、ほぼ 同じコースレイアウトで、練習走行の時のタイム比(ベテラン参加者タイムとの)とタイムトライアルでのタイム比が大きく違う事を意識して欲しい。」
 
「 それは、初めて走る道(公道)で、いつも走り慣れている道と同じ余裕を持てていない事を意味しているし、いつもの道でもいつも同じ状況でない事を考えれば、それだけ過信した走行に行なっている事だし、それを意識して欲しい 」・・・ ( 主旨はこんな内容で )
 
だから、練習走行だけで上手に走れる様になったと思っている人達は意識して欲しいのです。
タイムトライアルは、その過信や技術不足ををはっきりと自覚するのにとても役立ちます。
 
さあ! オートバイとの付き合い方をしっかりと考えたい人は、『 自由練習会 』へ !!

 

◆ 当イベントの資料掲載ページ・「 イベント記録 」は下記URLから、
http://gra-npo.org/document/record/2016/20161009.html

2016年6月29日 (水)

6/26 『 自由練習会 』 開催の報告

ネットを利用した告知の工夫が功を奏したのか、
徐々に認知度が高まっている事の反映か、
ネット申込み再開が決め手になったのか、
6月26日開催イベント『 自由練習会 』への 参加申込みは、
合計 6名と十分な申込み人数でした。
 
ただ、イベント当日の参加者は 3名へ変わり、充実した練習を行なうには最適な人数となり、同時に基本的講座の進め方などについても大いに収穫があった一日でした。
     20160626_19web800
 
【 自由練習会とは 】

『 自由練習会 』は、他に例が少ない練習会です。
クリーンでグリップの良い路面で、外部から殆ど観られる事無く、合法的に、行ないたい課題練習やセッティングなどの個人練習が長時間行なえるイベントです。
 
使用する会場を参加した人数で分割して、個人毎に占有の練習エリアが確保され、パイロンなどの機材も分け合い使用し、練習内容も基本的に一切自由にできるなど、目的や課題を持つ人にとっては最高の環境のイベントです。
   
ただ、「人材の育成」という GRAの活動主旨で、参加した全員が同じ立場と責任を担う事が求められ、与えられて当然という“お客様意識” での参加はできず、目的意識と熱意、そして社会意識の高い人が優先して参加受理されるのも大きな特徴です。
 
どちらにしても、ライディングやオートバイとの付き合い方に対して向上意識が高く、思慮のある人にとっては 最高の環境が整っているのが『 自由練習会 』です。
 
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【 次に参加して欲しい人は 】
 
今回のイベントに関して、次に参加して欲しい人は二名います。
   
その内の一人は、参加申し込みに対して “ 予約不受理 ” の通知を受け取った神戸市の ゼファー750 くん です。
初参加となる彼の申込みを受理しなかった理由は、参加動機について詳しくメッセージで書き込まれていなかった為、熱意や意図が不足と判断して、不受理案内メールでそれを伝えました。
 
すると、翌朝、その彼からすぐに長いメールが届いたのです。
それは、メッセージが足りなかった事に対しての反省と、次の参加の機会にはこうしたい!と、心に想う事を多く書いてくれたのです。
普通であれば、不受理の案内に失望で終わり、メールの返信はしないのに、平日の朝、直ぐに返信してくれる様な人はGRAとして参加をして欲しい人です。
 
 
二人目は、参加申込み時に、目標だけでなく質問や心配している事まで、きちんと多くの文章で書き込んでくれた初参加申込みの神戸市のホーネット250くんです。
 
彼の熱意と質問に対して、直ぐに返信メールで回答を行ない、参加受理案内も送付したのですが、開催の前日、「急遽の仕事のためにキャンセルに」と長く丁寧なメールを送付してくれたのです。
やはり、GRAとして、こんな人には参加して欲しいので、「 次の機会、待っています 」と返信をしたのです。
   


【 参加者は合計3名 】

今回、当日参加の申込みは無く、見学参加希望者も無く、当日朝に一名のキャンセル通知があり、参加人数は合計 3名でした。
 
3名であれば、会場エリアも 三分割して個人練習エリアは十分に大きく取れ、事務的手続きや案内業務で時間を割かれるのも最小限に抑えられ、正に参加者にとっては最良の条件での『 自由練習会 』でした。

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参加者の内、SR400くんは 常連ながら、馴れ合いも無く、奢り尊大になる事なく、自らの責任を果たす人ですが、それ以上に、GRAの活動が無理無く続かせて自身にとっても最良の練習機会を保ちたいという意識からか、パイロン 40本を自費購入して会場へ搬入してくれている人です。
 
使用機材の手配や搬入は、彼に頼らなくてもGRAとして準備は可能です。が、そういう意識と行動を兼ね備えている上に、オートバイに対して真摯に向き合う態度の人ですから、GRAの活動にとって欠かせない人です。
   

他の一名の参加者は、今回が初参加の VFR1200F さんです。
 
彼はオートバイ経験が長く、他の講習会経験も多い人ですが、当然というか、『 自由練習会 』の進め方に多少の戸惑いも覚えた様です。
ただ、それでも 占有エリアに練習目標に合わせてパイロンやマーカーを設置して、午前中は 2時間以上に亘り黙々と練習をこなしていました。
 
そして、午後にはその彼からの求めに応じて、タイヤの空気圧の調整による車両の挙動変化の確認と最適セッティングのサポートを行なったところ、「 セッティングはバランス 」という意味の一端は体感・理解できた様子でした。
 
また、SR400くんが VFR1200F に試乗してから行なったアドバイスに沿った操作で更にスムーズな走りになり、その上、“ 妖怪棒 ” によるフロントフォークの整列に興味を持ち、請われて簡単に整列調整を施せば、VFRでのターンに左右差が無くなった事で感動を覚えたようです。
( そうです、ターンの左右差はライダー個人の責任で無くて、オートバイの不整列が原因の場合が殆どなのです )
   
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この様に、練習態度は熱心で、一緒に楽しい話も沢山で盛り上げてくれた彼ですが、次回の参加申込みが約束される訳ではありません。
先にも書いた様に、最良のオートバイやライディング知識や環境の提供、そして人材育成という GRAの活動主旨を達成する為に最善の選択を行なう事は理解してもらえているでしょう。
 

【 今後の課題 】

実は、今後の『 自由練習会 』の開催については 2点の課題があると考えています。
 
一つ目は、参加定員の設定についてです。
 
十分な広さの占有練習エリアと安全性の確保から、個人練習目標の内容にもよりますが、同会場では、通常の分割手法で最大5名が限界です。
定員を 6名として、参加者が自発的に相互調整をし合い、共に充実した最大の練習成果と満足感を得られる方向へと促すか、または定員は最初から 5名限定として開催するかで検討を行なう必要があると考えています。
次回『 自由練習会 』の申し込み期間前までに発表する予定です。

二つ目は、見学参加者の勧誘です。
 
『 自由練習会 』は 主に個人の練習ですが、見学だけの参加だとしても、車両の整備やセッティングに関してのレクチャーを聴く機会もあり、望めば 休憩時間に 見学者自身の車両チェックやアドバイス依頼にも喜んで応える予定です。また、『 GRA講習 』イベントであれば、走行練習に留まらず、車両の整備やセッティングのレクチャーの機会も多く、走行練習からも技術を向上させる為のアイデア溢れるコース設定や練習手法なども確認できるなど、見学で観て聴くだけで、整備やライディングなどの向上に大きなヒントが得られるのが見学参加のメリットです。

ぜひ、この見学参加のメリットを、多くの人に活用して欲しいものです。
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【 最後に 】

『 自由練習会 』は、一般的な講習会や練習会とは大きく違う企画内容です。
 
個人で占有して自由に練習できる場所があり、練習時間もたっぷりで、アドバイスやレクチャーを求めれば基本から適切なサポートも受けられるので、自身の課題や練習したい内容、オートバイに対する大きな関心や探究心がある人であれば、最善のイベントになるでしょう。
 
また、実際に参加しなくても、見学で練習方法や練習コースパターンの確認、整備やセッティングに関して実車でのレクチャーなどが、目の前で繰り広げられます。その上、休憩時間であれば、整備やセッティング、練習のポイントなどについて、日頃の不安や疑問に対してもアドバイスは可能です。
 
どうぞ、オートバイでいつまでも楽しく安全に楽しむため、熱意のある人をGRAは歓迎しています。
次の機会には、イベントへの参加や見学参加を検討してはどうでしょう。
 
また、オートバイに対しての質問は常に歓迎していますし、質問メールも大いに歓迎しています。
お待ちしています。


 

2016年3月17日 (木)

2016年 2月28日 『 自由練習会 』 リポート

 
【 自由と言えば、無秩序、遊び放題なの? 】

自由練習会という名称でイベント企画を始めてから、「?自由という言葉を見て、ただ無秩序に走ったり、遊んだり、雑談するイメージがあるので変更した方が良いのでは? 」という意見を受けて来ました。

それも、GRAの開催イベントに参加経験も無く、その活動目標を充分に知らない人からではなく、過去に何度も熱心に参加してくれていた方々からの意見だったので、少し驚きもありました。

「 そうなのかぁ~ 」
「 企画意図を説明してあっても、そんなイメージを受けるのか 」

などと、正直、少しはヘコみましたが、逆の見方をすれば、“ 自由練習会 ”という名称は“ インパクト ”を与えるメッセージになっている事は確実でしょう。

それに、実際に開催・運営した手応えから、この企画の意図や目的は十分に達成出来ている確信はある! ので、当面はこの『 自由練習会 』を続けます。


   
【 走りたい! 練習したい! が 一番大切 】

このイベント企画は、事前に 当日スケジュールや講習カリキュラムなどを一切決めません。
参加した者同士で「 やりたい事 」「 練習したい事 」そして「 知りたい事 」を発表するだけで、あとは自然に一日が進んで行くのです。
だから、タイムトライアル用のコースさえ 当日、その場で決まるのです。

別な言い方をすれば、練習や講習を充実させるために、「 やりたい事 」、「 練習したい事 」、「 知りたい事 」を発表して、主張して、求める事以外に何が必要なのでしょうか。
それらの事以上に大切な事はありません。

けれど、一般的に開催されている講習会や練習会などでは、それらの個人目標や自ら探求する事、主張する事は一切求められず、スケジュール通りの行動と指示された事を厳守する事が課され、自身の目標や課題、強い探究心が達成できないカリキュラムに甘んじているのが現状です。

いや、それだけで十分だと慣らされているのでしょう。
   
   

【 目からウロコ、自由練習会 】

百聞は一見、いや 一回の参加に劣るものです。

最初に お互いに自己紹介と「 やりたい事 」「 知りたい事 」を発表し、
平等に会場を分け合い、機材も平等に利用し合い、
やりたい事や練習を思う存分にするのって、
とても刺激と興奮(?)を感じるものです。

だって、「 これが、やりたかったぁ~! 」という気持ちと、
会場をシェアし合っている 他の人の練習風景も勉強になるし、
自然とお互いの存在を深く尊重し合えるからです。

少なくとも、一般講習会の様に、名前や目標・課題を知らない他の人と同じ様に何度も走るよりは、考える事や感じる事がたくさんあるのは間違いありません。

どうぞ、限られた人数での開催になりますが、
目標や課題意識の高い人、探究心の強い方は、
きっと “ 目からウロコ ”間違いないでしょう。
 
20160228_5web800

 
追記 ・【 自由練習会のカリキュラム 】

基本は、参加者自身の目標・目的を純粋に追及するのが 『 自由練習会 』ですが、朝、昼、夕方の他に定期的に行なうミーティングや、ストレッチタイム、それにタイムトラアル(タイム測定)は 全員で一緒に行なうカリキュラムです。

そして、参加者とのミーティング(意見交換、雑談?)にも出てくるのが、内容を充実させ経験を深めるためにも、時々は 「 ブレーキング練習 」や全員で同じコースを繰り返し走る「 コース走行練習 」なども取り入れたいね!という意見です。

まさに同感です。

他にも 「 Uターン練習 」なども、参加者の要望などに合わせて、全員で取り組むカリキュラムとして定期的に取り入れていきます。
これからも、ぜひ、期待してください。
   
 

【 当日の詳細な報告・イベント資料は、コチラから ・・ 】
 
   

※ タイムトライアルコースは、参加した全員が楽しく完走できる様に、当日に設定を行ないます。
※ 今回は、ベテラン・上級者だけの参加だったので、テクニカルな設定になっています。
   

20160228_c

 
 

2015年12月22日 (火)

自由練習会、初参加者あり、大きな戸惑いが ?

   
新しく始めたイベント企画・『 自由練習会 』は順調に結果を残してきましたが、12月31日開催のイベントでは、当イベントでは初めて初参加者の参加がありました。

そこでは、初参加者と常連参加者との間で、お互いに色々な戸惑いが生まれつつ、一つひとつクリアした様子を報告します。

【 初参加者が、大きな戸惑い 】

 自由練習会は、その名の通り、参加者各自で練習やセッティングなどのテーマを決め、その事に各自が専念するイベント企画で、今回が 3回目の開催でしたが、一番のトピックが 初参加者の参加 でした。

なぜ? 初参加者が話題(トピック)かと言えば、決して初参加者が珍しい訳ではなく、自由練習会というイベント企画で、初参加の人がどの程度の事を身につけられるのかに不安があったからです。

過去 25年に亘って開催してきたイベント企画は、レッスンや講習会、走行練習会など、全てがカリキュラムや走行コースを決めて、全員でそれに合わせる内容ですから、初参加の人でも見よう見マネで結構こなせるものですが、自由練習会の企画ではそれが無いので心配があったのです。

それは、初参加の人だけではなく、常連で参加しているメンバーにとっても心配があったのです。

「 どういう風に接したら良いのだろう? 」
「 お客様扱いは出来ないし、教えて従ってもらう事も出来ない 」

初参加申込みの人は、約 30年のブランクの後のリターンライダーで 50歳代の男性。他の講習会への参加経験はあるが、GRAの企画にも賛同してもらっているようだ。

参加予定の常連参加者とは、そんな会話や情報交換をして当日を迎えましたが、ある意味で常連参加者の意識力量が試される一日だったのです。

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【 オートバイが先生 】

イベント当日、朝のミーティング、常連参加者から順に自己紹介と「やりたい事」を発表した後で、初参加の彼(以降、彼)から、私を含め常連者の力量を試す様な質問があったのです。

「 上手に走れないのですが、どう操作したらよいでしょうか? 」と。

普段のレッスンや講習会であれば、「 △△をこうしたらいいよ 」とか、直接的なヒントをアドバイスしているでしょうが、今日は自由練習会ですから、それでは少し違います。

私は言いました。

「 オートバイはあれこれと操作するものではありません。 」

「 あなたのオートバイが先生です。 」

「 色々な走り方をして、オートバイから教えてもらうのが一番ですよ。 」と。


講習会などで、姿勢や視線、ニーグリップや手の使い方など、事細かに指摘を受ける事に慣れている彼にとってみれば、「 ? ? ? 」大いに戸惑った事でしょう。

学校教育は勿論の事、会社でさえも指摘や指導を受け続け、それに従う事に慣れ、言われた通りに出来る程に高い評価が与えられる社会ばかりだから当然でしょう。

そんな、彼の「 ? ? ? 」は残したまま、参加者各自は各自のエリアに分かれて練習やセッティングに入ったのでした。

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【 簡単なセクションこそ、最上の練習 】

練習に入ってからは、約 1時間毎に集合して休憩タイムを設けているだけで、全てが自由。

私も自己メニューに沿って練習に打ち込つつ、遠目で彼を見れば ・ ・、やっています、発表した通りに、8の字の練習を。

でも、パイロンのピッチ(間隔)が 約 8mと狭く、ブレーキも併用して、上体も操作しようとして力が入っている。

休憩タイムの後、彼の練習エリアへ近づいて、簡単なアドバイスを三つだけしました。

「 パイロンのピッチは 長く(13m 以上)してごらん 」
「 ブレーキを使わず、時には片手運転も試してごらん 」
「 サークル(回転)練習は大切な基本だから試しては 」

その後、遠くから観てもはっきりと判る程、彼のオートバイが自由に走り始めていました。

オートバイは、元々、直線やどんなターン(旋回)でも安定して走る様に作られているもの。

それを、人間(ライダー)が「操作しなくてはきちんと走らない」と誤解しているのが間違いの元です。
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人間(ライダー)は、オートバイの仕組みや動き方を尊重して、可能な限り最小限の操作で乗るのがオートバイの能力を活かす事に繋がっているのです。

それは、馬に乗る場合も一緒だから、オートバイは馬に例えられているのです。

むやみに手綱(ハンドル)に力を入れたり、上体を動かしたりするのではなく、行きたい方向へ気持ち良く走ってもらう為に会話をするのがライディングなのです。

会話(コミュニケーション)を行なうには、短いピッチでのパイロン練習やブレーキを使うのはお勧めでありません。

長めのピッチで、ブレーキを使わず、簡単なセクションでの反復練習こそ、オートバイとの会話が深められるのです。

会話が出来るようになれば、自然にオートバイが教えてくれます。

「 そうそう、今の、良かったよ 」って。

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【 タイムトライアル、意外な結果 】

一般の講習会に無くて、GRAにあるのが タイムトライアル 、タイム測定です。

なぜ、 タイムトライアル をするかと言えば、二つの理由があります。

一つは、とても楽しくエキサイティングで、日常生活では決して味わえない興奮があるから。

そして、二つ目は、一種の極限状態でのライディングこそ、そのライダーとオートバイの限界や実力がはっきりと出るからです。

その限界に近い領域でオートバイとの会話から、次の練習テーマやセッティングの方向性が確認できる他に、一般道を走行時の事故回避能力も自然に身に付くなど、とても大きな意義があるのです。
 
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でも、彼にとってはどうでしょうか? 心配です。

講習会形式に慣れている人は、一般的にタイムトライアルを嫌がる人が多いからです。

丁度、小学校などで全クラスメイトの前で跳び箱をさせられる様な、バツの悪さを感じたりするのです。

全員が順に、2ヒートのタイムトライアルを行ない、(当然ですが)彼のタイム結果と常連者のタイムには大きな開きがつきました。

しかし、タイム測定後、彼が少し興奮気味に発した言葉は、

「 もっと、タイムトライアルがしたいです !! 」だったのです。
良かったぁ ~ 。

常連者の腕(レベル)は簡単に上達しないけど、彼は違います。

「 タイムトライアルの度に、常連者のタイムとの開きをパーセント(割合)で見ていけば、上達した量がパーセントではっきりと判るから楽しいですよ 」

最後に彼に贈った言葉、次回確かめてくれると嬉しいですね。


 
 参加者の感想文は、コチラ から

  ■ 当日の詳細な資料、[ イベント資料 ]はコチラ から 

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