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2016年8月

2016年8月24日 (水)

8月14日開催・『自由練習会』 開催リポート

オートバイのライディング技術を高める方法は色々あります。
特に有効な方法は、オートバイとの会話を通じて高める方法です。
   
オートバイとの会話をする事は、オートバイの特徴を活かせるだけでなく、ライダーも自身の言葉足りずに気付く近道になるからです。
   
そして、その会話こそ、いつまでも、楽しく、安全なオートバイライフに欠かせない大切な要素なのです。
 
 
【 最適な練習方法は ・・ 】

では、オートバイとの会話をしながらライディング技術を高める練習方法は?と問われれば、広くて平滑な練習専用の舗装路面で、数本以上のパイロンを使ったセクションを走行する練習が一番良いと答えます。

〇 平滑でグリップする路面は、オートバイ本来の声が聴けます。
〇 練習専用の広い路面は、のびのびと走れ、会話に集中ができます。
〇 パイロン利用の練習セクションは、様々な練習パターンが可能です。
〇 一人での練習は、集中した密度の高い練習が可能になります。

20160814_13web800

【 自由練習会の優れた点 】

GRAが企画開催する『 自由練習会 』は、外からの視線を受けない良グリップ路面の会場で練習が行なえる他に、幾つかの優れた点があります。
 
それは、練習方法や車両の整備・セッティング等について、望めばいつでもアドバイスやサポートが得られる事です。
その上、個人毎に練習した成果を、共同走行練習コースを走行して確認したり、タイムトライアルで実際の成果や実力を確認できる点です。

 
【 8月14日・自由練習会は ・・ 】

当日は、朝から快晴で風も無く、暑さを除けば最高の練習機会となりました。
 
フロントフォーク周りのセットアップを追及している人は、前回のタイムトライアル時に確認できた悪癖に対処するセットアップを繰り返し、課題の解決を様々な練習パターンで行ない、最後のタイムトライアルでその成果を確認するなど、着実にオートバイの声とライダーの意思が整っています。
 
また、別の方は、友人を招き、自身の車両を貸与して普段の走行では体験できない経験をしてもらったり、また自身も前回参加時の課題を、最適な練習セクションを作って繰り返し練習に汗を流す事ができたようです。

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【 皆さんへ提案します 】

皆さんには、オートバイと会話をする機会を持つ事を提案します。
オートバイと会話をする事で、オートバイの特性や言いたい事を直接聴く事をお勧めします。
 
他から聞いたり読んでの知識ではなく、直接オートバイから聴く事は充実したオートバイライフを過ごすには大切な事です。
 
しかし、一般道で安全にそれを行なうのは限界があり、時には危険を伴いますので、『 自由練習会 』かそれと同様の機会を利用される事をお勧めします。
 
きっと、大きな発見や喜びを見つけられるでしょう。
 
 
では、また次の機会に。

 
※ 当日の参加者からの「感想文」は、

http://gra-npo.org/publicity/impress/2016/20160814_imp.html
 
※ 当日の「コース図」、「通信ボ」など掲載の資料ページは、

http://gra-npo.org/document/record/2016/20160814.html

 

 

2016年8月 8日 (月)

『GRA講習』 の紹介です ! (2016年7月24日開催)

 
先日(7月24日)開催した『 GRA講習 』の雰囲気を、当日撮影した動画で紹介します。

当日の テーマ” は “ ブレーキ ” でした。
実車の該当部を分解して、その構造やメカニズム(仕組み)を具体的に説明して理解を深めた他、実際にブレーキを使う練習走行を様々なメニューで行ないました。
 
下に掲載した動画で、どうぞ確認してください。   

 

   
【 ブレーキ練習の目的は 】

今回の “ ブレーキ ” 講習の練習走行で、一番大切なポイントとした事は “ グリップ(感)” のコントロールです。
一般的な講習会ては指摘される姿勢や視線、指定速度や制動距離などは、今回の『 GRA講習』では一切不問としたのですが、それは意図・目的があっての事です。
   
それは、“ グリップ(感)” こそが、オートバイのコントロールで一番大切な事だからです。
“ グリップ(感)”はブレーキの時も大切ですが、コーナリングの時や加速する時にも安全で効率の良い走行の為に欠かせないからです。
 
そして、この “ グリップ(感)”を養うのに一番確実な練習こそがブレーキ練習なのです。
 
   

【 ブレーキ練習でのポイントは 】

このブレーキ練習で注意するポイントは、“ グリップ(感)” を安定させて保ち続ける事です。
 
その為には、ブレーキング時にフロントフォークが伸縮して車体が前後に揺れる事があってはいけません。 同様に、車体が左右に揺れてしまうのもグリップを失う事に繋がります。
 
これらの“ グリップ(感)”を確実に掴む為には、フロント(前)ブレーキだけの練習が有効ですし、狭路で行なう事で車体の左右の揺れもライダー自身が確実にチェックできる事に繋がりますし、片手だけのブレーキ練習を行なえば ハンドルなどに無駄な力を入れない操作を体得できます。
 
これらのブレーキ練習で“ グリップ(感)”を掴めば、間違いなく バンクさせてコーナリングさせる際にも役立ちますし、バンクさせたままブレーキ操作を行なう場面でも大変に安全で有効な操作が可能になるのです。
 
どうか、これらブレーキについての知識が、より多くの人の役に立つ事を願っています。

 

2016年8月 4日 (木)

7/24開催『GRA講習』 の 「 通信ボ 」 です !


( 前略 )

公式Webサイトに、7/24開催 『 GRA講習 』に参加された方々への感想やアドバイスを載せた 「 通信ボ」を掲載しています。
 
ここでは、その抜粋を案内しますので、詳しくは 下記の 公式Webサイト URL にてご覧ください。 きっと、参考になる事がたくさんあります。

【 公式Webサイト 通信ボ URL 】

http://gra-npo.org/document/comment/2016/20160724.html


( 以下、参加した人へのアドバイスです )

【 神戸市?VFR400K の Kさん 】

当日は、誰よりも、一番元気で、一番輝いた走りを見せてくれて、ありがとうございました。
参加者中で一番若かったとはいえ、観るだけで元気を貰えそうな走りに感謝しています。

( 中略 )
   20160724_35web800_2

【 神戸市?NC750X の Mさん 】
 

当日、他の誰よりも、一番多くのスキルアップした一番優秀な受講生さんでした。
きっと、走りを観ていた誰もが、朝と夕方との違いの大きさに気付いたと思います。

( 中略 )

そこで、一般路上での“?オンライン走行 ”練習を提案します。
詳しくは別記していますが、 “くるぶし”の 「200円効果」を意識しつつ、安全には十分に配慮して行なえば、上体の脱力と同時に自在なコントロール感が身に付く事を保障します。
どうぞ、お試しください。 
  20160724_67web700_2

< 一般道で練習 : オンライン走行 >

【オンライン走行】とは、
走行する車線の中で一本の線(ライン)を想定して、そのラインの上から外れないように走り続ける練習です。
最初は、走行車線の中央に 幅 50cm ほどの線をイメージして走行するのがお勧めです。

少し慣れてきたら、50㎝幅から狭めていきましょう。
 
( 後略 )
   
Youkai_koza_0016_2_web700_2

【 公式Webサイト 通信ボ URL 】

http://gra-npo.org/document/comment/2016/20160724.html

 

 

 

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