カテゴリー「 “夢” に向かって」の記事

2023年10月27日 (金)

事務局引越し3ヶ月、現状の報告です

  
早いもので、10月も残り少なくなりました。、朝夕が冷え込むようになりましたが、みなさんはお変わりなくお過ごしでしょうか。GRA事務局は引越ししてから3ヶ月が、私自身は退院してから 5ヶ月が経った今の活動状況をお知らせします。

この一か月で、ようやくオートバイを整備する環境が整い、Webを通じての 発信活動を徐々に開始できる様になっています。ただ、以前の様なペースで活動を行なおうとすると、疲労によって心臓の発作が起きる為、少しずつですが、体調と相談しながら、可能な範囲で活動量を増やしている状況です。それでも、入院当時は勿論の事、引越し直後と較べると、ずっと体調は回復していますので、ご安心願います。

なお、今回、発信活動で企画を進めているのが『 車体整備 』で、既に 第一回目の “エンジンマウント”編 は 画像と文章の 7割は完了していますので、近日中にご案内出来ると思います。どうぞ、その際には、是非ご覧戴き、ご指摘やご意見、ご感想を頂戴できるのを心よりお待ちしております。

 

2023127_01


【 病状について 】


私・小林の体調について 数名の方から直接ご連絡を戴き、ご心配とご配慮を頂戴しました。ただ、「心房粗動」という病気について正しく伝わっていない面があると感じましたので、簡単に、改めて説明致します。

心房粗動という病状は、簡単に言えば『心臓発作』です。何らかの原因で 心臓の動きをコントロールしている電気信号が乱れる病気です。心臓の筋肉に栄養を送っている血管が詰まる事で起きる心筋梗塞や狭心症とは異なり、不整脈が起きて、脈拍が急に上昇するのですが血液を送り出す能力が一気に低下する病気です。
救急救命器具として “AED” がよく知られていますが、この “AED ” こそ、不整脈で血液循環が不十分になり、倒れた人を助けるための装置です。乱れた電気信号を 外部から強力な電気信号を与えて、その信号(パルス)に合せて心臓を正常な動きに戻す機械です。

心房粗動(心房細動)が起きる原因は様々です。多くは ストレスや疲れ、食品などがある様です。私も 10年以上前から該当する症状を経験していたのですが、それが病気だと思わず仕事や活動を続け、今年の引越しの活動を続ける中で発症して、肺炎を伴う心不全で入院した際、医師から説明されて初めて知った病気です。だから、みなさんが詳しくなくても当然だと思っています。ただ、睡眠時間は多くとり、何が含まれているか不明なので外食はせず、仕事やストレスを減らし、発作が起きる頻度を少なくする努力をしている最中だとご理解ください。

ご覧くださり、ありがとうございます。

                

                                                          NPO法人GRA  代表   小林 裕之



Web1000_2022_topimg_20220203001001
https://gra-npo.org
クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
ページ中の画像は クリエイティブ・コモンズ 表示 - 非営利 - 改変禁止 4.0 国際 ライセンスの下に提供されています
文章等は許可無く転載することを禁じます / Copyright GRA All Rights Reserved.









2023年4月 9日 (日)

移転計画進行中です / Relocation plan in progress

  
住居を移転して、NPO法人活動とオートバイライフを更に前進させる計画を進めています。
   
1995年1月、当時の住居兼ガレージ(資機材の保管用)が震災で全壊した為、全国を転戦するシリーズ戦の開催が決定していた事もあり、同じ神戸市内で住居とガレージを別々に確保して現在まで至っています。ただ、活動形態も変わり、主にインターネットを通じて発信・啓発活動がメインになっている事から、『いつまでも、楽しく、安全なオートバイライフ環境の創造』の目標の達成には、もっと適した住居・活動環境があると考えているからです。

Web1000_road  
2023年3月、コロナ禍がようやく落ち着いてから物件巡りを始めて、30件以上の物件の周囲環境の確認、20件以上の物件内部の環境を行なってきました。自然環境に恵まれた地区へ、住居とガレージ(資機材保管用)を一緒にした移転が実現すれば、イベント開催活動は少なくなる可能性はありますが、それを補って余る程に発信・啓発活動になると信じていますので、どうぞご期待下さい。
  
We are planning to move our residence and further advance our NPO activities and motorcycle lifestyle.

Web1000_garage
If we can relocate to an area blessed with a natural environment and combine our residence with a garage, we may be able to hold fewer events, but we believe we will be able to more than compensate for this in our outreach and educational activities.
Please look forward to it.

 



Web300_note_youkai






2023年2月26日 (日)

世界各国別・自由民主主義レベル マップ


スウェーデン。イエーテポリ大学の V-Dem が発表した『Democracy Report 2022』より、世界各国の民主主義レベルマップを紹介します。

Democracyreport


日本での暮らしや報道に馴染んでいると、世界の大半の国は民主主義国家だと考えがちですが、決してそうとは言えない事を示していまが、僕が移住先として検討を行なっている NZ は、世界的には稀なレベルの 民主主義国家だと示されていて好材料です。


Web300_note_youkai








2023年1月15日 (日)

2023年度 『 GRAミーティング 』開催の案内です

    
GRAの 2022年度活動内容を振り返り、 2023年度 の活動をもっと充実させる為、皆さんの意見や提案を議題にして、一緒に検討を行ないます

2023_gra_meeting_3
 

『 開催内容・PURPOSE 』

   いつまでも、楽しく、安全なオートバイライフの為に
   大切な情報や知識の発信をしている GRA では
   この活動を、これからもより良く進める為に
   広く「意見」や「提案」を募集して
   ミーティングを開催します

   この活動に関心がある方であれば
   日頃、イベントへの参加が難しい人も
   今回のミーティングへの参加が無理な人も
   是非、この機会に意見や提案をお送りください

   あなたの「声」も原動力に加えて 
   より良いオートバイライフを広める為に
   一緒にオートバイライフ環境を変えていきましょう


Web1000_guidance_2

 

『 参加方法・PARTICIPATE 』

   当日、直接会場へお越しください ( 予約不要 / 途中入退場は自由です )
   Please come directly to the venue on the day of the event.

 

 

『 開催日時・DATE 』

   2022年 3月 4日(土)/ March 4, 2023
  10:00 ~ 12:00

 

『 開催場所・VENUE 』

   神戸市立御影公会堂( 神戸市東灘区御影石町 4-4-1 )
 MIKAGE PUBLIC HALL
     Address:4-4-1 Mikageishimachi, Higashinada Ward, Kobe City,
                      Hyogo Pref.

Web1000_2_mikagekoukaidou_20230115165301




Web1000_2022_topimg_20220203001001
https://gra-npo.org
クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
ページ中の画像は クリエイティブ・コモンズ 表示 - 非営利 - 改変禁止 4.0 国際 ライセンスの下に提供されています
文章等は許可無く転載することを禁じます / Copyright GRA All Rights Reserved.









2023年1月 1日 (日)

新年 明けまして おめでとうございます


昨年は、感染症が未だ収まる様子が無いうえに、戦禍によって世界中の人々が影響を受けていますが、今年こそ良い一年を一緒に迎えたいと願っています。
また、GRAとしても、社会貢献活動を使命とするNPO法人として、より多くの人に貢献していきたいと考えていますので、どうぞご期待ください。

Web1500_ukrainegreeting



Web1000_2022_topimg_20220203001001
https://gra-npo.org
クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
ページ中の画像は クリエイティブ・コモンズ 表示 - 非営利 - 改変禁止 4.0 国際 ライセンスの下に提供されています
文章等は許可無く転載することを禁じます / Copyright GRA All Rights Reserved.









2022年7月26日 (火)

“ 遺品 ” との別れ ( 器材処分 の報告 )


先日(7/24)、“パイロン50本とコーンバー20本” が、一括で引き取られました。
そう、思い出と誇りが詰まった “ 遺品 ” が、見知らぬ人に引き取られました。
  
    *******************
   
どんな人の所へと行ってしまうのか、とても心配をしていましたが、お会いすると、礼儀正しく誠実そうな人でした。 そして、建設現場の仕事をされているとの事だったので、これで彼らも、毎日、一日中、外で働き続けるのでしょう。

Web1000_dsc_138_gra_20220726210801


何も知らない人から見れば、パイロンはパイロン、使わなくなって保管しているだけなら、ただの遺物でしょう。 しかし、全国各地の方が、無償で手分けして持ち帰り、大切に屋内保管して、開催イベントへ参加時に搬入してくれた器材の一つです。 だから、私にとっては、多くの人の想いがこもった器材であり、共に歩んできた思い出が詰まった、誇りある “遺品” です。
    
引取り手が見つかった日から、急に “せつなさ” が感じられ、どんな人かと、心配にもなった程でした。まだ整理すべき器材は多くあります。新たな活動方向へシフトする為にも、処分は進めなくてはいけません。 しかし、この “せつなさ” には慣れたくない気持ちで一杯です。

Web1000_dsc_136_gra_20220726210801

最後に、建設現場をされている彼がパイロンを見た時の第一声を報告します。それは、「 あぁ、とても綺麗なパイロンですね~」でした。イベントでの使用回数は30回以内(30日以内)で、屋内保管が基本ですから、現場の人にはそう見えるのでしょう。 今度、街中で彼らに再会したとしても、きっと、精悍な顔つきに変わっているのでしょう。




Web1000_2022_topimg_20220203001001
https://gra-npo.org







クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
ページ中の画像は クリエイティブ・コモンズ 表示 - 非営利 - 改変禁止 4.0 国際 ライセンスの下に提供されています
文章等は許可無く転載することを禁じます / Copyright GRA All Rights Reserved.












2022年6月20日 (月)

Google Analytics 報告 「驚きの発見」

   
昨日(6/18)、Webサイトの閲覧履歴を確認できるシステム・Google Analytics で、みなさんに報告したくなった発見がありました。それは、イベント『 “セミナー” 』と『 “クリニック” 』の Webサイトページの更新を行なった直後の事、予想もしていなかった国から直ぐにアクセスがあったのです。
     
20220618_googleanalytics
    
“セミナー” と “クリニク” のWebサイトページを、名称とページデザインと構成を変更して、内容が伝わりやすい様にするのが更新の目的でしたが、更新と発表直後に、更新したページに対して米国と英国からアクセスが入ったのです。国内の参加も可能な地域の方からの閲覧は期待していましたが、まさか、直後に海外から入るとは思っていなかったのです。

Web1000_seminar_img_3_20220620013501

Web1000_clinic_img4a__20220620013501
    
今回の更新発表は、GRA公式 Twitter と GRA公式 Facebook、そして 同じく GRA公式 の 2本のブログサイト で行なったのですが、少なくとも海外の方から関心を寄せられている事が実感できる体験でした。同じ様な事は GRA公式 Youtube でも起きていて、最近、「お気に入り」に登録してフォローしてくださる方の内、海外の方と思える氏名の方が 2割ほどに増えているのです。
   
先日は GRA公式 の TikTok を開設して動画の投稿を始めましたので、TikTok のフォロワー や 特性に合うかどうかは気掛かりですが、現在の様な Webサイト構築 や 動画の制作・投稿を続けていく限り、今後は増える事しか考えられない様な状況です。
    
ただ大衆に媚びて、「スキ」とか「いいね」、「フォロワー数」「視聴回数」だけを狙わず、GRAならではの 独自のスタイルと知識が伝わる工夫を続けていきたいと考えています。そして、それが 日本国内だけでなく、世界の多くの方々に伝わる事が目標としています。





Web1000_2022_topimg_20220203001001
https://gra-npo.org







クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
ページ中の画像は クリエイティブ・コモンズ 表示 - 非営利 - 改変禁止 4.0 国際 ライセンスの下に提供されています
文章等は許可無く転載することを禁じます / Copyright GRA All Rights Reserved.












2022年6月14日 (火)

成長し続けた “救急セット”


『 一箱の “救急セット” 』 A box of First Aid Kit

GRA の備品の中で、GRAの精神(こころ)をよく表していて、僕が最も誇りを持っている物の一つが、この “救急セット” です。見た目は決して美しくはないコンテナケースと一本のゴムロープがセットになっている姿こそ、この “救急セット” が辿ってきた 10年以上の歴史を表しているのです。

Web1000_first_aid_kit_4
   
その理由は、GRAの備品の一つでありながら、一度もGRAの事務所に置かれた事は無く、管理担当者も決めず、特定できない多くの人々によって受け継がれ、その間に内容物が増えて、成長し続けたからです。

 

 

『 全員スタッフ、全員参加制 』 All Staff All Participation System

GRA の運営方式の中で、他の同様な運営団体の運営方式と大きく異なる点は “全員スタッフ、全員参加” 方式を採用していた点です。 これは、名称の如く、イベントに参加した全員が何かのスタッフ職に就き、同時に参加した全員がタイムトライアルを含むイベントに参加する事を決めたものです。
従って、一般的なイベントでよく見かける「専任スタッフ」は一切置かず、当然、イベント開催活動全体を運営している “事務局スタッフ” さえイベント開催会場には一切現れない事も当然だったのです。 それほど、「イベント運営は、イベントに参加した者が全員で責任をもつもの」という意識を徹底させたのです。
    
しかし、この “全員スタッフ、全員参加制” には克服すべき弱点がありました。それは、イベントで使用する「パイロン」やタイム測定用の「光電管セット」、そして「受付セット」や「救急セット」など、GRA専用の備品の管理方法です。そして、管理方法の中で、特に問題になったのは “誰が持ち帰り、誰が次のイベントに搬入するのか” という事でした。つまり、専任の管理スタッフはいないので有志が持ち帰るしかなく、参加者の中から有志を募り、持ち帰って個人宅で保管するのを原則にしていたのです。
それは、月に 1回程度のイベント開催であっても面倒なコトですが、GRA は年間で40回を超えるイベントを開催していたので、普通に考えれば、とても大変に面倒なコトであった事は間違いありません。
でも、どの器材もきちんとリレーが続き、特に、“救急セット” は “誰かが持ち帰り、次のイベントに搬入して、次の誰かが持ち帰る” という受け継ぎの中で、小さかったモノが大きく成長していった結果のコンテナケースであり、オートバイで運ぶ為のゴムロープ 1本なのです。

 

 

『 成長する “救急セット” 』 Growing First Aid Kit

実は、“救急セット” の誕生については、事務局を運営する僕は殆ど覚えがありません。恐らく、1991年か1992年頃、有志の人が自発的に救急セットを作ってくれたのだと思います。
最初は、画像の左手前に写っている、赤い樹脂製ボックスで始まっていた記憶がありますが、それが次第に増え、スプレー剤や三角巾などが加わり、より大型のケースが必要になり、その時の有志が新しいコンテナケースを誂えてくれたのだと思います。
勿論、購入に必要な費用は GRAで負担しており、イベント当日の当日の会計担当(全員スタッフ制による)が領収書と引き換えに代金を支払う仕組みにはなっていました。が、その対価以上の労力や献身的行為があった事は、ケースの中味を見ただけで一目瞭然です。

Web1000_first_aid_kit_2
   
「パイロン」や「光電管セット」、「受付セット」の様に、イベント開催毎に必ず使用するわけでもなく、「パイロン」や「光電管セット」の様に全員が共有できる “有り難さ” も無く、どちらかと言えば日陰モノ的存在の “救急セット” を受け継ぎ、守り育ててくれた多くの人々の存在に感謝しています。



 

『 自身の為に、他の人々を支援する人 』
A Person who Support the people around him for himself

 

僕は、オートバイを上手に乗れるだけではその人を尊敬しません。 一番速く、圧倒的に速くはしれる人だとしても尊敬はしません。まして、イベントに熱心に参加して、熱心に練習に励んだとしても、それは参加した人全員同じで、どんなに目だったとしても尊敬はしません。尊敬する人は、“ 自分自身の為に、周囲の人々を支援する人 ” であり、自分自身の為に自分自身だけを応援する事は、多くの人が行なっている事だからです。
    
僕は、GRAを始めてからだけでも 30年以上が過ぎ、とても多くのライダーや人々と出逢い、様々な支援を受けながら活動を続けてきました。GRAの活動を支援をして下さった個人や法人と担当者の方々など、名前や顔を覚えている方々は多いのですが、それ以外にも、氏名や顔も知らずに GRA活動を支援して下さった方々も数多くいらっしゃる事は充分に認識しています。

Web1000_first_aid_kit_3

特に、この “救急セット” が イベント開催毎に有志によって受け継がれ、誰か有志の支援で内容物が充実し、誰かのお蔭で 開催会場近くの救急医療機関の連絡先や道案内パンフが増えていき、それをまた、誰かが持ち帰るという “自身の為に 他の人を支援する” の心が受け継がれた事に感謝し、そんな有志の方々を尊敬し、出逢えた事に誇りを感じています。

Web1000_first_aid_kit_1

GRAの現在の活動では、この “救急セット” が稼働する機会が殆どなく、いづれ廃棄する事も検討しています。が、こんな “救急セット” があった事を、そんな有志の人々の受け継ぎがあった事を、関心ある多くの人に知って欲しくて記事にしました。
そして、こんな “誇れる人々” の為にも GRA の活動を続けていく考えです。当時とは 活動内容も変わり、有志の人の年齢も増しているでしょうが、何かの機会に 現在の GRAの活動を閲覧して貰えた時、参加して支援した事を誇りに想ってもらえる様にしたいし、それが使命の一つだと考えています。

Web1000_first_aid_kit_5

 



Web1000_2022_topimg_20220203001001
https://gra-npo.org
クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
ページ中の画像は クリエイティブ・コモンズ 表示 - 非営利 - 改変禁止 4.0 国際 ライセンスの下に提供されています
文章等は許可無く転載することを禁じます / Copyright GRA All Rights Reserved.












 

2022年4月 4日 (月)

夢を大きく膨らませられた時代

   
豪・ABC Australia 発

1950年代から14年間、オーストラリアのタスマン島で開催されていた公道レースと、それの再現イベントの様子が映像にまとめられています。当時の雰囲気とそれに関心のある人々が今も多く楽しんでいます。

当時の F1車両が走るレースの映像や F1 チャンピオンに3度輝いた オーストラリア出身のジャック・ブラバム氏の姿も映っています。同氏は、自ら F1チームの ブラバムを設立して、自身もチャンピオンに輝き、後に多くの有名ドライバーを輩出した事でも有名ですね。

 

  
コマーシャリズムに支配されず、同志達が集って、世界を転戦していた フロンティア精神に溢れた時代でした。レース界に限った事ではないでしょうが、誰にもチャンスがありそうで、夢を大きく膨らませられた時代でした。


Web300_note_youkai








2021年11月23日 (火)

新・コラム記事「 オートバイは鉛筆だ、サーカスでは ない 」の進行計画

  
次から次へと浮かび、中には無事にコラム記事として発信され、今も多くの閲覧が続いている企画もありますが、大抵、その多くは発信以前の段階でフリーズ状態になっている企画も数多くあります。
   
そんな現状を少しでも変えて、陽の目を見る企画を記事に育てるための策の一つとして、分割掲載を計画しています。 これは、公式Webサイトで一つのコラム記事として発信する以前に、ストーリーや章毎に分割して掲載していき、ある程度の記事や掲載する画像やイラストの製作が終わった段階で、一つのコラム記事として 公式Webサイトに掲載するという考えです。
   
そして、この考えに沿って、現在進行中の企画が 「 オートバイは鉛筆だ、 サーカスでは  ない 」です。

Web1000_pencil_tittle 
   
このコラム記事の狙いは、ライダーの多くが “ オートバイを想った様に操ろうとしている ” 風潮への提言です。
  
     ************

   
というのも、オートバイは、物理法則に従って運動する、重量とエネルギーの大きな物体であるにも関わらず、その法則を正確に理解したうえでの安定した適切な運転よりも、オートバイに不安定な動きを強要する、曲芸的な運転が評価される傾向がとても強いからです。
   
曲芸的と言っても、それは オフロード車を使っての バックフリップ(空中での背面一回転)や スタント的走行の エクストリーム を指している訳ではありません。
オートバイの運転技術を高める為に広く開催されている、「安全運転」を謳った講習会や競技会で浸透している現象だからです。
   
例えば、坂道を利用した規定セクションの走行においては、どれ程、車両を安定させて何事も無かった様に走り切らせる能力は重視されず、例え 不安定な動きを生み出す不安定な運転操作であっても、規定通りに走破する事だけしか評価されません。
   
更に、狭い直線路を走り切る課題では、オートバイに機械的な無理を強いても、より遅く走り切った者が高く評価されるのは、本来の危険回避や運転回避を含めた安全運転の理念とは別次元の課題になっているのです。
  
 ***************
   
そんな想いが企画の発端ですが、何分にも、文章として世に出す事には責任が伴い、想いの意図を適切に表現するには、文章構成能力とは別に、画像やイラスト制作能力も必要になってきます。
   
それらの責任と能力をまとめてコラム記事を一つひとつ発表していく考えには変わりありませんが、一つでも 多くを表現して届ける為に努力を続けていきますので、どうぞ、ご期待を願います。

 

 

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
ページ中の画像は クリエイティブ・コモンズ 表示 - 非営利 - 改変禁止 4.0 国際 ライセンスの下に提供されています
文章等は許可無く転載することを禁じます / Copyright GRA All Rights Reserved.


Web250g_20210125193501
 https://gra-npo.org




  
  

より以前の記事一覧

GRA代表:小林の紹介

2023年12月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
無料ブログはココログ