カテゴリー「 オートバイとの接し方」の記事

2019年7月12日 (金)

足とステップ、良い関係のヒント

   
先日、ライダーの足のサイズが、オートバイに合わない実状を報告しましたが、それを解決するヒントを見つけましたので、ここに紹介します。
 
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この製品は、社外品のオプション設定で販売されている品で、とても凝った設計と高い精度で作られています。
  
最も目を惹いたのは ブレーキペダル先端の仕組みで、ペダルの位置が前後にスライド機構のヒントと、ペダル先端部を進行方向に対して 180° 反転させるヒントを秘めています。
     
詳細は不明ですが、ペダル部の調整機構は、足の大きさの違い対応の為というより、ステップの位置調整機構に伴った対応の様です。
ライディング時、オートバイ操作の適確な一体感に重要なステップ位置の調整を、前後上下方向に、円を描くように 16段階に調整が可能な機構になっているため、ステップとは同軸ではないペダルには調整機構が必要になった対処だと推測できます。
    
 
また、この足とステップ問題について、皆さんからのアイデア、意見を募集しています。
 
 
 

 

 

2019年7月 5日 (金)

コラム・『 足とオートバイ、安全の関係 』掲載の案内です

     
先日、見学で訪問したライディングレッスンの会場で、
担当されていたインストラクターさんの一言が耳に残り、
安全なライディングを実現するために、メーカー責任を考察したコラムを掲載しました。
    
ぜひ一度、ご覧ください。 
  
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【 足とオートバイ、安全の関係 】 ( GRA公式Webサイト )
http://gra-npo.org/lecture/bike/foot_and_pedal_size/foot_and_pedal_size_1.html
  
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オートバイは、ライダー自身や他者に対して凶器となる乗り物です。それを未然に防ぐには、適切な操作技術、正しい整備を行なう以前に、身体に合った車両である事が重要です。車両メーカーと販売店は、それに必要な情報を提供し、注意や警告の義務を負っていますが、充分に行なわれず、オートバイの評判を下げています。
   
In order to prevent accidents, it is important to be a suitable vehicle for your body before performing proper operation techniques and maintenance.Vehicle manufacturers and dealers are required to provide the information they need, and are obliged to be careful and warned, but they are not done enough to reduce the reputation of motorcycles.

  
  
 

 

 

2019年3月18日 (月)

レバー セッティング講座、開催します

 
オートバイの、ブレーキレバーとクラッチレバーのセッティング講座、開設のお知らせです。
    
ご存知の通り、ブレーキレバーはフロントブレーキの操作に使い、クラッチレバーはクラッチ操作に使いますが、多くのライダーは不自然な方法で使っていますので、安全な操作を助けるセッティング講座を開催します。

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実際、それらのレバーの操作方法は教習所で習いますが、ライダーに合わせたセッティング方法は教えてくれません。
レバーの微妙な操作によってオートバイの繊細なコントロールが可能な事を考えれば、ライダーに合わせたレバーセッティングを行なわない事は、自動車のシートをドライバー合わせないで運転する事と同じで、不自然な上体で運転する事は危険です。
しかし、ライダーの多くは、購入した状態のままで、場合によっては不自然で安全ではない操作を行なっていると言っても過言ではないでしょう。

    
レバーの垂れ角(水平からの)とレバーの開き角度(グリップとの距離)を、ライダーが自然に操作ができる位置に調整するセッティングは、ほとんどのオートバイで簡単に行なえて、スムーズで安全な運転に欠かせません。
同じ様に、ブレーキペダル や シフトペダル の高さ(角度)も、ほとんどのオートバイでライダーに合わせたセッティングが可能な仕組みが作ってあり、自然で疲れない、正確な操作が可能になります。
   
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GRAが開催する『クリニック イベント』では、希望される人には全員に、そのセッティング方法を詳しく適切に解説しますし、必要な方にはセッティング作業をサポートします。

【 クリニック イベント 】
http://gra-npo.org/schedule/clinic/clinic_top.htm
   
また、Webサイト上でも詳しい解説ページを展開して情報発信を行なっていきますので、どうぞ、ご利用ください。




    

2017年7月31日 (月)

走りたくないコース、 走りたいコース

   
ジムカーナに限らず安全運転競技大会のコース設定の最近の傾向には疑問だ。
愛に乏しく、夢少なく、個性出せない設定が目立ち過ぎる。
      
競技用の走行コースは、バレエやアイススケート競技、ビアノやバイオリンのコンサートなどと同様に、芸術性や創造性が欠かせないものだ。
コースは曲であり、曲に合わせて舞ったり演奏するのと同様に、コースをオートバイで演奏し、何気ないフレーズの中に独自の解釈を込めて、技術と芸術を高いレベルで融合させてこそ多くの人を魅了できるのだ。
   
しかし、初心者を拒絶する16分音符が羅列させただけの様なコースに愛は無く、独自の解釈を込める夢は無く、自分らしさを発揮させる場も無いようなコースを走り、ただタイムだけで評価されるはつまらない以外何者でもない。


初心者でも挑戦したくなる簡単なコースで、大型車でも能力を発揮できる全音符があり、その上で 三連音符や変調のセクションもあって、独自の解釈と能力で演奏ができて、それにタイムと感動も伴ってくるコースをいつでも走りたい。
   
それはレースの世界でも同じで、世界各地にあるレースサーキットのレイアウトはそれぞれに攻略し甲斐にあふれているけど、初心者でも必ず楽しめて完走できるコースばかりだ。
   
オートバイを意のままに演奏する人を称えるのが競技大会であるならば、そんなコース設定でなくてはならないだろう。

 
   

2016年12月 8日 (木)

「 声 」 を聴かない、ライディング

 
オートバイの運転は、誰かに教えてもらっただけで、
それだけで上達するわけがない。
オートバイとの会話を覚えて、それで上達するものだ。
   
それは ピアノを演奏する場合と同じだ。
英会話の上達ともよく似ている。
   
しかし、操作方法を伝えても、会話を教える人は居ない。
教習所しかりだし、安全運転講習会でもそうだ。
   
「 ちょっとタイヤのエア圧低すぎるのですが  ~~ !! 」
「 フロントフォークオイル、とっくに賞味期限が ~~ !! 」
   
そんな、オートバイからの「 声 」を聴かず練習するとは、
調律が狂ったままピアノコンクールの練習に励むのと同じ。
でも、安全運転競技会の練習でさえそれは普通の光景だから驚く。
ピアノは人を殺さないけど、オートバイは違うというのにだ。


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2016年10月19日 (水)

10/9 『自由練習会』 の 「通信ボ」 より

 
<10月9日開催『 自由練習会 』、参加者への「通信ボ」から一部抜粋>
 
【 大阪府 SR400 の Nさんへ 】
 
知的好奇心の強さにモノ作りの強い探究心が加わり、車両が本来持つ特性を正確に再現した後で、自身で信じている良き操縦特性の実現の為に、いつも熱心に取り組んでいる姿には関心させられています。
   
今は、フロントサスペンションの操縦特性改善のためのセットアップに苦労されている最中だと思いますが、参加の度に徐々にノイズ成分が消え、核心部分に近づいている様子ですね。
そこからは、17インチタイヤと較べて方向安定成分の大きな 18インチの前輪を、現状のステム特性(特にオフセット量=トレール量)に合わせる為、スプリングと油面調整によるに走行時車高(1G'から残ストロークまで)の調整に苦労されている様に見えます。
   
今回の「通信ボ」では、10月9日の走行風景の中で、その問題となっている特性が現れた画像を届けますので、参考にしてください。
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右から左へ切り替えした後で 70度コーナーへ進入する場面です。
右から 2枚目までは特に問題はありませんが、3枚目の場面に課題が見えます。
ここは切り替えし直後の段階で、フロントサスペンションへの荷重も一気に高まる時点ですが、それに伴うストローク変化(縮み)は少なく、同様にフロントタイヤの進行方向変化量(&レスポンス)も少ないのです。
   20161009_37web800  
ライディング技量の高さを知っている私から見れば、ライダーの技量によるものではなく、明らかにオートバイ側の問題点(課題)が露呈している画像だと思います。
その結果として、4枚目、5枚目へと操縦性(曲がる特性)に欠ける車両状態が続く事に繋がっています。

・ ・ ・ < 参考に、同じ地点での他の人の画像を掲載>
   20161009_46web800  
これを解決する為の一つの提案があります。
それは、スプリングと油面高さ(フォークオイル)についてですが、二次レートへと変換するポイントがより低い(大きくストロークしてから変換する)スプリングへの変更と、油面を10mm以上低下させて フォーク内のエアスプリングの影響領域を下げ(大きくストロークした時点へ)、フロントのストローク変化を大きくさせてトレール量変化も大きくして、18インチタイヤの方向安定性を一気に少なくするコントロール方法を検討してはどうでしょうか。
 
参考になれば良いのですが ・・・。



■ 10/9・「 通信ボ 」全ての記事の閲覧は、コチラから

http://gra-npo.org/document/comment/2016/20161009.html
 

2016年5月18日 (水)

7月、『 GRA講習 』 始めます !

    
オートバイをいつまでも楽しむため、新しい形のイベントを始めます。
その名は、『 GRA講習 』です。

( 以前、この場で意見募集した結果、この名称に決まりました )


『 GRA講習とは 』

普通の講習会の様に、走行練習だけがメインではありません。

オートバイに最も安定して能力を発揮してもらうために、
オートバイの構造や仕組みを一度見つめ直して、
オートバイにとって適切な整備や調整状態になっているかを確認して、
実際にオートバイを基本セクションで走らせ、
オートバイとの様々な会話からオートバイを学ぶ事が基本です。

つまり、いつも乗り慣れたオートバイでも、
構造や仕組みの基本を改めて見つめ直し、
他の人のオートバイの状態との比較で愛車の状態を知り、
タイヤのエア圧の変更による特性変化から最適状態を知り、
愛車が自ら活き活きと走る姿を学ぶのを一番大切にする講習です。


初回開催は、今年(2016年)7月24日(日)です。、
詳細な内容は 後日改めて案内をしますので、興味のある方は、忘れず 7月24日をキープしておいてください。
   
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2016年4月 5日 (火)

『 ピンペン パーティ 』 を紹介します ♪

 
オートバイの楽しみ方には色々あるように、
オートバイのイベントにも色々な形式や内容があります。

ジムカーナ(Gymkhana)という名称を法人名にしている私達・GRAは、競技だけを追い求め、上達する事やタイムを削る事だけを追い求めている団体! と思われているようです。

その為、腕(ライディングスキル)に自信のある人が “ 道場破り ” の様に眼を三角にして、恐い形相で参加される事もありました。

でも、それは誤解ですし、大変に迷惑です。

それが誤解だという証明(?)
に、過去に開催したイベント・『 ピンペン パーティ 』を紹介します。

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このイベントの詳しい「企画内容」や「コース図」、「測定タイム」や「最高速度」などの計測結果、参加者の「感想文」など、詳しい情報は 下記の URL (サイト)に掲載していますので、ここでは 参加している人達の表情を画像でご覧ください。

【 イベント資料 】
http://gra-npo.org/document/record/1998/P_19980531.html



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2015年12月15日 (火)

12月13日、「どう操作したら良いでしょうか?」 の質問が ・ ・ ・

   
NPO法人 GRA が企画開催している、オートバイの基本から実践的に学び体得するイベント ・『 自由練習会 』に、GRA イベントには初参加の人(男性)が一人。

いつもの 進行・運営に慣れたメンバー以外の人の参加は、色々な意味で刺激的な事であるし、GRA の活動理念が試される場になるから、大歓迎だ。

 

【 どう操作したら良いでしょうか? 】

朝のミーティング、全員の自己紹介の後、各自が当日にやりたい事(練習テーマ)を発表しあった時に彼の口から出た言葉は、

「 久し振りにバイクに乗り始めたのですが、思っていた様に乗れず、講習会に参加しても未熟さを感じて ・・・・ 」と続き、

「 どう操作したら良いかを教えて下さい 」だった。

う~~ん、困った。

言うのは簡単だ。
はい、視線が ・・・ 、 腕の力は ・・・ 、 はい、ブレーキは ・・、
習う気持ちで待ち構えている人には、どんな言葉でもありがたく感じるだろう。

でも、それは本当の意味での学習にはならないし、効果は長続きもしないだろうし、そんな指摘は誰でもやっている陳腐な内容だからだ。

 

【 オートバイは操作するモノじゃあない 】

そんな彼に言った言葉は、
「 オートバイはライダーがアレコレと操作するものではないよ 」
「 オートバイは、発明されてから 140年余り、それ自体できちんと自律的に安全に走る様に改良されて続けているモノ 」

「 走る能力は人間とは比較ならないのだから、人間はオートバイ任せで乗せてもらう位で一番高い能力を発揮するよ 」

「 だから、オートバイを先生だと思って、乗りながら会話をしてごらん。きっと、色々な事を教えてくれるから 」

尋ねられる度、そう答えてはみたが、簡単に理解できる筈もない。

特に、自分自身に未熟さがあると考えている人ならば、先ずは自分自身の操作を改めるのが最初と考える気持ちは理解できる。
 

【 15mピッチの 2本パイロン練習 】

意図を十分に理解できないまま、彼が始めた練習は 8m弱 ピッチ(間隔) に置いたパイロンで、ブレーキも併用した 8の字練習などを一人で一時間余り、黙々と続けていた。

休憩時間、ブレーキを一切使わないターンが基本である事。
ハンドルは操作するモノでないから片手練習も有効である事を伝え、
パイロンのピッチを 15m 程に変更する事を提案。

すると、それ以降の練習では、遠くから横目で観ても、徐々にオートバイが活き活きと動くようになってきたのが一目瞭然。

ピッチの狭い練習をすると、オートバイとゆっくりと会話を交わす間も無く次のパイロンが来るから、自然とそのピッチに合う自分勝手で特殊な操作をオートバイに押し付けてしまうもの。

そんな事を覚える為に懸命に練習しては、ライダーだけでなく、オートバイにとっても不幸な事ばかりだからだ。

でも、徐々に良くなっている事に彼が気づくのは後になってからだろう。

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【 人生初体験のタイムトライアル 】

そんな彼にとって、生まれて初めてのタイムトライアルの時が来た。

参加した全員が完走できて全員が楽しめるコース設定にするのがGRAのモットー。

彼に無理の無い様に、全体的に大らかな設計をしたが、ゴール間際に狭いセクションを作った。 恐らく、人生初体験となっただろう “ 回転セクション ” だ。

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タイムトライアル・2ヒート終了後、無事に完走を果たした彼、若干興奮気味に言った言葉は ・

「 もっと、タイムトライアルが走りたい! 」だった。

う~~ん、良かったのか ・ ・ ・ ?

 

2015年12月 4日 (金)

タイヤの事情、知らずに走れるか?

   
僕は、オートバイにとってタイヤが一番大切な部品だと思っている。

何故なら、エンジンが無くても、ライダーが居なくても、オートバイは走れるけど、タイヤ(&ホイール)が無ければ 1mさえ走れないからだ。

つまり、オートバイはタイヤ様(タイヤさま)に走ってもらう乗り物と言える。20070623_1_web800_2

しかし、大半のライダーはそう思っていない様だ。
まるで、ライダー自身が操って(操縦して)いるからオートバイが走る事が出来ると考えているようだ。

レッスンや練習会、競技会を通じて、大勢のライダーが精一杯走る姿をじっくりと観てきたが、タイヤに気持ち良く走ってもらう走りが出来るライダーは多くはないからだ。

そんな走りが出来るライダーは、測定タイムの多少に関係無く、安全な走行が出来るし上達も早いのも間違いは無い。

今回、『 安定限界トレール量、知っていますか? 』で、そのタイヤの事情を詳しく説明しているのも、少しでも多くの人が安全で上達の早いライディングを実現して欲しいと考えているからだ。

「 オートバイ解説専門書 」でさえ、表面的な通り一遍の説明しか書いてなく、勉強熱心なライダーさえ“ 安定限界トレール量 ”はおろか、“ タイヤの事情 ”への配慮が足りないから、果たして理解が出来るか不安もあるけど、全国で一人だけでも理解してもらえれば価値はあるだろう。

“ タイヤの事情 ”本位で考える 『 安定限界トレール量 』の解説は、この Nifty ブログ [ 妖怪の言いたい放題 ] で展開させていくので期待して欲しい。

 
※ 掲載の画像は、今回のトピック内容とは関係は無し。
※ 画像は、NPO法人 GRA の理事T氏 の車両を分解整備した時のもので、初中級者向け(?)の詳細なDIY整備ポイントを数多くの画像で解説を行なう予定なので、こちらも期待して欲しい。
 
 
   

GRA代表:小林の紹介

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