「エディンバラ トライアル」と 万沢安夫氏の功績
WilshiereByways 伝
スコットランド・エディンバラ は、モータースポーツ競技「トライアル」発祥の地として知られていますが、今も、昔からのフォーマットさながら、長距離のセクションを走り抜ける大会が開催されている様子です。
「万沢安夫」氏の功績
この「トライアル」に憧れ、自らも選手として参加しつつ、ベストバイク誌など多くの二輪専門誌で記事を描かれるなど活躍されたのが、日本トライアルの黎明期を築いた一人、‘ 万沢安夫 ’ 氏です。 万沢氏は、トライアルの振興だけでなく、二輪車ライダー全員の安全技術向上を願い、「二輪車安全振興会」を立ち上げて、‘ トライカーナ ’ を考案して、今も全国各地で開催されるなど、安全運転の普及に尽力された方です。
その後、岩手県に於いて、同がで紹介している エディンバラ トライアル と同様に、二日間で 自然の野原や山林を 300㎞ 以上走破する「イーハトーブ トライアル」を開催されていましたが、残念な事に、今年 4月に亡くなられました。
GRAとしても私個人としても、タイムと速度計測用に 3セット分の光電管セットを譲渡販売して下さったり、1992年12月、第一回開催となった ジムカーナ・ダンロップ杯を主宰されたのも同氏・二輪車安全運転振興会で、何度もお話をさせて戴き、お世話になった方です。
今回、このエディンバラ・トライアルの動画を観て、改めて万沢氏が夢見た世界の理解を深める事が出来ました。ライターとして、プロモーターとして 偉大な功績を遺した万沢氏を見倣い、社会に貢献できる活動を続けていきます。 どうぞ、お見守りください。
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