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2023年10月の投稿

2023年10月31日 (火)

僕が住んでいる町は 坂越(さこし)です

  
今、僕が住んでいる町は、坂越(さこし)です。
7月に引っ越して、ちょうど一か月過ぎました。
引越し直前、体調を酷く崩して入院したので、引っ越してからは、療養に努めて、未だ家具の設置が終わっていない部屋があるほどなので、外出は食品の買い出しなど限られていました。でも、今日は朝から快晴で、体調もまあまあで、PCに向かって仕事していたら、眠くなったので、以前から登りたかった、隣の山に登ってきました。
   
住んでいる町は、間近まで迫る急な山に囲まれた地形なので、自宅から徒歩15分、山の中腹、見晴らしのよい地点に行けました。
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海の間近まで迫る山と、入り組んだ湾の地形は、帆船時代、大型の帆船が安全に寄港できる、瀬戸内海航路の重要な港として大変に栄えたとの事です。

視線を南から西へと向けると、手前に坂越の町並みが映り、千種川が赤穂湾へと流れ込む地形が分かります。画像の奥に映る赤穂の港は堆積物で遠浅のため、大型の船は坂越へ寄港した理由も分かります。

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港として栄えた坂越は、商人の町として栄えて、商売繁盛と航海の安全を祈って祀られた古くからの神社があります。そして、昔から参拝する人々を迎えた、山の中を登山道の様にはり巡らされた参道には、寄進された石仏が 88体 あるとの事です。

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また、豊富な種類の植物に昆虫、鳥の他に、鹿や猪も山中に住んでいるとの事。特に鹿は明け方や日中にも鳴き声が間近で聞こえる程に棲息していて、彼らの食害から樹木を守る為のネットが参道のあちこちにありました。

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繁栄した日々は遠くなりましたが、古い町並みと良い時代の人情はそのままで、良い空気と水、海と山に囲まれ、神戸の街中から引っ越して良かったと深く感じています。そして、もっと自然と人情が残った土地へと引越したら、僕はどうなるのだろう? と時々、思いを巡らせています。

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でも、当分は、坂越を隅から隅まで、満喫します。
また、報告します。
来てください。



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シニア モビリティ を一緒に考えよう

GIGadgets 伝、

「こんなの、欲しいなぁ~」って言うと、多くの人は冗談だと思うかも知れませんが、現実を知る者としては、決して冗談ではないのです。


誰でも、大怪我しなくても、歳をとれば足腰が老いて、長い距離を歩けなくなるもの。そんな時に利用するのが「車イス」だったり「シニアカー」(国交省規格:ハンドル形電動車イス)になるのですが、どちらも難点があり、思ったほど自由に移動は出来ないのです。

通常の「車イス」は大きく嵩張り、筋力が弱い人には少しの坂道さえ登れません。通常型の車イスにモーターを搭載した「電動車イス」ならば、多少の坂道も苦無く登れますが、「車イス」と違って、折り畳む事が難しく、車に積んで移動して、移動先で使用する事が困難です。また、公共交通機関を利用する際は、その重さが原因で、通常型より多くの人の手助けが必要な場合があります。また、「シニアカー」(ハンドル形電動車いす)は高齢者用として多く販売されていますが、実際に利用すれば、その小径タイヤが原因で段差を乗り越え難く、その不安定さと高重心により、路面状況によっては転倒事故が起こり易い事が広く知られています。また、乗用車やタクシーへの積載も不向きで、自宅近所の段差が無く路面が綺麗な場所しか乗れない事になります。
(以下、国交省の想定するシニアカーの資料を紹介します)

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一方、動画で紹介されている「電動式・折り畳み型シニアカー」の優れている点は、折り畳むとコンパクトになり、乗用車に積んで移動が楽で、タイヤ(ホイール)径も路面の凹凸に強く、重心も低く安定している事です。

この製品が日本でも販売される事を期待しています。輸入時に通産省・JISの認定問題や、路上を走行する際の保険問題(保険会社が対応するか否か)などが課題になるとは思いますが、必ず、少なくない需要がある事は間違いありません。



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2023年10月28日 (土)

ガザ地区への支援活動に関心を !


Oxfam 発

イスラエルによって完全封鎖されている パレスチナ・ガザ地区へ続く大量の空爆により、ガザ地区で支援活動を行なっている国際的な機関のスタッフ達の安否が心配されています。

その団体の一つ、世界の 90ヶ国以上で、貧困と不正を根絶するための持続的な支援・活動を90カ国以上で展開している団体、Oxfam(オックスファム)が、ガザ地区のスタッフに代わって世界のジャーナリストへ発信している文章です。

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< 以下:日本語直訳 >

ガザにいるオックスファムの同僚たちは、過去3週間にわたって国際メディアと精力的に協力し、何百もの目撃証言を提供した。
彼らは現在連絡が取れず、沈黙を強いられています。 オックスファムは、ガザ地区職員の声を確実に届けてくれたジャーナリストに感謝の意を表し、連絡を再開し、彼らの安全を確認でき次第、再びすべてのメディアの要請に応じて彼らの主張を聞きたいと考えています。

 



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2023年10月27日 (金)

2019 EICMA、魅力的なBST電動バイク

Cycle World Magazine 伝、
https://www.cycleworld.com/bst-hypertek-electric-first-look/?fbclid=IwAR08T3P92sMMs9lZ-FqNoBoHNFnsGryrfOv2w4y9lWfcCUM4Evowqpxt28Y


2019年 11月、イタリア・ミラノで開催されるショウ・EICMA用に作られた、優れたスタイリングの電動バイクです。デザイナーの Perre Terblanche が レース用&公道用のフルカーボンホイールを先駆けて発売した BST社( BlackStone )の CEO Gary Turner が協力して製作した車両です。

4年前の作品にも関わらず、一般的な電動バイクの多くが従来からのデザインから抜け出せない中、その特徴を活かした、直ぐに欲しくなる程に魅力的なスタイリングです。


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ただ、記事にも書かれている特徴、急加速時のリアスクワット(沈み込み)を防止する働きとして、スイングアームの上下を走る駆動ベルトをアームと平行にする仕組みが組み込まれています。しかし、これは多くの二輪エンジニアの誤解による産物です。例え、駆動ベルトを並行にしても、通常のスイングアーム形式に於いて、駆動力でアクスルシャフトが路面と平行移動する事で車体が前進する原理が変わらない限り、適切なメカニズムではありません。その上、記事中に「リアサスペンションをフリーズさせる効果」とありますが、それはグリップを著しく失う事に繋がり、全くナンセンスな解説です。


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事務局引越し3ヶ月、現状の報告です

  
早いもので、10月も残り少なくなりました。、朝夕が冷え込むようになりましたが、みなさんはお変わりなくお過ごしでしょうか。GRA事務局は引越ししてから3ヶ月が、私自身は退院してから 5ヶ月が経った今の活動状況をお知らせします。

この一か月で、ようやくオートバイを整備する環境が整い、Webを通じての 発信活動を徐々に開始できる様になっています。ただ、以前の様なペースで活動を行なおうとすると、疲労によって心臓の発作が起きる為、少しずつですが、体調と相談しながら、可能な範囲で活動量を増やしている状況です。それでも、入院当時は勿論の事、引越し直後と較べると、ずっと体調は回復していますので、ご安心願います。

なお、今回、発信活動で企画を進めているのが『 車体整備 』で、既に 第一回目の “エンジンマウント”編 は 画像と文章の 7割は完了していますので、近日中にご案内出来ると思います。どうぞ、その際には、是非ご覧戴き、ご指摘やご意見、ご感想を頂戴できるのを心よりお待ちしております。

 

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【 病状について 】


私・小林の体調について 数名の方から直接ご連絡を戴き、ご心配とご配慮を頂戴しました。ただ、「心房粗動」という病気について正しく伝わっていない面があると感じましたので、簡単に、改めて説明致します。

心房粗動という病状は、簡単に言えば『心臓発作』です。何らかの原因で 心臓の動きをコントロールしている電気信号が乱れる病気です。心臓の筋肉に栄養を送っている血管が詰まる事で起きる心筋梗塞や狭心症とは異なり、不整脈が起きて、脈拍が急に上昇するのですが血液を送り出す能力が一気に低下する病気です。
救急救命器具として “AED” がよく知られていますが、この “AED ” こそ、不整脈で血液循環が不十分になり、倒れた人を助けるための装置です。乱れた電気信号を 外部から強力な電気信号を与えて、その信号(パルス)に合せて心臓を正常な動きに戻す機械です。

心房粗動(心房細動)が起きる原因は様々です。多くは ストレスや疲れ、食品などがある様です。私も 10年以上前から該当する症状を経験していたのですが、それが病気だと思わず仕事や活動を続け、今年の引越しの活動を続ける中で発症して、肺炎を伴う心不全で入院した際、医師から説明されて初めて知った病気です。だから、みなさんが詳しくなくても当然だと思っています。ただ、睡眠時間は多くとり、何が含まれているか不明なので外食はせず、仕事やストレスを減らし、発作が起きる頻度を少なくする努力をしている最中だとご理解ください。

ご覧くださり、ありがとうございます。

                

                                                          NPO法人GRA  代表   小林 裕之



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復活したか? ジャイロUP 君

  
はい!自覚していますし反省もしています。
ジャイロUP君の調子が悪くなっている事を知りながら、放置を繰り返し、ついには少し走るだけで急にエンストになるまでになったのは全て僕の責任です。
そして、苦手な原付バイクの修理に取り組み、ようやくエンストしない状態に回復しました。ただ、まだ何かおかしいのです。


『 二つの原因 』

不調になった原因の一つは ‘PBブランド’ の2ストオイルを使った事です。2ストエンジンの場合、メーカー認定の “OEMブランド” のオイルが良い事は知っていたのですが、ついつい、安さと宣伝に負けて、知らないブランドのオイルを使ったのですが、直ぐに効果はありました。パワー感が無くなり、エンジンがしんどそうな感じになるのです。が、そんな事、3度ほど繰り返しました。

二つ目の原因はガソリンです。実は、トライアンフ君のドナーとして長期間保管していた車輛(トライアンフ)があり、それの再始動を試みた際、ガソリンが完全に変質している事を考慮せずスターターを回してしまい、ドナー君を始動不能にしてしまった事件があったのです。ドナー君が始動不能になった原因は分かっているので、改めて時間をかけて修理しますが、その時に抜き取ったガソリンが発端です。 何故か「もったいないな~」と思ってしまい、ジャイロUP君にそのガソリンを献上してしまったのです。当然ですが、ジャイロUP君、更に機嫌が悪くなりました。始動が悪くなり、急に 時速10㎞ しか出なくなったりしたり、時々、走行中にエンストする様になりました。



『 けなげなジャイロUP君 』

そんな虐待にあってきたジャイロUP君ですが、とっくに走らなくなってもおかしくないのに、往復50㎞ の遠出に付き添ってくれるなど、一般道でもそれなりの余裕のある走りをしてくれて、「さすが 2スト!?」と受け止めていたのです。
ただ、エンストを起こすまでの距離がだんだん短くなり、エンジン音もおかしくなってきたので、今回は分解修理となった次第です。


『 修理(手術)内容は 』

2ストオイルは純正(OEM)品を入れていたので、先ず、分解したのはキャブレターです。変質したガソリンによってキャブ内の通路が詰まっていると考えたので、「専用クリーナー」と「キャブレタークリーナーワイヤー」を使って掃除しました。ただ、意外な程に汚れや詰まりは無かったのです。

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次は、点火プラグの交換です。30年近く無交換でしたから、これは当然でした。そして、外して確認すると驚きました。2本の電極の間に3本ものブリッジが出来ていたのです。恐らく、PBブランドの2ストオイルと変質ガソリンが大きな原因だと思いますが、それにしても不思議なのは、こんな状態でも点火していたなんて! “焼き玉式エンジン” の様になっていたのでしょうか。

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ここまでの修理で走行確認したのですが、当然でしょう、やはり調子は悪く、走行中にエンストを起こしました。そこで、ガソリンタンクの洗浄へと移って更に驚きました。ガソリンに含まれている成分が変質したとは信じられない程に、赤い細かな粒が数多く堆積していたのです。それが、ガソリンコック部にあるコレクターパイプのフィルターにも堆積をして、徐々にエンストするまでの距離を短くしていたのでしょう。
当然、変質したガソリンは抜き、クリーナーと新ガソリンを使ってタンク内を洗浄して、廃液は全て廃油タンクに入れました。二度と使いません。


『 走行結果は 』

はい! 走行中にエンストする気配は全く無くなりました。 しかし! パワー感が足りません。分解・修理前よりも加速しません。はい!またキャブレターの分解・清掃をします。

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でも、良い事もありましたので聴いてください。 あれほどに毛嫌いしていた原付バイクの分解整備、全く苦にならなくなりました。ジャイロUPに限りますが、キャブレター周りの分解が必要な時は、是非、お声を掛けてください。ただし、ハンドルとフロントカウル周りの分解整備はお断りします。今も苦手ですから。



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2023年10月21日 (土)

「自然」が、少し減りました

  
昨日、家の東に面した、空き地の草が刈り取られました。
以前は家が建っていたという、5m × 15m ほどの空き地ですが、引越して来た時から「セイタカアワダチソウ」など、雑草と呼ばれている草たちが元気に競い合っていました。
でも、今は、そんな彼らの姿は一切なく、土の地面が無造作な表情をしているだけですが、近所の人達は、意向同音に、「これですっきりした!」と、他人の土地の事に口出し出来ない鬱憤が晴れたかの様に、安心の表情になっています。
   
しかし、僕にとっての「自然」は急に減りました。
引越ししてから夏を通して、一日中鳴き続けていた、「ジ~~」と鳴く、名も知らない虫たちの声が聴こえなくなりました。今は、コウロギが一人、所在無く鳴いているだけです。

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神戸から来た僕にとって、草や植物の豊富さが多様な虫を育み、それが鳥などの動物の豊富さに繋がっている様子が見えていたのですが、9月に入って、その空き地の上空に 100匹を優に超える「赤とんぼ」が群れているのを一緒に観たのですが、近所の人達にとって、空き地が自然の宝庫になっているとは思えなかった様です。まるで ‘ ひとり ファーブル ’ になった気分です。

買ってきた植物を鉢植えして、緑豊かな観光地へと出掛け、捕らえてきた動物を動物園で観て、「自然」と接し理解している様に思いがちですが、お金を払わなくても、人ともっと身近で、知らず知らず人を支えてくれているのが「自然」だと思う様になっています。
  
当面、心配なのは、同居人の暮らしです。二人の「ヤモリ」君と一人の「女郎蜘蛛」さん、食べるモノに少し困っている筈です。冬は遠くないですが、先ずは、一日も早い自然の回復を期待しています。

 



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2023年10月20日 (金)

AI チャットボット が「校長先生」に

Interesting Engineering 伝、
https://interestingengineering.com/innovation/abigail-bailey-schools-ai-principle-headteacher


英・テレグラフ紙によると、南イングランドの学校の校長が、AI (人工知能)を活用したアシスタントを雇用したと報じています。このアシスタント「アビケイル・ゲイリー」(画像で紹介)は、AI によるチャットボット(自動会話プログラム)で、学校での役割は「校長先生」役で、現実の人間の「校長先生」を補佐・相談役として、人間・校長先生が教師やスタッフをサポートする際や、特別な支援が必要な生徒への対応を策定するなど、学校の中で孤独な立場で様々な判断を強いられる校長先生を補佐する役割を与えられている様です。

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それ以外にも、「AI 責任者」に任命された AI チャットボットも雇用されているなど、生徒個々人のニーズに合せて教育コンテンツや教材を独自に作成するなど、生徒の学習を助ける為に、学校のカリキュラム全体を変革できる大きな可能性を示しています。
確かに、将来は AI チャットボット が学習の支援役として大きな影響を与えるでしょう。そして、人間の「家庭教師」や「塾教師」、「メンタルアドバイザー」などを頼らず、効率の高いケアを求める人々が増えるでしょう。

しかし、「知識」は「知識」、自ら発見したり体験して得た、自らの「知恵」や「考え」、「創造」こそ人間にとって最も価値がある事を忘れてはならないでしょう。22世紀に向けての人類の課題になるでしょう。



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ジャイロアップ、大げさな、修理中

    
以前からパワーダウンなど体調不良を訴えていたジャイロアップ君。無視して酷使し続けた結果、最近では、10km も走らない内にエンジンが止まる様になった。それでも、しばらくすると再始動できるので、一般的な原付ユーザーの様に、お金もったいないから(?) と言って乗り続けていた。ただ、VTR君の整備が終わったので、渋々(?) 修理に入っています。

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はい! 不調になった原因は分かっています。僕が行なった二つの事が原因だと深く自覚しています。でも、とても面倒なんです。だって、画像の通り、キャブレターを外して清掃するだけなのに、左リアタイヤも外さなくちゃあならないなんて! 思っていた通り、原付は面倒です。でも、やるからには、ちゃんとやりますし、赤穂の街を快速で走れる様にして、報告もします‼️ 


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2023年10月15日 (日)

良い秋の一日になりますように !

  
おはよう ございます。

今日は朝から晴れて、昨日よりも暖かく過ごしやすい日差しの中、花壇(?)も秋の色に染まっています。ピンク色のカタバミは勢力範囲を拡げ、小さなオレンジ色の花のマルバルコウソウは つる科植物の特性を活かして広範囲につるを伸ばし、あんなに鮮やかな緑色だったショウリョウバッタは体色を変え季節の終わりに備えています。

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みなさんにとっても 良い秋の一日になりますように!!



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2023年10月14日 (土)

「車体整備」の記事企画、始めます!

   
「車体整備」の記事の企画を進めています。と言うのも、オートバイ本来の能力を適切に発揮させるには、「車体整備」を適切に行なう事が一番大切だと考えているからです。そこで、完全に分解する程の ‘重’整備ではなく、一年に数回は行なうべき ‘中’整備を、部位や整備内容別に分けて、下記の 8つの話題(記事)をお届けする予定です。

   

  1. エンジンマウント 編
  2. リアサスペンション 編
  3. リアホイール 編
  4. リアブレーキ 編
  5. ドライブ チェーン 編
  6. フロント サスペンション 編
  7. フロントブレーキ 編
  8. 前後タイヤ整列 編
   
どうぞ、整備に関心のある人、オートバイに長く気持ち良く乗り続けたいと考えている人は、是非、ご期待ください。

 

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【 企画の背景 】
    
今回の企画が生まれたきっかけは事務局の「引越し」です。
いつもならば、どの項目の整備も、少なくとも一年に一回から多くて数回以上は行なっている事ですが、10ヶ月以上も車両の整備を行なえなかったからです。その理由は、移転先探しに年初から多くの月日を費やし、その上、体調悪化から入院したからです。
引越しをしてから 2ヶ月が経ち、体調が少し回復してきているので、この機会に「車体整備」を少しずつ始めて、それに合せて「車体整備」の記事を掲載する企画が生まれたのです。

   
年に数回は行なう ‘中程度’ の整備ですが、一般的なライダーにとっては「なぜ、そんな事を!」とか「それって必要なの?」と感じる程、整備マニュアルだけでなく、今まで見た事も無い事を目にすると思います。だからと言って、【 〇〇は、こうすべき!】という様な記事にするつもりはありません。ただ、その整備方法を行なっている理由を、オートバイを構成している部品の材質や特性の説明も加えて、分かり易く詳しく書くつもりです。
ですから、例え同じ整備を行なわなかったとしても、オートバイの構造やメカニズムを深く知る事に繋がり、オートバイとのより適切なつきあい方を覚えるきっかけになると信じています。
    
予定の車両は「ホンダ VTR250 」を最初に採り上げ、次に「トライアンフ ストリートトリプル 」の整備を行ないます。 整備項目も同じですが、それぞれの車両ごとに特有なメカニズムや特徴を掘り下げて記事にしますので、きっと、飽きずに楽しめると思います。
その為、記事の内容も深くて項目数も多い事から、最初の記事から最終の記事掲載まで、企画終了まで 2ヶ月以上になりそうですが、待ちきれない方は、是非、催促の「お便り」をお願いします。きっと、効果は高いでしょう。




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2023年10月13日 (金)

こんにちは! 同居人の ‘今’ を紹介します

  
玄関ポーチに住んでいる「女郎蜘蛛」さんとは、今も元気に挨拶を交わしています。
夏にも紹介した通り、‘男’ がアプローチして来て、無事に卵(画像右下)を産んでいます。彼は ‘良い栄養’ になった様です。

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その後、新しい ‘男’ も確認しましたが、これも結果(2枚目の画像)になっています。(彼の末路も聞かないで下さい)

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2023年10月11日 (水)

ホンダ、新規特許申請の内容を読み解く(10/11/2023)

Cycle World Magazine 発
source : Cycle World Magazine


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ホンダが新たに申請した特許では、オートバイ本来の操縦性に逆らわない、ライダーにとって受け入れやすい特性を狙っている様です。< 画像は、2017年、自立&自律走行を狙った試作車で、ライダーの感性や操作に逆らう可能性が高く、私自身、全く受け入れられない車両で、今回の申請とは無関係です>


** 概要 **

オートバイ本来の運動特性とライダーの感性や操作を邪魔しないシステムとして、今回新たに申請されたシステムの特徴は、車体中央部と前輪ハブ(中心部)に配置された 3つのモーターです。
  

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車体中央部に配置された 2つのモーターは、車体の左右に1つずつ、モーター回転軸を進行方向に配置して、それぞれのモーターから後方へ伸びる ドライブシャフトで後輪を駆動します。この時、ドライブギアの特性として自然な事ですが、左右のモーターはそれぞれ逆の方向へ回転させます。そしてここがポイントですが、左右のモーターの駆動力(トルク/電流で制御)の ‘反力’ を利用して車体の制御を狙っています。つまり、左右のモーターの駆動力に ‘差’ をつける事で、コーナリング開始時にはバンク・傾斜を補助して、コーナーから脱出時には車体を起こす様に補助を行なう事を狙っています。当然、左右に ‘差’ を付けず、‘補助’ を行なわない事も可能なシステムです。
    
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もう一つの前輪ハブに装着されるモーターは、記事の解説によれば、加速時に前輪が浮き上がるのを制御する働きを狙っている様です。つまり、これもモーター駆動による ‘反力’ を利用していますが、仮に前輪が路面から離れた場合、前輪を逆方向へと回転させる、或いは逆方向への回転駆動力を掛ける事で、車体前部を路面方向へ向ける ‘反力’(モーメント)を与え、前輪の路面接地を助けるシステムの様です。

 

** 考察 **

今回申請された内容には大きな関心を抱いています。それは、今回の申請は車両メーカーとして「完全自律走行」(自動運転)を目指した一段階だと思いますし、車体中央部に配置するモーター駆動は無駄が多過ぎますが、その一方で、2017年発表のコンセプトとは異なり、オートバイ本来の運動特性に逆らわず、ライダーの操作を助ける意図が汲み取れるからです。

そして、前輪ハブに内臓されるモーターには大いに関心があります。今回の申請内容には含まれていない様ですが、前輪も駆動する事により、四輪駆動車(自動車)の操縦特性がモータースポーツを通じて劇的に進化したのと同様に、前後両輪駆動はオートバイの新たな可能性を開くと強く信じているからです。その意味でも ‘全輪’ 駆動の電動車に大きな期待を抱いています。



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2023年10月10日 (火)

「エディンバラ トライアル」と 万沢安夫氏の功績

 
WilshiereByways 伝
    
スコットランド・エディンバラ は、モータースポーツ競技「トライアル」発祥の地として知られていますが、今も、昔からのフォーマットさながら、長距離のセクションを走り抜ける大会が開催されている様子です。

 

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「万沢安夫」氏の功績

この「トライアル」に憧れ、自らも選手として参加しつつ、ベストバイク誌など多くの二輪専門誌で記事を描かれるなど活躍されたのが、日本トライアルの黎明期を築いた一人、‘ 万沢安夫 ’ 氏です。 万沢氏は、トライアルの振興だけでなく、二輪車ライダー全員の安全技術向上を願い、「二輪車安全振興会」を立ち上げて、‘ トライカーナ ’ を考案して、今も全国各地で開催されるなど、安全運転の普及に尽力された方です。

その後、岩手県に於いて、同がで紹介している エディンバラ トライアル と同様に、二日間で 自然の野原や山林を 300㎞ 以上走破する「イーハトーブ トライアル」を開催されていましたが、残念な事に、今年 4月に亡くなられました。

GRAとしても私個人としても、タイムと速度計測用に 3セット分の光電管セットを譲渡販売して下さったり、1992年12月、第一回開催となった ジムカーナ・ダンロップ杯を主宰されたのも同氏・二輪車安全運転振興会で、何度もお話をさせて戴き、お世話になった方です。

今回、このエディンバラ・トライアルの動画を観て、改めて万沢氏が夢見た世界の理解を深める事が出来ました。ライターとして、プロモーターとして 偉大な功績を遺した万沢氏を見倣い、社会に貢献できる活動を続けていきます。 どうぞ、お見守りください。


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