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2023年3月の投稿

2023年3月13日 (月)

EUの2035年・内燃機車販売禁止に変化の影


米・ロイター伝、

ドイツ、合成燃料で走る内燃機関車の例外的販売求める
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ドイツ、EUの2035年・内燃機車販売禁止策に反対、合成燃料エンジン車の許可求める。再生可能エネルギーで二酸化炭素と水素で燃料合成しゼロカーボン。全車種電動化には無理があると主張。
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20230313
https://jp.reuters.com/article/climate-change-germany-autos-idJPKBN2V2062

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脱炭素化時代へと積極的に政策を進め、世界に先行する利益確保を目指したEU。充電インフラ整備、再生可能エネルギーの確保、EVの大量生産と価格引き下げの実現、自動車部門の雇用の影響緩和を目指したものの、インフレの加速やバッテリー価格などの上昇など当初の想定以上の障壁が懸念される様になっている事も大きく影響しているでしょう。
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仮に、EUでゼロカーボンの内燃機車存続の道が拓ければ、水素や合成燃料による内燃機車も存続の道が残り、内燃機車が反社会的存在になる事を防げる事になる。
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ドイツの提案に対して、イタリアやチェコなど EU加盟の3ヶ国も賛同の意向を示しており、EU議会での決定に注目が必要です。




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将来の電力・エネルギー源 “ブルーアンモニア” 考 / Blue Ammonia, the Future Source of Electricity and Energy


By Arab News

CO2を排出しない火力発電用の燃料の一つとして有望視されている“水素”。その原料となる“ブルーアンモニア” (化石燃料から製造時のCO2排出を回収・貯蓄したアンモニア)の輸入、本格的に始まりそうです。

Mad1
https://www.arabnews.jp/article/business/article_87379/

 

Hydrogen is one of the promising fuels for thermal power generation without CO2 emissions. The import of "blue ammonia" (ammonia made from fossil fuels by recovering and saving the CO2 emitted during its production), the raw material for hydrogen, is about to begin in earnest.

 

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製造と運搬の工程で二酸化炭素を排出しない “ゼロカーボン” {カーボンニュートラル}な世界を実現させる発電システムへの変換が求められる中、既存のシステムを大きく変更せずに発電できる“水素発電” が注目され、その実用的な燃料として“アンモニア”の利用が高まっています。
そして、“アンモニア”の製造時にも二酸化炭素の発生を抑える事が求められており、その二つの候補が“ブルーアンモニア”と“グリーンアンモニア”です。

“ブルーアンモニア”は、アンモニアを化石燃料から作る際、発生する二酸化炭素を回収して地下地盤に貯蓄するなどの処置が求められる為、地盤が安定していない日本国内で処置を行なう事が難しく、コストの掛かる製造方法となります。詳しくは報道されていませんが、サウジアラビアでは、製造時に発生する二酸化炭素を石油産出に利用する「石油増進回収法」が可能な為、恐らくその処理法による“カーボンオフセット”(二酸化炭素を排出以上に多く地上より無くす方法)の推進が進んでいるのだと思われます。

一方、化石燃料を使わないで、再生可能エネルギーで水を原料に製造する“グリーンアンモニア”にも注目が集まっています。風力や太陽光の発電によって“グリーンアンモニア”を製造すれば、貯蓄・保管して必要な時に発電所で発電するシステムが可能になるからです。
そういう意味で、従来からの火力発電プラントを活用した「水素発電」システムは、今後は電力インフラの基幹として残り続けていきそうです。

将来、オートバイは完全に電動化するのか、或いは水素を燃料とする内燃機(エンジン)でも残るのか不明ですが、燃料やエネルギー分野の話題から目が離せません。

 



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2023年3月10日 (金)

気になる一台、きっと「水スマシ」/ The one I'm curious about is definitely the "whirling beetle"!

 
BIKEEXIF 発、Wesley Reyneke 氏寄稿

一目で気になった車両です。
小ぶりなカウルやシート、前輪のエアスクープや後輪のホイールカバーが目に付きますが、一番注目しているのはフレームが変わっている点です。ヤマハ特有のステム設計で「甘い紅茶」の様な乗り味の鉄のクレードルタイプを捨て、新規に アルミでバックボーン型の剛性が高そうなフレームになっているのです。

長く伸びたホイールベースと低くセットされたハンドルバーで街中のUターンは苦手でしょうが、きっと、中高速のワインディングを低いエンジン回転数で水スマシの様に駆け抜けるのは気持ち良さそうです。その時は、青ではなく、黄色に塗り替えて。

 

Simonecontixs650

MECHANICAL ANIMAL: SIMONE CONTI’S CUSTOM YAMAHA XS650

https://www.bikeexif.com/custom-yamaha-xs650-simone-conti?fbclid=IwAR04LadOD2rA8JUcuf9DX5uc2YSrq6LRggCqrsynnUxUgIWdHwua7KBHoZw

 

The small cowl, seat, front air scoop, and rear wheel covers are noticeable, but the frame is the most noteworthy change.

The new frame is a rigid aluminum backbone type frame, abandoning Yamaha's unique stem design and the "sweet tea" ride of the steel cradle type frame.

With its long wheelbase and low-set handlebars, it probably won't be good at U-turns around town, but it will surely feel good to ride like a whirligig beetle through mid- to high-speed winding roads with a low exhaust note.

 

 

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2023年3月 9日 (木)

ハブステア車両の潮流になるか / Will this be a new trend in hub-steering vehicles?

 
Cycle World 発、Ben Purvis 氏寄稿

三輪トライク車の製造販売で知られる Can-Am社が、提出した特許出願書類から、新たなハブステア機構の二輪車を計画している事が報告されています。

ハブステア機構の前輪サスペンションの特徴は、一般的なテレスコピック形式とは異なり、ブレーキ(制動)の力と路面追従の為の力とを分けて担当する機構とトレール量(方向安定性成分)の変化を押さえる設計によって、ブレーキング中でも路面追従性が高められる特徴がある事で知られています。 テレスコピック形式は構造の簡易さにトレール量変化設計のノウハウを得る事で広く普及していますが、一方で、剛性と安定性確保の面から来る限界が見えています。その為、ABS機構の普及と進歩が進んだ四輪車と同様に、二輪車も緊急制動時の操縦性が強く求められる時代には、今後注目される機構です。
 
同社の資料を見ると、恐らく、従来作られてきたハブステア機構とは異なり、ハンドルバー操作を前輪ハブに伝える機構に特徴がある様です。ただ、サスペンションと車体フレームの構成とエンジン搭載方法から、積極的にモータースポーツ用途に向いた剛性設計にはしてない様です。 恐らく、現行販売の三輪トライク車と同様に、安全に二輪車を楽しみたい人々を意識した同社の設計思想の作品になるのでしょう。

 

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Can-Am’s Hub-steered Motorcycle

https://www.cycleworld.com/motorcycle-news/can-am-hub-steered-motorcycle-patents/?fbclid=IwAR2Jac92RSSwpFffUYaKRI2jKPgFDZSqaeQwvQTG7FYpMjZb2vYE62CfWOs

 

The front wheel suspension of the hub-steer mechanism differs from the general telescopic type in that the braking and road-following mechanisms are separated, and the design suppresses changes in the amount of trail (directional stability component), resulting in excellent road-following performance even during braking. Known for its enhancing properties.And just like four-wheeled vehicles, where the advanced ABS mechanism is widespread, it is one of the mechanisms that are currently attracting attention in an era where maneuverability during emergency braking is strongly required.
 
However, due to the structure of the suspension and body frame and the method of installing the engine, it seems that they did not actively design the rigidity suitable for motor sports use. Like the three-wheeled trikes that are currently on sale, it will probably be a product of the company's design concept that is conscious of people who want to enjoy two-wheeled vehicles safely.




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2023年3月 8日 (水)

極限走行ではなく、既に惨事です / It's not extreme driving, it's already a disaster

Dream Racer 伝

恐らく、1960年代頃の車両で現代仕様のサーキット走行中の場面でしょう。コメントでは「極限走行」の様に紹介されいますが、実際には既にコントロールを失った状態で、路面に叩きつけられる パッセンジャーが心配されます。 本車(オートバイ)だけを見れば大丈夫そうに見えますが、既に車体の向きと進行方向が大きく異なり、何よりも、リアタイヤがリムから外れていてはコントロールは無理です。そして、側車のパッセンジャーは脚の支えは無く、次の瞬間に起きる車体の急な挙動には、両腕だけでは支えられません。


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https://www.facebook.com/dreamracer.tv/photos/a.1572208056349882/3481159955454673/

 

In the introduction, it is introduced like "Extreme driving", but in fact it is already in a state of losing control. If you just look at the motorcycle, it looks okay, but it is impossible to control because the direction and direction of the car are already different and the rear tire is off the rim. And there is no leg support for the passenger in the sidecar, and I am worried about the next disaster.




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中国二輪各社、電動化時代、大排気量内燃機車の需要開拓へ / Chinese motorcycle manufacturers secure demand for internal combustion engines

 
Cycle World 発、Ben Purvis 氏寄稿

中国の有力二輪メーカー・CFMoto、673㏄の3気筒エンジン車発売予定を出願特許から予測です。
世界的な電動化の流れの中、積極的に多気筒の大排気量エンジンの新規開発を進める中国各社、充分な需要があると考えている証でしょう。


20230308

CFMoto’s New Inline-Triple
https://www.cycleworld.com/motorcycle-news/cfmoto-new-inline-triple-engine-patents/?fbclid=IwAR1O5VBgItwpwte5wP7UPyhbAxKpRa7K8NzMkTq9K9a5SIxKaHQmYZ_r840



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2023年3月 5日 (日)

アイルランドからの注目に感謝します / Thanks for the attention from Ireland.

 
日本時間 2023年3月5日(日)4時に、現地(アイルランド)時間 3月4日 17時、GRA公式Webサイトを閲覧して下さった方があった事を報告します。しかも、『 GRAミーティング 』開催に関連したページ・「2022年度会計報告」に注目して下さっている事に、驚きと共に感謝を伝えたくなった次第です。
これからも、より多くの方々に分かり易い情報を発信していきますので、引き続きご注目をよろしくお願いします。

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We would like to inform you that someone visited the GRA official website at 4:00 on Sunday, March 5, 2023 at 17:00 local (Ireland) time on March 4, 2023. Moreover, we were surprised and wanted to thank you for paying attention to the "Fiscal Year 2022 Accounting Report" page related to the "GRA Meeting".
We will continue to provide easy-to-understand information to more people, so please continue to pay attention.


 


「 2022年度 会計報告 / 2022 Financial Report 」
http://gra-npo.org/data/accounting/kh2022.html




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2023年3月 3日 (金)

増えている自動車の “死角” は解決すべき社会問題 / Increasing "blind spots" in automobiles are a social problem that must be solved.


Interesting Engineering 伝、
The invention that a 14-year-old girl in the United States won the top prize in a contest.

米・ペンシルベニア州に住む14歳の少女、コンテストで最高賞を得た発明。車体外部につけたカメラで死角を無くす技術。比較的単純で実現させて欲しい技術です。
  
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https://interestingengineering.com/culture/14-year-old-pennsylvania-girl-finds-solution-for-blind-spots-in-cars

 

自動車の死角は年々増えており、日本でも、SUVなど車両が大柄になり、狭い道路で運転出来ずに立ち往生している光景が珍しくなく程で、道路走行中でも二輪車や歩行者の存在が見えていない事は以前より増えている。だから、トライバーだけでなく社会全体の為に、ピラー(柱)だけでなく、ドアの外や車体下部まで、車体全体が透けて見える様に応用される事を願う。

 

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それと一緒に想う(憂う)事があります。それは、運転者自身の技術やモラルの問題です。そもそも、自身の能力で他者への安全の保全が難しい程に大型の車両は運転すべきではないし、運転するとすれば、公道以外で充分以上の練習を積むべきでしょう。
これは、四輪車に限らず二輪車でも言える事ですが、購入希望者の身長など体格が車両設計時の基準から大きく外れていても、販売者に社会的な責任を問わない人々の存在も問題にすべきだと思います。


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