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2021年11月23日 (火)

新・コラム記事「 オートバイは鉛筆だ、サーカスでは ない 」の進行計画

  
次から次へと浮かび、中には無事にコラム記事として発信され、今も多くの閲覧が続いている企画もありますが、大抵、その多くは発信以前の段階でフリーズ状態になっている企画も数多くあります。
   
そんな現状を少しでも変えて、陽の目を見る企画を記事に育てるための策の一つとして、分割掲載を計画しています。 これは、公式Webサイトで一つのコラム記事として発信する以前に、ストーリーや章毎に分割して掲載していき、ある程度の記事や掲載する画像やイラストの製作が終わった段階で、一つのコラム記事として 公式Webサイトに掲載するという考えです。
   
そして、この考えに沿って、現在進行中の企画が 「 オートバイは鉛筆だ、 サーカスでは  ない 」です。

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このコラム記事の狙いは、ライダーの多くが “ オートバイを想った様に操ろうとしている ” 風潮への提言です。
  
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というのも、オートバイは、物理法則に従って運動する、重量とエネルギーの大きな物体であるにも関わらず、その法則を正確に理解したうえでの安定した適切な運転よりも、オートバイに不安定な動きを強要する、曲芸的な運転が評価される傾向がとても強いからです。
   
曲芸的と言っても、それは オフロード車を使っての バックフリップ(空中での背面一回転)や スタント的走行の エクストリーム を指している訳ではありません。
オートバイの運転技術を高める為に広く開催されている、「安全運転」を謳った講習会や競技会で浸透している現象だからです。
   
例えば、坂道を利用した規定セクションの走行においては、どれ程、車両を安定させて何事も無かった様に走り切らせる能力は重視されず、例え 不安定な動きを生み出す不安定な運転操作であっても、規定通りに走破する事だけしか評価されません。
   
更に、狭い直線路を走り切る課題では、オートバイに機械的な無理を強いても、より遅く走り切った者が高く評価されるのは、本来の危険回避や運転回避を含めた安全運転の理念とは別次元の課題になっているのです。
  
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そんな想いが企画の発端ですが、何分にも、文章として世に出す事には責任が伴い、想いの意図を適切に表現するには、文章構成能力とは別に、画像やイラスト制作能力も必要になってきます。
   
それらの責任と能力をまとめてコラム記事を一つひとつ発表していく考えには変わりありませんが、一つでも 多くを表現して届ける為に努力を続けていきますので、どうぞ、ご期待を願います。

 

 

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