ネガフィルムに浮かぶ想い
今日は日曜日、
ガレージに行って、少し走る予定だったが、
バイオリズムか、体調がすっきりしない。
そこで、TVを観ながら相撲観戦した。
でも、家に居ると落ち着かない。
仕事をしなくては! と 仕事場が呼びに来る。
だから、普段は中々進まない、フィルム仕事をした。
フィルムをスキャン、ディジタルデータに落とす仕事だ。
でも、1枚 30秒近くかかるから、結構、時間が必要だ。
時々は時間を割いて進めてきたが、量が多過ぎる。
1991年の設立当初当時から、数多く開催したイベント、
どのフィルムも簡単には捨てられない。
フィルムから抜け出た画像を見れば、想いが浮かぶ。
懐かしい想いや、少し苦い想いもある。
楽しい想いだけでないのは、開催責任者の宿命か。
オートバイは楽しい乗り物だと思う。
知れば知るほど、感じれば感じるほどに、
豊かな楽曲を奏でられる精緻な楽器にさえ思える。
そんな楽しさを多くの人に知ってもらう為に始めた活動。
多くの人が奏でて、より情緒豊かな合奏が出来れば良い。
でも、他者に対しての尊厳が足りなければ曲にならない。
オートバイは楽しい乗り物、でも娯楽に済ませたくない。
ただの娯楽や仲間遊びの道具だけになってしまったら、
ただの走り屋さんと、社会的には変わらないでしょ。
フィルムのデータ化は、時代に埋もれさせない為の仕事。
この活動に携わった人々の存在と尊厳を記録する仕事。
そして、明日へ進むための後片付けに似てる。
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