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2020年10月の投稿

2020年10月31日 (土)

ライディングの基本の「き」・<サークル練習>の解説記事を掲載しました


オートバイの「声」を聞いてライディング技術を高める基本練習<サークル練習>を、分かりやすく、簡単に、動画付きで詳しく解説しています。
今よりもオートバイにとって良きパートナーになって、いつまでも、安全で、楽しいオートバイライフを求めている人に最適です。

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http://gra-npo.org/lecture/ride/riding_basics/circle_practice.html



< 以下、一部を紹介します >

とても残念な事ですが、オートバイの運転免許教習を行なう教習所でも、より高度な運転操作を教える講習会でも、「オートバイを運転操作する事」や「オートバイの動きを制御する事」だけしか伝えていません。
本来ならば、オートバイにはオートバイなりに(物理学的に)自然な動きを行なうのですが、そのオートバイなりの“声”に耳を傾けようとせず、ライダーが思った通りにオートバイを動かしてみせる技術が一番大切な技術であるかのように広く理解されている現状は、オートバイにとって不幸な事ですし、ライダーにとっても大きな不幸です。

どうぞ、この基本練習 <サークル練習> を通じて、オートバイの“声”を聞き、オートバイなりの自然な動きに合わせるライディング技術を身につけてください。
そして、この <サークル練習> に慣れた頃には、必ずオートバイを自然に動かす運転技術が身に付きますし、オートバイが発する整備や調整不良の“声”も聞き分けられるようになり、オートバイにとってより良いパートナーになれるでしょう。

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次の世界は “ 世界市民 ” を待望す

    
画像はデモ抗議者たちに対して、警察が催涙ガス弾を発射した様子です。
    

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【 画像出展元・RT Website 】 
https://www.rt.com/news/504983-paris-lockdown-protest-tear-gas/
  
 
しかし、これは香港でも、タイでも、ベラルーシでも、ナイジェリアでもありません。 昨夜のパリでの出来事です。
  
フランスでは、政府への不満が大きくなる度に、デモ抗議と警察による催涙ガスは再三報道されていますが、今回は新型コロナウイルス禍への対策への不満が直接の原因のようです。政府が今年二度目となる厳しいロックダウンを全国に政府が発令した為、生活への大きな負担を今年2度も強いられる国民たちの反発の大きさがわかります。
  
1度目のロックダウンで、最も経済的負担を強いられたのは経済弱者の人達で、その不満は移民・難民・異宗教信者へと向き、その中で 不満を抱いたイスラム教徒によるテロ行為の続発した事から、移民政策を国税を使って進めている政府への不満が重なっている事は容易に推察できます。
  
既に、ドイツ国内でも同様な動きが報道されており、恐らく、西欧から東欧・ロシアにかけて更に暴動の頻発や政情不安が増すと思われます。 同様な事は米国でも起きていると言えます。大統領選挙の話題の影に隠れている様に見えますが、經濟弱者である黒人やヒスパニック系の人々への差別や圧力が 新型コロナウイルス禍で不安を感じている大多数の人々によってもたらされている構図です。
  
来春、有効なワクチンが開発され、その数か月後、充分な数が作られたワクチンが世界各国の多くの人々に接種可能な態勢になっても、この問題は決して解決されないでしょう。
  
新型コロナウイルス禍によってもたらされた変化を、どの様にした新しい形の調和へと導く“ キー ” を、世界各国政府だけでなく、世界中の心ある市民たち・“ 世界市民 ” たちがどう行動するかにかかっていると思います。

 

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2020年10月28日 (水)

オートバイ ライディング 『 基本の “き” 』シリーズ、 近日公開予定です


オートバイ ライディング の技術を高める記事『 基本の “き” 』シリーズを近日公開予定のお知らせです。

オートバイの運転技術を基本から見つめ直して、確実に運転技術を高めたいと願っている人の為の記事で、運転の際に操作する要素ごとに分けて、誰でも簡単で確実に技術を高められる練習方法を詳しく紹介します。

どうぞ、ご期待ください。


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< 以下、一部を紹介します >

『 まえがき 』

実は、オートバイの運転は、ピアノの演奏よりも難しいのです。
何故なら、ピアノは両手と右足で演奏ができますが、オートバイでは両手と両足以外に、状態や両ひざを使って運転するうえ、視線の動かし方によっても大きな影響を与えるからです。その上、ピアノと違って、操作の間違いによっては人の生命を奪ってしまうので、ピアノの演奏よりも遥かに難しいのです。

しかし、ピアノ演奏の技術習得では右手、左手と要素に分けての簡単な基本練習を行なうのが常識ですが、オートバイの場合には要素に分けて基本練習を行なう意識がまったく欠けており、複数の操作要素を同時に使う練習を強いています。そのため、運転技術のレベルが充分でないライダーが多いだけでなく、狭路(一本橋)走行や 8の字走行、パイロンスラローム走行が基本練習だとする誤解が溢れています。

右手でのアクセルとブレーキ操作に始まり、左手、右足、左足がそれぞれに担当する運転操作毎に要素を分けて、その一つひとつを意識して練習が行なえる練習メニューこそ、真に求められている基本練習であり、オートバイの楽しさと安全を高めると信じています。

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2020年10月26日 (月)

Web 会議システム、意見をください


Web会議システムの導入を考えています。

利用する機会として、先ずは 来年早々に行なう GRAミーティングの Web会議版 で、新型コロナウイルス感染の危険性を避ける会議方式として検討を進める他に、GRA活動に関心の高い人が気軽に参加してもらえるシステムとして検討しています。
GRAミーティングとは別に、『 オンライン セミナー 』の開催検討の為に、最適な会議システムの検討も行なっています。

その為に、Web会議システムについて、みなさんのご意見やご指摘の協力を、是非、お願いします。
導入システムの条件想定は、「スマホで参加可能」、「基本的無料または低料金」、「参加操作が簡単」、「10~20名程度参加可能」です。
現在、検討中のシステムとして 「Zoom」、「V-CUBE」、「Google Meet」、「Webex Meetings」などが挙がっていますが、これらのシステムを利用した経験がある人からのご指摘もお待ちしています。

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ご意見やご指摘は、この記事へのコメント送信か、information@gra-npo.org 宛のメールでお願いします。


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2020年10月25日 (日)

良妻も良いが、悪妻捨て難し

    
前回開催したイベントの帰路、一緒に行ったトライアンフのトラ君はエンジントラブルの癇癪を起した為、本日開催したイベントには VTR で行きました。

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久し振りに乗った VTRは良く出来たオートバイです。 前後サスペンションには手を入れているとは云え、素性の良さ、マナー・振舞いの良さは、僕のトラ君とは較べられない程です。高速道路でもラインを自由に選べて、しかも安定感も高くで改めて感動しました。
   
一方、トラ君はステム付近のフレーム剛性の関係で常に固ゆでコンニャク程度の頼り無さに思える。その上、未だ原因不明のトラブルでガレージに寝そべったまま。 仮に治ったとしても、すぐに高速道路に連れ出す程の勇気は湧いてこない程にトラウマに陥らせてくれた。
   
しかし、“良妻”とも言える出来の VTR との帰路、ソクラテスの言葉ではないが、“悪妻” にも惹かれるモノを確信してしまいました。
哲学者にはなれなくても、前後サスペンションからフレーム、エンジンに至るまで悩ませる事ばかり与えてくれるので、エンジニア魂は確実に育ててくれているのは間違いない。 Mか?
   
 
 

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2020年10月24日 (土)

カササキZ750GPに乗る妖怪、YOKAI on Kawasaki Z750 GP

    
妖怪・小林が、カワサキZ750GP に乗り優勝した時の映像で、映像の最後で、優勝者に対する当時の手荒い歓迎を受けた様子が収まっています。






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2020年10月22日 (木)

『 “サークル練習”が教える、正しい調整とライディング 』を掲載しました


10月11日に開催した『クリニック』の報告書として、【 サークル練習が教える、正しい調整とライディング 】を掲載しました。


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http://gra-npo.org/publicity/report/2020/20201011_rep.html


円の外側を周回走行するだけの、簡単な “サークル練習”を条件を変えながら行なうだけで、ライディング姿勢の修正やフロント車高の調整、そしてオートバイ本来の特性に合わせた適切なライディングを身に付ける事が出来ます。
そんな “サークル練習” のリポートが、みなさんの安全で楽しいオートバイライフに役立つ事を願っています。

 

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【 以下、その一部を紹介します 】

ライダーがオートバイに対して行なうべき操作は一つしかありません。それは、“荷重コントロール”です。タイヤの中央部なのか、それとも右側なのか左側なのかを決め、正しい位置でブレーキやアクセルを使ってオートバイ(タイヤ)へ荷重を与える事だけです。

そんな“荷重コントロール”を意識して適切に行なえる様になると気付く事が二つあるでしょう。一つ目は、上体や上腕を使った無駄な操作よりも、殆ど何もしていない様に見える程にシンプルで少ない操作でオートバイは自由自在に走る事。 二つ目は、荷重が正しく与えられたタイヤの表面(トレッド面)にはそれを示す摩耗痕が残る事です。


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よく言われている言葉で、「上手くなりたかったら 8の字練習をしろ」 とか 「8の字を描く走行練習はライディングの基本だ」という言葉があります。が、私はそうは思いません。旋回サークルの大きさを想定せずに、走る度にまちまちな旋回半径で走るだけの練習は、“キー(音程)”を合せず意識もせずに歌を歌う練習をしているのと同じで、ただの自己満足な行為に留まっています。

オートバイの声を聞く会話を深めつつ、オートバイのライディングを上達させたいと願うならば、“キー”である一定の回転半径の円(サークル)を路面に描き、それに合わせた“サークル練習”を行ない、オートバイとライダーが一緒になって“キー”を覚える事が基本なのです。


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2020年10月21日 (水)

エンジン トラブル。トラ君 修理日記

   
10月11日、イベント開催先でエンジントラブルに見舞われて、JAF さんのお世話になって帰宅した トラ君・ストリートトリプル の修理開始です。
   
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燃料供給系統を最初に疑うべき症状ですが、天邪鬼な性格の為、面倒な事は後回し。 最初に、追加加工している電装品関係の改修から始める事にしました。
その電装品と言っても大層なモノでありません。 走行タイム自動計測用の追加加工配線の事で、クラッチの動きを検知するマイクロスイッチを追加して、ハンドル中央部に備え付ける普通のストップウォッチを作動させる加工配線です。
   
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実は、この部分の接触加減でエンジン始動しない症状は3年に1度位あって、直ぐに解消してまた3年なので放置していたのですが、イベント前日、10日にフロントフォークオイルを8cc 追加作業時に、その配線・青と白、をトップキャップに挟み込んでしまったのです。 直接的にはトラブルは発生していなかったのですが、間接的には “ 匂う” 妖しい場所だからです。
 
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念の為、よく晴れて暖かい外へトラ君を出して、エンジン始動。最初は 2分間もすればエンジン回転数が落ちて停止を繰り返していたにですが、妖しい場所をコニョコニョと触っている内に、回転が安定したのです。
理由や理屈はわかりません。 でも、トラブルが発生したタイミングを考えたのと、トラブルの元は減らしておきたいので、まずはココからです。
では、お世話になった皆さん、気にかけてくださった皆さんへ、結果は改めて報告します。 ありがとうございます。
   
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まさか! 今日はここまでする羽目になるとは。
追加配線関係を追って、タンクを外す事になってしまいました。
   
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これから、エアクリーナーケースを外して、追加した配線の加工部の確認する事に。
ついでに、燃料供給関係のチェックもするように❣️ というお告げかもしれません。 何処かで覚悟が決められるか心配が、約25g あります。
 

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エンジントラブルのトラ君、原因解明をサッと済ませるつもりが、少し時間をかける事になりました。
久し振りに開けてあげると、修理はそっちのけで、色々と手を入れたい衝動に襲われています。
エアクリーナーフィルターの洗浄とオイル塗布に始まり、ゴム関係の確認とケアをしたくなって、本末転倒に陥っています。

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定期的に発生する、一時的なエンジン始動不能の原因は、恐らく 後付けの計測関係の配線加工にありそうだと判明しました。追加のタンブラースイッチ 3個と計測関連の6ピンコネクターには防水加工も施していて、恐らく問題は薄いと思われます。が、追加のピンジャックには問題の匂いがします。防水に関係なく、ハンドル付近という可動域が大きな場所に使うべきではない様だと少し反省しています。ぴんの受け側がルーズになって、接触不良を招いていそうです。
エンジントラブルとどの程度関係あるかは判然としていませんが、一旦は、新しいピンジャックセットに交換して、走行中の揺れやハンドル操作に耐えられる配置に努めます❗️
 

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少し遠回りしているかも知れませんが、トラブルシューティングの中間報告として、今日はこれで帰宅します。
では、次回、吉報を待って下さると嬉しいです。


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2020年10月18日 (日)

動画 [ チェーンの “遊び” は適正? 確認しよう! ] 制作しました


オートバイのチェーンの “遊び” が正しく調整されていないと、リアサスペンションが正しく作動できず、操縦性が悪化して乗り難いだけでなく、加速時や荷物積載時など状況によってはリアタイヤのグリップを失っての転倒に繋がりやすくなります。

しかし! ( ここからが本題です )、オートバイメーカーの整備作業指示内容は不適切で、販売店やショップ等でも根拠の無いチェーン調整を行なっているので、新車や中古車を問わず、多くのオートバイのチェーンは適正な調整が行なわれていません。

いつまでも、楽しく、安全なオートバイライフの為に、3段階で “遊び” の正しい確認方法をアドバイスしていますので、どうぞ参考にしてください。





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2020年10月16日 (金)

本 買いました

     
先月開催したクリニックを受診した人に紹介された本を見て、思わず・迷う事無くその本を発注して、米国の業者から今届いたところです。

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本のタイトルは「Motorcycle Design and Technology」(オートバイの設計と技術)で、筆者は Gaetano Cocco という方で、イタリアのオートバイメーカー・アプリリアの技術者・エンジニアの方だったようです。
初版本はイタリア語で発行され、英語版の初版は 1999年ですから、少なくとも今から20年以上前の執筆で、本の中で使われているイラストの多くに1990年代以前と思われるものがありますが、内容的に古さを感じさせない内容です。

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ただし、ここが大切な事ですが、彼が書いた事をそのまま引用する考えはなく、彼が採用したイラストを真似る考えも全くありません。
彼の解説の進め方は、純粋な技術系の高等教育を受けた人が、工学知識を実際の車両(市販車およびレース専用車)の開発に活用するにあたり、自らと彼に続くエンジニアの為に書いた解説書だからです。それは、私がライダーの立場から、どんな人でもオートバイを興味を持って正しく理解できる記事を書こうとしている立場とは逆の流れだからです。

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しかし、私は彼が行なった事と彼の情熱を深く尊敬しています。ともすれば難解な工学知識をオートバイのメカニズムや運動の解説に乱暴に当てはめるだけの人は多く、誰にでも誤解無く理解できるレベルにまで工学を翻訳してガイドを行なっている人は多くないからです。
その尊敬の念を込めて、そして一緒に英語表記の勉強を兼ねて、英語版の著書を購入したのです。

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著者・Gaetano Cocco 氏の年齢や出身は判りませんでしたが、最近になって、同書に電動オートバイに関する記事を新しく第17章として追加発行された様で、今もなおイタリア語圏内でご健在の様子です。
因みに、同氏に電動オートバイの記事項目の追加を決意させたのは、現在、MotoGP のサポートレース・Moto e(電動クラス)用に全車両を提供しているイタリアの車両メーカー・Energica の協力があったからの様で、その件は同社のWebサイトで紹介してあります。


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2020年10月13日 (火)

昨夜 見た夢

   
僕が見る夢の中には一つのパターンがある。
それは、以前開催していたイベントに関係した悪夢だ。
 
 
 
『 ガレージに来たサニー 』
 
僕はオートバイとイベント開催用器材の保管と整備用にガレージを借りている。
道路に面した 7坪程のガレージだから、3台の車両と器材の他、補修用の部品や様々な工具、ボール盤や旋盤の工作機械が収まり、トイレと流しとエアコンもあるから、いつでも大抵の作業はこなせる場所だ。
 
そのガレージの中に居ると、一台のサニーがやって来た。1970年代のシンプルなデザインの白い日産サニーだった。
誰がやって来たのか見たけど判らずにいると、急に右にハンドルを切ってガレージの中へ入って停車した。
 
 「少し変だ」
 
この時から僕は少し疑心暗鬼、この光景を疑ってかかっていた。
というのは、ガレージは乗用車が気楽に入れる程に広くはないのに、入ってきたサニーは奥深く入って斜めに停車したからだ。
 
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『 降りてきた A 君 』
 
サニーの運転席側・左側ドア(?)から降りてきたのは、開催していたイベントに多く参加していた A君だった。彼が生まれた頃に造られた車に乗っているアンバランスに戸惑っていると、彼が僕に茶色の大型・角2版の封筒を渡してくれた。
その封筒に書かれた文字を見ると、「 GRA 改良のための提案資料 」 「 エクセル資料 」 と青色のインキのペンで大きく手書きされていた。ざっと内容を確認すると、イベント開催に必要な参加者データ管理、測定タイム管理の他、全員が共有する事で運営全般をスムーズに行なう事を目指した 運営ソフト的な内容だった。
 
 「 こうして考えてくれるなんて、ありがたい事だ 」
  
と思いながら、イベントに参加しなくなって 20年近く経つ彼が、その当時と変わらぬ顔つき・風貌で現れた事に違和感も覚えていた。
  
  
  
『 次々と現れる人達 』
  
彼が手渡してくれた封筒に目を奪われていると、背後で増えていく人々の気配を感じた。ヘルメットを被っている人も居たけど、多くの人はライディング用の服装の人が多く、それもいつか何処かで会った記憶のある人達だった。
   
この頃になると ガレージの大きさは奥行 30m、幅 40m、高さ 8m ほどのちょっとした倉庫並みの大きさに広がっていて、そこに50名ほどの人々が溢れていた。
半数ほどの人は立っていて、残り半数ほどの人は新しく数多く増えた 4人用対座式テーブルセットに腰を降ろし、その多くが僕に何かを伝えたそうに見えた。
  
 「 これは夢? どうしたら確認できるだろうか? 」
  
と思いながら、天井付近に設置されている 赤色と黄色に塗り分けられた吊り下げ作業用のチェーンブロックを見つめながら、自分自身をつねってみたけど覚めなかった。
 
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『 もの言わぬ人達 』
   
こんなに大勢の人達が集まっていて、そのはっきりとした存在感は示しつつ、ざわめき感は一切無かった。つまり、誰も無言で互いに語り合っていたのだ。しかし、何か用事があって現れて、何かを伝えたくてここに居る事は間違いないはずだが、最初の A君以外は具体的な名前や何処であった人かの記憶は無い、でも開催した何処かのイベントで遭った雰囲気を放っている人達の気持ちや指摘を聞く覚悟を決めた。
  
一つのテーブルに近づき、中腰になってヘルメット姿の彼に話かけた。「 想いを聞かせて 」と心で念じた。
すると、背後で人々が移動する雰囲気を感じ、振り返ると殆どの人が居なくなっていて、改めてテーブル席に顔を戻すと誰も居なかった。
 
 
 
『 黒い扉の中には 』
  
誰も居なくなった広いガレージの中を見て回っていると、見知らぬ扉があった。縦 2m・横 3m 程の 表面がメープル材を黒色に塗ったスライド式扉だ。その扉を右側へスライドさせて中を見れば、広さ 10坪(20畳)ほどの部屋に ダブルとセミダブルを含めて 5つほどのベッドがあるベッドルームだった。
そして、明るい照明の下、4~5人の若い女の人が無言で談笑していた。
  
 「 これはもう夢だ! 」
 
前後の脈絡が無いストーリー構成に突飛な内容だから、つねって痛くなかっても完全に夢だと確信して扉を閉めたところでその夢からは解放された。
そして、エンドレスで別仕立ての夢の中に入っていった記憶はあるけど、その内容はもう残っていない。
   
年間 30イベント以上、日本全国各地で開催を続け、あらゆる企画を考えて運営・実行してきた時の後悔や嫌な想い出の残像は、きっとこれからも現れるだろう。

そして、それを認めながら、一緒に残りの人生を過ごす運命なのだと思う。
しかし、その夢を変えるのも、これからの活動次第だとも考えている。

 

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エンジン トラブル 発生、受難の日

   
【 エンジン トラブル 発生 】

10月11日、
午前 8時40分、イベントを開催する会場がある、関西空港臨海部へ自走・到着。 ガレージから高速道路で大阪湾を右回りで南下して63㎞、問題無し

午後4時、走行中に前触れも無くエンジン停止、再始動後異常無し
午後5時、会場の外に出た後、再度エンジン停止、
     再始動後も10m走行でエンジン停止、再々始動後も同じ

午後6時前、 いつもならガレージ帰着の時刻に、最寄のガソリンスタンドへやっと到着、燃料入れても解決せず
午後7時半、手配した JAF(サービス契約会社)のローダー車到着
午後9時、やっと車両がガレージ帰着、人はタクシー利用


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【 予兆 】
   
実は、前日から兆候はあったのです。
ガレージから脚回りの確認走行のために走り出し、5つ目の信号で停止中に、急にエンジンのアイドル音が低くなり、すっと、停止したのです。が、再始動後は 約25km 問題無く走行できました。
でも、念の為に、イベントへは予備バッテリーは持参していきました。

 

 

【 転倒 】
 
タイヤがグリップ喪失しての転倒は、数多く経験しているので問題はありません。
多少の転倒では怪我をしない身体の動きは身に染み込んでいるし、車両側も簡潔な装備で確実に損傷を軽微に留められる装備で問題はありません。
しかし、低速で一定以上バンクしている時のエンジン停止は恐らく初めて..。
おかげで、いつもとは違って、肩や頭(ヘルメット)へ逃げ場の無い衝撃がありました。

 

 

【 原因と対策 】
  
初期型のトライアンフ ストリートトリプル を愛用している人の参考になるか分かりませんが、参考になればと考え、考えられる原因と対策を考えてみました。
   
症状はアイドリング時、走行時を問わず、急に回転が下がり始めて停止するという現象です。
一旦停止しても、キ-ON でタンク内の燃料ポンプの吐出音は確認できるし、再始動は可能なので、燃料噴射に必要なガソリンへの与圧は出来ているから燃料ポンプ自体は問題無し。
同様に、再始動は可能で、停止する時には一気の停止でな無いので、恐らく点火系統のトラブルの可能性は低い。
また、再始動は何度でも可能な事から、充電系統(ジェネレーター、レギュレーター、レクチファイヤ)にも大きな問題は無く、バッテリーの電圧モニターも12.8V以上を表示している事から容疑者から外す。
以上の考察から、燃料ポンプ以降の燃料供給ラインにあるフィルター或いはライン上の異物混入が原因なのか、或いは始動後に通常モードに入るECUユニット 及び ECUに各種の情報を届けるセンサーのトラブルが考えられます。
   
原因究明のための交換用部品は、今は部品取り車になっているデイトナ675から供給をして、一点ずつ交換しがら原因を究明していきます。
念の為に燃料ポンプ自体を取り外して目視確認の後、最初は燃料フィルターの交換・確認、そして燃料カプラー部の異物確認から始めます。
ECU関連は、ECU交換・確認の前に、ECUに情報を送っている外気温センサーを元に戻す予定です。というのは、アクセルOFF時に自動的に行なわれる燃料カット機能を抑え、ON-OFF時のギクシャク感(スナッチ)を無くす為の補正装置を入れているからです。これを解除して復帰すれば簡単なのですが ・・。
その他は、燃料を正確なタイミングで行なう為の クランク角センサーなどの異常も多少は頭に入れておく必要もありそうです。

 

 

【 最後に 】
   
会場を後にして、「どうしよう! 帰れない」と判った時には、多少は焦りました。というのも、JAFの会員ではなく、任意保険の特約事項にレッカー規約が入っているなんて知らなかったからです。
お蔭で、色々と勉強できた上に、保険のお蔭でいつもは必要な帰路の高速料金や燃料代が不要になり、免責を支払っても安くついたからです。その上、トラ君で色々と学べる機会を得られました。
   
ただ、ヘルメットに残った傷の補修はちょっと苦手です。

 

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2020年10月 8日 (木)

オートバイの整体、基本と調整作業

    
“オートバイの整体” とは、人間の整体と同じで、ずれている骨格を本来の位置に戻して、コリをほぐして本来の動きが出来るようにしてあげる事だ。 しかし、肝心なメーカーでの製造時はおろか販売店での整備でも全く無視されていて、殆どのオートバイは “ずれ” たまま走らされている可哀そうな状況だ。
  

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その結果として、右コーナーと左コーナーでオートバイの動きが違ったり、右コーナーを走る時に怖いなど、多くのライダーは常に感じている。 しかし、ほとんどのライダーは “ 自分の腕のせい ” と変に納得しているけど、そんなに危ない事は無いし、ちゃんと楽しめないのは間違っている。

     
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“オートバイの整体” について、簡単な事から少し深い話まで、詳しい図や画像を交えて解説しているので、いつまでも、楽しく、安全なオートバイライフを過ごしていきたいと考えているライダーは必見だ。
必ず、参考になる事があると断言しよう。

   
   

【 オートバイの整体、基本と調整作業 】
http://gra-npo.org/lecture/bike/chiropractic/chiropractic.html

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2020年10月 7日 (水)

いつか来る日のために


いつかは決まっていないけど、いつか必ず来る日のために、
家の中のモノを処分しています。


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一気に処分するのは大変だけど、それ以上に心が壊れるので、
少しずつ、少しずつ 処分していってます。

 

こうして処分を続けて気付いた事があります。
随分と無駄なモノばかりを貯め込んで、
それが幸せだと思い込んでいたという事。


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何故か、最近は、少しずつ心が軽くなっています。



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2020年10月 6日 (火)

自作自賛「よく分かるかな?」

    
チェーンによって後輪に偏った力が働き、それが前後タイヤの不整列を大きくしている事を示したかった図。チェーンで伝わった駆動力は後輪の左側だけに働くので、進行方向に対して右側へと後輪を傾ける力になる。 そして、アクスルシャフト(車軸)の装着時に残っている遊びの分だけ、後輪は簡単に右側へと向いてしまう事は常識になって欲しいな。

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元々、チェーンアジャスターの目盛だけで整列を出せる訳はなく、例え前後タイヤの整列に気を使ったとしても、車軸固定時に遊びを取らなければ整列作業も意味が薄くなってしまうんだ。しかも、自転車みたいなパワーやタイヤの細さだったら問題ないけど、高出力エンジンで、随分と太くなった後輪だから、タイヤの整列調整はとても大切だ! と伝わるといいな。
  
自分で描いた図じゃあないので自画とは言えないけど、今までに無かった図かも知れない。
  
コラム記事・『 前後タイヤの整列、みてますか? 』の作成、順調に進行中。

 

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2020年10月 5日 (月)

近所の隠れスポット

    
自宅から徒歩3分の所にある “謎のエリア” が好きになった。
比較的古い住宅地だから、宅地開発の中で取り残されたような場所があるのは珍しくない。
が、公園と呼ぶには少し狭く、通路と呼ぶには広過ぎて、市街地の中で誰にも知られず隠れているようなエリアだ。

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管理されていない様な構造物があると思えば、ベンチが 3脚ほどは置いてある。
管理されていない植物たちは自由気ままに生い茂るけど、日差しは少ないから過ごしやすい場所だ。

長居する事はないが、散歩には最適だ。頭を切り替えるには最適な時間になっている。

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ガレージで記事用の画像撮影すると ・・

   
昨晩、画像撮影の為にガレージに行った。
 
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すると止まらない。触ってやりたい衝動もやって来た。
リア周りの新しい解決方針が良好なので、それに合せてフロントの車高を 3.5mm下げ、1G' 車高を 105mmへ調整。

試してみると、若干低い感じもするけど悪くない。
こうして一つひとうの調律(バランス)が取れてくると、他の箇所の調律も楽になる。ターンイン時のフロントの動きに “アク” が感じられるので、フロントスプリングのイニシャル荷重を調整した。すると、イニシャルアジャスターで 0.25mm 変更、荷重で 0.19 kgf 減らすとそこが調律ポイント、そこで世界がはっきりと変わるのを確認。
後は、先ずは フォークオイル 2㏄ ほど追加してストローク量(感)を減らしてみる事にした。
  
やっぱり、机を離れてガレージに行くのは気分転換に良い。 が、走ると疲れは残る。帰宅後、夕食をすませて机に向かうも睡魔に勝てず、12時前には寝入ってしまった。
しかし、朝早く目が覚めてしまったので、途中だった仕事を済ませてしまう事に。

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これで、作成中の 2本の記事の完成も見えてきた。
 
 
 

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2020年10月 3日 (土)

『 前後タイヤの整列、みてますか? 』 記事作成中!


前後のタイヤの整列調整の不足でオートバイに色々な不具合が出ていて、一番多くのライダーが感じている右コーナーと左コーナーで運転のしやすさや怖さが違う原因の一つになっていたり、直進で走行中なのに常にハンドルが少し切った状態になっていたり、直進中なのに少しだけ傾いたまま走る原因の一つにもなっていたいるす。
  
当然、タイヤの偏摩耗を起こすだけでなくて、知らない内に楽しく安全に走る事の大きな障害になっている事を、解説記事を作成して多くのライダーや整備を職業としている人へ知らせていく計画進行中です。
   
Web1000_tires_alignment 
 
文章作成も大変ですが、多くの人に伝わるように説明図を作成するという慣れない作業にも時間を掛けて熱中しています。近日中に公開予定ですから、どうぞご期待下さい。


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