『 たかが、バーエンドウエイト、されど ・・ 』第2話 掲載しました
最適な重さのバーエンドウエイトを見つけるために試作と試乗を繰り返した結果、直進走行時の乗り心地や安定性に大きな効果があるだけでなく、バンク直後の安定性を高めてキビキビとした操縦性の実現にも効果がある事が分かった。
この事から、最適なウエイトへと調整をする事でオートバイの印象は大きく変わる事、そしてハンドル周りに様々なアクセサリー類を装着する事は操縦性と安定性を損なう事が確認できました。
『 たかが、バーエンドウエイト、されど ・・ 』第2話
http://gra-npo.org/lecture/bike/bar_endweight/bar_ends_2.html
< 以下、一部転載 >
オートバイのハンドリングが一番不安定になるのがバンク開始時だから、直進走行時の乗り心地や安定感が良くなっても満足はできない。そんなテスト走行が可能な専用のエリアで、最初は 60g仕様のまま、直進状態からバンクさせてターンインを開始させた直後のステアリング周りの安定性を確認するテストを行なった。 その結果は、一般道・直進路で感じた時と同じく、「 重さは感じられるが、安定感は高くなった 」だった。
■ 最適なウエイト探しの提案 ■ Importance of optimum weight setting
〇 一般に バーエンド ウエイトは重い程に 安定性が高くなり、軽いほどに操縦性が良くなるが、
最適なウエイトはオーナーの使い方や体格、感性によって決まるものだ。だから、車両の現在
の操縦安定性に多少でも我慢しているのなら、最適なバーエンド ウエイト(重り)探しを提案
したい。社外製品で多くの種類も販売されているのだ。
〇 特に、高速道路では不満は無いけど、狭い市街地道路では車両の重さを強く感じてしまう場合
には、より軽いバーエンド ウエイトへの変更も一手だ。
〇 ステアリング(ハンドル)周りに用品を追加装着している人は要注意! グリップヒーターや
スマホスタンド、ドライブレコーダーなどを装着した場合には、それが 100g程度の用品だ
としても、必ず操縦・安定性には悪い影響が出る事は認識すべきで、特に左右非対称に用品を
装着すればもっと影響は大きくなります。 車両自体の安全性能を高く保つ事を考えるならば、
そういう追加装着は最小限に留めるべきだろう。
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