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2019年11月22日 (金)

『 タイヤから診る、ライディング 』 第4章、完成!

   
ライディングの癖や良し悪しは、すべてタイヤ表面の摩耗痕で判断できます。
誰にも分かりやすく、簡単な言葉と説明図を使って解説したコラム『 タイヤから診る、ライディング 』も、今回は実際の摩耗痕の画像が入り、その解析文章とで一番興味深い内容になっています。
  
ライディングに興味のある人は、ぜひ、一度ご覧ください。
 
 
『 タイヤから診る、ライディング 』第4章
http://gra-npo.org/lecture/ride/tire%20diagnosis/Tire%20diagnosis_4.html
 
 
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< 一部を紹介します >
  
前回までの解説で、タイヤ表面に残る “ 摩耗痕 ” の方向には色々なパターンがあり、よくある遠心力だけに応じた旋回・コーナリングをするライディングの場合にはタイヤの向きと平行な摩耗痕が残り、バンク時にも減速や加速を効果的に行なっている場合には、平行でない向きの “摩耗痕 ”がタイヤ表面に残る事を説明してきました。
  
今回は、実際にタイヤ表面に残された “摩耗痕”の画像を紹介して、その 摩耗痕 が出来た走行条件や理由の解説をしよう。

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〇 トレッド中央外側 : 中央部からトレッド外側へと移る場所に、タイヤの向きに対して90度 より小さな 80度 程の角度で摩耗痕が残り、進行方向への 加速と同時に旋回を行なっている結果だと推測できる


〇 トレッド外側
: トレッド外側へ視線を移すと、摩耗痕の角度は 80度 から 60度 ほどに変化していて、中央外側よりも、加速時の旋回の役割を多くこなしている事がわかる


〇 トレッド端部 : 端部になると、摩耗痕は中央外側部などとは逆の向きになり、明らかにバンキングブレーキによる 減速 による結果で、ノーブレーキでの基本練習であることから、効果的な旋回ブレーキ力を利用出来ている結果と推測され、ブレーキを使った場合には、この 約 50度 よりも大きな 60度前後になると推測できる

 

 

< 以上は、一部紹介です >


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