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2019年11月の投稿

2019年11月29日 (金)

あさっては、イベント日

  
今朝は、気分と身体が ・・・
引き締まる、ような、縮こまる感じ。

 

慌てて、
ストーブ と 羽毛布団 出しました。

 

あさって、日曜日は イベント開催日。
朝 5時半、ずいぶん涼しいだろうなぁ。

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2019年11月28日 (木)

【 何故、NPO? 】 (草稿)


GRAの事を、より理解してもらう為、コラム文章を作成中です。 ここに、その草稿を掲載しますので、校正や意見など、みなさんからの指摘をお待ちしています。
 
 
     *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *

  
他のNPO法人の事を紹介する記事を掲載し、色々な NPO法人 の事をアピールすると、時々、受ける質問や言葉があります。

「 オートバイの事をもっと載せた方がいい、NPO の事に興味はあんまり無いので 」

「 NPO 法人だという事は分かった。 でも、それはオートバイという趣味の世界での活動を、少し正当化しようとしているだけでは 」

「 非営利の法人だと言っても、利益を一定以上は出して、収支がきちんとしていないと社会的な信頼は得られないでしょ 」と 。
 
 
 
 
『 なぜ、NPO? 』

指摘の通り、GRAはオートバイを 主題(テーマ)に置いた活動しています。
そして、「 ライダーとオートバイにとって、より良い環境を創り上げる 」という活動の目標は、一般的な意味では、社会貢献とは言えないのかも知れません。
  
他の NPO法人であれば、人の生活や健康を助け、人の人権や生命を危険から救い、地球環境や生態系を改善するという目標を掲げて活動していますので、較べると NPO らしくないと言われるのも当然の様に見えます。
しかし、私達は、基本的に利益を求めない NPOとしての活動こそが、人として普通の事だと考えています。



『 普通の事 』

「 企業は人なり 」という言葉があります。
私は、この言葉の理解の延長として、一人の人を一個の法人として見ています。
  
利益(収入)を得る事に生きがいを持つ人は、より多くの収入を得て、社会的に恵まれた生活を送る事を目標にしているでしょう。
が、それとは異なり、利益(収入)を目標としないで、自身が持っている知識や能力を社会のために役立てたいと考えて、行動している人も大勢います。
  
そして、私も、オートバイを通じて知り、考え、学んだ多くの事の中に、きっと社会の多くの人々の役に立つ事があるだろうと信じていて、人々の役に立ちたいと行動を続けてきました。
   
そんな私にとっては、NPO 法人として活動する事は普通の事ですし、きっと 他の NPO法人を創立した人々の中でも、「普通の事」をしていると考えている人は多くいると信じています。



『 支援のカタチ 』

NPO法人活動とか、社会貢献活動と言うと、ちょっと敷居が高く、縁遠い存在に感じる人も多くいるでしょう。
実際、人の生活や生命に関わる深刻な課題や、地球環境の改善など壮大な目標を掲げている NPO法人の活動には、「支援はしたいけど ・・」と躊躇する気持ちは理解できます。
  
ただ、GRA の場合には、少し違う事を伝えます。
もちろん、「寄付」を頂戴する事はありがたいのですが、一番の “支援” は、Webサイト を通じて発信している様々な コラムやメッセージ、動画などを観て、良い内容だと思えたら「いいね」や「リツィート」をして下さる事です。
  
そんな、簡単な事ですが、私達の活動にとっては大きな励みになっている事を知って欲しいのです。
その上で、「質問」や「指摘」、「意見」を頂戴出来れば、更に大きな刺激と励みになる事は言うまでもありません。
   
GRAは、そんな考えで NPO法人と活動していますので、どうぞ、これからも “支援” をよろしくお願いします。

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評価と生きがい

  
人にとって、何らかの “評価” は “生きがい” に必要か同等のものなのだろう。
   
“評価” は、生まれた直後から 親の「かわいいねぇ~」で始まり、やがて親戚や近所の知り合いからに変わり、次は学校での評価へと基準が置き換えられる。
  
小、中、高の期間の間、学校での “評価” は 社会での “評価” に置き換えられる事も教え込まれる。
教え込まれたって、評価(成績)トップが居れば、必ずビリも居る。まるで、ビリには社会で生きていく資格が無いと教え込まれてきた。
   
無事に、ビリにもならず就職した者にも “評価” が付き纏う。 “評価” が高ければ報酬(給与)も高いから、その世界(会社)の評価を得るために、数十年、評価を得て守る毎日を過ごす事になる。
うまく循環できた者には、まるでゲーム感覚、それだけに集中すれば生活水準や社会的な名誉(評価)さえ高まるシステムだから、それだけに没頭できる。
     
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でも、誰も深く考えていないけど、“評価” が得られない人生がある事や、誰でも “評価” されないシステムの毎日へ追いやられてしまうのだ。
人は簡単に、他者を良い(Good)か悪い(Bad)のレッテルを貼りつけたがり、必ず成績ビリの人を出してしまうシステムの欠点を補う必要性さえ考えようとしない。
       
だから、生まれた時から親からも 正当に評価されず、学校や会社でも同様に評価されずに生きている人の事を “見て見ぬフリ” をしてしまうんだ。
だから、会社を辞めて急に “評価” が得られなくなると狼狽えて、事故や病気で会社という評価システムからリタイアせざるを得なくなった人に憐れむフリが出来るのだろう。
  
評価が日本に限った事ではない。
実際、SNS 等で “いいね” とか “フォロワー数” などの “評価” を生きがいにしている人や、評価の高さを基に生計を立てている人が正解に多く存在している。
  
が、実際のハナシ、“評価” は 真の “生きがい” になり得るだろうか? と考えてしまう。
“ 評価 ” と言っても、生まれた時から他人が作った不公平なシステム、自身の努力等に一切関係無く、他者の先入観や社会的システムの中で生まれたものに過ぎない。
それを、貴重で短い人生において、不公平で不正さえ入る他者の “評価” システム の中に “生きがい” を見つける事自体、僕には 哀しい事に思えてしまう。
     
そういう “評価” システムの流れの中に身を置きつつ、流れからこぼれ落ちていく人達に対して、どいうい想いや考え、行動へと繋げていったのか? という事にこそ “評価” を与えられるべきだし、与えるのは他者ではなく、先ずは 自分自身で “評価” を与える事が、真の “生きがい” に繋がるのだろう、と思っている。
 
 
 
  

 

2019年11月25日 (月)

今日の買い物 (11/25)

    
今日、八百屋さんに寄って、サツマイモを買いたかったけど、良いのが無かったので、初めてコレを買った。
  
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里芋の一種で、セレベスと呼ぶらしい。
さぁ、どんな調理が出来るのか? どんな料理になるのやら?

   

明日も、元気に目覚められるか?




 

妖怪ガレージ日誌、現状告白

     
11月15日(金)と16日(土)、二日間にわたり、妖怪ガレージに籠って行なった作業は、久し振りに愉悦のひと時だった。
しかし、同時に、撮影という圧力と、それを編集・発表するという、自縛の責めに喘ぐ始まりだったと言える。
 

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が、こうしてはいられない!!
少しずつ、前進あるのみだ。

 

 

『 普通ではない事 』

行なった作業は、リアサスペンション ユニット を取り筈して、リアスプリング を交換して、各部の清掃と給脂をして、各部品のアライメントを正確にとって、組み立てる、という単純な作業だった。
普段、普通に行なっている事だと言っても、多くの人にとっては普通ではない。 その上、触る箇所の部品には “普通ではない部品” も多く、整備作業も “普通ではない” から、それを伝えるのも “普通以上に” 大変。
 
そんな訳で、“普通ではない事” を書きたくって、伝えたくっているのに、ネックになっている事がある。
  

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『 動画の長さ 』
 
ネックになるのは、撮影した映像の本数と長さ。
「妖怪ガレージ日誌」は、極力、編集などの処理を省きつつ、内容は “精緻で濃く” というポリシーだから、そこがネックになってもいる。
   
撮影した映像は、それぞれの作業工程別に撮影しているから、本数は 14本で、映像の長さも 二日間(主に午後から)の 6~7時間 分にもなるだろう。
作業工程別に 映像や日誌をまとめたとしても、動画の長さは 30分は覚悟が必要だ。
  

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だから、動画が多少長く、饒舌で退屈な内容に見えたとしても、どうか覚悟していて欲しい。
あぁ、言ってスッキリした。
  
 
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NPO法人の紹介 『 NPO法人 Walk Free Foundation 』


世の中には、利益の為ではなく、社会の為に尽力している方々や団体があります。
そんな活動を行なっているNPO法人を、機会がある度に紹介していきます。
みなさんにとって何等かの参考になる事を願っています。

* * * * * * * * *

『 NPO法人 Walk Free Foundation (WFF)』

NPO法人 Walk Free Foundation ( 以後、WFF と記載 ) は、オーストラリアを拠点に、全世界各国での “奴隷” 状況を調査して報告している団体です。

彼らの指す “奴隷” とは、19世紀以前、鎖で身体を拘束され、人身売買され、あらゆる労働力を搾取されていた “奴隷” だけを意味していません。
現代社会、世界の各国で、鎖で繋がれていなくとも、金銭的・精神的に身体と人権を拘束し、それを雇用する者の利益の為に労働を供されている人々全てを対象にしています。

WFFは、そういった存在の人々の事を “現代奴隷” と呼び、各国政府関係機関への啓発活動を行なうと共に、各国で人権活動を行なっている民間団体に活動用資料として提供を行なっています。

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『 世界と日本の “現代奴隷” 』

彼ら(WFF)の指摘では、“現代奴隷” が多い国は インドや中国、パキスタンなどで、日本は世界の中で少ない国としてしています。
が、自身と身の周りを見渡せば、長時間労働やサービス残業など、雇用側が雇用関係を楯に労働を搾取する例は多くあります。 確かに、それらを禁止する法整備は進められていますが、順守意識が高いのは行政に近い大企業であって、大多数の国民が就労する中小・零細企業では望むべくもない事も周知の事と言えます。

その境遇は、30万人近くに上る 技能実習生 の場合には、更に厳しい事も広く知られています。技能実習制度は、単純労働業種における人手不足解消を目的に導入されたに等しく、搾取と人権侵害が起きる構造になっているとして国際的な批判を浴びています。
また、留学ビザで来日する留学生に於いても同様で、週に28時間までのアルバイトが認められているのを利用して、日本人が敬遠する工場労働、飲食店、宅配便などの仕事で、彼らから合法的に最低賃金で働かせ、外国人留学生は債務と搾取のサイクルの絡め取られているのです。

更に、日本国民が知るべきは、世界の “現代奴隷” を生む構造に加担しているという事で、輸入される大手メーカーの製品や部品自体に、“現代奴隷” が潜んでいる事実です。
サプライチェーンという、主に大メーカーが製品を製造する為に、世界的な原材料や労働力の供給ネットワークを活用しているが、そのサプライチェーンに “現代奴隷” が従事させられている事実があります。

“現代同零” のリスクが多く含まれている製品は、1. ノートパソコンや携帯電話、 2. 衣料品やアクセサリー、 3. 魚介類、 4.カカオ、 5.材木 で、日本がそれら製品の輸入額は、米国に次いで 世界2位になっている事は知っておく必要があります。
欧州などと較べて、“現代奴隷” を排除する仕組み・フェアトレードを尊重する意識が薄く、それが故に 世界各国で人権を無視され労働搾取し続けられる “現代奴隷” の人々を生み続けているのです。

 

※ 参照資料 Global Slavery Index 2018、「日本についての記述の試訳」 山岡万里子 訳
http://notforsalejapan.org/wp-content/uploads/2018/08/Global-Slavery-Index-2018-%E5%92%8C%E8%A8%B3-1.pdf

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【 NPO法人 Walk Free Foundation 】

□ 法人案内 Webサイトページ ・・https://www.minderoo.com.au/walk-free/

□ 法人案内 Webサイト(和訳) ・・
https://translate.google.com/translate?hl=ja&sl=en&u=https://www.walkfreefoundation.org/%3Fgclid%3DCj0KEQjwvtS6BRC8pcKn8OXIg_wBEiQAqtpiz0wDst0me7uDXsjzP5sFbePbZi-U3ixqcUL0DSu9NukaAsQT8P8HAQ&prev=search


□ Global Slavery Index ・・ https://www.globalslaveryindex.org/

□ Global Slavery Index(和訳) ・・
https://translate.google.com/translate?hl=ja&sl=en&u=https://www.globalslaveryindex.org/2018/methodology/prevalence/&prev=search


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【 関連記事 】

〇 SUSTINABLE BRANDS ・・・ https://www.sustainablebrands.jp/news/os/detail/1189402_1531.html

〇 Trends Watcher ・・・ https://www.trendswatcher.net/032018/geoplitics/%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%81%AB%E5%AD%98%E5%9C%A8%E3%81%99%E3%82%8B%E7%8F%BE%E4%BB%A3%E5%A5%B4%E9%9A%B7%E3%81%AE%E5%AE%9F%E6%85%8B/

〇 Sustainable Japan ・・・ https://sustainablejapan.jp/2018/07/25/gsi-2018/33487

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【 NPO法人紹介ページ 一覧 】



 

2019年11月24日 (日)

1994年 3月開催『 ジムカーナレッスン 』動画の紹介です


1994年、GRA発足当時から、最も大切に開催していたイベント『 ジムカーナ レッスン 』の動画です。

この動画では、レッスンの最後に行なっていた タイムトライアル(タイム測定)、それも 当日にインストラクターを担当していたメンバーの分だけ収録されています。
25年以上前の動画ですが、どうぞ、ご覧下さい。


なお、「 タイムトライアルコース図 」や 「 タイム測定結果 」、「 当日配布書類 」など、詳しい資料は下記サイトに掲載しています。


【 イベント記録 】1994年 3月20日開催・ジムカーナレッスン
http://gra-npo.org/document/record/1994/19940320.html




 

2019年11月22日 (金)

11月21日付け、過去一週間のアクセスデータ


GRAの公式Webサイト (http://gra-npo)への、最近一週間の海外からのアクセスを紹介します。

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アクセス傾向には、日本・海外を問わず、“波” があるのですが、ここ最近は カナダ からまとまってアクセスが入っていて、面白かったので紹介します。

公式Webサイトに限らず、運営している ブログサイト等を始めとして全て日本語で作成しているので、検索ワードでサイトがヒットしても、タイトル名は日本語です。
その為、基本的には日本国内からのアクセスがメインになりますが、興味深い事に、時々、海外からのアクセスが固まって入る事もあります。

GRAの ブログサイトの一つは、最近、オーストラリアからまとまって来たり、変わった所では Youtube では ロシアの方から定期的に入ってきています。

どちらにしても、GRAとしては、日本国内だけに活動を絞る考えはありませんので、海外からのアクセスは大歓迎しています。
ただ、泣き所は、英語表記などが十分になっていない点です。


どうぞ、GRAの活動はこれからも続けていきますし、コラム文章中に英語表記が入っている事にも、みなさんの理解と協力を期待しています。

 



 

12/1 に向けて、企画・提案を募集しています!


来る、12月1日に開催する 『 撮影&練習 イベント 』に向けて、あなたの 企画や提案を募集しています。
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「 こんな映像が観たい 」
「 分かりやすい解説映像が欲しい 」

オートバイの事で、ライディング方法や練習方法、整備の方法やその効果など、あなたが見たい映像や画像について、あなたの提案を送って下さい。
撮影&練習 イベント 』では、いつまでも、楽しく、安全なオートバイライフを過ごすのに役立ちそうな画像や映像を撮影しますが、可能なら、あなたの提案も聞かせて欲しいのです。

送付は、この記事へのコメント返信か、下記のサイトを通じて送付ください。



Web300_mail_2b http://gra-npo.org/office/info_mail/mail.html



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【 11月21日現在・撮影映像候補 】


〇 「 基本練習・サークル走行 」
〇 「 基本練習・2本オーバル走行 」
〇 「 基本練習・4本四角パイロン走行 」



〇 「 フロントフォークの整列 」
・・ フロントフォークの整列作業と、その作業の前後(Before & After)のオートバイの動きの比較



* * * * * * * * *

イベント当日の参加者( モデル、カメラマン等 )は、当日にならないと分からない為、集まってくれる方々の意見や雰囲気に合わせて、楽しく活気のある映像や画像の撮影を行ないますので、予定はあくまでも予定です。

が、あなたの強~い提案、説得力のある要望であれば、実現したいと思うのが人情です。また、当日、イベント会場で直接、意見や要望を伝えてもらうのも大歓迎です。



では、みなさんからの「提案」や「要望」をお待ちしています。

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【 撮影 & 練習 イベント 】
http://gra-npo.org/schedule/photo&practice/top.html







『 タイヤから診る、ライディング 』 第4章、完成!

   
ライディングの癖や良し悪しは、すべてタイヤ表面の摩耗痕で判断できます。
誰にも分かりやすく、簡単な言葉と説明図を使って解説したコラム『 タイヤから診る、ライディング 』も、今回は実際の摩耗痕の画像が入り、その解析文章とで一番興味深い内容になっています。
  
ライディングに興味のある人は、ぜひ、一度ご覧ください。
 
 
『 タイヤから診る、ライディング 』第4章
http://gra-npo.org/lecture/ride/tire%20diagnosis/Tire%20diagnosis_4.html
 
 
    * * * * * * *
  
< 一部を紹介します >
  
前回までの解説で、タイヤ表面に残る “ 摩耗痕 ” の方向には色々なパターンがあり、よくある遠心力だけに応じた旋回・コーナリングをするライディングの場合にはタイヤの向きと平行な摩耗痕が残り、バンク時にも減速や加速を効果的に行なっている場合には、平行でない向きの “摩耗痕 ”がタイヤ表面に残る事を説明してきました。
  
今回は、実際にタイヤ表面に残された “摩耗痕”の画像を紹介して、その 摩耗痕 が出来た走行条件や理由の解説をしよう。

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〇 トレッド中央外側 : 中央部からトレッド外側へと移る場所に、タイヤの向きに対して90度 より小さな 80度 程の角度で摩耗痕が残り、進行方向への 加速と同時に旋回を行なっている結果だと推測できる


〇 トレッド外側
: トレッド外側へ視線を移すと、摩耗痕の角度は 80度 から 60度 ほどに変化していて、中央外側よりも、加速時の旋回の役割を多くこなしている事がわかる


〇 トレッド端部 : 端部になると、摩耗痕は中央外側部などとは逆の向きになり、明らかにバンキングブレーキによる 減速 による結果で、ノーブレーキでの基本練習であることから、効果的な旋回ブレーキ力を利用出来ている結果と推測され、ブレーキを使った場合には、この 約 50度 よりも大きな 60度前後になると推測できる

 

 

< 以上は、一部紹介です >


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2019年11月21日 (木)

妖怪日誌、11月21日

   
今日は、知らない間に、11月21日。
11月は、3日と8日にイベント開催、15と16日には整備とその撮影。
その間に、Webサイト用コラムの作成とアーカイブ動画の編集&UP。
そして、嬉しい事に、「タイヤの摩耗」についての質問が届いたので、更に張り切った。
   
そうしたら、17日以降、急に電池切れになっていた。
いや、それ以前からリザーブ(オートバイ用語か?)に入っていたのだろう。
  
また、少しずつ動き始めた。
さあ、外に出せるモノも幾つか完成は間近。
  
〇 『 タイヤから診る、ライディング 』最終版
〇 『 海外・NPO法人の紹介 』
〇 12/1『 撮影&練習イベント 』への企画募集
〇 「 妖怪ガレージ日誌、リア サスペンションユニットの脱着 」(動画付き)
・・ etc
  
また、「 質問 」や「 意見 」、「 指摘 」の到着も期待している。
それは、とても強い促進剤になり得るから。
  
では、日誌はここまで、作業再開します。



2019年11月19日 (火)

雨のジムカーナ大会、カワサキ、東京大会

   
1988年、日本で最も参加人数が多かった、カワサキ主催ジムカーナ東京大会へ、遠征参加した時の動画です。


当日は、朝から生憎の雨でしたが、関西方面から 2台の車に分乗して参加した 6名、1980年代の熱気が漂っています。



2019年11月18日 (月)

妖怪ガレージ、撮影日誌、後日談

  
『 リア スプリング、交換 』

慣れた作業で、本人にとっては愉悦の時であっても、観る者にとっては、退屈の時になり得る事を実感した昨日に続き、今日も作業と撮影が続く。
  
更に、緻密でケアに溢れた作業をして、今日中には走行可能なじょうたいにしてやりたいと考えているが、「 愉しみたい! じっくり丁寧にしたい! 」と考える者にとって、カメラはプレッシャーを掛けてくる、だろうなぁ。


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『 作業、無事に終了 』

予定していた作業と撮影、無事に、予定 プラス アルファ を完了です…約5時間半、カメラに緊張を強いられながら、みっちり楽しみました。
お腹がすいたので、これで、家に帰る事に。 後日のリポート 妖怪ガレージ日誌、ご期待あれ。


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『 試乗、525 ( LBS/inch ) には戻れない! 』

1/17、 リアスプリングを 525 から 575 LBS/inch へ交換後の 試乗、インプレ取りに出てきた。
  
公道に出た段階で、既に違いを感じる。 ライダーが思ったっ通りに直ぐに反応してくれるのだ。
2km も走らないうちに、組み立てた箇所に馴染みが出て、落ち着きとスムーズ感が増してきた。
   
広く、安全な所でターンをしてみる。
まるで上手になったかの様に、ほぼ狙い通りに走ってくれる。 もう、525には戻れない。決して。

今までは、優しさに溢れていたけど、マヨネーズをスプーンですくう様な ネットリ感とキレの悪さがあった事がわかる。 今は、温めたナイフでバターを切り取っている様な気持ち良さだ。
    
しかし、心なしか、ハードボイルド風な感触も見えている。
決して、ゴルゴ13 のキャラクターは 嫌いでは無いし、より鋭敏になった反射神経の影響か、フロントが細かな路面の不整で、小さく左右に振れる感覚が増えている。
よりダイレクトに、手に伝わる路面感触は好きだが、 何の変更はしていないフロントが、リアの設定で 別な様相を見せているのは興味深い。
   
だが、若干、リアのイニシャルは下げる方向だろう。
575 のスプリングレートは 太くまろやかで、角の取れた大人の落ち着きを見せているから正解だけど、 フロントに変化が出ている事は、何かのバランスの分岐点を超えている証拠だと思えるからだ。

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『 プリロード、10 kgf 減らす 』

早速に、ガレージに戻って、リアのイニシャル荷重を少し減らした。 約 10 kgf 減らした。
   
さあ、また試乗だ。
うん! 無駄な動きは減って、より大人の雰囲気を帯び、半歩先を走っていた トラ君、少し僕のお尻の下に近づいてくれた。ターンしても、フロント、路面の不整を伝えてくる量をオブラートに隠しているかの様だ。
    
僅かな調整で 雰囲気を変えてきているから、バランスの分岐点辺りにいる事は間違いない。 イニシャル調整用のリング、15 から 30度 程度締め込む 選択肢が残っているのは間違いない。
   
確認は、安全が確保されたコースで決めよう。
しかし、イニシャルを2 kgf 上げたい欲求が心の中でくすぶっている。
ゴルゴ13 を 一瞬でも感じた後では、まるで、胡椒を入れ忘れたスープの様に感じてしまう。 でも、そう感じるのって、変態、かも知れない。




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2019年11月16日 (土)

妖怪ガレージ、撮影日和

  
澄み切った青空に誘われて、ガレージに、整備と撮影で籠った。
 
一人でやっている時は気づかなかったけど、こうして撮影しながら、観る人の存在を意識しながらすると思った。

「 随分と、地味な作業を、コツコツとやっていて、飽きないね〜 」と。

結局は、好きなんだと思うけど、 外した部品の一つ一つを素肌の指で触り、話しかけながら、汚れを拭ってやって、グリスをうっすらと塗布してやって、清潔にしたパレットに、配置よく、一つ一つ、綺麗に並べていく作業って、観る人、あくび出るね。
   
しかも、リアサスペンション周りの連結部のボルトには、全てスラストベアリングを入れて、ボルトも他の部品から浮かせて、フリクション低減を図っているから、ベアリング用に新造したダストカバーを入れると、一箇所のボルトあたり、ナット以外、8点以上の部品を細かく磨いて潤滑塗布するなんて、途中で、本人もカメラのスイッチを切った程。細かい作業、連続で、黙々と1時間近くするのって、ある意味、オタクかも。今頃、気づいたね。
 


 

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2019年11月13日 (水)

『 タイヤについての質問 』が 届きました

  
オートバイのタイヤについて、質問が届きました。
この機会に、皆さんも一緒に考えてみませんか。
  
私なりの回答は、24時間後を目途に公表して、質問された方へ届ける予定です。
皆さんなりに、一度考えてみてください。

 

                                                                        NPO法人GRA    小林

 

* * * 以下、届いた文章です * * *

 

『 タイヤについての質問 』

困っているわけではないのですが、どうしてこうなるのか知りたくメッセージさせていただきました。多くの方のお役に立てそうなら公開してくださってもかまいません。
 
この画像はフロントタイヤの摩耗の仕方を示している図です。タイヤを輪切りにした断面です。
  
上の図が摩耗する前、仕方が摩耗が進んだものです。赤丸で示したようにショルダー部(?)がこのように摩耗します。複数のメーカーの複数のタイヤ銘柄で同じような摩耗の仕方が見られたので、なぜこのように摩耗するのだろうと思ったのです。
  
もしご存知なら教えてください。

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                     * * * 以上 * * *
 
 
 

 

2019年11月12日 (火)

妖怪ガレージ日誌、次回予定

    
頭の中には「 あ! これ伝えたい 」、「 あぁ、これも言いたいなぁ 」とか、次から次へと浮かび上がり、その度にメモを繰り返していると、厚く重なったメモが呼び掛けてくる。
 
「 あんた、いつになったらやるん! 」
  
そんな、メモ達の声から逃れつつ、浮かんだ発想に応えるカタチの一つ(逃げ?)が 『 妖怪ガレージ日誌 』だ。

 
 

【 妖怪ガレージ日誌 】

普段から、ガレージでやっている整備作業を、ただ詳しく発信するだけというのが基本コンセプト。
でも、その中身は、全国の誰かに参考になる事の一つや二つ、きっとあるに違いないと思っている。
 
ただ、それを伝える企画は以前にもやってきたけど、画像を撮影して加工して、原稿・テキストを考えて、タイトルを決めて、それらをレイアウトしてやるって考えるだけで、“ 厚いメモ ” 効果そっくりの現象になる事も経験している。
  
そこで、選択や加工が必要な画像ではなく、映像を主体に発信すれば良いと気付いて、『 妖怪ガレージ日誌 』という新たな名称もつけて発信を始め、既に 3回発信済みだ。
お蔭様で、直ぐにチェックしてくれる方も居て、約 30分という長尺の映像(基本無編集)にも関わらず、少しずつ注目を集めてもいる様子。

 
 
【 次回予定 】
 
そんな経過で歩み始めた『 妖怪ガレージ日誌 』だから、他の 進行中の企画の様にプレッシャーを受けて、フリーズにならない様にしたいと常に願っている。
で、幸運なコトに、煮え切らず、はっきりしない操縦性に悩まされ続けている トラ君(トライアンフ ストリートトリプル)に、最近改善の兆候がはっきりと表れてきた。
  
だから、今度は その改善の為の作業を撮影して、その作業の内容を 『 妖怪ガレージ日誌 』として発表しようと考えている。
そのテーマは、

「 リア サスペンション ユニットの脱着作業 」
「 正確なチェーン調整 」
「 簡単明快な前後タイヤ整列調整 」
「 リア スプリングの交換 」の予定。

というのも、トラ君、フロントのセット方向がはっきりと見えてきたら、今度はリア側の不満(不和)がはっきりと見えてきたからだ。
フロントのわがまま振りに手を焼き、リア側を 人当たりの優しい設定すべく、スプリングレートを下げていたけど、フロントのマナー改善の道が見えてきたら、リアの曖昧さが気になっていたからだ。
   
トラ君、ノーマル状態での リア スプリングの レート(バネ定数)は 約 510 LBS/inch ( 1インチ縮めるのに 510 ポンド )で、以前は 600 LBS/inch とか 575 LBS/inch でもやっていたのに、ユニット銘柄の変更に合わせて 525 LBS/inchにしているからだ。
そこで、スプリング を ハイパワーコイルズ社の 575 LBS/inch へと変更する作業を撮影すれば、上記の 4つ の作業は当然行なう事になるので、4つの 日誌企画 になるという訳だ。

  
さあ、自滅圧力に負けず、どんな日誌になるか、作製する本人が一番心配で楽しみかも知れない。

 



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2019年11月10日 (日)

妖怪ガレージ日誌 「フロント車高の調整と失敗」11/4

   
  前回まで、バンク走行時にフロントフォークが寡黙になってしまう事に困り果て、
  トラ君の生まれつきのトレール感 の無さに対処したフォーク油面設定を一度見直し、
  一度、思い切って油面設定を低くする事にした。
  11/1 に 6㏄ 抜いて、その際に フロントタイヤが優しく接してくれる様になった
  のに気を良くして、更に5㏄ 抜いて、合計 11㏄ 抜いて更に良い印象を受けたが、
  大切な事は 安全な専用エリアで実際に走らせなくちゃ分からない。
  
  そこで、フォークオイルを抜いて下がったフロント車高(1G'時)を、前後車高バ
  ランスを補正する為に、1㎜ 上げる修正をして、11/3 開催のクリニックで試してみた。

 
 

『 11/3・クリニックにて 』

昨日開催したクリニックで、空き時間に少し走り込んでみた。
   
30km/h 以上で一気にバンクさせて入るセクションでも、以前よりは、嫌がる素振りを見せず、一昨日までに施したセット修正は 「 ハズレ 」ではない事を確認。
  
しかし、バンクさせた後で、遅らせたフロントブレーキで前輪の向きを変えようとしても、無情に時が流れるだけで、前輪は反応せず、ただただ、スピードが無駄に落ちていくだけ。
   
それに、切り返しにもっと軽快感が欲しいし、バンクさせる掛け声を掛けても無表情な事、そして もっと路面を身近に感じたいので、まだまだ満足できない。

 

  

『 11/4、ガレージにて 』
  
イベント翌日、ガレージに出向き、コラム掲載用のタイヤ表面の摩耗痕の撮影は終わった。
後は、昨日の汚れを拭き落としてやって、次の修正セットを考えなくては。
  
きっと、再度、フロント車高を 更に 1mm 上げてやって、フロントの主張と初期反応の声を大きくしてやって、試走、その結果で フォークオイルを更に抜く方向もアリだと考えている。
  
以前は、追い込んだ時の フロントの巻き込みを嫌って、トレールが十分に残るよ、オイルレベルを下げ過ぎないようにだけ注意を払っていたので、袋小路に入っていたかもしれないからだ。
  
その場合でも、トラ君の前脚、物理的に 110mm 以上のストロークは強いられない構造だから、そこは要注意だ。
  

 

  
 

『 更にフロント車高を上げた結果は 』
  
試走を完食。 一言で言えば、良い結果になった。 まっすぐに走っている時から、フロントが存在をはっきりと表して、バンクしてターンの最中も変わらない感触が続くようになった。
ただ、フロントの締め付け時、ストレスが入ったような、少しツンツンする感触も同時に現れたので、一度リラックさせてから、もう一度、きちんと整列を取ってあげる必要がある。
それと、フロントがしっかりと主張してくれるので、フォークオイルを 5 cc 追加で抜いてみる予定だ。 良くなぁれ、もっと良くなぁれ!!
  
フロントの主張、声は大きくなったが、フロント車高を 1㎜ 上げる修正を行なった際、ビデオ撮影もしていた関係(言い訳)で、フロント周りにストレスを残してしまった様で、一般道を普通に直進していても、「 ツン ツン 」とフロントの動きに 引っ掛かり感 が出てしまっている。
それと、バンクの際、初期反応は上々になったけど、フロントブレーキで追い込んだ時の “ 反応無し ” が “ 反応薄し ” に変わった位だから、更に フォークオイル を抜いて、「 よっしゃ 」と言ってくれる様になるかを期待してみたい。
   
オートバイに限らず、何事もバランスが大切。
「明」と「暗」、「ダル」と「ピーキー」、「平安」と「冒険」、その中間を探し当て、そのエリアを確保して大きくする作業こそ、人生だと思うし、それがセッティング。
更に、5㏄ 抜いて、“分岐点” (境目)を超えて、向うの世界に入ってしまったら シメタモノ。
その、バランス点を超えてしまった分だけ、例えば 2㏄ とか 戻せばっ良いだけだ。
   
さあ、フロントフォーク周りを リラックスさせて、フロントフォークオイル、更に 5㏄抜きだ。
さあ、どうなるか?外はとっくに暗い。
僕のエネルギー残量も明るくない。
でも、誘惑の力は大き過ぎる。


  

『 後日談 』
  
やっぱりと言うべきか、11月4日、試走から帰った後、誘惑に負けて、フォークオイルを更に 5㏄ 抜いた。
と言うか、先の フロント車高の変更作業(ビデオ紹介分)の時、フロント周りにストレスを残してしまい、「ツンツン感」を感じるようになっていたので、もう一度、フロント周りを触る必要もあったというのが言い訳でもあった。
  
で、追加で 5㏄ 抜いた後は、やっぱり試走に出た。結果は、良い症状が得られた。
   
バンクさせた後、フロントブレーキでのフロントタイヤのラインコントロールが簡単になったのだ。 つまり、ブレーキをかけて、フロントタイヤを思った通りにイン側へ向けていく事が簡単になったのだ。
簡単に出来る分だけ、ブレーキ使用量は少なく、それだけスピードロスも少ないから良い事づくめだ。
   
更には、コントロール量を誤ると、思った以上にイン側へと向き過ぎて、それに合わせて速度は落ち、車体が立とうとするけど構わない。
フォークオイル量の調整・セッティングが “分岐点” を 超えたのが確認できたから、それは良いサインだ。
   
今回は、追加で フォークオイル 5㏄ 抜いたので、2~3㏄ 戻すとか、フロント車高を 0.5 ~ 1 ㎜ アップさせて、フォークオイルを 1~2㏄ 戻すなど、適した方法でバランスを取る選択肢が見えてきたからだ。

 

 

< 車高データ > 1G'時 ( 乗車時 )

〇 11/4、 5㏄ 抜く前 112.0 - 4 = 108.0 ㎜ ( タンクは 3分 )
〇 11/4. 5㏄ 抜いた後 112.2 - 4 = 108.2 ㎜ ( タンクは 2分 )
( 倒立室フォークの為、現状の突出し量 4㎜ を差し引く )



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2019年11月 7日 (木)

11月 7日 買い物 ・日記

  
買い物をしに、24時間営業、大型スーパーへ、スクーターで出かけた。


『 30台半ば男性 』

JRの駅近く、信号待ちしていると、青いアクア、歩道の切れ目から歩道の中に入って停まった。
路上広告用の水入りウエイトを車から取り出している、30台半ば、営業マンと思われる男性に声を掛けた。

「 お兄さん、そこは歩道上だよ 」と言えば、
「 おぉ、わかってる 」と、一瞬僕を睨む様にして、返事してきたが、車はお構いなしだ。

さほど広くない歩道の上、点字ブロックの真上を塞ぐ様に停めるなんて、他人に不幸を与える行為を平然とやってはいけないし、見逃してもいけない。

 「 確信犯だと同じだよ 」
 
次に、同じ様な場面に出会ったら、もっと効果的に言おう。

 
 

『 70台半ば女性 』

大型、安売りスーパーでレジに並んだ。
最近、清算だけは別の機械で行なう形式に変更になったけど、その女性は、それが似合わない程に丁寧で細やかだった。
スキャナーと個数ボタンだけ押し、レジ袋を渡すだけが求められている筈なのに、見れば、前のお客の他店購入の荷物にまで気遣っている。
  
さあ、僕の番だ。
同じ商品を取り出しやすい様に手伝えば、愛想よい笑顔で 「 ありがとう 」と言ってくれた。
初めて見かける様な人で、様々な支払い方法に対処するレジには似合わない。
こんな高齢で働いている人、ちっとも珍しくないけど、年金制度を作った人達はきっと、働いていないだろう。
 
帰り際、レジ横に戻り、少し大きな声で、「 ありがとうございました 」と挨拶した。

 

 

『 20台後半男性 』
  
帰り道は、国道に交わる道の信号が “右折可” を出したのに誘われて、細い路地を選んでしまった。

すると、2分も進まない内に、前方の小さな交差点の真ん中に、白いアザラシの様な物が横たわっている。
近付くと、白いスクーター、横には 20台後半の男性が茫然と立っていた。 どうしたのだろう。
   
その男性の視線の先を見れば、5m 先で大学生らしき男性が力なく起き上がってきて、ズボンの汚れを払う仕草。
事故だ! 信号も無く、車線区分も無い路地の交差点、白い軽自動車ワンボックス商用車とぶつかった様子だ。
  
「 だいじょうぶ ?? 」 声を掛けたが返事は無い。 当然だ。
  
横で、初めて見た光景の様に立っていた男性、急に思い出した様にワンボックス車に駆け戻り、助手席から赤いスマホを取り出して、電話を始めた。
事故に慣れている人は多くない。まして、もし、当事者であれば尚更だ。でも、責任感はしっかりとした人の様だ。
  
大きな怪我は無い様子、野次馬になるのは嫌いだから、通り過ぎ、幾つかの小さな交差点を横切った頃、現場へと向かう救急車とすれ違った。

  
 

今日も、人々の人生は過ぎていく。
僕も、ぼくなりの人生、作らなくては。



  

 

2019年11月 5日 (火)

クリニック日誌・ 11月 3日


2019年11月3日開催の『 ライディング・セッティング クリニック 』で感じ、考えた
色々な事を、ここに書き留めます。

『 最初は、ぼやきから 』

日本は世界を代表するオートバイメーカーが 4社も存在しているが、それ相応に豊かなモータリゼーション、オートバイ環境が整えられているとは言えない。
特に、メーカーの販売至上主義によるイメージ戦略に冒されたメディアや販売店の対応に毒され続け、ライダーのオートバイの移動機械としての本質的な理解が育っていない事は大きな懸念として存在する。

 

『 公正な評価機関が必要 』

長年、この現場で、様々な車両を、実際に試乗を交えて診続けているが、“ 危ない車両 ” は数多く存在している。
“ 危ない車両 ” と言っても、単に、整備不良や構造部品が破損したままの車両も存在しているが、一番の問題は新車状態から オートバイとしてのバランスが崩れていたり、部品の組み付け方法が妥当でなかったり、本来あるべき整備がなされていない “車両” が数多く存在し、その殆どが一般公道を走っている事が問題だ。

そんな車両のまま、ライディング技術を磨く講習を受けたり、安全運転指導を受けても、決してあるべき技術を磨けず、安全とはならない。

本来なら、販売至上主義に冒されていない、メーカーや産業界の圧力が及ばない、個々のオートバイをチェックする公正な機関 があるべきだろう。
戦後、暮らしの手帖社が、家電製品を自費購入して、メーカーを問わず公正に試験し、その結果を雑誌に掲載して、家電製品の品質向上や生活者への啓発に繋げていったのが良き先例の一つだ。

いや、家電製品以上に人々の生死に関わるオートバイだからこそ、産業界や政府から独立した、公正な検査機関や組織が必要とされると改めて思わされる。
メーカーの圧力に押され、メーカーの広報データやアピールポイントを鵜呑みのまま、新車の不都合な事実は決して書かないメディアばかりで、メディアに奉られた “ 名車 ” の存在ばかりが目立つ環境では、販売側だけが利益を得て、ライダーは不利益を被っていると言っても過言ではない。
そういう意味で、ライダー(消費者)にとって、公正で有益な情報を提供する組織や仕組みは必要だと思うし、現代のIT環境では不可能ではないと考えている。



『 フロントヘビーだから、重いハンドリング? 』

当日の会話の中で、「 この車両はフロントヘビーだから、ハンドリングが重い 」という言葉があった。
これは、物理的な事象と力学的なバランスとをゴチャ混ぜにした、三流評論家がよく書いている解説で見かけるフレーズとそっくりだ。

確かに、前輪に掛かっている荷重が大きな車両は存在しているが、問題にすべきは その荷重の大きさではなく、前後の荷重割合になる。 単に、リアの荷重が大きくても、リアサスペンション等の設計次第で 重いハンドリングになるからだ。

恐らく、それら評論家や俄か評論家が指摘しているのは、少しバンクさせただけでハンドルが強く切れ込もうとする現象だと思われる。実際、その様なハンドリング・操縦性をみせる車両は存在しているし、体験した事もある。

が、それは、前輪に掛かる荷重が最大の要因ではなく、そういう設計やセッティングになっている事の方が一番の要因だ。 つまり、前輪荷重が大きくても、設定次第、セッティング次第で 軽快な操縦性にする事が可能だ。
だから、その車両の前後荷重分布データを示さず、その分布データと同じ他車の実例も示さず、まして 試乗時の前後のタイヤのエア圧さえ開示せず、メーカーパンフレットや外観の印象だけで “原稿料” を得ている人の解説を鵜呑みにしてはいけない。

私の印象では、ヨーロッパ向け、超高速でのロングツーリングの用途を第一に考慮された車両は、多少の外乱を受けても、直進安定性を失わないように、前輪が向いている方向へと進ませる設定にしてあり、それが街中交差点などで重いハンドリングとなっている例は少なくないと実感している。
が、これも、当然、設定の結果なので、修正は可能だと考えている。



『 硬い? 柔らかい? 』

オートバイは、どんな場合であっても、ライダーにとって扱いやすい状態に保たれているべきで、それが安全で快適なオートバイライフの実現に繋がる。
そんな状態に保つ為には、適切な整備と適確なセッティングが必要だ。 しかし、その整備とセッティングの理解が不足しているのが大きな問題だ。

例えば、サスペンションのセッティングについて、ライダーからの 問題提起 の際には「 硬い 」とか 「 柔らかい 」というインフォメーションしかない。 が、それだけでは セッティングを進められないという事実を理解してもらう事さえ難しいのだ。
何故なら、雑誌やネットなどの記事でさえ、「 硬い時にはこうして ・・・ 」などと、対処は簡単な事の様に書かれていて、それも 名の知れた 二輪専門のライターや評論家が書いている状況だから仕方ないというか、深刻だ。

「 硬い 」という症状は、スプリングへの初期荷重(プリロード)の調整で “ 硬く感じる ” 場合や、ダンパーの縮み側設定を ハード側にして “ 硬く感じる ” 場合、サスペンションの組立部のストレスが溜まったままで “ 硬く感じる ” 場合、そして 潤滑の整備がされていなくて “ 硬く感じる ” 場合、更には 構成部品が破損していて “ 硬く感じる ” 場合がある事を無視しては困る。

更に言えば、「 硬い 」「 柔らか 」の表現は、本来は スプリングのレート( ばね常数 )の違いによって使い分けるべき言葉だから、説明は簡単ではないし、正しい理解は更に難しい。でも、その理解が正しいセッティングには必要だ。
だから、サスペンションに関するセッティングの理解について、新コラム『 硬い? 柔らかい? 』(仮称)で解説を試みる予定なので、興味のある人は是非、期待していて欲しい。


クリニック担当講師 小林 裕之
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【 当日の 全ての記録は 】
http://gra-npo.org/document/record/2019/20191103.html




 

2019年11月 2日 (土)

妖怪ガレージ日誌、11月 1日


『 前回の結果から 』

今回は、前回(10/27)、フロントフォークの固定ボルトの内、下ヨークのボルト締め付けトルクを、18 Nm にしていた所をメーカー指定の 20 Nm に変更して、その結果を検討して、フロントフォークオイル、6㏄ だけ抜き取る事に。
 
フォークオイルを 6㏄ 抜けば、ストローク量も バンプ側(縮み側)で 5㎜ 以上増えて、その増加した 5㎜ の分だけ、フロントブレーキのコントロールでライン自由度が高くなるのが期待できる。
そう、バンクさせてターンしている最中は、フロントブレーキを積極的に使って、ラインを内側へ内側へと曲げるのが好きなのだ。
でも、今は、ターン前半の中間以降、一定の所までフロントフォークを沈ませると、そこからブレーキコントロールしても、「 ウン 」とも「 スン 」とも言わない駄々っ子になっているから悩んでいるし、どうにかしようとしている所だ。

 
 
『 秘密の加工 』
  
ターンの中間以降、フロントブレーキでラインを詰めていく自由度が高くなる事が期待できる。
  
倒立フォークでフロントフォークをバラさず、正確に 6㏄ だけ抜くには、秘密の技があるけど(きっと、一般的ではない)、フロントサスペンションのセッティングには必須の作業だから、関心や興味のある人には参考になると思う。
  
相変わらず、カメラワークと集音には難があるけど、初めてみる処理や知識もある筈なので、是非、ご覧あれ。

   

 

 
   

『 すぐに試走、結果は 』
  
ガレージから誘い出し、夜の街、一般道を走り始めたその瞬間から感じた事。
  
  「 トラ君、お前、随分優しくなったなぁ ~~ 」
  
昨日までは、もっとツンツンしている所があって、何か声を掛ける時には、ぶすっとされない様に、少し恐る恐る話しかけていたのに、急に人が変わって人当たりが良くなった。

   
「 でも、もう少し付き合ってみなければ分からない 」
    「 フォーク内エア圧、さっきの処理で下がっている筈だし ・・・・ 」と、
  
暫く一緒に散歩して、もう少し深く話をしてみると、良くなった事に気付いた。
路面の細かな 凸凹 による跳ね返り感が随分と減り、まるで、タイヤのエア圧が 0.2 ~ 0.3 Kgf/cm2 減った時の様だ。 ( 出かける時、前回と同じく、 2.3 Kgf/cm2 に調整済み )
   
そして、ターン時に ブレーキで追い込める領域が広がり、ブレーキコントロール幅が確実に広がって、随分と深い話まで付き合ってくれる様になっていたのだった。
前回は、ブレーキでもう少し深い話を! という所で ぶすっ となってたのと較べると、今回の処理は明らかに正解だ。
    
ただ、フォークオイルを 6cc 抜いた分だけ、1G'時(乗車時)のフロントの車高が下がったのを感じ、前後の車高バランスが崩れ、ターン開始時に フロント の反応が若干遅くなっている。
 
    「 フロントの車高、1㎜ 程度、アップしなくては 」

 
 
 

『 ガレージに戻って 』
   
うきうき気分でガレージに戻り、直ぐに取りかかったのは、フロントの車高修正ではなく、フロントフォークオイルを 追加で 5cc 抜いたのだった。
気分が良くなったので、まるで中毒症患者の様に、また手をつけてしまったのだ。
   
抜けば抜いたで、直ぐにしたくなるのは試走だ。
すると、6cc 抜きの時以上に、路面にとても優しく接してくれる様になっている。

   「 まるで、別のタイヤを履いているみたいだ 」
   「 こんなに優しかったら、実質的なグリップ力、随分向上している筈だ 」

後は、フロントの車高を1~2 mm アップして、昼間、適切なエリアでチェックして、次の ステップへと進まなくては。

 
 
『 データ 』
  
〇 6cc 抜き、試走直後の フロント 1G’車高は、 112.6 - 6 = 106.6 mm

〇 6+5cc抜き、試走直後の フロント 1G'車高は、111.0 - 6 = 105.0 mm

 
 ( タンク内残量は 2分、 倒立式の為、つき出し量 6 mm を差し引く )

 

 < 記事・撮影 : 小林 裕之



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2019年11月 1日 (金)

GRA『 クリニック 』 開催リポート動画です

  
2019年 9月 8日に開催した 『 ライディング・セッティング クリニック 』の開催リポート動画を案内します。
  
当日、クリニックに来場された人のリクエスト(要望)に応えて、リアサスペンションの “車高調整” と “ダンパー調整” を行なった様子をまとめています。
今回の内容は ちょっとだけ難しく見えるかも知れませんが、サスペンション に興味のある人にとっては、初めて見て聞く知識や情報が一杯でしょう。
  

   
クリニックでは、来場した人のリクエスト、車両、知識や技術に合わせ、最適と判断される対処で応えますので、ぜひ一度、来場を検討ください。
きっと、観るだけでも、得られるモノがあります。
 
 
『 ライディング・セッティング クリニンク 』開催の案内
http://gra-npo.org/schedule/clinic/clinic_top.htm



 

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