今日、覚えた言葉 「 エシカル 」
『 エシカル という概念 』
以前から目にしていた言葉 「 ロハス(LOHAS)」 Lifestyle of Health and Sustainability については、なんとくなく理解しているつもり程度で、健康やエコな環境対策的なイメージで捉えていた。
恐らく、20年以上前から存在していた概念で、国内では飲料メーカーの天然水へのネーミングに利用されたから、今は多くの人々が目にした事のある言葉だろう。
しかし、「エシカル(Ethical)」という言葉、それを遥かに凌駕する概念を表している事を、今日、覚えた。
『 国を超えた共有 』
「エシカル(Ethical)」という言葉は、英語で「倫理的」とか「道徳的」など人権・人道的な意味を持つ言葉だが、その枠に留まらない広い意味をを持ってきている。
その代表格は「エシカル消費」という言葉で表される消費行動スタイルだ。
例えば、搾取的取引きがされていない事を示す「フェアトレード」や、環境に負荷を与えない「有機農法」や「リサイクル」、各地域の産業を守る「地産地消」などで、環境や社会に対して配慮をした消費スタイルがそうだ。
つまり、「 ロハス 」が個人の生活スタイルを主体にした考えなのに対して、「エシカル」は社会、環境、他者などへ大きく視野を広げた考えだ。
世界各地で、主に若者達が主体になって、温暖化対策や環境保全の活動を、国という枠を超えて行なっているのも、「エシカル」という考えで見れば当然の動きだ。
『 これからの夢 』
だから、きっと、「エシカル」という概念が、今後20年間は世界をリードすると思う。
それに対して、僕自身が何を出来るかを考えていく必要があるし、きっと共通した考えを多く持っていると信じている。
その中で、GRAという活動をどう昇華させていくか、それも僕の仕事の一つだと考えている。
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