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2019年1月の投稿

2019年1月31日 (木)

【 警告 】シリーズ (仮称) に意見・提案を !

   
< 以下、事務局リポートからの転載です >
 
       
新しく【 警告 】シリーズのコラム掲載を進めています。

第一弾は、『 警告! やってはいけない改造と変更 』(仮称)です。

< 題目案 >は

〇 車高下げ変更は危険!
〇 リアのイニシャル変更は必須
〇 タイヤ空気圧の正しい調整方法
〇 フロントフォークオイルの交換時期
〇 タイヤの賞味期限

等です。

詳しくは、下記の GRAの『企画ノート』に掲載していますので、確認の上で、意見・提案をお待ちしています。
http://gra-kikaku.hatenablog.com/entry/2019/01/31/213622
    
 
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2019年1月29日 (火)

トラ君、 足がつく。

      
前足(前輪) を外したままだったトラ君、冷えて可哀想だったので、3週間超ぶりに、取り付ける。
これで、いつでも自由に、トラ君、外に出掛けられるようになった。
    Img1_web1000       
スプリングは WP  ZZ-R 1100 用、 イニシャルは低めに 最初は低めに抑えて 9.0 kgf 、スラストベアリング組み込み、これで 最初は 1G’ 時車高を 100 mm にセットして、次に 残ストロークが 45mm 程度になるように オイル量の調整をする。
 

初期スプリングレートが 0.66 kgf/mm から 0.84 kgf/mm へと 2割以高くなるけど、交換前の WP バンディット400 用は 1G’ 時以降は 直ぐに 0.91 kgf/mm になっていたので、1 G’ 時、つまり 通常乗車時には 殆ど変わらないか 若干低いレートのストローク範囲もある計算だ。
   

まだまだ寒いから、走ってもきちんとしたデータは取りにくいけど、喜びが待っているか? 苦しみが待っているか? 楽しみだ。

 

< あとがき >
   
・・ そのスプリングを選んだ基準やその根拠、そして プリロードなどの設定を行なった際のデータ等の詳細は、「 フロントスプリング の交換 と セッティング 」 で、後日紹介します。
    
      
 

    

2019年1月28日 (月)

『 事故現場でのインモラル 』 を紹介します

      
GRA代表が若い頃に出会った事故現場での “ インモラル ” 体験から、“ モラル ” のあるべき姿やGRAの目標について書かれたコラムです。
   

どうぞ、関心のある方は一度 ご覧ください。
   
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【 事故現場でのインモラル 】
http://gra-npo.org/lecture/kokoro/immoral/immoral_1.html

   
※ このコラム記事は、先日「マナーより、ルールより、モラルを」用の草稿文章として、みなさんに文章の校正や誤字などの指摘や意見を頂戴した成果です。
 
      
      

    

ミーティングまで2週間、トラはまだ走れない

      
年に一度のミーティングが近づくにつれ、何故か? ガレージが遠くなった。
   
ょっと悔しい。
本当は、以前通りに、触って、乗って、撮って、書いていたいけど、
小さな法人でも運営責任はあるし、大切にしている唯一無二の存在であれば尚更だ。
   
・・・と、言い訳をさせて下さい。
   
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2019年1月25日 (金)

魂とお金のバランスシート

      
幼い頃はほとんど意識せず、
社会に出てから気づく事がある。
若い頃には無くても気にしなかったが、
やがて、お金が無いと信頼されない事に気付く。
 
でも、それが一番大切なのか  ・・・ ?
 
 
『 資本主義社会の常識 』

社会に出て暮らし始めると、お金が無いと困る事に気づく。
それは、単に衣食住の費用に窮して困る事だけに限らない。
お金が無い者は信用も無いという認識や常識があるからだ。
   
収入が多い者は社会的地位の高い者として扱われ、
収入の多い就職先へ入社する為に勉強をするのは当然で、
その常識に乗りきれない者は負け組と言われる。
   
企業も同じで、資本金、総資産、事業規模の大きさで判断される。
それは入社希望者だけでなく、取引先や銀行、投資家でも同じ基準だ。
資産が無くて調達もできない企業は、誰にも相手をされないのが常識だ。
   
   
『 決算報告の度に ・ 』

NPO法人GRAは、公式サイトに掲載の「決算報告書」にも記載の通り、2001年以降、「借入金」があり、昨年末決算でも残り続けているが、その点だけに注目した議案が 「総会」に毎年の様に提出されている。
   
「 イベントを開催して、そこで運営資金を得る必要がある 」
「 信頼を得るためにも、借入金を全て返済が必要だ 」と
   
それは、“ お金は信用 ” という偏った社会常識からは真っ当に見える。
しかし、年度毎の収益は黒字で、ここ数年は借入金を返済しているから、銀行や資本家的基準から見れば決して悪い状態ではない筈だ。
   
しかも 、NPO法人は、収益が第一の目的の一般企業とは違う。
社会貢献活動を行ない、貢献活動が評価されて寄付金が集まり、それを運営資金にして活動するのが基本と理解しているが ・・・、「お金は信用の基本」と言われ続けると、揺らいでしまう時もあった。

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『 GRA発足の目的は 』

そもそも、GRAを発足させた目的は “ お金 ” ではない。
全国的に競技系イベントを全国で振興・開催していたカワサキ社(川崎重工)が、1990年末、翌年からの全国的な開催を中止するとの発表をした際、それまで楽しく参加して生き甲斐にも感じていた僕は、
    
「 単なる “ お客様 ” で甘え過ぎていたのではないか? 」
「 主催者サイドの事を考えて十分な事をしてきたか? 」
   
と自問して反省した事がきっかけだった。
オートバイに乗って楽しめる環境があるなら、その環境を守り育てて、いつまでも続く様にするのは当然な事で義務だと考えて、それまで行なっていたDMネットワークと知人・友人の協力を仰いで発足させたのだ。
   
その時の反省と信念は、今も変わらない。
   
※参照 [ GRA 誕生のいきさつ ] ・  http://gra-npo.org/policy/explanation/birth.html

 
   
『 これから 』

レッスンや練習会などの走行系イベントの開催は年に数回程度に留めて、“人づくり ” という当初からの目的に向けた活動を更に深めていきたい。
そして、その活動内容と状況をもっと広く発信し続けていく事で、この活動への注目と理解を広めて、賛同や共感を広げていきたい。

それが発足当初からの目的であるし、真の賛同の輪を築く事が出来れば、“ 寄付金 ” の輪を広げる事に繋がると期待もしている。
そういう形こそ、NPO や NGO 等の本質的で一般的な形態だからだ。

お金で信頼を得るよりも、目標達成へと向かう事で信頼は得るべきだ。
目標達成できず、お金だけ残っても何の意味も無いのは間違いないから。

※参照  [ GRA 目標は ]http://gra-npo.org/policy/explanation/target.html
 
 
           *    *   *   *   *   *

≪ あとがき ≫

イベント主催者の目標や理念を理解せず、参加する権利はあると考える人達。
自身の楽しみの為に、他者へのモラルを守らず、交通ルールを破る人達。
無分別に改造した車両を走らせる人達と、競って改造用品を発売する業界の人達。
新型車売上の為に、宣伝で煽るメーカーと追従する販売店、メディア業界の人達。
 
それら、権利や収益だけを考える人達が、他者の守られるべき権利を阻害し、いつまでも、楽しく、安全に、楽しむ環境を育成している人達を挫いています。
そんな状況を少しでも変え、守り育てる人をサポートしたいと考えています。
 


    
    

    

2019年1月23日 (水)

フロントスプリング交換 と セッティング ( その3 )

      
・・ 前回記事 『 花嫁スプリングの性格診断 』の 続編が今回の話 ・・

愛車・トラ君のフロントサスペンション、方向安定性が不足の “ 持病 ” を解決の為に、フロントスプリング交換を検討中だ。
前回までの話は、フロントスプリングはとてもデリケートな設計が必要な為、どの車両メーカーも車種専用設計のスプリングを作っているほど、とても多くの仕様や性格がある事まで説明をしたところだ。

   
『 方向安定性が足りないと

ライダーなら誰でも、低速走行の時、一度は怖い思いをした事がある筈だ。
行きたい方向とは違う方へオートバイが行こうとしたり、どちらへ行こうとしているか分からなくなったりした事がある筈だ。

そう感じる原因の多くは、フロントタイヤに “ 方向安定性 ” が足りないからだ。
   

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誰もが知っている通り、オートバイにとってフロントタイヤ(前輪)は進行方向を決める大切な役割がある。 もし、フロントタイヤに方向安定性が足りないと、進行方向をはっきりと決められず、ライダーはハンドルを通じて、フロントタイヤの不安感を感じるから怖く感じるのだ。
   
 
『 方向安定性を得るために 』

方向安定性とは、フロントタイヤが向いている方向へ進もうとする力であり成分だ。
そして、方向安定性の大きさは何で決まるかと言えば、以下の通りだ。

  1. フロントタイヤの外径   
   ・・ タイヤの外径が大きい程に安定する
  2. フロントタイヤの回転速度
 
・・ 速度が高い程に安定する
  3. バンク角 
   ・・ 直立している時が一番安定、バンクさせる程に不安定に
  4. トレール量
  ・・  トレール量が大きい程に安定する
  ※ その他、タイヤのエア圧、路面の摩擦係数 なども関係する

ここから、40 ㎞/h以下の低速で バンクさせて走る場合に “ 方向安定性 ” を守るには、 「 トレール量 」が大切だとわかる。
   

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上の図の通り、「 トレール量」は どんなオートバイでも必ずあるものだ。
と言えば、「 だったら問題は無いのでは? 」と思うかも知れないが、それは違う。
「 トレール量 」は大きくなったり小さくなったり、いつも変化しているのだ。
変化は必要な事だけど、そこに悩みの原因があるのだ。
   
   

『 トレール量は、常に変化している 』

では、どんな時に「 トレール量」が変化しているかを図で説明しよう。
 

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上の図の通り、フロントサスペンションが伸びた時はトレール量は大きくて、縮めば縮むほどに小さくなく事がわかる。これは現在のほとんどのオートバイが採用しているフロントサスペンション(テレスコピック式)に共通した特性だ。
   

フロントサスペンションが縮むとトレール量が小さくなり、方向安定性も小さくなるから 進行方向が変わりやすくなるのだ。
つまり、コーナリングを開始する際に軽くブレーキング、または開けていたアクセルをOFFにすると、荷重移動によってフロントサスペンションが軽く沈み、トレール量が減るから方向安定性も減り、向き変えがしやすくなるからスムーズにコーナリングを始められるのはこの特性があるからだ。
その上、コーナリングに入ればコーナリング荷重によって沈み込みが増え、更に旋回性が良くなり、コーナリング中にフロントブレーキを掛ければトレール量が小さくなり旋回性がもっと増すのだ。
   

こんな風に、トレール量が変化するからこそ旋回性が増し、バンクさせてコーナリングをする楽しさが味わえるからこそ、1950年代から普及し始めた「テレスコピック式」のフロントサスペンションが現在でも変わらず採用され続けているのだ。
(※ 四輪車サスペンションが変化・革新し続けているのと異なり、形式が基本的に変化していない理由は、ライダーが舵輪からのフィードバックを直接的に受けられる事と、トレール変化の特性がライダーのコーナリング感覚にフィットしているからだろう )
   

しかし、トレール量が変化するのは決して良い事ばかりではない。
最初に書いた通り、特に低速走行時に多いけど、オートバイ操作によっては「方向安定性」が足りなくなり、ライダーは怖さを感じたり楽しめなくなる原因に「トレール量」が関係しているのだ。
だから、「 最適トレール量 」や「 最適トレール量変化 」も忘れてはいけないのだ。
   
   
※ 次編では『 最適トレール量を確保せよ 』を掲載予定です。乞うご期待 !

   
        *      *      *      *      *      *

※ 専門的な用語は、『 GRA・用語解説辞典 』に掲載していますので、参照ください
GRA・用語辞典 』( http://gra-npo.org/dictionary/top.html


    
    

    

2019年1月21日 (月)

フロントスプリング交換 と セッティング ( その2 )

      

  ・・・ 前回記事 『 花嫁スプリング選び 』の続編です  ・・・
 

『 花嫁候補の性格診断 』

フロントスプリング(花嫁候補)の選ぶ方法は、人間の場合と同じ(?)「 性格 」と「 体格 」が決め手になるので紹介する。

「 性格 」診断で一番大切にしている事は、柔軟性を示す【 スプリングレート 】だ。
スプリングは、タイヤ(ホイール)と人間(ライダー)の間に立って、タイヤが路面から受け取っている情報を上手にライダーに伝える役割と、オートバイとライダーの重さをタイヤに無理させず伝える役割という、とても重要な働きを任されている。

性格が優しすぎる(スプリングレートが低い)と 外圧が大きいと落ち込んでしまい、気が強過ぎる(スプリングレートが高い)と 逆に細かな事には気が利かないのだ。
 

   
『 好みは  ツインレート 娘 』

例えば、候補の中から二人(本)を並べて較べると以下の違いがある 。

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上が 「 ホンダ純正 VFR400 用 」で 下が「 トライアンフ純正 ディトナ675 用 」だ。
そして、それぞれの【 スプリングレート 】(計算値)は次の通りだ。

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上段の 「 ホンダ純正 VFR400 用 」スプリングのスプリングレートは、最初(初期レート:K0)は 0.61 Kgf/mm で、下段の「 トライアンフ純正 デイトナ675 用 」スプリングのスプリングレートは、0.96 Kgf/mm より小さい(低い)ので、荷重が小さい時には優しい性格だ。

そして、荷重(外圧)が大きくなった時には スプリングレートが 0.99 Kgf/mm へと変化( 2次レート:K1 )して、0.96 Kgf/mm のまま変わらない「 デイトナ675 用 」よりも 大きな荷重に耐えられる性格になっているのだ。
この様に、荷重の変化に合わせて スプリングレート が変化するスプリングを “ ツインレート ” スプリングといって、その万能的な性格が評価されてメーカー純正で多く採用されているスプリングだし、僕もこの “ ツインレート ” スプリングが好きだ。

しかし、ツインレートスプリングの難しさはここからだ。
初期レート(K0)2次レート(K1)の値の設定だけではなく、“ 変換点 ” といってスプリングが何ミリ縮んだ時にレートが変換するのかを選択するのも加わってくるからだ。
オートバイメーカーはその車種専用にツインレートスプリングを作り、テストコースで確認するノウハウがあるから可能になるが、限られた資材とノウハウでは難しい。これが、サーキットなどレースの現場では “ シングルレート ” スプリングが採用されている理由だけど、僕はレースではないから、最適なスプリングに巡り会う旅を楽しんでいるのだ。

 
 
※ 次編では、『 フロントスプリング変更で、何が変わる? 』を届けますので、ご期待ください。

        *      *      *      *      *      *
 

※ 専門的な用語は、『 GRA・用語解説辞典 』に掲載していますので、参照ください
GRA・用語辞典 』( http://gra-npo.org/dictionary/top.html


    
    

    

“ 寄付金 ” ご協力のお願いです

 
  ・・ 以下、【 GRA事務局リポート 】からの転載です ・・
      
 
私達 NPO法人GRAは、オートバイをいつまでも、楽しく、
安全に、楽しむ為に積極的に行動する事に、人としての責任や
社会へ果たすべき役割について考え、他者への愛を大切にする
心の自信と行動に繋がると信じています。
   
その思いを活動目標に掲げ、発足後 28年が経ち、現在は
NPO法人(非営利 特定活動法人)として活動を行なっています。
   
この私達の活動に関心を持ち、活動への協力をお願いできる
方へ、“寄付金” のご協力をお願い致します。
一口 100円から有り難く頂戴致します。
遠方の方であれば郵便の [定額小為替]でのご送金も喜んで承り
ます。
   
尚、昨年度(2018年度)の決算報告書は下記の通りですし、
私達の活動状況は公式Webサイト(http://gra-npo.org)にて
公開しておりますので、何卒、ご検討のほど、よろしくお願い
します。
   
   
                                   NPO法人 GRA  代表理事  小林 裕之
 
 
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【 GRA 公式Webサイト / URL 】
http://gra-npo.org

【 GRA 公式Webサイト ・ 会計報告ページ / URL 】
http://gra-npo.org/data/accounting/accounting.html
   
【 住所・連絡先 】
〒 657-0024 兵庫県 神戸市 灘区 楠丘町 6-9-9   
     NPO法人 GRA  宛

    
    

    

2019年1月19日 (土)

モラル・コラム用草稿文・『デートドライブ 黒尾峠 』(後編)

      
先日依頼をしました、新コラム『 マナーより、ルールより、モラルを 』(仮称)用の文章・「 デートドライブ、黒尾峠での出来事」の 「前編」に対してご意見や指摘を下さった方々へ、この場を借りてお礼の気持ちを伝えます。

ありがとうございました。
どうぞ、今後共によろしくお願いします。

今回は、「 後編 」の草稿文章を公開しますので、改めて誤字や脱字、校正などの指摘をお願いします。


* * * 以下、「 後編 」 * * *

 
『 心なき者 』

誰でも好奇心はある。
特に、非日常的な出来事に対しては異常な程に興味が湧くものだ。
ただ、非日常的な場面に面した時にこそ“人間性”が見えてくる。
   
野次馬達は遠巻きに眺め、パトカーが到着しても解決が進まない様子を見て、苛立ちまぎれに思っていた事を口に出したのだろう。
少なくとも10分以上見物していて、困っている様子を確認していたのなら、僕の代わりに怪我して意識の無い人を運んでよい筈だった。
でも、当時の僕は若く、そんな事を考える余裕は一切無かった。

「 トランクを壊すより、もっと良い方法があるはず 」

考え抜いて、リアウィンドウの下、リアシートの後のリアシャルフボードを室内側から壊して、そこからトランクの中へ手を伸ばしてキーを取り戻した。
   
病院までの道をパトカー先導で走り抜き、負傷した人と同じ血液型だったので献血を申し出た彼女を自宅まで送り届け、僕も自宅に帰り、長い午後の一日は終わった。Img2_web1000

   
『 忘れられない、母の一言 』

翌日、車の掃除をした。
多少の血は覚悟していたけど、リアシートのマット上には厚さ 2㎝ほどの血溜まりが固まり、外して水洗いしたリアシートからは、さほど汚れていないように見えたが、いくら洗っても血が流れ出てきた。出血量は 2L以上あったのだろう。
   
そして、そんな様子を傍で観ていた母に、昨日あった事を一つひとつ説明していた時、急に母が吐き捨てるように言った言葉が今でも忘れられない。

  「 同県人だろ、だなんて ・・・!! 」

母は、戦時中は鳥取の日本赤十字病院に看護婦として勤務していて、鳥取大震災や空襲も経験したから、怪我人や血には動じないが、何もしようとせずに非難めいた事を言うだけの人には苦く悔しい想いを沢山してきたのだろう。
 
しかし、当時の僕にはなぜ母がそう言ったのか、正しく理解は出来なかった。
後日、警察から表彰とリアシェルフボードの弁済代わりに表彰金を受け、即日、母に報告した時にも、母からは褒め言葉は一切無かった。
   
よほど腹に据えかねる思いがあるのだろう。
決して無口ではないけど、何か大切な事を伝えたいという時になればなる程に、閉じ籠ったように口数が減ってしまう人だった。
 

遺伝子を引き継いだ僕は、その時の母の思いを長い間理解は出来なかった。
でも、人生での経験を重ねて、今ならその気持ちが良く分かる。

 


『 モラルとは育てるもの 』

“モラル”とは、“ 他の人に対して、精神的に、肉体的に、物質的に、そして金銭的に、損害リスクを与えない事 ”だ。
   
それは、画一的に教えられる道徳ではなく、宗教的な教義でもなく、一人ひとりが社会生活の中で考えて実践し、その中で育むべきもの。
そして同時に、大人であれば社会の“モラル”も育む責任を負っていると自覚すべきだ。
   
ただ、野次馬の様に、何もせず非難をするだけの人は、責任を果たそうとしている人の心を傷つけ挫く存在だし、生死にかかわる人が居ても、責任を負う事もしない無責任の人でしかない。
だから、そういうモラルに反する行為はしないように!と、自分自身の教訓にして生きていくのは決して悪くはない。
しかし、それだけでは足りない。
   
そもそも、「他の人の迷惑になる事はしない」のは当たり前の事。
しかし、そう思っていても常に出来るとは限らない事は誰もが自覚している事だ。思っていても出来ていない場合や、気付かず出来ていない場合には、周りの人が注意や指摘をしてサポートするのも当たり前の事だ。
まして、それが人の生死に関する事、“モラル”に反する事であれば、何らかの注意を促したり指摘をする事は、社会のモラルを育てる事に他ならないのだ。
他の人に注意を促さず、見て見ぬふりをするのであれば、それも“ モラル ”に反していると言える。
   
ただ、それは簡単に出来るものではない。
事故の現場で、他人の生死や損害を無視した“モラル”に反した言動を目にしたとしても、その時に注意を促すのは容易な事ではないからだ。
だから、小さな事から注意や指摘を始めて、他の人への伝え方を磨いてこそ、本当に大切な場面で、他の人の“モラル”を呼び起こせる能力が身につくものだ。
 
実は、そういう過程を通じていった時に、自分自身の中の“モラル”を育て上げていく事に繋がっている事も実感できるものだ。
40年遅れになったけど、あの時、今の僕なら、停車していた人、そしてパトカーで来た警官の人たちに、こう言っただろう。
   
  「 この人は出血がひどく、一刻も早く病院へ搬送する必要があります 」
  「 この人の命のため、あなた車で運んでもらえませんか 」

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『 GRA発足の目的には 』

ジムカーナという競技が好きで、後悔から自らその競技を楽しむ場を作るため、GRAという団体を発足させましたが、発足させた意図の中に“参加者個人が果たすべき責任”を一緒に共有する事を浸透させる思いも含めていました。
   
当時、オートバイに乗る事は社会悪の一つである様に言われ、実際、新規会場を借り受けるべく交渉に赴いた際、「危ない」「騒音が大きい」の言葉が断りの常套句として返って来たものです。
オートバイは危険なモノ、オートバイはうるさいモノ、オートバイ乗りは危ない運転をする、等の認識が先行して、活動が単なる趣味や遊びではなく、社会的に価値がある事を訴えても、賛同してもらえないのです。
   
社会にそういう認識を与えてしまったのは、オートバイに乗るライダー自身の振る舞いが原因である事は多くのライダーは認識しているにも関わらず、自身が社会に迷惑を掛けない事だけに注意を払い、友人のライダーや他のライダーがモラルに反して、騒音をまき散らす改造や運転をしたり、無理なすり抜けや追い越しなど、他者にリスクを与える運転をしている場面に遭遇しても、一切、注意を促す行為をしてこなかった事も原因だと言えるからです。
   
GRAを発足させた理由は、自分自身がいつまでもオートバイを楽しみたいのなら、周囲の人の理解を深める努力を惜しまず、その環境を壊す行為があれば注意を促すのは当然の事と捉える考えや行動を拡げる事にもありました。
   
しかし、私自身、その狙いを適切な対民で伝える能力に欠けていた為、過去のGRAの活動では、他者の振る舞いに注意を払い、必要な時には適切な言葉で注意を促す人はさほど輩出できなかったと感じています。
   
だからこそ、その経験を積んだ今こそ、より多くの人・ライダーへ人としてのモラルを伝え、環境と人を育む活動に専心していきたいと考えています。
   
                                        NPO法人GRA 代表理事   小林 裕之


    
    

    

2019年1月18日 (金)

1999年、各種アーカイブ資料掲載、報告します !

      
1999年に開催したイベントに関する各種一覧資料、掲載を完了しましたので、是非一度ご覧ください。
 
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【 主な 一覧表 資料 】

〇 リザルト一覧           http://gra-npo.org/document/result_table.html

〇 当日配布資料一覧    http://gra-npo.org/document/docu_day_table.html

〇 参加予約者一覧       http://gra-npo.org/document/subsc_table.html

〇 広報用・開催後報告一覧   http://gra-npo.org/document/pub_aft_table.html

〇 イベントリポート 一覧   http://gra-npo.org/document/report_table.html
 

※ イベント別資料ページ 『 イベント記録 』は、順次掲載を進めますので、暫くお待ちください

    
    

    

2019年1月16日 (水)

お待たせ! 1999年全コースを『コース図一覧』 追加掲載

      
お待たせしました !
   
停滞したままで4年程になりますが、「アーカイブ化計画」の内、
1999年、全イベントの【 コース図 】の掲載を完了しました。
   
最も開催イベント数が多かったのが この1999年ですが、
他の 【 当日配布資料 】など、各種データも近日公表の予定です。
当時、GRAイベントに 参加されていた方へ  “想い出” を届けますので、どうぞ、ご期待ください。
    
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【 1999年、全コース図一覧 】
コチラ から
http://gra-npo.org/document/course_table.html

   
    
    

    

2019年1月14日 (月)

新コラム【マナーより、ルールより、モラルを】 草稿のチェックを !

      
GRAでは、新コラム『 マナーより、ルールより、モラルを 』(仮称)を通じて、心や意識の持ち方の提言を行なう予定です。
そのコラム用に、一つの文章を草稿しましたので、誤字や脱字、校正などの指摘をお願いします。
 
なお、同コラムは 短編を追加掲載して、訴求したい事を分かり易く届ける予定です。
本日の文章「 デートドライブ・黒尾峠での出来事 」(仮称)は、前編・後編 に分けて掲載します。

 

         *    *    *   以下、前編   *    *   *

   
【 デートドライブ、黒尾峠での出来事 】(仮称)

人が責任を持って行なっている事に対して、何も手助けせず傍観者の立場で「意見」だけを言う人は多く、それは時としてモラルに反する行動である事を自覚される事は少なくない。
自身に一切の被害が及ばないに場合には、他人の行動にあれこれと指図する事は控えなくてはならないし、逆に自身の行為が他者の生命や損失に関わるのであれば、モラルに反する無責任な行為として注意を受けるのは当然の事と自覚すべきである。
 
 
『 21歳、デートドライブにて 』

鳥取の大学に通っていた頃、確か21歳、当時付き合っていた 2歳年下の彼女と僕の車でドライブしていたある日の出来事だった。
その日は 鳥取と岡山を結ぶ国道53号線を南下して、岡山県の津山市まで行き、その帰り道にその現場に遭遇した。
場所は 県境の黒尾峠から鳥取県側へ下って約 2㎞程、比較的緩やかな右カーブ、そのガードレールが大きく曲がっていて、ガードレール越しに白い蒸気が立ち昇っていた。

「 交通事故だ 」

そう直感した僕はすぐ近くの道路脇に車を停め、ガードレールの外、谷下へと緩やかに続く傾斜面に白い4ドアセダン、スカイライン2000GT が斜面上に止まっていた。
 
 
 
『 救護、トラブル、そして大声 』

斜面を降りて車内を確認すると、若い 20代と思われる男性が二人居て、一人は意識があって大きな怪我は無さそうだったが、もう一人は頭から血を流していて意識は無かった。
時刻は 午後4時過ぎだったと思う。
外は十分に明るく、確認や救出作業には支障無かったけど、県境の近くで付近には民家など一切無く、行き交う車もまばらな道だから、他の誰かに頼る事も出来ない。

「 近くの町までそう遠くない 」
「 病院まで運ぼう 」

40年以上も前の事、携帯電話など無かったから救急車を呼ぶ事も出来ない。
意識のあった男性と一緒に運び出し、僕の車のリアシートに寝かせ、身体の下に敷けそうなモノを車のトランクから取り出し、彼女には圧迫止血を依頼して、さあ走ろうと思ったらエンジンキーが無い。
トランクをキーで開けた時、動転していてキーをトランク内に閉じ込めてしまった。

動転しながら、トランクを開ける手段を考えていると周囲が騒がしい。
交通量の少ない道だけど、観光帰りか、岡山ナンバーの車が数台停まっていた。
でも、みんな野次馬ばかり、誰も手助けの声も掛けてこない。
そうこうしている内に、最初に通り掛かった人が連絡してくれた様で、パトカーが到着した。
そこで、二人の警官に事故の状況をしていると、見物していた人が急に大声をあげた。

「 トランクを壊せ! 」
「 同県人だろ 」と


    *** 後編 『 心なき者 』は 改めて掲載予定  *** 


    

    

2019年1月11日 (金)

フロントスプリング交換 と セッティング (花嫁スプリング選び)その1

      
『 トラ君の持病と相性と 』

昨年4月から使っていた フロントスプリング( WP バンディット400 用 )は、それ以前のスプリングと較べて 路面あたりが柔らかくて腰の低い礼儀正しい特徴があったけど、トラ君との相性は今ひとつしっくり来なかったので、一旦付き合いを止めて、サスペンションを分解して、新しいスプリングの候補を選んでいる最中だ。
  Img_1web1000    
それ以前の車両と較べて、トラ君のフロントスプリングの選定に苦労しているのは、前回も書いた通り、車体設計の問題だと考えている。
エンジン特性と車体サイズと重量に惚れて購入したけど、購入直後から サスペンションの ジオメトリー設定、車体設計が原因と思われる不安定感が常に付きまとっていた。
   

特にフロントサスペンション周りは、直進走行時でさえ “ トレール感 ” が少なく、フロントタイヤの方向安定性が小さい上に、ちょっと大きな路面ギャップを通過した際には フロントが左右に大きく振れる現象も出ていたからだ。
主な原因は、フレーム前部・ステム部の剛性と振動特性が悪くてフロントサスペンションの上下振動に共鳴している事と、剛性に起因するトレール感の少なさだと推測できた。
   

対策として、改良対策された 2013年型の ヨーク上下 に 2017年に交換してより大きなトレール量は確保したが、フレームは交換していないので、剛性と振動特性は変わらないから対策が必要だ。
 

「 さあ、どうしよう? 」
   
   
 
『 花嫁候補のスプリング達 』

ここに、以前お付き合いした事のある人(?)も含めて、“ 花嫁候補 ” の集合写真を撮ってみた。
    Img_2web1000    
    

多くの人は理解していなけど、スプリング、特にフロントスプリングは見た目は似ていても、その体格や性格は一つひとつが全部違っているのだ。
その理由は、フロントサスペンションの動きはライダーが一番敏感に感じやすいものなので、スプリング特性のほんの少しの違いが、ライダーの安心感を左右するからだ。
   

だからオートバイメーカーは、車種毎に専用特性のスプリングを設計して狙い通りのハンドリング特性の車両になる様に力を入れているし、同じ車両で見た目や仕様が同じでも 年式が変われば違う特性のスプリングを装着している事は珍しい事ではない。
それ程に、少しの仕様の違いがオートバイの繊細な動きに影響する部品は、タイヤに次いでフロントスプリングがやって来るから、“ 花嫁 ” 選びは難しいのだ。
   

では、“ 花嫁候補 ” 達の サイズと仕様 から 性格と相性を探ってみよう。

   
    ( 次号『 花嫁候補のサイズと仕様 』は近日公開予定 )
 
        *   *   *   *   *   *

※ 専門的な用語は、『 GRA・用語解説辞典 』に掲載していますので、参照ください
『 GRA・用語辞典 』( http://gra-npo.org/dictionary/top.html

   
      
      

    

2019年1月 9日 (水)

趣味ではなく、“複業” パラレルキャリア なのだ !

      
『 良い趣味ですね 』

「オートバイで走る活動をしています」と言うと、他人からは「良い趣味ですね」という言葉が返ってくる。
   
「 日本一にもなっています 」とか
「 沖縄から北海道まで、全国各地を転戦するシリーズ戦を開催していました 」と言っても“ 趣味 ” と受け止められる。
 
だから、「 NPO法人を運営しています 」と言う時にも、趣味に “ 毛が生えた ” 程度の表現で今まで納得もしていた。
でも!  今日、それは違う事に気が付いた。
   

“ 複業 ” ( パラレルキャリア )なのだ。
趣味でもなく、副業でもなく、立派なキャリアなのだ。
 
   
『 二つのキャリアがあるからこそ 』

単に収入を得る職では決して得られない、専門的で高度な内容の知識やスキルを、はるかに多くの人と共有する事で得られた知識や経験、情報は 僕の人生にとって重要なキャリアになっている。
だから、“ 複業 ” ( パラレルキャリア )と 言う事にする。
   
その “ 複業 ” で得られた事は、数多くのイベント開催を実現する為の企画力、参加者データを活用する為の RDB(リレーショナルデータベース)活用知識、全国各地の開催会場候補や協賛企業との交渉技術、広報先の各専門誌への直接訪問では業界情報を直接知り、時には専門誌に毎月 3ページ寄稿の経験もしたし収入も得た。
そして SNS、ブログ、Webサイト構築技術と経験、画像や映像の編集技術など数多くを得られたのも、この “ キャリア ” があったからだ。
   
もちろん、収入を得る職でもそれなりのキャリアがある。
最初に入社した会社では、社長と二人で年商数億まで売り上げを伸ばしてきたし、次に入社した会社では、一人だけの事業部の立ち上げを任されて、海外メーカーと直接交渉して専売権を得た商品は日本国内で独占的シェアを15年以上得てきた。
けれども、“ 複業 ” ( パラレルキャリア )で得た技術があったからこそ、購買専用Webサイトの構築や画像・映像の編集技術で売り上げの実績も残してきた。

“ 収入職 ” と “ 複業 ” の両方があったからこそ、僕の人生のキャリアが残せている事は間違いない。
だから、“ パラレル キャリア ” と言おう。   
 
 
『 どちらが大切 ? 』

では、ここで自問してみよう。

「 どちらのキャリアが大切なのか? 」と。
   
格好をつけて言うなら、どちらも大切です! となるが、実際にはそんなに簡単なモノではない。
   
収入職で毎日通勤していた頃でさえ、平日、どちらのキャリアのためにより多くの時間を割いていたかと正直に言えば、
「 それは、〇△× です 」という時代もあったからだ。
   
一方が主体で 残る一方が従属の関係では決してない。
だから、副業 ではなく、“ 複業 ” ( パラレルキャリア )なのだ。
 

『 これからの事 』

これは自問する程の事でない事ははっきりした。
GRA活動で築いたキャリア、NPO法人の代表理事としてのキャリアを正当に評価せず、ただ単に 収入職 の内容や収入額だけで僕を評価する人とは、人と人として真剣に信頼し合える関係は築けないだろう。
   
そして、例え収入が良くても、“ 複業 ” を一切評価する事のない 取締役の会社より、正しく評価をする 取締役の下での職を選ぶだろう。
そうなれば、今までに得た経験や知識を発揮し、その上で、収入職で新たな経験や技能の習得に励むのは間違いないからだ。
   
収入職を辞めてから、少しみじめで自信を失いそうな時もあったけど、この “ 複業 ” ( パラレルキャリア )があったからこそ 僕の人生であり 大きな特徴なのだ! と初めて気づいて、少し幸せ感に包まれている。
   
毎日、毎日、両方の “ 職 ” (キャリア)に 追われていたままだったら、気づかなかったかも知れない。

   
「 あぁ、仕事辞めて良かった 」
 
 

    
    

    

2019年1月 8日 (火)

GRA活動報告書 「 2018年、そして 2019年へ 」

      
 
『 走行イベントからの脱却 』
    
「文化の創造」で始まり、「環境と人の育成」へと目標を高めていますが、オートバイで走るイベントの開催だけではその目標の達成は困難である事を見つめ直し、Web発信などによる啓発・啓蒙活動へ本格的に舵を切り、月に一度の公開ミーティング講習などを始めたのが 2018年でした。
   
2019年は、走行イベントにだけに注目されるのではなく、知識や情報、考え方の発信や交流の場を積極的に設けている法人として注目される事を目指していく考えです。
それによって、活動目標である 「いつまでも、楽しく、安全なオートバイライフ環境の育成」と「 その環境を守り育てる人の育成 」の達成へ繋がると信じています。

   
『 定款変更と理事交替 』

「ジムカーナ」という言葉は、設立以来は大きな夢を抱いて全国各地での開催まで行なって振興してきましたが、今や改造車とトリッキーなコース設定のイメージだけが浸透し、この言葉を法人名称や定款にあると活動の妨げになると判断され、2018年12月19日、名称と定款の変更が認証されました。
 
2019年は、過去の経験を基に、「環境と人の育成」という活動目標へ向けて進んでいきます。
 
また同時に、長年に亘り活動に貢献し続けてくれた 田中 理事が本人の意向により退任され、新しく西光 理事を迎えた事を内閣府から認証を受けました。
田中さんは、イベント開催活動が最も多かった 1997年当時より事務局活動をサポートしてくださり、法人になってからは 理事として積極的に事務局活動を支え続け、三度の脱皮計画を実行して現在の姿まで活動を進められたのも 田中さんのお蔭です。 この GRAがある限り、皆さんも田中さんの功績を忘れないで下さる様に願います。
 
 
『 収支報告と経理課題 』
 
別紙「決済報告書」で記載の通り、2015年の好転以降、借入金の返済も順調に進むなど収支状態は良好と言えます。この好転の最大の要因は“ 寄付金 ”収入で、NPO法人活動としては一般的な姿になっていると言えます。
 
2019年は、郵便の“定期小為替”での送金を始めとして、GRAの活動の認識の広まりと共に収支状態が更に健全になる事を願っていますし、皆さんからの引き続きのご支援をお待ちしています。
 
 
『 意見と支援を願います 』
 
以上、NPO法人GRAは、2019年も活動目標の達成に向けて活動を進めていきます。
どうぞ、この活動や発信内容などについての意見や、活動に運営スタッフとして加わっての支援、そして寄付金の支援などを広くお待ちしております。
 
同時に、このGRAの活動に興味と関心を変わらず抱き続けて下さる事を願います。
 
                                 NPO法人GRA 代表理事 小林 裕之 
 

 
【 関連資料 】 

〇 定款変更内容の詳細は ・・「脱・ジムカーナについて」をご覧ください
http://gra-npo.org/policy/policy_data/bye_gymkhana.html
 

〇 2018年度 『 決済報告書 』(収支報告)はこちらをご覧ください
http://gra-npo.org/data/accounting/kh2018.html

    
    

    

2019年1月 6日 (日)

正月早々、フロントサスペンションは悩みの種

      
『 悩みのフロントサスペンション 』

昨年から持ち越している課題だけど、
トラ君のフロントサスペンションのセットアップを、
年越しで悩んでいる最中だ。
   

Img2_web1000

   
オートバイのセットアップの楽しさと難しさは、
エンジンと補機類のセットアップを除けば、
サスペンションを思った通りに仕上げる事に尽きる。
   
リアサスペンションは、スプリングレートの選定以外、
プリロードと車高の設定には一定の文法があるので簡単。
しかし、フロントサスペンションは違う。
   
特に、コーナリング時のフロントサスペンションの動きは、
フロントタイヤの向きを変えるステア特性に直結だから、
難しくて思い通りにいかず、片思い恋の様に悩んでいる。
 
セットアップの基本は、好みの特性のスプリングを選定し、
その後は前後車高バランスを取り、バウンドストロークと
リバウンドストロークを、油面で調整するだけ。
   
いつも、組み上げた直後は納得していても、
一緒に過ごす時間が長いと細かな点が気になってくる。
もしかすると、結婚に似ているかも知れないね。

 
 
『 過去を振り返って 』

元々、トラ君のサスペンションは変!と言っているが、
解決の為、今まで 10種類以上のスプリングと一緒になってみたのに、
どれもしっくり来てなかった。
   
そこで、過去を振り返る事をやってみた。
現在のスプリング(WP製 バンディット400用)を入れた後、
変更内容や計測データを書き出して比較した。
 

Img3_web1000

   
このスプリングは街中を走るには優しい性格だ。
単に柔らかいだけでなく、“ コシ ” があるのだ。
どんな路面でも優しく包み込む様にあしらってくれるのだ。
   
しかし、コーナリングになると少し様子が違う。
特に フロントブレーキで追い込む様な場面では、
トラ君の悪癖か? かなり気難しいのだ。
   
そんな葛藤の記録を見ていて、一つ気付いた事がある。
それは 1G' 時(乗車時)の フロント車高の低下だ。
へたりなのか?  早過ぎる。怪奇現象みたいだ?

 
 
『 次のお見合い候補は? 』

1G' 時車高はフロントフォークの突出し量の調整できる。
そして、ブレーキで追い込む領域はオイル量調整でする。
ただ、今回は “ スプリングジャダー ” で悩まされた。
   
スプリングジャダーとは、スプリングの反発現象。
2次レートへの切り替わりとエアスプリングの立ち上がり、
そしてフレームの剛性との関係で出る悪癖。
   
“ スプリングジャダー ” を解消する為にオイル量を減らし、
スプリングの変換点との干渉は減って効果挙げたけど、
今度はストロークし過ぎてハンドリング不良が出た。
   
だから、次の “お見合い候補” を検討中だ。
全長は 300 ㎜以下で 変換点は 80 ㎜ 前後、
一次レートは 0.7 Kgf/mm前後で メーカーは WP を希望。
 

Img5_web1000

ここが難しいのは、希望にぴったり合う候補者が居ない事だ。

 
 
『 仮想実験グラフ 』

そこで登場するのが、“ 仮想実験 ” だ。
スプリング別に、荷重毎の変位(縮み)量のグラフを描く。
プリロードは、トラ君の基本設定荷重: 10 Kgf だ。
 

Img4b_web1000

   
縦軸が変位量で、横軸は 荷重だ。
荷重 32 Kgf にある赤いエリアは 僕とトラ君の 1G' 時の荷重域。
エアスプリングの影響はどれも同じなので省いている。
   
グラフ線で途切れている箇所は、スプリングレートの変換点だ。
以前、ホンダ純正・ホーネット600用スプリングを使ったが、
一番上の青線の通り、1G' 時のすぐ近くにあった関係からか、
簡単に “ スプリングジャダー ” が発生したので使えなかった。
   
WP R-6 用 が条件に合いそうだが、線径が 4.5 ㎜ と細い為か、
実際に使ってみると 神経質で僕の好みとは違っていた。
こうしてみると、WP ZZ-R 1100 用 が 有力候補かも知れない。
 
以前、一度 WP ZZ-R 1100 用は使った時があった。
その時は、一次レートの高さから路面との当たりがハード気味で、
よりレートが低く優しそうなスプリングへ浮気したけど、
今は スラストベアリングも入っているから少し違うだろう。
それに、上下ヨークも替わっているからハンドリングも違うだろう。
 
期待して良いかも知れない。
( いつもこんな調子だけど ・・・ )

 

     
    

2019年1月 4日 (金)

掘り出した過去

      
先日、ガレージの整理していた時、
片隅から出てきた額縁付き感謝状。
 
深夜、近所の若い女性の部屋で発生した事件で、
犯人を追いかけて捕まえた時のもの。

丁度、大震災の一年前の事だから、
ガレージに引っ越してきてそのままだった。
   
そう言えば、そういう事もあったね。
もう殆ど忘れてしまっていたけど。

折角だから、自宅に持ち帰るけど、
何処にしまっておこうか。 
    
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2019年1月 2日 (水)

1987年、KAZEジムカーナ全国大会、参戦映像

      
30年以上も前、カワサキが全国的に開催していた KAZEジムカーナ大会、その全国大会に参加した時の映像です。

当時は、妖怪とも呼ばれず、全く無名の “ ひよっ子 ” 扱いでした。
   

 
※ 他の走行記録映像は、コチラ のサイトに掲載しています
    
    

    

2019年1月 1日 (火)

呪われた? 妖怪ガレージ

      
“ 心 ”基本講座用 草稿文章です
ジャンル : 【 人になれない、独り言 】(仮称)
タイトル : 「 呪われた? 妖怪ガレージ 」
 
    *** 以下 草稿文章 ***
 
『 妖怪ガレージの生まれは 1995年 』
 
1月17日、阪神淡路大震災により、それまで住んでいた住居(賃貸)が全壊となり、住居で保管していた GRAでイベント開催用機材、鉄骨パイク組立式テント・2張り、サポート企業様の会場内展示用たれ幕、他器材一式の他に、オートバイ整備に欠かせないエアコンプレッサーやスペアホイール一式、スペアタイヤにペール缶入りエンジンオイル、それに軽整備から重整備までの工具一式等、オートバイを整備して維持する為の機材の移転・保管先探しが必要になった。
   
会社が休みの土・日曜日を使って、大きく被害を受けた市内を探し回った。
次に住む住居にテントやエアコンプレッサー、オイルは持ち込めないだろうから、住居と保管庫は別に探さなくてはならない。
けれども、家具などの家庭器具の一時保管庫として使えそうな安くて小さな物件は全壊になっていて、残っている物件やコンテナ等は既に成約済みになっている。
そんな中、大きな被害を受けず成約せずに残っていた物件に巡り会えた。それは「事務所」として出されていた物件で、広さは 7坪、提示家賃は 7万円と全壊となった住居の倍の金額で、商用施設だから補償金もそれなりの高額だ。
でも、破損せずに残っている物件は少ない上に、そこは 道路に面した1Fの物件だから、オートバイも保管できるので、3月、賃貸契約を交わした。
 
それ以来、その事務所は僕のオートバイ整備の基地となり、人呼んで“妖怪ガレージ”となった。
新住居から約4㎞ 離れているので、毎日オートバイを触る事は難しくなったけど、オートバイを触り出したら一日中でも集中して整備する習慣が身についた。
そんな楽しさを覚えると、友人や知人のオートバイもより良い状態へと整備してあげる“ 場所 ”にしたくなった。 でも、それが新たな“ 呪われた? 妖怪ガレージ ”を生む原因にもなった。
 
 
『 妖怪ガレージ講座 』
 
講座と言っても、GRAのイベントではない。
オートバイの正しい整備とセッティングに関心のありそうな人を誘い、同意を得た人の車両を題材に、オーナー自身の手を使って、知人のサポートを受けながら本格的な整備を行なう個人イベントだ。
当然、交換用部品の手配と購入はオーナー自身が行ない、僕自身は一切お金は受け取らない。それが僕の主義だ。
 
そんな“ 妖怪ガレージ講座 ”のメニューは、一般のユーザーから見れば重整備ばかりで、最も簡単な整備がフロントフォークの分解整備で、ステムベアリングの交換整備やスイングアームピポットベアリングの交換整備、リアサスペンションユニット関連の分解整備、キャブレターの分解整備などだ。
複数のメニューをオーナーを含めて計5名で行なう事もあったけど、作業時間は 朝の9時から始めて確認走行を含めて 夜11時までが標準。 作業時間が読めなくなる可能性の高いエンジン分解整備は行なわなかった。
 
そんな“ 妖怪ガレージ講座 ”に参加した“ 車両 ”は、延べ 30台以上で、当日の確認走行でもOK! だったし、後日確認した際にも問題は発生していないが、一番の成果は、オーナーを含めると車両数以上の人達が分解整備を目の当たりにして、自身の手を使って整備を行なった事が良い体験になったと確信している。
 
が、何故かすっきりしない気持ちなのだ。
 
 

『 年賀状が欲しい訳ではない、が・・ 』
 
“ 妖怪ガレージ講座 ”では、僕自身の良い体験になっている。
実際に様々な車両の状態を確認する事で、各メーカー毎の設計の癖や組み立ての不良が見えてきたし、整備の前後の変化を数多く目の当たりにする事で実車の動きを観れば状態も予測できる様になった。
   
しかし、逆に満たされない気分、徒労感で落ち込んでしまった事も確かだ。
それは、“ 妖怪ガレージ講座 ”に車両を持ち込んでくれたオーナーの多くが、僕の個人的な援助でオートバイ整備と同時に何らかの知識や体験を得られたのに、講座の後の人間的な返礼行為に欠けていたのだ。
 
決して、何度もお礼の言葉や年賀状が欲しいのではなく、講座後の車両状態の報告とか、別に関心のある整備項目についての質問とか、一切無いというのは変でしょう。
これが、GRA開催のイベントであれば、参加者全員が協力を持ち寄って成立させるのが基本だから、そこまでは思わないけど、僕個人の援助で受けた事は個人的にきちんと返すのが礼儀だと信じているからだ。
 
だから、“ 妖怪ガレージ講座 ”を開催した後で微妙な距離感を感じる度、「 僕の人間性が悪いからか? 」と一人深く落ち込み、数年に亘り講座の開催をしなくなった。
 
 
『 それでも、開催する事に 』
   
それでも、“ 妖怪ガレージ講座 ”を開催する事に決めた。
それも、従来通りにガレージで行なう講座と、Web上で公開する講座の二通りで行なうのだ。
   
開催する理由は、オートバイを通じて素敵な人に出会いたいからだ。
実際、過去に開催した“ 妖怪ガレージ講座 ”では 3名の人間的な返礼の出来る人に出会えたし、その人に対しては人間的に尊敬の念を今も抱いているからだ。
それに、素敵な人に出会う為には、ただの知り合いの関係だけでなく、何かの行為を通じて確認できると信じているからだ。
   
リアルな“ 妖怪ガレージ講座 ”で出会えるのは10人に1人の割合だとして、Webでの講座であれば もっと低い割合になるのは確実だろう。
中には、知識だけを利用するのではなく流用する者もいるだろうし、一面だけを取り上げて中傷する者もいる筈だけど、人間的に尊敬できる素敵な人に出会う為には待っていてもだめで、自分から行動しなくてはだめ。
例え、100人の無礼者に出会っても、一人の人間的魅力のある人に出会える事に期待して生きていきたい。
 
      
      

    

2019年 あけまして おめでとうございます

      
新年、明けまして おめでとうございます。

2019年、皆さんにとっても良き一年になりますように願っています。
GRAも、良い歩みが残せる様にして参りますので、今年もよろしく願います。
      Happynewyear_22019web800  
      
    

    

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