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2018年12月30日 (日)

父親同伴参加の彼

      
“ 心 ”基本講座用 草稿文章です
ジャンル : 【 人になれない、独り言 】(仮称)
タイトル : 「 父親同伴参加の彼 」

    *** 以下 草稿文章 ***
 
数多くの参加者の中で彼は目立つ存在だった。
一番は その若さで、参加者中では常に最年少だと言っても良い年齢だったからだ。
そして、常に 彼の父親が同伴していて、休み時間には二人で過ごす事が多く、一人で他の参加者と積極的に会話していない事からも目立った存在だった。
   
でも、そんな特徴は気にならなかった。
恐らく 十代の青年にとって、自分自身より歳が離れた人と会話を楽しむのは難しく、父親が傍に付き添っていれば尚更だからだ。
   
それ以上に、親御さん公認でオートバイのレッスンや走行練習会に参加している姿は、他の参加者にとっては 羨ましくもあり、微笑ましい存在だったに違いない。
実際、理想的な親子の姿として、ある日の出来事まで、僕の目には映っていた。

そんなある日、彼が父親同伴で参加したイベントがあった。
それは、レッスンや走行練習会などとは違って大会イベントだったから、午前と午後、合計 2回のタイムトライアル 以外は走行する事はなく、それ以外の時間はイベント運営業務を担当する事になっていた。
   
そのイベントの朝、彼の父親が僕の所に来て、僕に言った。
   
「 受検が近いので、タイムトライアルの時以外は勉強の時間にさせて欲しい 」と。
   
一瞬、返事を迷ったけど、運営責任者として認める事にした。しかし、今だったら、きっと違う返答をしている筈だ。
その返答は、以下の文章のようになる筈だ。
   
「 状況は理解しましたが、ひとつお尋ねしたい事があります 」
「 先ず、私達の運営は、イベント当日以前に夜遅くまで協力してくれている方々のお蔭で実現していますが、その方々にも“ 全員参加全員スタッフ制 ”で 当日のスタッフ職を依頼しているのは、GRA設立以来掲げている活動目標があるからだと理解してくださっていると思います 」
「 その上で、お尋ねしますが、会場で受験勉強する事は、GRAの活動目標や献身的に運営協力している方々の存在より大切な事だと考えている理由を教えてください 」
   
「 仮に、そういう活動目標や献身的な運営サポートする人の存在を無視して、ただオートバイ操作の経験を積ませる事だけに注目されているのであれば、それは教育上決して良い内容にはならないのではないでしょうか 」
   
       ******
 
きっと、これを読んだ多くの方は、20年程前の僕と同じ様な判断をすると思います。
   
が、その 20年以上の間の経験を積み、そういう 活動目標や運営実態に配慮が及ばない人々の参加を、何の説得もせずに放置していた結果、20年以上 GRA開催イベントに参加している人でさえ、GRAの活動目標や達成方法に思慮が足りない結果を招いたと反省しているのです。

 
    
    

    

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