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2016年5月の投稿

2016年5月30日 (月)

発見(?)したタイヤ、交換の巻

 
日曜日は雨だったので、タイヤ交換の日に。
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実は、このタイヤは以前購入していたモノ。
ガレージ奥に保管してから、忘れてしまっていたのだ!
昨日、友人が中古タイヤを3セット引き取りに来た時、
運良く(?) 発見した次第だ。

さあ、これで、また速くなるかも ?♪



小休止中 ~
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以前は、月に 2〜3 回はタイヤ交換していたというのに、
今では 2年に 1回 のペース?
 
頭が覚えている事と身体が覚えている事が合わないので、
時間は多少余分に必要だ。
 
でも、焦る事はない。
ボルト1本ずつのネジ山確認と清掃、ホイール内部ビード部の清掃、
ベアリングやオイルシール(ダストシール)部のグリース交換、
ブレーキキャリパーの清掃と給脂、フロントフォークの整列、
前後ホイールの整列など、同時にするべき大切な事は多い。
   

さあ、残すは リア だけ ♪


2016年5月28日 (土)

『 GRA講習 』 キャッチコピー案、検討中 !

 
7月から始める『 GRA講習 』のキャッチコピーを検討中です。
下記のコピーが試案です。

「 知って、触って、走って、もっと楽しく! 」 

どうでしょうか?
意見や代替案などをお待ちしています。

    *    *    *    *    *    *


『 GRA講習 』の狙いは 4つ
 
1. “ オートバイを知る ”

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オートバイの構造や仕組みを、時には部品レベルにまで分解して興味深く伝え、そのメカニズムを分かり易く伝えます。
 
 
2. “ 整備やセッティングによる変化を知る ”
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実際にモニター車両を用いて整備や調整を行ない、その結果、オートバイの動きがどう変わるのかを確認し、同時にその変化の理由を一緒に考えます。
 
 
3. “ オートバイの走らせ方を知る ”

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1.で知ったメカニズム の理解と、2. の調整で確認した変化の理解を頭に入れながら、実際に自身のオートバイで走行し、整備や調整を加えながら、オートバイとの付き合い方や走らせ方を学びます。

 
4. “ わがままを発揮する ”
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やりたい事や知りたい事を積極的に発表する事を “ わがまま ” と呼んで、全員に求めて奨励しています。それによって、自身が持っている興味を掻き立てて、学習意欲や理解能力を高める事を目標にしていますし、 同時に、他の人の存在を尊重し合う事の大切さを学ぶ事も目標にしています。
 
 

2016年5月27日 (金)

5/22 ・ イベントの感想、 「丸くなった」と言われ ・・

 
5月22日に開催の『 撮影&練習会 』の感想を書き留めておこう。

短く言えば、「 進むべき方向がはっきり見え、ワクワクした感動を覚え、最近の20年間で最も大きな価値のあったイベントの一つ 」と言える。
   


『 進もうとしている方向は 』

今、GRAで向かっている方向は、二つの目的を達成する事。
一つはオートバイの知識と走行を深く結びつける事で、二つ目はライダーの意識を 人と人との関わりを通じて高める事だ。

1.「知識と走行を結びつける」は、

オートバイの知識に興味のある人は多いが、実際の走行にどう影響するかをきちんと学ぶ機会は無く、走行の練習するイベントは多いが、正しい整備やセッティングにより、個々のオートバイを本来のあるべき状態へと促してから指導するイベントもほぼ皆無というのが現状だ。

深く関係するそれらの事を、イベントやWebサイトを通じて結び付け、より正しいライディング=オートバイライフを実現させたいのだ。


2. 「ライダーの意識を高く」は、

周りの人々(社会)に対して積極的に働きかける事。
オートバイが大好きで、知識が豊富で、ライディング技術が人並み以上だとしても、オートバイを楽しむ環境作りを他人任せでは半人前以下だ。

これは、学びたい事を主張する “ わがまま制 ” をきっかけに高めていけるだろう。
 
 
 
 
『 丸くなったと言われ・・ 』

イベント会場で、4~5年ぶりに再会した人に言われた言葉。
「 丸くなりましたね 」

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一瞬、体型のコトかと思ったが、その意味ではないらしい。

が、それはどうだろう?
というのも、街中で見知らぬ人に注意や意見する事が以前より遥かに多く、ほぼ毎日、最低でも 2~3名の人にしているからだ。

例えば今日、電車から降りて真正面に立つ人に「邪魔だ」と言い、
下向き歩きで腕をぶつけて去ろうとした就活女性には「前を見ろ」と言い、信号変わり横断歩道直上に停まった営業車の運転手に「違反で迷惑だ」と言った。
 
う~ん、
それでも丸くなったのだろうか?

 
 

2016年5月23日 (月)

5/22・『 撮影&練習会 』 の開催報告です ♪

   
5月22日開催・『 撮影&練習会 』は、Webサイトなどを利用して広く知識や情報を分かりやすく伝える活動を、今後のイベントに参加する人の協力を得ながら行なう初日でした。
   
その為、以前の開催イベントで行なっていた様に、事前に当日(5/22)の綿密な企画やカリキュラムを練り込んでおき、そのスケジュール通りに進める方法は完全に放棄しました。
 
それだけ、参加した人全員に全国の人々に伝えたい事を発案してもらって、実際に撮影にも参加してもらう必要があり、撮影の意図を理解した上質の映像や画像が必要だと考えたからです。
 

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【 当日の状況 】

参加費無料 が効いたのか、日頃からの活動Webアピール活動が効果を即したのか、常に参加協力してくれている N君の他、参加を勧誘した O君、そして 4~5年ぶりに参加してくれた 神戸の H君 の合計 4名が集まりました。
   
N君だけでなく、 H君さえも Web を通じて 当日の企画の概要を理解してくれていて、色々と感想や意見を出してくれたので、先ずは 5/22 の目的だけでなく、GRA の 今後の活動の方向(Webを通じて)を説明して、その為の 撮影の重要性を説明して、対象を 単に 『 技 』だけでなくて、『 バイク 』の メンテナンスやセッティング の 知識や情報を全国へ広げるため、「 走行映像画像 」だけでなく 車両に関する 撮影もしていく事にしました。
   
そして、当日(5/22)だけでなく、撮影は今後のイベント開催を通じて常に行なっていく必要がある事を説明して 同意を得ました。
   
その次は、「 さあ 何を撮影しよう? 」と 話題を振ったところ、例えば ブレーキ の 分解や整備 に関する撮影、などの意見が出ました。
この意見出しは、当日のミーティングの度に依頼したのですが、更に色々と意見が出てきたので、今後の“ 撮影&リリース ” の 出発日としては良い一日になったと思います。
 
が、実際には、直ぐに撮影を行なう事の無い緩やかな雰囲気で進みました。
ストレッチの後 慣熟走行をして、「 さあ 何をしよう? 」と言って、H 君は ノーブレーキでの練習がしたいと希望が出たので、彼の要望に合わせて180 ° の ターンセクションを作り、N君は載せ替えたエンジンの具合を見たいので ・・ と言っている間に遅刻の O君 の到着です。
 

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【 エア圧変更による運動特性変化 】

それは、O君の発案と彼の機材での撮影で始まりました。

何気ない話題の中で、一般にはエア圧に対しての正しい知識は広まっておらず、いつも 車体メーカーの推奨指定圧を指定外の リプレイスタイヤにも採用している事、エアゲージは個々に大きな誤差がある事 などが話題に出て、実際にやってみようという事に !!
   
先ずは、O君の VTR のフロントタイヤのエア圧を 0.5 Kgf/㎝2(単位は以降略)にして、その様子を映像に採り、ライダーの感想を収録。 次に 3.0 にして 同じセクションでの走行を収録、次に 1.5 へと 変更しながら 車両の動きと 感想の変化を撮り、最後は 最も良いと思う エア圧に 収めました。
 
次は、これを見ていた H君の参加も促したところ賛成してくれて、TR250 普段は フロント エア圧を 1.5 としているのを確認して、基準にした ディジタルゲージで測定して 1.6 と表示される事を伝え、エア圧を 1.0 次に 2.6 へ と、O君の場合と同様に走行状態の収録と感想を録音を進めて、最終的には 1.8 に 落ち着き、同様に リアは 2.0 に 落ち着いたのでした。
   
これらの作業は、充分以上に知識と体験のある人にはたわいも無い事でしょうが、きちんと撮影を行ない、分かり易く 告知すれば、より正しい知識と手法を全国の方々へ広げられる事に繋がる事を 参加したメンバーは実感したでしょうし、実際の収録本番には 更に上手に撮影が出来るのは間違いありません。
   
 
 
【 H君の 180°ターン 練習に付き添って 】

H君は、1980年代後半に ジムカーナ大会に参加していた人で、過去には 1000㏄ や 750㏄ の 4気筒車を操っていた人で、ライディングスキルは しっかりしている人です。
 
ただ、180° ターンを走行してもらうと、2nd ギア では スムーズに走れるものの、1 st ギアでは ぎこちなくなってラインが乱れ勝ちに。特に 右ターンではスムーズさを欠いていました。
 
その走行状態を観察した結果、フロントフォークの整列が取れていない可能性が高い事を確信しました。
そこで、その可能性を H君に説明して、整列が取れていないと何故 左右のターン差が生じるかを 2本の棒を使って説明し、実際に整列の具合を測定する事を提案して承諾を得ました。
 
実際に 「妖怪棒」を使って測定してみるとはっきりと2本のフロントフォークは歪んでいます。(不整列状態)
その事を本人の目と指で実際に確認してもらい、整列調整をする提案に承諾を得てから、本人に協力してもらいながら 整列 を取ったのです。
( 妖怪棒 :
http://gra-npo.org/dictionary/Ya_line.html )
   
その際、オートバイの特性に大きな影響を与えるボルト、つまりアンダーブラケットにフロントフォーク を固定する為のボルトの 締め付けトルクが左右で大きく異なり、その上、全体に トルク不足だと思われる事も説明。
   
より低い締め付けトルクだった左側のボルトを右側の締め付けトルクに合わせて、再度 180° ターン走行をしてもらうと、「 右ターンも左ターンも同じ様に出来る様になりました 」との感想が!。
実際に観ていても、それは一目瞭然。
   
続いて、適正だと思われる 締め付けトルクで増す締めをして走行してもらうと、「 フロントフォークがしっかりとした感じに 」との感想を得て、とりあえずその状態のままでの完了に了解を得たのです。
これも、撮影の題材としては 良い題材になるでしょう。
 
実際の撮影にあたっては、車両に整備・調整を加える事とその結果に対して、車両の所有者からの全幅の了解が必要な事ですから、誓約書でその旨に了解を得る事以上に慎重に進めるべき事ですから、誰に対しても行なえない事は理解すべきでしょう。
しかし、信頼と了解が得られる方であれば、良い情報と知識を広める映像や画像の材料になるだけでなく、ご本人にとっても貴重な体験になるでしょう。
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【 今後の開催イベントへ、ようこそ! 】

『 撮影&練習会 』は、開催するイベントで映像や画像を積極的に撮影する事に理解と協力を広める為のイベントであり、近日中に再度開催の予定はありません。
   
が、『 自由練習会 』や 7月から開始する『 GRA講習 』の中で、参加者の同意と協力を得ながら、積極的に撮影を行なっていきます。
また、撮影と言っても 走行風景の撮影というより、オートバイの基本的な構造解説や整備方法の解説、セッティング手法の説明解説などを、参加した人の要望に合わせながら行なっていきます。
 
ですから、日頃から整備についてもっと詳しく知りたい人、オートバイの状態がどうなのかをアドバイスが欲しい人、そしてセッティングを実際に体感した人やもっとオートバイとの距離を縮めて仲良くなりたい人は 是非!参加してみてはどうでしょうか。
 
他の人の車両の整備であったとしても、実際の構造や仕組みを知り、セッティング手法を知り、実際にオートバイの動き方やライダーの感想を目の前で実感するのは、どんな人にとっても大きな財産になる事は間違いありません。
 
   

2016年5月18日 (水)

7月、『 GRA講習 』 始めます !

    
オートバイをいつまでも楽しむため、新しい形のイベントを始めます。
その名は、『 GRA講習 』です。

( 以前、この場で意見募集した結果、この名称に決まりました )


『 GRA講習とは 』

普通の講習会の様に、走行練習だけがメインではありません。

オートバイに最も安定して能力を発揮してもらうために、
オートバイの構造や仕組みを一度見つめ直して、
オートバイにとって適切な整備や調整状態になっているかを確認して、
実際にオートバイを基本セクションで走らせ、
オートバイとの様々な会話からオートバイを学ぶ事が基本です。

つまり、いつも乗り慣れたオートバイでも、
構造や仕組みの基本を改めて見つめ直し、
他の人のオートバイの状態との比較で愛車の状態を知り、
タイヤのエア圧の変更による特性変化から最適状態を知り、
愛車が自ら活き活きと走る姿を学ぶのを一番大切にする講習です。


初回開催は、今年(2016年)7月24日(日)です。、
詳細な内容は 後日改めて案内をしますので、興味のある方は、忘れず 7月24日をキープしておいてください。
   
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アンクル グリップは、ライディングの要(かなめ)だ


オートバイのライディングスキルを上達させるには色々な方法がある。
ライディング講習会を受講したり、サーキット走行会に参加したり、近くのワインディングロードを何度も走ったりする方法だ。
   
けれど、特別な場所へ行かなくても、一般道を走るだけで確実に上達できる方法がある。しかも、先に挙げた方法よりも確実に基本が身に付いて上達できる方法だ。
 
それは、「 目印走行 」だ。
 

 
『 目印走行で上達、妖怪級 』

練習方法はとても簡単だ。

走行する車線の中の中央に、走行するラインをイメージして、そのラインの上を走るだけだ。

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特に、郊外の信号や交通量の少ない道や、高速道路を走る時が最適だ。
前後の交通や道路状況に注意しつつ、車線の真ん中に 30㎝ 幅位の線をイメージして、その線から前後のタイヤが外れないでスムーズに走れるようになれば凄い。
 
慣れてきたら、幅を15㎝ 位に狭くすると良い。
直線路だけでなくてコーナー部でも外れなければ妖怪級と言えるだろう。
 
実際、イメージしたラインの上を走るには色々と注意すべき事がはっきりと見えてくる。
例えば、ハンドルには体重を掛けず、両手の薬指と小指の第2関節辺りでハンドルを握り、軽く引く程度が良いとか。着座位置(シッティングポイント)は意外に前方の方が安定するとか。膝のニーグリップよりも、踝(くるぶし)を意識した繊細なステップ荷重操作が有効とかだ。
 
★ 目印走行は特に珍しい事ではなくて、特に大型トラックの上手なドライバーの人達の運転が良い見本だ。
 
 
 
『 高速道路を走り、反省して ・・ ? 』

実は、先日の日曜日、久し振りに高速道路を長距離走る機会があった。
当然、15㎝ 幅の目印走行を目指して! ビュィ~ン と走った。
 
あれ?  おかしい。
平坦な個所は大きな問題は無いが、ジョイントなどのギャップのある所でラインから外れてしまう。
 
何故だろう?
ハンドルまわりはOK!  着座位置も安定している。ニーグリップもこれで十分だ。
おっと! ギャップ通過の度に踝(くるぶし/アンクル)を使った車体グリップ(ホールド)が緩み、ステップ荷重が抜けている。
   
何とかしなければ!
以前に較べてめっきり減った練習量や体力、身体の柔軟性の事は棚に上げ、オートバイの責任にした。
 
ガレージに戻り次第、早速に ステップ周りを加工して、以前より更にステップの後退角と上反角を 2度程度増やした。
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ガレージ内でライディングポジションを試すと、ステップ荷重が更に掛けやすくなったのを実感。
   
アンクルグリップは、ニーグリップと同じ程度、オートバイの正確なライデリングには欠かせないから、次の走行が楽しみだ。
   
★ この加工は、決して一般向けではないけど、ステップ荷重の繊細な操作に悩んでいる人にとっては参考の一つになる! かな?

   

2016年5月16日 (月)

ダンロップ ツーリングステーションへ、行ってきました。

 
5月15日(日)、ダンロップ ツーリングステーション へ行ってきました。
   
住友ゴム工業 さんがライダー(タイヤ?)の市場調査と啓発活動を兼ねて、2009年から年に数回、全国各地での開催を後援しているイベントです。
   
当日は、12時過ぎには 100名近いライダーの参加があった様で、思っていたよりも盛況でした。
参加者は推測 30歳代~ 50歳代の方が多く、オートバイは 600㏄ 以上の大型車両が優に半数以上を占めている様でした。

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『 GRAの活動方針にも確信 』

このイベントでは、有名ライダーのトークショー や 飲み物サービス、タイヤや整備の簡単なレクチャーなど、短時間で簡単な内容ですが、それでも多くのライダーが情報や知識に対して関心を持っている事を実際に感じる事が出来たので、GRAの活動方針に確信を得る事ができました。
   
GRAでは、過去には走る事が主体のイベントを多く開催し、参加した特定の方々に対してのみライディングテクニックなどを伝えてきました。
   
しかし、GRAが今、目指している事は、走るだけのイベントの開催ではなく、オートバイの基本的な知識や整備ガイド、ライディングの基本テクニックや車両セッティングのレクチャーを、Webサイトを通じて広げ、開催イベントで直接伝える事です。
   
きっと、このツーリングステーション にも参加出来ない、オートバイに強い関心や興味を持ち続けている、全国の方々へ有益な情報や知識、連帯感などを届ける事ができるでしょう。

 

2016年5月11日 (水)

「 イベント記録 」 ご覧ください

   
一年間に企画開催したイベント数 : 44 イベント
イベントに参加した人の合計        : 2375 名


1998年の「 イベント記録 」の作成が完了しました。
どうぞ、下記のURL より、各イベント毎の情報をご覧ください。


【 1998年・活動年表 】

http://gra-npo.org/data/nenpyou/1998.html


    *     *     *     *     *

今さら、時間と手間を掛けて、過去の資料をまとめるよりも、
今の活動に掛けるべきでは?  と言う意見もあるでしょう。

実際、「 イベント記録 」を作成する本人自身も思う時もあります。

しかし、「 イベント記録 」の掲載は、GRAの活動記録と言うより、多くの人々の意思と行動の記録であり、GRAの未来を示す指標です。

イベント運営を 専任スタッフのみで行なう一般的な方式ではなく、参加した全員であらゆるスタッフ職も協力して担当し合うという、“ 全員スタッフ全員参加制 ” を基本に活動しているGRAです。

「 イベント記録 」には、そんな参加者一人ひとりの行動が、様々な資料の中からはっきりと観て取れるのです。
そんな一人ひとりの協力を記録に残さず、闇に埋めたまま、活動を前進させる事は罪だとも思っています。

1998年当時と同様な規模で活動を行なう考えはありませんし、
活動の体制も方針も以前とは違い、更に一歩前進させます。

前進させる方向の意味を、より多くの方々との共有の為にも、これからも 「 イベント記録 」の作成は続けていきますので、ご理解の上で ご覧ください。
 
   
Event_record_web800   
 

 

リアブレーキ周り、基本的(?) 整備・アレコレ

 
人間も機械も、ストレスの少ない環境の方が良い働きをする。
ストレスばかりでは、一時は良く(?)ても、やがては壊れてしまう。

それは、オートバイも一緒だ。
一つひとつの部品は、あるべき正しい位置に収まり、
動く部品(可動部品)はストレス無く動くべきなのだ。

だから、オートバイを整備ではストレス除去が一番大切と言える。
そして、ストレスの最大手の一つがフリクション(摩擦)だ。
フリクションがあって良い部品はタイヤぐらいだから、
基本整備の殆どはフリクション除去作業だと言ってよい。
   
 
 
【 リア ブレーキ周りの基本整備 】

整備車両は、練習用に導入している ホンダVTR。

当然、定期的に ブレーキ液(フリュード)の交換やキャリパーピストンやスライディングピン等の清掃&給脂(グリスアップ)、マスターシリンダーの内部ユニット交換(通称:オーバーホール)は行なっているが、人間(ライダー)のブレーキ操作に対して、もっと繊細な反応・タッチが欲しくて行なった整備を記録する。
 
先ずは、VTRの リアブレーキ周りをステップホルダーごと車両から取り外す。
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VTRの場合は、一般的な車両の形式と異なり、ステップホルダーはスイングアームのピポットシャフト(軸)の固定を兼ねているから、少し大げさだ。
 
ステップホルダーごとに外したブレーキ周りは、以下の部品の構成だ。
  20160508_web800_03 
リアブレーキ周りを整備する際、煩わしくなるのが ブレーキランプスイッチへと繋がるコード(電線)だ。取り外してしまうのが普通だが、後で装着して、位置調整をするのが面倒(?)なので、今回は切断した。( 赤の丸印内 )
 
ここで判るのは、リアブレーキペダル  が取り付けられている ピポット(軸)部に、ペダルの適切な動きを助ける為の、固定用のサークリップが無い事だ。
 
右側への転倒歴がある車両の場合、固定用サークリップ部に大きな力が加わり、脱落する例は珍しくない。
当然、この車両も何度も転倒させているから、正しい位置決めの為に装着が必要だ。



【 フリクション除去作業 】

では、今回の整備の目玉、フリクション除去作業を紹介する。
 
リアブレーキペダルの操作で、最も無駄なフリクションが発生するのが、先ほど出てきた、ブレーキペダルを固定しているピポット(軸)部だ。
 
一般的な整備であれば、ピポット部の清掃&給脂(グリスアップ)だが、更にフリクション除去を目指して、ピポット部を鏡面研磨処理を施す。
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ブレーキペダルを踏み込んだ際、必ず部品同士が擦れ合う場所だから、デコボコした表面で擦れ合うより、鏡の表面に見える程に平滑になっている方が良いからだ。
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上の画像で赤い円の内にあるのが研磨後のピポット部。
同様に、ピポット部と触れ合う、ブレーキペダルの取り付け穴の内部も鏡面研磨処理をする。



【 その他の整備作業 】
 
今回、鏡面研磨作業が有効な他の箇所は、ブレーキペダルからマスターシリンダーへ繋がるロッド(押し棒)の固定部、そして そのロッドとシリンダーユニットが接する球面部だ。
   
同時に行なった一般的な整備作業、「 マスターシリンダー のオーバーホール」
  20160508_web800_04   
そして定番の作業、「 ブレーキキャリパー のオーバーホール 」の作業。
    20160508_web800_11   
これらの作業にもフリクション低減の工夫はあるが、それは次の機会に。
 
 
 
【 作業結果 】

作業開始時刻が夕刻で、撮影記録なども行なった為、テスト走行は翌週に。
 
が、指でブレーキペダルの操作をすると、確実にフリクションは減っている。
(指で)踏み初めは、余分な抵抗感無く、すっと動きだして、戻し用のスプリングの反力だけ。そして、シリンダーを押し始めてから実際にブレーキが利き始める迄の間がとても短くなっている。シリンダーを押す作業以外に、余分なフリクション(摩擦)で浪費される事が無くなったからだろう。
 
そして、実際のライディングで重要になる、ブレーキペダルを戻していく動きにもリニアに反応をしているから、テスト走行が楽しみだ。
 
 
 
【 備考 】

実は、リアブレーキ以上に、フリクション低減処理が効果的なのが フロントブレーキ周りの 鏡面研磨処理を含む基本整備だ。
その理由は、手の方が足での操作よりも何倍も繊細な感覚・神経系を備えているから。( この作業内容も、次の機会に ♪ )
   
ブレーキペダルのピポット部は 、転倒により必ず歪が発生するから、本来ならば 歪が最も少ない新品ペダルに交換して、転倒による変形を防ぐ為に、足で踏みこむ部分をオフロード車の様に可倒式へと加工するのが良いだろう。
 
最後に、切断した ブレーキランプスイッチ へのコードには、カプラーコネクターを新設したので、次回からの作業が楽になる。
   
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    *    *    *    *    *   *

※ NPO法人GRAが開催するイベント 『 GRAのセッティング講座 』
    下記の通り紹介しますので、ぜひ利用してください
 
『 GRAのセッティング講座 』
http://gra-npo.org/schedule/setting/setting_top.html

   



クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
ページ中の画像は クリエイティブ・コモンズ 表示 - 非営利 - 改変禁止 4.0 国際 ライセンスの下に提供されています
文章等は許可無く転載することを禁じます / Copyright GRA All Rights Reserved.



 http://gra-npo.org




 

 

 

 

 

2016年5月 7日 (土)

ライディング講座用の動画、過去の映像から試作 ♪


Webサイト上で “ ライディング講座 ” を開設したいのは昔からの夢。
   
ようやく、少しずつ、GRA公式サイト上で 展開する為の材料作りを始めているので、“ ライディング ” や “ セッティング ” などの 講座に関心がある人 (沢山いると信じている♪ )は、長い目で見てやって下さい。
 
さて、ライディング講座用に 「 映像(動画)」作成の準備を進めている中で、過去の ジムカーナ競技での走行映像から、試作で映像を作っています。
 
きっと、関心のある人から 参考にならない人まで色々だと思う。
が、一度 観てみてください。





2016年5月 1日 (日)

新規・会議室(チャットルーム) を検討中です !

   
参加者登録制の会議室(チャットルーム)を検討しています。
 
今まで、情報や意見の交換の為に色々と試してはきたけど、PC でも スマホ でも使いやすいのは少ないためか、上手く使えていません。
 
そこで、PC でも スマホ でも使えるシステムを幾つかピックアップして、実際に試験的に運用をして、参加した人の意見を確かめながら運用システムを決めていきます。
 
現在、検討を進めているシステムは、「 Chatwork 」や「 Slack 」などですが、他にも良いシステムがあれば、是非お知らせ下さい。
また、試作会議室(チャットルーム)に参加希望の方も募集しています。

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会議室(チャットルーム)以外にも、GRA への 「 問い合わせフォーム 」や イベントへの「 申込みフォーム 」も、外部のサービス提供会社のシステムの導入を検討中です。
 
というのも、現在の 申込みフォームは PC の メールフォームそのものなので、スマホに慣れた人達にとっては 一歩引く形式だと思うからです。
 
また、申込みフォームは、過去に担当者が 苦労して導入してくれたのですが、OS の変化に遅れてたのか、作動しなくなったままだからです。
当時とは違って、現在では 申込みフォーム を 無料で提供している 会社もありますので、その中から 最適な会社のシステムを導入する事を検討中です。
 
そうすれば、それらの 申込みや 問い合わせも、先の 会議室(チャットルーム)へ 直接に繋げる事も比較的容易で、更に有効に活用できるでしょう。
 
どうぞ、ご協力をお願いします。
 

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