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2015年11月の投稿

ストップウォッチは、名コーチ

   
オートバイで、
ジムカーナという競技を長年やってきた。

上手になり、速いタイムを出せるのが楽しくて、
練習も随分とやってきた。

ただやみくもに走り込んでいた時期もあったけど、
優秀なコーチと出会ってなければ、
長い間、良い実績・結果は残せなかっただろう。

 

【 彼は、名コーチ 】

そんな “ コーチ ” の一人が ストップウォッチだ。

簡単な練習コースを走る度、“ 彼 ” はタイムを測定するだけ。
でも、何度か走る度、0.1秒 単位で変化するタイムは教えてくれる。
「 今のは、あそこでロス(失敗)したね 」
「 あ っ!  今の走りの感じだよ 」って。

彼の指摘はいつも無慈悲な程に正確で、
たった 15 秒 程度の短いコースでも、僕には毎回とても勉強になった。

 

【 一人練習の時には ・  】

僕は、どちらかと言えば、一人で居るのが好きだ。
だから、集中して練習したい時ほど、一人で練習をした。

一人で練習をすると、ひとつ困った事ができた。
それは、ストップウォッチでタイムを測ってくれる人が居ない事だ。

それを解決する為に、一人で計測する為のストップウォッチを作った。
( 画像が、4代目の “ 彼 ” )
Cimg2592_800

クラッチレバーの操作一つで測定できる様に、
車両のクラッチスィッチとは別にマイクロスィッチを新設し、
ストップウォッチのスィッチング回路に直列に割り込ませる設計だ。

クラッチレバーの動きを感知するマイクロスイッチの他には、
ストップウォッチの改造だけと、とても安価でシンプルな方式だ。
でも、“ 彼 ” の働きは今まで以上になった。
   

【 新しい “ 彼 ” に出来る事 】

新しい “ 彼 ” は、朝から晩までの練習に付き合ってくれて、
いつでも不満も言わず、タイム測定を冷静に見つめてくれた。

それまでのタイム測定は、誰かに頼むしかなくて、
一日中測定をしてもらうのは難しいし、測定誤差もある。

でも、今度の “ 彼 ” なら、
気遣い不要、タイム測定にいつまでも付き合ってくれるし、
操作方法に慣れると、測定誤差も無視できる程になった。

その結果、練習密度が一層高まった。
特に、ベストタイムを更新する事だけではなく、
毎回、ほぼベストのタイムを残す練習が実力を高めてくれたのだ。

 

【 そして、今 】

けれども、ここ 5年近く、“ 彼 ” と一緒に練習をしてこなかった。
いや、オートバイ自体をガレージに閉ざしたままだった。

ようやく、この一年余りで、少しずつ乗る機会は増えてきて、
先日、久し振りに “ 彼 ” を呼び出して、
車両(オートバイ)に繋いで、動作チェックをしてみると ・ ・

「 動かない ・・・(汗)」

オートバイ側のスイッチと配線は、問題無いように見える。
では、ストップウォッチだと考え、分解したら後悔の山。

同じ本人が作った(改造)した筈なのに、
その本人が元に戻せなくなってしまったのだ。

結局、1時間後、元には戻せて、車両側の接触不良個所を直して、
“ 彼 ” は生き返ってくれた。

でも、それは VTR(練習用車両)だけ、
トライアンフ(本番用車両)の 増設した配線設計は複雑で、
そちらでは 動いてはくれなかった。

でも、まだ良いか。
トライアンフを動かすのは来年だろう。
だって、車検が切れたままだから ・ ・ ・ ・。

 
   
   

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妖怪流、タイムトライアルコースは ・ ・

 
【 コース設定のポイント 】

まず、参加するオートバイとライダーの技量レベルに合わせて、参加する全員が楽しんで完走できるコースである事を大切にしている。それに、当日の練習メニューを反映した内容にする事、左右のターンを同程度入れて、低速から高速のセクションまで、様々なテクニックが要求される事も大切だ。

更に、これは私個人の考えだけど、コース設定に使用するパイロン(コーン)は、可能な限り少な目にして、簡潔な配置になるようにしている。
というのも、タイムトライアルコースの設計は作曲であり、ライダーとオートバイはその曲を奏でる奏者だと考えているからで、コース設計に秘められた意図や魂を自由に解釈し、思いのまま楽しんで欲しいからだ。

では、実例として、先日の自由練習会でのコース(パイロン配置)図を見て欲しい。
   
20151108_c1丸印( 〇 )がパイロンを示し、左端のミニコーンを除き、合計15本、区別しやす様に黄色、青色、白色、緑色、赤色と、コースの場所によって使い分けている。
 
映像でも紹介しよう。

https://www.facebook.com/hiroyuki.kobayashi.7771/videos/962601207128653/?l=6549012275184944163


【 当日のタイムトライアルのコースは 】

コース幅は 40m少々、
朝から降り続けている雨のため、路面全面はウェット(濡)
 
しかし、参加者は全員がベテラン(リハビリ中)揃いだから、比較的速度の乗る難度は少し高目なコース設定とした。
 
いつもながら、アクセルONでの円弧ラインでセクションをクリアする設定で、直立走行は存在せず、バンクさせて全開を強要(?)するコース設定を基本とし、今回のゴール間際のフリーターンのエリアはかなり狭くなっている。
 
20151108_c_2     
スタートからは暫くは比較的高速セクション(赤色線)が続くが、殆どバンクさせたまま、しかも障害物(中央の黄色パイロン)をアクセル一つでクリアするライン取りが実現できるとスムーズで最も安全でタイムが出る。 

中間部分(青色線)は中速セクション。ここでも速度を保ったままスムーズにオートバイを前へと進める必要がある、が、高速セクション以上に次のターン(パイロン)へのロスの無い繋がりが必要になる。

最後のセクション(オレンジ色線)は低速セクション。でも速度を落とし過ぎてロスはしたくない。
特に、フリーターンセクションは難しい。
参加者のレベルに合わせた難易度にした事もあって、スタート&ゴールエリアを仕切ったミニコーン(パイロン)が邪魔になる。かと言って広くて楽なエリアまで行くのはシャク(ロス♪)だ。

そうして、左へバンクさせたままゴールエリアへと突入。
ゴールエリアの中では、無事に完走できた安堵感の他、ロスをした(失敗した)個所を思い返し、次の第2ヒート(通常は2回のタイム測定)に向けて対策を練るのです。

 
※ コース図を公開する前に注意(?)です。
※ 運転に自信の無い方でも、気軽に参加して下さい。あなたの技量のレベルに合わせたコース設定を行ない、必ず完走可能にします。

    

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