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2012年6月 7日 (木)

何が目標なのか?


「 何故、この活動をしているのか? 」「 何が目標なのか? 」と聞かれたら、「 やりたいからやっている! 」と答えるしかない。

高尚な目標を掲げて活動をしているというよりも、身体の中、奥の方から渇望のうめき声がするのでやっている!という表現の方が正確だ。

長い競技生活と 数多く企画・開催したイベント、そこで巡り会ってきた全国の多くの方々、そんな様々な多くの蓄積が、身体の中で腐り、発酵し、堆肥となって、表世界に出て活かされるのを欲求している!そんな臭いが充満した疼きが、今の行動の原動力になっている。

06_baby051_2 あらゆる意味で、オートバイを取り巻く世界が幼稚に見えてしまう場合がある。

運転操作方法、整備方法、セッティング理論、そして社会人ライダーとしての自己認識の全てだ。

二輪専門誌や専門書、ネット記事を見れば、大衆の気を惹くために話題性のある採り上げ方ばかり追求していたり、物理の基本原理を無視した無知な情報が蔓延している。

その上で、ライダー自身に対して“社会人ライダー”としての資質を問い質す記事は皆無に等しく、煽情的にオートバイを捉えた記事ばかり目立つ。

そういう環境のためか、街中を走るライダーの車両や運転マナー、ライディング技術レベルが低いレベルで留まっているように見える。

より基本的な物理法則から車両の運動特性を解析して、その運動特性を活かす運転操作理論を解説・実証し、それらの特性や理論を正しく導き出すために車両各部品毎の存在意味と整備方法を示し、その上で車両全体のバランスを整えるセッティング理論まで繋げていきたい。

今までの常識を覆すような“ネタ”は数多くある。

Cimg0030_2企画開催したイベントでも披露してきたが、一日という時間で語りつくす事は不可能だ。

物理の基本原理から説明していく事は、尚更無理な事。

実際に車両の整備やセッティングに導入して、試行錯誤しての経験が身に付くには、例え一年をフルに費やしても全く短すぎるだろう。

誰にも表現して実現できない世界がそこにあるのを実感しているからこそ、こうしてもがき、躓きながら、少しずつ進んでいるのだと思う。

そんな“世界観”だからこそ、イベントを企画・開催して表現するのではなく、インターネットの世界の中で構築して、日本や世界の多くの方々へ届けていきたい。

きっと、世界中で10人程度の“共感者”は居るに違いない。そんな熱い10人と巡り会える人生になれば、大きな財産だし喜びだろう。

そんな想いで、この活動を進めているのです。

 

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