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2011年4月 5日 (火)

「 東電が ・・・ 」 と 言う前に

   
福島第一原子力発電所の 過酷な現場で働く “彼ら” のお陰によって、徐々に 復旧工事が進んでいる様子だ。
4/1付け 産経ニュース ・ “半歩前進”

施設内の汚染された水、それは 原子炉冷却のために外部から加えられた大量の水が漏れ出たもののようだが、それの除去作業には大きな進展は見られない。

しかし、今も “彼ら” は、現場に留まり続けて作業を続けて事実に変わりはない。


【 ロボット ・・と言っても 】

施設内の被害状況が明らかになるにつれ、人間が作業を躊躇せざるを
得ないほどに高い放射性物質環境が知られるようになり、国内の各研究
機関や諸外国から 「作業用ロボット」 の貸与の声が多く挙がった。

既に 数台のロボットが現地に届いているようだが、実際に稼働して活躍
しているという発表はまだ無い。
4/1付け 産経ニュース・原発災害ロボ、使えぬ日本

この事を指して、東京電力の対応態勢を避難する声もあるようだが、果
たしてそうだろうか?

ロボットと言っても、本来の製作目的はそれぞれに異なり、その操作方法
も異なるのが常識だ。
操作方法がほぼ統一され、多くの人が日常的に操作に慣れている自動
車とは違うのだ。

その上、活躍して欲しい環境までロボットを持ち込めるかどうかさえ分からない。
作業環境が ロボット設計時の想定外という事は充分にあり得るからだ。

“彼ら” が、 人間が行なった方が良い作業だと判断すれば、それが正しい判断だと考えるべきなのだ。



【 「東電が ・・」と 言う前に 】

その明確で落ち着いた口調と似合う作業服姿によって、一気に “株” を上げた枝野官房長官だが、その発言内容の端々には政府の対応姿勢に不信を覚える言葉がある。

それは、何かに対応を求められた際に出る 「 東電が ・・ 」 とか 「 東電
に ・ ・ 」 という言葉だ。

半径 30Km の “結界” を作った事によって数多くの国民に震災加えて
二重の苦しみを与え、 国際的な放射性物質による混乱や騒動の原因の
国となっている現状を正しく認識しているならば、福島第一原子力発電所
事故による放射性物質の漏えいは “ 国難 ” である。

国難 ”であれば、 一民間企業に対して 能力以上の事を求めるような
態度は取らず、政府は 率先して一日も早い解決に向けて、国家の能力
を総動員した体制を築いて事に対処すべきだろう。

民間企業に対して責任を問うのは、問題への対処が一段落してからで
充分ではないか。

安全保障会議 ]を招集せよとは言わない。が、それに準じた態勢で
今回の事故対応に当たる事によって、 ロボット活用の問題も光明が見える
かも知れないし、何よりも 限られた人数だけで 現場作業にあたっている
“彼ら” へのバックアップ体制も整うだろうし、 交代要員を派遣する事も
容易になるだろう。

今、一番大切な事は、日本の未来を守るために、過酷な環境の中で作業
を続けている “彼ら” の労を 充分に称え、 “彼ら” が 安全で万全な
体制で 作業に臨めるように手厚い支援を行なう事だ。


『 より多くの人々が、“彼ら”を 心の中から支援する日が来ますように ! 』


   

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