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2011年4月 5日 (火)

今、安穏として暮らしていられるのも ・ ・

    
全国的に、コンビニに “水” や “電池” の在庫は殆ど無く、製造業の
業態によっては操業短縮があり、東京電力エリアでは “停電” によって
公共交通機関から生活まで影響を受けるなど、多くの影響を受けています。

そんな影響のひとつに、JR西日本では電車の運転本数を削減する事になって、JR西日本エリアでは交通の便が多少不便になっているとの事です。
4/2付け NHKニュースより 震災で部品不足・運転本数削減

しかし、実際に被災を受けた方々を除けば、日本全国の大半の方々は、
3月11日以前とさほど大きな変化も無く日常生活を送っているように見え
ます。

ただ、こうして安穏に生活が出来るのも、現場から逃げなかった “彼ら”
のお陰だと感謝しなくてはならないでしょう。



【 観光や研修生の方々のように ・ ・ 】

3月11日の地震発生の後、福島第一原子力発電所での事故発生の報せ
を聞くとすぐ、全国から観光で来日の外国の方や外国の研修生の方が、
一斉に出身国への帰国を急いだというニュースが幾度となく報道されま
した。

同様に、領事館や大使館の一時閉鎖や関西への移転などを行なった例
もあったようです。

仮に、福島第一原子力発電所の現場から作業していた彼らが全員退避
する事になっていれば、決して国外退避する方々の姿は 「他人事」 では
なかったでしょう。

あの現場に留まり、健康や生命の危険を冒しつつ、沈静化のために毎日
尽力されている “彼ら” が居てくれたお陰で、 こうして(基本的には・・)
安穏とした毎日が過ごせている事を忘れてはいけないでしょう。



【 チェルノブイリやスリーマイル島との違い 】

毎日、電気が使えるありがたさには慣れてしまって、その電気の 1/3
以上を生み出している原子力発電の事は普段は意識していないもの
です。

そして一旦、原子力発電所で大きな事故が発生すると、(今回もそうです
が ・ ・)  大きな騒ぎになって論争が続くのが常です。

では、過去にそんな論争を世界的に生んだ原子力発電所の事故と、
今回の福島第一原子力発電所事故とを比較してみましょう。

過去に発生した世界的に有名な事故は、1979年に発生した [
スリーマイル島原発事故 ]と 1986年の[ チェルノブイリ原発事故 ]です。

今回の福島第一原発と比較すると、原子力発電方式の違いや破損程度、環境被害レベルなど違いはありますが、最も大きな違いは発生原因と言えるでしょう。

先に挙げた2件の事故原因が “人災” が発端になったのに較べ、福島
第一原子力発電所での事故発生原因は “天災” という点が大きく異なり
ます。
もちろん、天災に対しての備えが十分だったか否かの論議は必要です
が、発端が天災であった事に異論は無いでしょう。

また、スリーマイル島原発事故は営業開始して3年目の事故で、チェルノ
ブイリ原発事故の場合は完成後3カ月目の試験運転の最中だったと言わ
れています。

しかし、福島第一原子力発電所は 1976年3月の営業運転開始以来、
ほぼ 40年間に亘り大きな事故も無く稼働し、40年目の節目を迎える直前
に天災を受けたのです。

ともすれば、放射性物質への恐怖から感情的な意見が出がちですが、
客観的事実は冷静正確に把握した論議にしたいものです。
4/3付け 産経ニュースより ・ 過去の原発事故との違いは?
 


【 現場で働いていた方の氏名が発表されました! 】

大変に残念な形ですが、あの現場で働いていた方の氏名が発表されま
した。

3月11日、高レベルの放射性物質による過酷な環境が続いている 4号機
のタービン建屋から、震災直後から行方不明になっていた二人の方が
遺体で見つかったとの事です。

共に20代前半の若い方で、3週間以上に亘り安否を気遣っていらっしゃっ
たご家族の心情は察するに余りあります。
4/3付け 産経ニュースより ・ 不明の20代東電社員2人、遺体で発見



   
【 引き続き、“彼ら”の氏名の公表を望みます 】

事故の直後から、今なお現場に留まり作業を続けている “彼ら” の氏名
の公表を、改めて要請します。

氏名も顔を発表されない “彼ら” ですが、“彼ら” は 私達の恩人なのです。

こうして、毎日、多少の恐れはあるものの、平穏な生活を過ごしていられるのも、二次被害が最小限に抑えようと奮闘されている “彼ら” の作業があるからです。

せめて、氏名と当日作業者数は報道して欲しいものです。

今回の二人のように、残念な形になってから氏名公表されるのでは、
あまりにも寂し過ぎますし薄情ではないでしょうか。


   
 

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