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2011年4月 5日 (火)

国家プロジェクトの “担い手” としての扱いを

 
福島第一原子力発電所は、民間企業・東京電力が所有管理する施設である。

しかし、日本の将来に大きな影響を与え続けているだけでなく、世界各国へ大きな影響を与え続けている大変に大きな “事案”である。

そのため、自衛隊など国家機関からの援助を受けたに留まらず、世界
各国の関連機関からの緊急的援助を受けているなど、世界的な関心事
であり問題となっている。

では、現在の修復作業は、「 東京電力の修復プロジェクト 」でなく、国家
プロジェクト と言うべきだろう。



【 TVで、“彼ら”への関心が高まったが ・ ・ 】


原子力安全・保安院 の 吉田さんの勇気ある告発のお陰で、 原子力
発電所の設備状況への関心だけでなく、 震災で被災した直後から
そこで働き続けている “彼ら” の事へと関心が移った事は大変に良い
事だ。

TV各局を始めとする各種マスコミ機関が 吉田さんの記者会見の様子を
報道したため、政府もその影響を受け止め、3月29日には 枝野官房
長官は 「原発作業員の支援を強化したい」 と発表した。
3/29 NHKニュースより ・ 原発作業員の支援を強化

また、政府の会見発表と歩調を合わすように、翌日の 3月30日になって、
東京電力の勝俣会長以下役員全員が記者会見の場を設けた。
破損した施設の補修作業報道では動きが無かったが、さすがに作業を
している“彼ら” の現場環境の過酷さや凄惨さが TV報道され、 更なる
批判を恐れたと評価されても仕方無いタイミングであった。
3/30 付け 産経ニュースより 東電・勝股会場会見

その会見の中で、記者の質問に答える形で “彼ら”作業員に対しての
配慮を示した箇所があった事は一応評価できるものだ。 陳謝の念と共
に、具体的な配置人数や環境改善策について述べている。
3/30付け 産経ニュース 3/3 p

しかし、この事故処理は 既に東京電力のプロジェクトの範疇は超えて
いる事は明らかなのに、政府は 「 東京電力を通じて ・ ・ ・ 」との発言を
繰り返し、会長は 民間企業の経営責任者としての発言の領域を超えて
はいない。

果たしてこんな対応で、 国家的困難に立ち向かっている “彼ら” を、正
当に評価し支援していく体制になるのだろうか?

ただ、批判に応えているだけの対応であれば、適切な対応は出来ない
事は明白だ。



【 “彼ら”の現状が、より明らかに 】

前述の吉田さんのお陰で、“彼ら”の 状況に関する情報が 以前よりも
多く集まるようになってきたので、ここでお知らせしたい。

最初は、被災&事故以前からの 労働環境から、被災当日の状況、そし
て 施設内で働いている方の人数などについて詳しくまとめてある報道
を紹介する。
そこでは、(
4/4 pで) 現在施設内で復旧作業をしている人の 8割以上
が 東京電力の社員である事が書いてある。
3/30付け 産経ニュースより 原発作業員・それぞれの使命感

また、“彼ら”の一部の方は 放射線の被ばく量が測れなくなっている事が判明している事まで明らかになってきた。
地震被災の際、多くの台数の計測器 ・ 線量計 が壊れていたのだが、
“結界” の中の事は 全てが閉じ込められてきたのだろう。

作動環境が公表され、政府も対応を検討を始めたが、これも 前述 ・
吉田さんの功績と言ってよいだろう。
3/31付け NHKニュース ・ 一部作業員の被ばく量量れず

しかし、この報道の中の政府の対応に注目してほしい。

「 東京電力の安全管理の在り方を調べる ・ ・ ・ 」 となっているが、国家
プロジェクトに対応している 貴重な “彼ら” の存在を正しく認識している
ならば、「 東京電力が ・ ・ ・ 」 とか 「 東京電力の ・ ・ ・ 」 などの声明を
出せる段階でない事は明らかなのだが ・ ・ ・ ?


   
【 “彼ら” へ 支援・声援を!! 】

報道されたとしても、“彼ら”の 作業している環境の過酷さは変わらず、
その国家的な責任の重さも変わらず、 家や避難所で待つ ご家族の
方々の心配や心労は増えるばかりだ。

さあ、以前も紹介したが、 海外では “彼ら” に対しての支援の声が以前
から大きく挙がっていた。
米国の小学2年生 22名 が、“彼ら”を 「私のヒーロー」と呼び、直接 激励
メッセージを送付したニュースを再度紹介する。
3/28付け 産経ニュースより 福島第一原発作業員に「私のヒーロー」

同じ日本国内に住む 私達には、米国の小学2年生よりも 多くの事が出
来るし、 やっていかなくてはならない! と 共感する人は少なくない筈。

さあ、記事をツィートしたり、 ブログへリンク貼りしたり、 メールへリンク
したり、直接 東京電力へ手紙を届けて配送を依頼したりしませんか。

“彼ら”と 一つになって、日本の未来を守る 活動に“力” を !!
 
    

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