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2011年3月の投稿

3月28日、 454名 作業予定

   
本日(3/28)、福島第一原子力発電所 で 放射性物質の漏えい止め、
および原子炉等の冷却作業のために、454名 の方が作業予定と東京
電力から発表があった。

記者会見の場での発表で、明日以降は 作業予定人数を公式に発表
する事になったようだ。

ようやくだが、少しずつ “当たり前” の 報道へと向かいつつある。
現場で働く彼らのために、正当な扱いを受けていない彼らのために、
さらに報道を拡げる事を願うばかりだ。



【 今なお被災が進んでいる、“彼ら” 】

一部では、「 壊れた原子力発電所より避難所の方々へ高い関心を! 」
という意見も聞くが、3月11日に 海岸近くの施設内で被災し、その後も
建屋の爆発があったり、 高い放射線環境での作業が続くなど、現場で
働き続けている彼らの“被災” は留まる事を知らず増え続けている。

日本の未来を守り続け、少しでも負債を減らそう日夜奮闘し続けている
“彼ら”(被災人)に対して冷淡な扱いを続ける事はあってはならない。

各種報道を見る限り、現場で働く彼らの 安全や生命 を労わる声が
少ないが、それは異常な事だと促す。

その点、世界からの報道に眼を向けると、正当な意見があふれている。
フランスのパリ大学の準教授が、“彼ら” の 「死の危険」 を指摘している。
3/24付け 産経ニュース ・ 仏専門家が増援の呼び掛け



【 劣悪な環境の中で、決死な“彼ら” 】

福島第一原子力発電所は 地震に遭い、大きな津波にも襲われている。
ただ、震災被害を見込んだ設計だったために、遠目で見る限りは 大き
な破損は無い様に見えるだけ。
発電所付近の住居は、大きな津波に襲われて見る形も無いほどに破損
し、ガレキの中には今なお多くの犠牲者の方々が眠っていらっしゃるはず。

退避指示が出され、生き延びた方々が退避した “死” の街の中心で、
被災した後も退避せず活動を続けている “彼ら” の食料や水の心配を
誰かしていたのか?

原子力安全・保安院の 横田統括原子力保安検査官が、実際に現地を
確認して発表しているので見て欲しい。 そして、この情報をより多くの人
が 共有 する事を願う。
3/28付け 産経ニュース ・ 東電「決死隊」


【 世界は “彼ら” にエールを贈っている! 】

豪ABC(TV)は、ハイパーレスキュー隊の活動を 「サムライ」と称したが、
それ以上に過酷な環境の中で 長時間・長期間 の作業を強いられている
“彼ら”に対して高い評価を与えている 報道機関 がある。

USAトゥデー紙は、「 原発作業員は英雄 」と評している。
3/26付け 産経ニュース・ 「原発作業員は英雄」

さらに、米国の小学生たちはもっと素直でストレートな行動で “彼ら”を
激励しているので見て欲しい。
3/28付け 産経ニュース ・ 「私のヒーロー」



【 募金だけでない、今必要な事 】

街を歩いても、TVを観ても、コンピニに行っても、募金の呼び掛けがあふ
れている。

募金を呼び掛ける行為も、募金に応じる行為も、とても良い事。

でも、今最も大切な事は、日本で一番過酷な現場で、日本の未来を守る
ために必死な作業を連日行なっている “彼ら” を応援する事ではないだ
ろうか。

街角で 彼らへの応援メッセージを集めたり、友人との会話の中で
“彼ら”の存在に触れたり、マスコミ・報道機関へ取り上げ要望を送ったり、
ツィッターで関連する記事を多くの方の眼に触れるようにしたり、街角
インタビューを受けた時には彼らへのエールを贈ったりと、やり方はたく
さんある。

ぜひ! 彼らのため、日本のため、これからの生活のため、行動を起こし
ませんか !
ぜひ、 やりましょう!
 
   

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彼らの無事な帰還を! ご家族のため、国のために

   
本日(3/26)の時点で、海洋汚染や大気汚染が未だ収まっていないとの
報道が目立っていますが、“臨界”現場で彼らの作業範囲が一気に広が
っている事も報道されています。

どうか、今なお厳しい環境の中で力を尽くしている彼らに声援を贈りま
しょう。


【 作業している人は 数百名レベル 】

報道からは、福島第一原子力発電所での作業は一段と進んでいるよう
です。

3/25 には、1号機 と 3号機 の原子炉へ注入していた海水を、より安全性
の高い真水 へと切り替え、3/26 には 2号機 の原子炉への注入は 真水
へと切り替えが終了していて、 本来の設計環境へと近づいた事で 原子
炉 の作動状況も好転しているようです。

そして、同時に 使用済み燃料棒用のプールへの注水 も 真水 へと切り
替え作業が進んでいるようです。
3/26付け NHKニュース より

外部電源のコントロール室への引き入れの作業も、3号機、1号機 に
続き、3/26 には 2号機へと進み、 同時進行している 各種計器類やポン
プ、配管などのチェック作業と相まって、着々と作業が進んでいます。

しかし、現場は 地震と津波に襲われた施設ですから、TV では 水素爆発
をした建屋ばかり目立ちますが、破損した 施設の中での作業は 通常の
作業以上に手間が掛かっているでしょう。
産経ニュースより 「津波で破損した施設」 画像

さらに作業を困難にしているのは、原子炉コントロール室内や 別棟の
ポンプ棟で 計測されている高い放射線量です。

これだけの環境の中、これだけの作業量ですから、被ばく量を一定以下
に抑えて作業を進めるために、施設に残っている数百名の人達全員が
協力し合って交代しながら作業にあたっている事が容易に推測されます。
本当に、彼らの活動や行動力、熱意には感謝しきれないほどです。


【 許容被ばく線量 の意味するもの 】

さて、“臨界”の現場で作業を進めている彼らの健康については、全ての
人が関心を持っていると思いますので、彼らの健康と人生を守るために
も、許容被ばく線量に関する資料を見てください。

原子力安全・保安院 が、平成18年4月に まとめた資料を掲載します。
原子力安全・保安院 発表資料より/ PDF資料

許容被ばく線量 の 計測管理方法の詳細な手法は不明ですが、1年 また
は 5年 の間に被ばくする 放射線量 に限度を決め、身体機能や生命を
守るために その “限度量” を超えないようにする事が重視されている
のが分かります。

その中にも明記されていますが、原子力施設で作業にあたる人は、1年
間あたり 許容される 放射線量が 50 mSv
(シーベルト)となっています。
ただ、今回はあまりにも危機的な状況でしたから、緊急に政治的判断に
よって 50 mSv から 100 mSv へと改訂され、数日も経たない内に
250
mSv / 年 へと 変更されています。

実は、今回緊急で設定された数値は、とても大変に大きな 放射線量で、
彼らの今後の健康が多いに心配される レベル なのです。

他の例を挙げて比較をしてみましょう。
現場の放射線量の高さから、派遣活動を何度が躊躇していた 防衛省・
自衛隊は 50 mSv /年 で、 作業遂行圧力もあって 緊急時設定の 100
mSv/年 としてから 活動を始めた経緯があります。

また、海外メディアからも高く評価された 東京消防庁・ハイパーレス
キュー隊 の場合は、隊員の家族の事も配慮しつつ苦渋の選択の活動
で、最大被ばく線量が 27 mSv でした。

これらの事実からも、被害を最少で喰い止めようと現場に残って作業を
している方々が いかに過酷な状況の中で作業されている事が理解でき
ます。

・ ・ 自衛隊員(ヘリ放水時) : 60 mSv
・ ・ 消防隊員(放水活動時) : 27 mSv ( 1名/実測最大値)
・ ・ 一般医療従事者(X線技師): 50 mSv

・ ・ 原発作業員(今回の緊急設定) : 250 mSv

ハイパーレスキュー隊が 「救世主」、「現代のサムライ」であるならば、
彼らはどんな評価の仕方がふさわしいのでしょうか。思いもつきません。


【 一日でも早い、無事な帰還を! 】

3号機 および 1号機などの ポンプ棟 地下通路に貯まった“水”が問題に
なっていて、それが原因となって作業に遅れが出ているのが心配です。

その“水”の 放射線量が どれほどに高いのか、発表から読み解いて
みましょう。
3/25付け 産経ニュースより 1万倍 の発表に沈黙!

東京都内などで検出されて報道された上水道の 許容基準量は、乳児
対象の場合には、水 1 L(リットル)あたり 100 ベクレル で、成人対象の
値は 同じく 水 1L(リットル)あたり 300 ベクレル です。

そして今回、発表された “臨界”現場の“水”の 放射物質濃度は、水 1cc
あたりで 390 万ベクレル です。

上水道の場合と同じように 水 1L(リットル) あたりの数値に換算すれば、
なんと! 39 億ベクレル / L となり、決して飲む事は無いにせよ、かな
り過酷な状況である事が理解できます。

この“水” がどこから来ているのか? これを解決しなければ 汚染を食い
止める事にならず、彼らは 解放されない様子が報道からも伝わり、ます
ます心が痛むばかりです。

どうか、心より彼らの一日でも早い帰還・帰宅を願いましょう。
彼ら自身の 健康のため、人生のため、そして 彼らの ご家族のため。

放射能汚染の問題解決が一日でも遅れるほど、農業や漁業だけでなく、
あらゆる産業、経済、国家財政などにより大きな影を落とし、それは
私達の生活や人生にも より大きな影響を与える事に繋がります。

どうか、私達の生活のため、国全体の運営のため、彼らの一日でも早い
帰宅 が可能になる事を 一緒に願いましょう。
   
   

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ご家族のため、国民のため、氏名の公表を ・・

 
福島第一原子力発電所に残り続け、今なお“臨界”の現場で日本の未来
を守り続けている人達の氏名を公表する事を、東京電力 および 政府に
求めます。

【 ご家族の事を忘れている! 】

彼らのご家族の方々は、日本一、危険な“臨界” の現場に彼らが居る
事を充分に理解していらっしゃる事でしょう。
そして、3月11日以来、日本の将来の被害を最少に喰い止めるため、
健康や生命を賭けるようにして奮闘している事を理解しつつ、日々休む
に休めない苦痛が続いていることでしょう。

TVニュースで状況を確認する日々が続く中、恐れていた“被ばく” 事故
発生の知らせが あったのですから、その時のご家族の心情を察すると
いたたまれなくなります。

現場に留まって作業している方の人数は 5 ~ 700名 ほどと推測され
ますが、その方々のご家族総てが、ニュース発表と同時に凍りついた
面持ちだった事でしょう。
そして、氏名が発表されない事から、会社を通じての通達連絡が入る
までの数時間は、苦痛と怯えでとてつも無く長く感じられた事でしょう。

( 3/22 付け 産経ニュース より )
( 3/25 付け 産経ニュース より 「被ばく作業員の方は ・・」 )


【 今なお進行している 放射能汚染&被ばく 】


震災と津波で被災した広大な地域ですが、徐々に復興の手配を進んで
います。
また、福島第一原子力発電所では、給水活動や外部電力導設工事が
進んでおり、一見小康状態になっているかのように見えています。

しかし、普通の震災とは異なり、今なお 被災 が進行していている事を
理解しなくてはなりません。

現に、水 や 野菜 への放射能汚染で 様々な問題・課題が現われてい
ますが、放射能を今も放出し続けている “臨界” 現場を収束させない
限り、問題はもっと広範囲な物産や経済に影響を与えていく事になり
ます。

つまり、福島第一原子力発電所の 放射能放出を食い止めない限り、
日一日、日本の将来は 問題や課題が大きくなり、経済面での損失や
個々の人生設計への悪影響として影を落としていくのです。
そして、これは単に 被災地域だけの問題でなく、日本全体・国民全員
におよぶ影響として残っていくのです。

“臨界” の現場で、今も 自身の身体に 被ばくという被災を増やし続け
ているあの方々こそ、日本の未来を左右する方々なのです。

そういう方々の 人数や氏名を正確に公表する事によって、その方々の
功績を正当に評価するだけでなく、課題の本質を正しく認識して心を
一つにして国の復興へと国民の意識をまとめることに繋がる事は間違
いないでしょう。


【 情報と人員の補填を 】

現場に居る方々の奮闘のお陰で、外部電力が施設に引き込まれたよ
うです。

これによって、作業時間だけでなく 休息時間にも電気を利用する事が
できるようになったでしょうから、多少は心労が癒されているであろう事
を願うばかりです。

しかし、喜びへの期待 と同時に 心配もあります。

今までは外部と遮断された “結界” の様な場所で、情報も無く作業を
続けていらっしゃったでしょうが、これからは (きっと) TV を受信視聴
できるものと思います。

ですから、TV を通じて 作業している人々の氏名を発表するニュースを
見る事ができれば、日々の作業の大きな励みになる事は間違いありま
せん。
その上、TV を通じて ご家族の方からの 「励ましメッセージ」 を届けら
れれば、作業している方々はもちろんの事、全国の方々にとっても
大いなる“ 励み ”になるのは間違いありません。

しかし、TV で そういった発表や「励ましメッセージ」が無く、作業をして
いる方々の存在を意識させない報道がこれからも続くならば悲劇と言
えるでしょう。

日本の未来を守っている彼らの行動が、誰にもさほど注目もされず、
“臨界”の現場から見れば 僅かな 汚染に右往左往している 民衆の
行動を見せつけられてしまうからです。

3月11日の事故発生以来 2週間が過ぎて、かなりの 疲労や心労、被
ばくも進んでいるはずです。
氏名の公表と彼らの名誉を守るのは当然必要ですが、人員交代や
人員補填が必須の状況となっている事も忘れてはなりません。
 
    

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3年前、 国のトップの行動 との違い

   
【 3年前、お隣の国では・・ 】

人類文明発祥の地の一つとして、世界で最大の人口の国、その国土
面積や日本を抜いた GNP で知られる国の “首相” は違う。

2008年 5月12日、
四川省で発生した大地震によって、9万人を超える
犠牲者が出ましたが、その当日に!!
温家宝 総理 が現地入りして
救助の陣頭指揮を行ない、5日後には
胡錦濤 国家主席 が現地視察
入りしている。

この様子は、海外メディアにも映像提供されているので、観た人も多い
でしょう。

首都・北京から 1500km以上離れた 被災地へ その日の内に移動した
という行動力にも驚かされますが、それ以上に 国家の No.1 および
No.2 の地位の方が 被災地で作業服に身を包み、被災した方々をねぎ
らい、作業をしている人々を激励する姿には感心させられました。

もちろん、国家の治世や治安の面を考慮したプロパガンダとの評価も
あると思います。
しかし、人々の心を慰め勇気づけ、全国民の心と意思をまとめるのが
政治に携わる者の責任ですから、この局面では立派にその責任を果た
したと言えるでしょう。


【 その 3年後に ・ ・ 】

しかし、かの国よりも小さな国土面積で先進工業国と言われている国の
首相の場合はどうでしょうか?

震災が発生した当日はおろか、2週間経っても現地へ足を運んでいない。
No.1 だけでなく、No.2 以降 誰一人として どの現地へも視察に行ってい
ないという事実は、2008年四川省の場合と較べて、厳然たるコントラスト
感を人々の心に残し続けているのです。

放射能漏れという事故を併発したという事情があったにせよ、当日の事
であれば、原発から半径10km の地点で被災された方々の慰労も可能
だったでしょう。
野菜の軽微な放射能汚染が確認された 20日以降であれば、半径20km
地点で地産のほうれん草料理を口にして全国民に呼びかける事もできた
はず。
水の放射能汚染の場合も同様です。

しかし、それらを一切行わず、エアコンの効いた屋内で、汚れる事の無い
作業服を着て、国民に呼びかける姿は、前記の 国の場合とはあまりにも
違い過ぎる。

動乱を起こす危険性の少ない国民だから許されているとはいえ、今の
進行し続けている汚染の収斂と、汚染によって世界から経済や人事交流面
などで足枷や後退を受けてしまった現状からの回復に向け、全国民の心
をまとめる機会を逸してしまった事は疑いようのない事実でしょう。


【 震災の後、評価を高めた国は ・・ 】

2008年の震災の後、それ以前に国際的な物議を醸していたオリンピック
を無事に開催成功させ、却って世界的な評価を一層高めた国のトップの
行動を世界は覚えています。

それも、トップ自らが全国民の前に立って鼓舞し続ける行動力を出し、
国民の意識をまとめあげた事で、震災復興だけでなく 無事にオリンピッ
ク開催を成功させる事につながったと言えます。

そして、世界は 現在の被災国のトップの行動に注目し、3年前の 震災国
と比較を行なっている事でしょう。

“ 外交 ”戦略だけでなく “ 内交 ”戦略も欠けている事に、国民はどういう
対応をするべきなのでしょうか。
それが、国民に求められている責任でしょう。



『 カテゴリ・日本の被災対策 』 の投稿記事は こちらから ・・

   

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水パニック の ようですが ・ ・ ・

   
群衆心理としては当たり前の事だが、集団パニック症状を経験した事
のある人は多い筈。

1973年に勃発した 第4次中東戦争をきっかけにして、トイレットペーパー
などの買い占めパニックが日本で発生し、あらゆる店頭からトイレット
ペーバーが無くなった “
オイルショック ”を記憶している人も多いでしょう。

最近に発生した同様な症例では、2009年に発生した “
新型インフルエンザ禍 ”で、 全国の店頭から マスク が無くなりましたが、これは 殆どの人が記憶にあるでしょう。

そして、2011年、“ 水パニック ” です。

集団パニック、または 集団ヒステリーと称してもよい症状は、上記に挙げ
た例でも明らかなように、実際の被害・実害に対して過剰な反応によって
もたらされると言えます。

しかし、記憶力と学習能力があり基礎学力が高いと言われる国民であれ
ば、出来る限り 集団パニック による実害を避ける知恵も備えていると
信じたいのだが、どうでしょうか?


【 東京の水が ・・ と言うけれど、 】

関東地区だけでなく、調べた範囲では 離島などを除く全国隅々のコンビ
ニエンスストアの 店頭から “水” が無くなった様子。 (3/23 現在)

震災発生以後、震災地への移送需要や今後の防災用品としてのストック
需要があった後に、東京地区での放射能検出の政府発表が一気にパニ
ック症状へと高めたと言えるでしょう。

それにしても、東京の水の安全性を一番最初に発表する必要がどこに
あったのだろう。

今回の大震災によって、水道水の安全性が一番懸念されるのは 福島県
を始めとする被災地である事ははっきりしている。

被災され生活環境が一転しつつも、残されたライフラインなどの環境の
中で、生活を立て直そうとして体力的にも精神的にも苦労されている方々
がいらっしゃる事は誰にも想定できる筈。

そんな人々の 水道水・飲料水 の心配を一番最初に心配せず、ただで
さえ道路運送手段を損なって 生活物資が不足している地域からも 水
を奪う結果を引き出す行為、それに加担した人は反省をするべきだろう。

集団パニックの経験や学習を活かせず、必要以上に “水” 確保に走った
人は当然の事として、 不用意な政府やマスコミには 更に大きな反省を
求めたい。

特に、必要以上に東京中心の情報配信へと走り、ジャーナリストとして
求められる行政活動への適切な指摘や叱責を行なわないマスコミの
責任は大きい。


【 最悪な 放射能汚染 “水” は 】

では、最も 放射能に汚染された“水” はどこにあるか知っているだろうか?

それは、“臨界”の現場にあり、今なお 懸命に 日本の未来を守る活動を
続けている人達の 前に立ちはだかっている。

本日(3/24)、福島第一原子力発電所 の 3号機の復旧“臨界”現場で、
不幸にして 放射能に汚染された“水” によって被ばく負傷され、病院へ
救急搬送された方が 二名居らっしゃる。

防護服だけでは守りきれない劣悪な環境の中で、放射能汚染した“水”が
直接に肌にかかり、170 ミリシーベルトを超える被ばくを受けたとの事。
3/24付け NHK ニュース より

オーストラリアABC(TV局)の報道では、「 現代の サムライ 」 とまで称賛
された、東京消防庁ハイパーレスキュー隊員の最大被ばくが 27ミリシーベルト。
その被ばくであっても、東京消防庁の記者会見で明らかなように、決死の
覚悟が必要なレベルである事は間違いない。

“臨界”現場の最前線で、氏名も明らかにされず、記者会見も受けられ
ず、ただひたすら最悪な環境の中で、日本の未来を守り続けている人の
心情を考えれば、「 東京の水 」はいかばかりのものだろう。

それよりも、せめて 負傷搬送された人の氏名は発表すべきだ。
当然、負傷された方の家族や親族の方には通知されているだろうが、
現場には 数百名の方が居らっしゃるので、このニュースによって一層
不安な時を過ごすはめになってしまったご家族の心情を考えれば心が
痛む。

負傷された方の氏名を発表するだけで、数多くのご家族の方々の気苦労
が少しは軽くなるだろう。

“水”が無くなった店頭の映像を放映する前に、もっと汚染された“水” に
苦しめられている人々の事を、少しでも良いので報道すべきだ。

それが、迷う “人” に冷静な判断を呼び起こすきっかけになるのだから。
   

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福島原発、 プールの水 と 言うけれど

   
例え 情報収集や情報公開の手法が未熟であっても、
例え 責任者のリーダーシップが未成熟だったとしても、

福島第一原子力発電所の状況がこれ以上に悪化するのは、
今後の日本の経済を始めとする様々な生活や人生のために、
食い止めなくてはならない。

今は、震災後も現場に残り続け、“臨界”の最前線で格闘を続けている
方々の 無事に帰宅を願う。


【 プールへ注目が集まる理由は 】

炉内の水の量や炉心溶融の対策から、現在は 使用済み核燃料棒が
入ったプールへと報道の主眼が移ったのには理由がある。
例え使用済みの燃料棒だとしてもメルトダウンの可能性があるからだ。

それの メルトダウンを抑制できなければ放射能物質の放出が一気に
高まり、現場環境での作業が極めて困難となり、最終的には献身的な
努力をしている人々も退避する事になるからだ。

すると、考えたくもないが、制御不能となった6基の原子力発電所が
次々と・・


だから、現場の人々は挑み続けているのだ。
彼らこそ、未来の日本を救っている“英雄”だ。


【 プールに必要な水の量は 】

既に報道されている様に、本来は使用済み核燃料棒のプールの水の
量は多い。
1100 ~ 1200 トン 程という。

3号機への放水作業によって立ちあがる“水蒸気”を見れば、既にプール
の水が少なくなって、使用済み燃料棒が露出して加熱されている事が
想像できる。

では、実際にプールにどの程度残っていて、燃料棒はどういう状態か?
これは、誰にも確認が出来ないから、全て推測するしかないが ・ ・

しかし、
米国の原子力規制委員会の委員長は悲観的な観測を発表している。
3/17付 npr_website より ) ( 同訳引用ブログ

プールに水が残っているとしても、本日(3/18)昼間に行なった 50トン
の放水( 3/18 昼間 ) では不十分だからこそ、自衛隊を始めとして夜間
の作業継続を検討の最中だ。

この大きな問題は無事にクリアされる! と願っているし、信じている。
“臨界”の分かれ道に差し掛かっているからこそ、全ての人は最大限の
注目と祈りを注ぐべきだ。


【 努力に報いるリダーシップと注目を 】

最後になるが ・ ・ ・、

日本の意識ある人々は “臨界” の現場で働く人々の事を心から応援
している。
そして、同じように世界からも同じ注目が集まっている事を伝えたい。
3/17付 産経ニュースより

そして、1~2号機 への外部からの電力供給工事が無事に完了して、
1~2号機 および 作業を行なっている方々の部屋へ電気が供給され
る事と、1~2号機の冷却系統が電気によって作動する事を切に願う。

そうすれば、一つの山を越えられるだろう。

ただ、山はまだまだ残っている。
3号機のプール以上に 4号機のプールは一層大変な状況だ。
3/18付 YOMIURI ONLINE より

政府の適切な情報収集とリーダーシップ、そして適切な広報対応が、
一層向上する事を望む。
それが、日本の未来を救う事に繋がり、何よりも“臨界”現場に留まり
奮闘する人達の願いであり、私達の願いだ。
 
      

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今、大きな山(臨界) に差し掛かっていますね

   
本日(3/18)夜から48時間の間で、福島第一原子力発電所において、
一つの山を越えられるかどうかが分かる状況だ。

もちろん、超えられなかったとしても悲嘆する事ではないが、超えられ
る方がずっと良い。

固唾を飲んで見守りたい。

しかし、こんな時期なのに、民放だけでなくNHKでも震災報道枠を一気
に減らしているのは困った。 情報を集める手段が少なくなってしまう。


* * * *

話は少し横にそれるが ・ ・ ・

本日(3/18)、三菱東京UFJ銀行の(危機)管理能力と広報処理能力の
高さに関心させられる事があったので報告したい。

今回の震災の影響で、日本企業が企業活動を整えるために“円”の手配
を進めるという予測から、投資筋の投機で“円高”になった事はご存知
だろう。

その“円高”の現場を報告するため、NHKが
三菱東京UFJ銀行の
ディーリング部門
で リポートを行なったが、その実況中継で三菱
東京UFJ銀行は
管理と広報処理能力の高さを示したのだ。

□  午前中の 実況中継では、ルーム内で働く男性社員は上着を脱ぎ
      シャツ姿、女性社員も薄着(私服)で仕事に励んでいる様子が ・ ・

□  午後 2時前での現場中継リポートでは、男性社員は全員が上着を
      着て、NHK リポーター越しには 防災用の白いヘルメットが正面から
      映るように変更されて置かれていた  ・ ・ ・

立派な対処だ !!

無・計画停電で電力不足の対応をしているとはいえ、東京23区はその
対処外となっていて(荒川区を除き)、以前と変わらず電力が供給され
ているので、外気温が10℃以下となっていても社内はエアコンが利用
できる環境だ。

政府が率先して 「節電を!」とリードして、多くの方々や民間企業が節電
に協力 している中、税金で蘇生した企業は聞き忘れていたらしい。

でも、流石である !
午後にはきちんと対処できるのだから。

是非、その能力ある担当者(責任者)を、東京電力へ派遣してリーダー
シップをふるって欲しいものだ !
きっと、今よりも しっかりとした対応が期待できるだろう。

      

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「がんばって!」 は、 時として 惨い言葉に ・ ・

   
「がんばって!」は、 よく聞く言葉。

平時、ありふれた日常生活の中では 特に害の無い言葉でも、
時として惨い(むごい) 言葉になる事があります。

言葉を掛ける側の人と、掛けられる側の人、

お互いに 同じ様な環境、立場、境遇の場合なら問題無く、
立場や環境に大きな差がある時には注意が必要になります。

特に、一方だけが様々な理由や条件によって、精神的に
打ちのめされている場合には 最大の注意が必要です。

「がんばれ!」って 声を掛けられる以前から、
掛けられる言葉の回数の 何百、何千倍以上の回数で
自分自身に対して励まして、なぐさめ、激励し尽くし、
それでも変わらぬ状態に陥ってしまった人は 多くいるのです。

そんな時、身近に寄り添い、見守りもせず 、
遠くから 「がんばれ!」と声を掛けられても ・ ・ ・


* * *

人は さまざまな“衝動”によって 突き動かされ行動するものです。

哀しい体験をした人を見ると ・ ・ ・

□ 「 何かしてあげたい! 」 という “衝動” と
□ 「 何かをして、責任から逃れたい 」 という “衝動”

これら 二つの“衝動”が 同時に心の中に生まれるものです。

前者は 人としての善良な心から生まれ、後者は 偽善的な心から
生まれる ・・ と、よく言われてはいますが ・ ・ ・、

哀しい体験をした人の側にとってみれば、
どちらも大きな違いが無い行為になる事が少なくありません。

そう! どちらとも、「 偽善的な行為 」・・ と見えるのです。


* * *

その理由は、とても簡単です。

哀しい体験をした人も“人”ですから、 他の人に 「 がんばれ! 」と
声を掛けた時に、自分自身の中に“ 偽善性 ”を感じた経験があるから
です。

ですから、一方の立場が大きく異なる場合、特に 相手の立場が
追い込まれている状況では、単に 「 がんばって! 」と声を掛けるだけ
では、誤った “サイン”を与えてしまいます。

却って 相手を更に追い込む危険性がある事を 理解しなくてはなりません。


* * *

ボランティア の話に移りましょう。

例えば、震災の現場へ行って、避難所へ行って ボランティア をしたい!
と 考えた場合には、 慎重に考えを巡らす必要が あります。

遠くから、「 がんばって! 」と 言うだけの行為よりも、ずっと尊い
行為になる可能性 は 確かにあります。

しかし、避難所へ行って、その場の人にでも出来る事をしているだけ
では、被災してしまった人を 単に “被災者”扱いしているだけで、
被災という現実から 自分自信の力で 立ち直ろうとして自分自身で
叱咤激励している人 の 心を挫く事になってしまう危険性を 充分に
理解しなくてはなりません。

所詮、ボランティアとして行く あなたには “戻る場所”や “戻れる
生活環境”があるのです。
そんな人から、安易に 「 がんばって! 」と 施しを受けつつ聞かさ
れる身は、とても辛い響きにもなるのです。


そんな危険性を避けてボランティをするには、その場に居る人達には、
自助努力では成し得ない行為・技術 を発揮するのが最善です。

例えば、「 医療従事者による医療・医療補助行為 」とか
「 弁護士や司法書士による法律相談・手続き 」は、適切な手続き
を踏んでの行為であれば 歓迎されるでしょう。

他には、「 運転免許取得者による車両持込み運搬作業 」、
または 地方自治体や役場などの 要請に応じての 行為 であれば
有効です。


* * * *

ボランティアをしたい! という心 や、「 がんばれ!」と 声を
掛けようとする “衝動”は 自然だし、人らしい行為です。

しかし、それを 受ける側の人の “パーソナリティ” を無視して、
施しを与えるという意識が混入したままの行為であれば、
決して 良い結果を招かない場合があるという 危険性 を しっかりと
認識をすべきです。

「 美談 」 と 「 悲劇 」は、時として 裏・表 の関係にあるのです。


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“心の被災” を重篤化させ、利益を得るマスコミ人と ・ ・ ・

    
3/11(金)の震災発生以来、明日(3/18)で一週間となる。

「先週の金曜日に ・ ・ ・ ・」 という想いが頭をよぎると、

被災された方々にとっては、その瞬間が フラッシュバック !
決して 心地良さや 安堵感は感じない。

毎日辛抱を重ね、次第に落ち着いて考えられるようになったとしても、
その瞬間、悪夢な想いが腹の底を蹴り上げ、一気に頭の中まで
駆け上がっていく、とてつもなく不安な不快感。

決して、その感覚を理解せよ!とは言わないが ・ ・
TVの特番で[ 一週間前のその瞬間!]などと 映像を再放送したり、
「ようやく一週間が過ぎましたね」などとインタビューする事が
無い事を強く願うばかりです。

* * * * *

被災は人生にとっては一大事だが、人生にとって被災は特別な事
ではありません。

人は生きていく途中で、大小を問わず何度かの“被災”を経験する。
例えば、急病で入院加療や手術が必要になったり、交通事故などの
何らかの事故に遭遇して短期的にでも身体の自由が奪われたり、
突然の肉親の不幸、そして突然の倒産・解雇も被災の一つと言って
も過言ではないでしょう。

その影響度や期間は様々だが、人は誰しも経験する事でしょう。

では、ここからは“被災”を、あなた自身の身に置き換えて考えて欲しい。


【 三種類の“被災” 】

どんな“被災”でも、その殆どは 同時に 三種類の“被災”が襲ってきて
います。


1. 物質面の被災 ・ ・ 物 、例えば 食糧や水、車や家の喪失など
2. 生活面での被災 ・ 家族や近所の中での生活や 仕事の喪失など
3. 心理面での被災 ・ 心の中の喪失感、社会からの隔離・差別感

この中で最も注目され、世間全般から多くの支援が集まるのが、1. の
「物質面での被災」に対してサポートです。

次に、公的機関や親族などから一部のサポートを受けるのが 2. の
「生活面での被災」に対するもの。

しかし、3. の 「心理面での被災」つまり “心の被災”は、いつまで
解消できずに永く続くものです。
“その時の想い”が、何かある度に鮮やかに蘇るという経験は誰でも
した事があると思います。
決して、1年や2年で解決して忘れられるものではない筈。

まして、今回の様な被災であれば、一層に深刻で10年や20年で克服でき
るものではありません。

私達は、自らの経験や想いを元に、深刻な被災の現場にほうり込まれた
ばかりの人達に対して、どのような “人としての接し方” であるべき
かを考えなくてはなりません。


【 交通事故に遭ったとしましょう 】

突然ですが、あなたが道を歩いている時、車に跳ねられたとしましょう。
そう、交通事故に遭遇したのです。
悪い例えかも知れませんが、日常生活の中で誰しも遭遇する可能性は
必ずあるので、この例え話にお付き合い下さい。

* *

急に前触れもなく、宙に放りだされる身体
そして 瞬間とも永遠とも感じられる 非日常的な光景が目の前を過ぎ、
鈍い感覚と共に 大地が身体へ衝突し、動けなくなりました。

意思は極めてはっきりしているのに、頭が回らない。
目も見え、音も聴こえるのに、何かが違う。
“その瞬間”の直前まで、あなたの人生は あなたの人生だった。
でも、今は 急に あなたの人生が見えなくなった !

・・ 事故(被災)とはそういうものです。

そんな時、熱心なマスコミ人が現場近くに居て、たまたま 事故発生
の現場をカメラに収めていたとしましょう。

そして、そのマスコミ人が近づいて来て、カメラを廻したままで
あなたに言います。

「 今、痛いですか? どこが痛いですか? 」
「 今、何が(して)欲しいですか? 」 と 、

そう! マスコミ人は それが使命であり職務だと信じているのです。
“人”として優先されるべき事を考えないままに。

こんな光景は決して稀なことではありません。
きっと今、あなたは毎日見ているでしょう。


【 避難所の無軌道な悪夢 】

避難所 とは、被災した人が命をつなぐために行く場所です。
役場などの行政に指示されて入った人も居るでしょうが、
命からがら逃げ込むように、すがるように入っている人が多く居ます。

他に行く場所に選択の余地は殆ど無いのです。
そこに行くのは、自己防衛本能に導かれるままの結果なのです。

( 事故の後、最寄りの病院に運ばれるのと同じです )

そこで、あなたは様々な処置を受けながら、避難所に入っている自身
を冷静に分析しつつ、失ってしまったものの大きさが信じられず、
深い喪失感の中で溺れてしまいそう中で、一生懸命に生きていく事に
もがいているのです。

* *

そんな時、明るい撮影用ライトと共に先ほどのマスコミ人がやって来て
あなたに問いかけます。

「 今、何が一番足りないですか? 欲しいですか? 」
「 無くしたものは何ですか? 」

* *

少なくとも、報道機関名を名乗り、公的な避難所の責任者に取材許可
を取っているならば、

その避難所で足りない物を訪ねるのは、その場の責任者に尋ねなさい。
各避難所の責任者のインタビューをTVにそのまま流せば、より正確な
情報が多くの人に伝わるし、責任を負って行動している人を正しく
評価してねぎらう事につながる。 それが、あるべき姿だ。

(事故の例えで言えば ・・)

搬送されたベッドの上で、これからの事が無秩序・無制限に頭の中を
駆け廻っている最中に、突然に マスコミ人にインタビューを受けて
「 どこが悪いのですか? 」 「 どんな具合になっているのですか? 」
と訪ねているのと同じである。

※ TV でそんな光景を見たあなたは、何を考え、何をすべきか?


【 “被災者” という人は居ない! 】

避難所は、正にマスコミ人にとっては格好の猟場“スポット”だ。

そこへ行けば、確実に“獲物”がゲットできるからだ。
しかも“獲物”は大勢いるから、取りっぱぐれが無いから安心だ。

そこで、職務意識だけが旺盛なマスコミ人がリポートの中でよく使う
用語が “被災者” だ。

“被災者” という言葉・用語を、どんなに丁寧に使ったとしても、
“被災者”という用語は隔離用語であり差別用語であり、あまりにも
無分別で無理解なままに使う事が “心の被災”を酷くしている事が
認知されていない。

被災した人は誰でも、被災以前の人生へと還りたくてもだえている。
それまでの人生や社会生活の中で、人は誰もが その人らしい考え方、
個性や特技など“パーソナリティ”を築き上げるものです。
人は、独自の“パーソナリティ”があるからこそ、人として認められ
社会の一員として自信を持って生きています。

でも、被災以前の人生を取り戻せない現実と、それ以前からの人生
の延長を歩もうとする意識とのギャップの大きさに面食らい、傷つき
もがき、哀しむものです。

これが、“心の被災”であり、例え 食糧や住居環境が整い、家族と
共に新たな生活が始まった後になっても、ずっと、ずっと 続くもの
です。

それを、マスコミ人は、ただ 避難所に居るだけで、その人独自の
“パーソナリティ”を全く無視して、「あなたは“被災者”」 と
言ってしまい、“パーソナリティ”の回復に協力するのとは逆に
突き落とし、“心の被災”を一層酷くしているだけなのです。

TV取材という、公開リンチを目にした時、あなたは何をしますか?


* * * *

ここまで一気に書いた文章ですから、誤字や脱字があると思います。
そんな中、賛同 or 非賛同 を問わず、読んでくれたあなたに感謝します。

どちらの方向であれ、あなたの心の中に小さな波が生まれたなら、
私の願いが叶った事になります。

1995年1月17日、神戸にて就寝中に自宅全壊の被害に遭い、少なからず
私の人生はその時から変化せざるを得ませんでした。

そして、一番に大きな痛手は、3. の“心の被災”です。
今、現在でも強く残り続けています。

でも、それは決して 「マスコミ人」だけによってもたらされたわけではあり
ません。
「マスコミ人」だけ であるならば、もっと軽く収まったでしょう。

社会を構成する一人一人が、全ての事を自分自身の身に置き換えて、
他の方々の立場や考えを推測し尊重しあえるならば、どんなにか
平穏で平和な社会になる事でしょうか。

直ぐにそれが可能になるとは思いませんが ・・・
こんな機会だからこそ、想いと考えを深めて、“人” としてあるべき
方向へと進む人が増える事を願っています。

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30km の “結界” の内側で、 (日本を 臨界 から救う!)

      
福島第一原子力発電所を中心として、半径20kmの圏内の住民に避難
指示が、同じく30km以内の住民には 屋内退避を呼び掛けている。

政府に従順な国民性故に、どちらも 「命令」 ではなく 「指示」 お願い
となっているが、実情は そんなに優しい処置でない事は容易に理解
できる。


3/16 付けの NHKニュースでは、30km圏外からの立ち入りを厳しく
制限している様子が伺える。

その上、20km圏内の避難指示を出した日から、新たな航空規制を出し
て同圏内への航空機による立ち入りが制限され、現在は30km規制
へと変更されているようだ。

こうして、地面だけでなく空を含めた 半径30kmの結界(シールド)が
張られており、それだけに厳しい状況に備えている事が理解できる。

日本の経済や物流、観光や外交などあらゆる面で大きな影響を残し
かねない“臨界”の現場に立つ日本だが、結界が張られた事によって
“一大事”への対処が更に見え難く不透明になるようでは、決して
納得できるものでない。

* * * * *

ようやく、現場での状況がより詳細に分かるようになった。

【 防衛省、自衛隊は当初 200名ほどが現場に 】

政府からの派遣命令を受けて、自衛隊の特殊部隊など200名ほどが
現場に入り、3号機への注水活動などに携わる。
しかし、3号機建屋の爆発事故に巻き込まれ、4名の方が負傷して、
内1名の方が被ばくされて病院へと搬送され、命には別条無いと判断
された様子。

しかし、防衛省はこの事故の結果によって、「作業を行なうかどうかを
慎重に判断」との見解を示す。
3/15付 NHKニュース より
3/15付 産経ニュース より

国にとっての“自衛隊”の意義や意味を踏まえた判断を迫りたい。
雪像作りへの貢献は期待しないが、こういう日本の危機の場面に
際した判断が大切である。
こういう“現場”こそ本来の“実戦”現場だと、防衛省のトップだけで
なく国の最高機関は判断すべき時の一つである。


【 厚生労働省の基準緩和によって 181名の方が 】

3/16 厚生労働省の決定により、作業する方の労働基準が緩和され
て、東京電力や関連会社の方々が作業現場により深く関わる事に
なりました。

しかし、現場での放射能量は爆発事故発生時などに致死量相当の
量を計測している事もあって、作業を担当する方々への負担が一層
大きくなる。

臨界の現場に立たず、結界の中にも入らず、指揮をしている人には、
今まで以上に重大な責任が掛かる。
指揮系統の最高責任者は同じ過ちを繰り返す事は今まで以上にし
てはならないし、最終的には 事の顛末を事細かく説明する責任を
果たすべきだし、国民はそれを求めなくてはならない。
3/16付 産経ニュース より


【 防衛省、自衛隊でのヘリ作業を断念する 】

福島第一原子力発電所の3号機、使用済み核燃料棒用のプールへ
の水投下作業へと臨むが、安全基準を超える環境のために作業を
断念する。

防衛省が定めた 自衛隊員の安全基準 ・ ・ 、

日本の臨界の現場での、自衛隊員の安全の意味は、
世界でも トップクラスの防衛費を費やし、国の安全を守るためとして
憲法9条さえはみだし、公海上での交戦の可能性さえ選んだ組織が、
自国の国土の上では ・ ・ ・ ・
3/16付 NHKニュースより 防衛省は作業を断念


【 警察庁、機動隊を出動させる 】

福島第一原子力発電所の4号機の、使用済み核燃料棒用のプール
への放水作業に 警察庁の機動隊が出動することに。

ただし、防護服は 自衛隊 から借り受けて行なう事に。
3/16付 NHKニュース より 機動隊出動


* * * * *

派遣を要請された米国、原子力関連の専門家を含む部隊を派遣
してくれるなど協力的だが、その実 この “現場” への警戒感は
かなり強い。
実際に、現場から 90km離れた 仙台港への入港を拒否して 新潟港
への入港を選択するほどで、米国だけでなく 世界各国は客観的な
立場に立っての警戒感を隠そうとしていない。

現状のまま解決した場合でも、海外からの日本への出国規制の
緩和はなかなか進まないだろうし、日本からの渡航は場合によって
は拒否されるのは間違いない。

それだけでなく、農産物の輸出はもとより、各種の工業生産物の
輸出さえ “放射能汚染の疑い” によって大きな規制がかかり、
現状でも電力規制などで生産現場の体力が弱っているのに、さら
に局面は悪化する事が容易に想像される。

この様に、震災の画像や被災した人数に気を奪われてしまって
いる内に、日本にとっての “臨界” が 目の前で 大きな口を開い
ている事をしっかりと自覚して、 真の現場で 日本の危機を食い止
めようとしている 人々 に対して、今こそ 私達全員が応援する時
なのです。

一緒に見守りつつ、心からの声援を出しましょう!

    

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“友達”にサポート金を届けよう! [六次の隔たり]

      
日本赤十字やNHK など 公共や公共的機関によって、[ 東北沖地震 ]で
被災された方々への募金が“義援金”として募集されています。
これは、9月末までの長期プログラムで運営されている事からも、被災
された方々への支援活動は決して短期間で終了できない事を示して
います。

同様の活動は、街頭での募金からコンビニエンスストアでのカウンター
募金などまで広がりをみせており、それらの支援が適正 ・ 適当 且つ
効果的に運用される事を願うばかりです。

* * * * * * * * *


   ≪ 以下の文章は、これを読む皆さん 及び 皆さんのご家族やご親族が
           直接的に 被災されていないものとして書く事をご了承願います ≫

しかし、あえて多くの皆さんに勧めたいのが、“友達”へのサポート金
の提供です。

“友達”と言っても普通の友達ではありません。
その友達・知り合いのご家族やご親族が被災され、その友達・知り合い
が そのご家族やご親族の支援を深く考えている、そういう “友達” の
ことです。

国や公共的機関を通じての支援も悪くはないが、決して細かな所まで
対応できない事は簡単に理解してもらえる筈です。

そういう細かい所への対応をしっかりする事が、被災された一人ひとり
を単なる一個の国民・市民として扱うだけの不条理から、その人独自の
パーソナリティを尊重した支援となる事へと繋がるのです。

そして、その人独自のパーソナリティを尊重した支援を行なえるのは、
先に述べた “友達” に他なりません。

そして、信頼できる “友達” にとっての最大の支援は、活動資金となる
お金 ・ “サポート金” です。
だから、 “友達” を見つけて、サポート金を届けましょう。

これは、私からの提案であり 心からの願いです。


  *     *     *

以上の考え方を、現在の 社会システム的な考え方で説明すると以下の
ようになります。

六次の隔たり

◇ 1967年、心理学者 ミルグラム教授によって実験され提唱された説で、
    「 人は自分の知り合いを 6人以上介すれば、世界中の人々と間接的
       に知り合いになれる 」 というものです。

◇ この考え方は、FACEBOOK など SNSサイト 上で改めて注目されて
     いるもので、「知り合いの知り合いは 知り合い」という具合に、友達の
     輪を世界中に広め、参加した人自身の世界を広げていくのに大変に
     有効です。

◇ だから、身の周りの友達の中に “友達” が居なくても、 友達の友達
     には 居るかも知れません。 少し、努力して “友達” を探してみる
     だけで、社会的に大きな貢献につながるでしょう。

◇ 現地へボランティとして行く事も良い事かも知れませんが、震災前
     からのパーソナリティを回復させたいと願っている被災した方々に
     対して、適切な対応が出来るものではありません。 しかし、震災前
     からのパーソナリティをしっかりと理解して親しんできた“友達”で
     あれば、しっかりとした対応が出来るのです。


P2P (ピァツーピァ)

◇ この言葉は、インターネットなど通信方式上の独自の考え方を示す
     もので、前記の言葉よりも理解が難しいと思いますので、説明は簡単
    にまとめます。

◇ 通常、一般的に行なわれてきた インターネット上での通信方式は、
    「クライアントサーバ方式」といって、ネットワークの中心に サーバ と
    いう大きな装置を置くもので、 サーバを通じないと PC から PC への
     送信連絡やデータ受信が出来ないものです。

◇ 一方、 「 P2P 方式 」は PC と PC を直接に結び付けた 大きなネット
    ワークを サーバ無しで構成するもので、IP電話(インターネット電話)
    や動画配信サービス(Youtube など)での活用に適したシステムとし
    て多く運用されています。

◇ 従来の「クライアント サーバ」方式が 政府などの大きな組織を頼って
     いる方式だとすれば、「P2P」はそういう組織を頼らずより直接的かつ
     自発的な運用システムと言えます。 従来の組織に頼った活動だけ
     に終わらず、自発的な活動に参加する事によって、お互いに補完し
     あえる社会的な活動になると信じています。

 

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日本に破滅を招く、官僚的体質

 
本日、2011年3月14日(月)“炉”は まだ形を保っているようだ。

しかし、政府との癒着体質で育ってきた電力会社の管理体制の脆さで
“炉”だけでなく“風土”の形させ崩してしまいそうな雲行きである。

原子力発電という発電方式を非難するつもりは無い。
しかし、その管理体制や命令指揮系統のずさんさは目を覆わんばかりだ。

地震で被災した方々の救助や支援は当然大切だ。
しかし、この広くない国土の中で決して狭くない範囲を汚染してしまう
危険性を、電力会社だけでなく政府も一緒になって隠蔽しているとしか
思えない行動が問題なのだ。


WC-135 を知っているだろうか?
沖縄に待機していた機体は、現在 その現場の上空で任務に就いている。

CNN を知っているだろうか?
地震や津波での被害の報道よりも、その現場の危険性に注目した
報道をしっかりと行なっている。
CNN映像
米国やロシアなどを始めとして、注目されているのは その現場だ。

しかし、“見て見ぬフリをする事に慣れた” マスコミ人だちは、
決してそういう事を一切報道しようとしないのには あきれるばかりだ。

電力会社や政府が間違っている! と言わなくたって良い。
そういう事実の一つ一つを 自ら 報道していくのが 本来の責任だ。
その上で、それら事実が示す事柄を導き出すのが真のジャーナリズムだ。

* * *

いやいや、多くを望む事は今更 難しいだろう。

では、せめて報道して欲しい事がある。

この“日本の命運”を握っている現場で 働いている人達の名誉のために
その人達の無事な帰宅を 心から願っている家族の方々のために、

その現場で働いている人の人数だけでも! 発表すべきだ! 報道せよ!
そうすれば、もっと “その人達”を イメージして、心の底からの願い
と共に 祈る事が出来るのだから。

現場で働く彼らこそ、日本を救う英雄なのだから。
今でも、英雄だ。
無事に帰って来てほしい !!!

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地震報道、興味本位で見ないでください

    
三陸沖での地震、
痛ましくも多くの方々が被災されている様子
TV を観ていなくても伝わってきます。

ただ、日本全国の方で、被災地以外の方々にお願いします。

マスコミはこれから 24時間体制で被災地の状況報道を行ないますが、
どうか 単に 興味本位で TVを見て、話題性だけで会話しないで下さい。

本当に被害に遭った方々にとっては これからが“被災”です。

*    *    *    *

災害に遭い、幸運にも命を落とさず助かった方々にとって、
これからが本当に大変な日々、月日、年月 になります。

直接に被害に遭わず、親類や友人の方も被災地に居ない
全国の殆どの方々にお願いします。

決して、単なる話題性、興味だけで話題にしないで下さい。
その行為は、命を取り留めた方々へ 新たな“被災”を招くからです。

どうか、直接的、間接的に、支援物資や支援行為を届けましょう。
友達の友達の友達が被災されていたら、友達を通じて支援しましょう。

そして、それ以外の場面では、“話題”にしないでおきましょう。

*    *    *    *

被災地の方々にとって、これから 日一日と、
どんどんと 本当の“苦しさ”や“つらさ”が増してきます。
そして、それは 1年はおろか、10年経っても残ります。

それとは正反対に、マスコミや一般の人々の興味は
1週間経ち、1カ月が経つほどに薄れてきます。

きっと、1週間もすれば  TV 報道では、知識人達が

「 東京が今回の地震に襲われていたら 大丈夫か? 」
「 さあ、地震が来ても大丈夫なように、用意を! 」

という論調になるでしょう。

そして、報道も徐々に少なくなり、半年もすれば 時折に、
次は 1年後の 特番 でしょう。

でも、被災した方々にとっては、これから どんどんと深刻な
毎日が まるで永遠に続くかのように積み重なっていくのです。

そんな時、“話題”にしかしない “興味心”や
わが身の安全だけに関心を移す “無神経さ”が
被災した人々の 心を傷つけ、哀しませ、苛立たせ
第2の “被災” となるのです。

どうか、どうか、 皆さんの心がけで これらの“被災”を
少なくしていきましょう。

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