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イカロスの翼

 
先日、「イカロスの翼(帆)」 を観てきました。

イカロスとは、日本が世界に先駆けて製作をした宇宙船で、太陽から飛び出している “太陽風” (主に電子を失いプラズマを帯びた水素原子=陽子) を特殊な帆(セール)で受けて推進力として進む理論の世界初の実証機です。

Cimg1869 写真は国立科学博物館に展示されているイカロスの帆で、この帆を4枚放射状に広げて実際に宇宙空間を進む事に成功したようで大したものです ♪

一番大変だと思える点は、太陽風を受け止めて進むだけの大きさと強度を持たせつつ、打ち上げの際には小さく折りたたんでいた帆を宇宙空間で展開させる方法でしょう。
残念ながら、展示場ではその説明や説明パネルの展示もありませんでした。

ですが ・・・、実際の帆を観察すると、その表面には薄い太陽電池パネルがしっかりと取り付けられて、それからの配線がまとまって延びている。
そうか! 太陽風での推進だけではなく、あの「はやぶさ」でも実証された “イオンエンジン” を駆動して姿勢制御などに使うための電力なのだな ♪

そして、帆の上の数か所には約10cm四方の小さな翼・パネル が帆に対して垂直に立っている。 あれは何だろう?
帆(セール)を展開する際に役立つのだろうか?
それとも、航行中の安定板的な役割があるのだろうか?

当然のように、現場には説明できる人は居ません。  ああ ・・ 知りたい!

   *     *     *     *

同時に展示してあったのが、あの 「はやぶさ」 の レプリカ や 実際に使用された帰還用パラシュートやカプセルなど。

まるで 「はやぶさ」 が宇宙空間を数年間漂い、途中幾多の故障などにもめげずに無事に帰ってきたかのように報道され、擬人化して感動の想いで見ている人の多いのですが、私は 機体自体には特に関心はありません。

Cimg1868 一番関心を持っていたのは、長い期間に亘り地球上からサポートし続けた人達の努力や葛藤、工夫などに対してですが、実際にはあまり報道されてきませんでした。
しかし、今回の展示では収穫がありました。

プロジェクトリーダーの川口さんの文章がパネル展示されていたのです!

やはり! “機械” や “帰還” よりも、“人づくり” が一番の成果とおっしゃっていますね。
「意見を出し合って、皆で協力する」 といっても、きちんとした成果を出すには “人づくり” こそが基本ですね。

どんな波乱や結束があったのか、回想録や映画になれば是非観たいものです。

    *      *      *      *

話は 国立科学博物館の常設展示に移ります。

自然科学全般の資料が展示され、地球誕生直後から現在までの地質や生物など変遷や分析を、子供から大人まで興味を持てるように標本や説明パネルの展示に工夫がされている点にいつもながら感心させられます。

NPO法人GRA では、その活動の歴史で体験した経験や知識をWebサイトを通じて社会全般の多くの方々に知ってもらい、そこから 「より良いオートバイライフ環境の創造」 へとつなげられるようにしようとしていますが、博物館の展示方式はとても参考になります。

この博物館レベルは難しくても、博物館のように誰にでもオートバイに興味を持ってもらい、さらに深く知ろうとする方の意欲にも充分に応えられる品質や内容を備えた Webサイト にするべく努力していますので、今後にご期待下さい。

<追伸>  東京・上野にある 国立科学博物館の展示内容はとても丁寧で、
              それでいて内容が豊富なので、とても1回の訪問では観回れき
              れません !♪

              前回は 「B3 フロア」、今回は 「B2 フロア」、  ・   ・  ・
              あと少なくとも 5回 は 行かねばなりません ♪♪
    

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