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2010年10月 9日 (土)

意識を変えるもの


昨晩は久しぶりに “良いニュース” を TV で観ました。

2010年の ノーベル平和賞の受賞発表 と 併せて発表された声明文には
溜飲を下げました。

  「 すでに経済的にも政治的にも大国である 」
  「 大国であるからには、国際的な批判にも真摯に向き合わなければ
     ならない 」
  「 関係する諸国も、経済的な影響に惑わされる事なく毅然とした態度
     を取らねばならない 」

Aw199_l 中国の人権活動家、あの“天安門事件”
以降民主化を唱え続けている方への
受賞だったが、ノミネートした段階から
ノルウェー に対して外交的な圧力が加えられていたにも関わらず、毅然とした態度での発表だった。

平和賞といえば、以前の受賞者の中には 「アウンサン スーチー」 さん、「 ダライ・ラマ 14世 」 氏、「 ミハイル・ゴルバショフ 」 氏 など錚々とした方々も居たが、今回の 選定 は過去には無かった程に大きな波紋を呼ぶ “ 力 ” を持っている。

これを一つの良い機会にして、大陸の “大国” には、批判や指摘を真摯に受け止めて検討を行なう姿勢へと改めていって欲しい。

しかし、それ以上に、ほんの僅かな “パワーハラスメント” や “いじめ” を受けただけで、発言や態度をしどろもどろになってしまう 日本の国民性が変化するきっかけになる事を願っている。

首長の言動がお粗末なのではなく、国民自体のレベルがその程度である事に目を向ける事が何よりも必要だからだ。

いずれ10年以内には、“大国” は 経済的覇権争いや 資源確保争い、通過安競争 への加担姿勢は大きく改めざるを得なくなる事態が来るだろう。
しかし、日本には変わるきっかけが見当たらない。

だから、今回の ノーベル賞の受賞式でノルウェーの方々が見せた “毅然とした態度” を日本国民の一人一人が学び、国際社会の中で沈没していかないように努力する必要があるのではないか。

Aw198_l 決して、その翌日に “拘束されていた社員” が 解放されたからと言って何も解決していないし、これからが大変なのです。

毅然とした態度で指摘ができ、それを真摯に受け止める事ができる人になり、周りの人の意識や考え方をより良い方向へと変えていきませんか。

   

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