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2008年2月の投稿

沖縄は別な国?

先日、沖縄の米軍キャンプに所属している海兵隊員が沖縄に住む14歳の女性への暴行容疑で逮捕された事は、マスコミ各社のトップで扱われているので、日本に住む大半の方が知っていることでしょう。

外務大臣も記者会見の場で、米国に対して綱紀粛正を強く求めたと発表していたが、その後の発言に違和感を強く感じてしまったので、皆さんにも一度考えて欲しいと思っています。

それは、記者から 「普天間基地の移転問題にも影響すると思うか?」 という質問に対して、同大臣は「“県民”感情からすると影響があるでしょう」 と応えていたのですが、これは問題とすべき発言だと私は考えています。

国を代表する立場の者として発表を行なっているのであれば、「“国民”感情からすると ・・ 」 と発表すべきであり、戦後の長い間返還されなかった県として、最大の米軍キャンプがある県だからといって、沖縄を日本以外の存在であるかのように扱っている政治家意識が表に出てしまったように思います。

仮に、今回の被害者が沖縄在住の方でなく東京からの旅行者だったらどうでしょうか?
問題が発生した米軍キャンプが関東にあるキャンプだったら“県民” という発言はあったのでしょうか?

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沖縄に住む方々にとっては、戦中、戦後と地理的な関係から厳しい立場に立たされ、日本に返還された後でも米軍キャンプに起因する問題に日々悩まされていると聞きますが、それ以上に本国(本州)からの冷たい扱いにも憤りを感じているとの言葉も聞きます。

昨日(2/18)にも沖縄の米軍キャンプに所属する兵士による女性への暴行事件があったようですが、そのニュースがマスコミで大きく扱われる事はないと私は思います。それは、被害に遭った方がフィリピンの方だったからです。
しかし、沖縄に住む方々にとっては米軍キャンプと関係した様々なトラブルや事件の一つであり、日常の問題である事に変わりありません。

私達も沖縄や沖縄県民の方々が歩んできた悲惨な歴史や現状を理解し、現在の日本を支えている大切な存在である事を認識し、“痛み”を感じられる人として、遠い世界の事のように考える事は戒めなくてはいけないでしょう。
例え、国を代表する立場の者にその意識が無かったとしても。

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餃子は一大事 ・・ だけど ?

餃子問題で様々なマスコミは連日トップに近い取扱いを続けている。
確かに健康に直接関わる 「食」 の問題だから大切である。
決して “おざなり” にして良い問題ではなく、きちんと解明は必要であるし、今後同様な問題が発生しないようにすべきだ。

しかし ・・・ 、今 この問題(餃子)が連日トップで良いのだろうか?
いや、「ガソリン税」 問題をもっと挙げて欲しい訳ではない。
マスコミの姿勢にいつもながら疑問があるのです。

「大多数の日本国民に関係ある事であり関心事を報道するのは責務である!」という姿勢に見える。
もちろん、これも悪くない。 しかも、スポンサーにとっても多くの国民の支持は大切だから、マスコミがその “路線” を進むのも現在のシステムでは当然であろう。

しかし、マスコミには定見を持ち、極力中立性を保ち、一つの事象に対して多方面から検証を交え、見る人を啓蒙し、時には警告を発し、行動を促すなどの責任がある筈だと私は思っている。

特にマスコミの中でも TV や Webサイト など、現在主流および主流になりつつあるメディアでは顕著であるように思われる。
警察の発表や閣僚や官僚のメッセージをそのまま掲載するだけであったり、通行人や見物人の “感想” インタビュー をそのまま流して “報道” だと言っているような姿には大いに疑問を持っている。

昨年、ミャンマー軍に極至近距離で射殺された報道人・長井さんの事を想い出して欲しい。
彼の行動の意義について語りたいのではない。
日本人一人が外国でその国の軍に射殺されたという事に対して、国民を守る国の立場としては今の取り組んでいる姿勢が万全だとは到底思えない。
国としての立場では 「餃子」 よりも大きな問題ではないだろうか。

しかも、長井さんは報道者であった筈。
同じ “報道” に携わる者として、国の政策だけでなく、報道に対する価値を守る為にも、この件に関して国の政策にメスを入れ、多くの国民の関心を高めるべき立場にあるのではないだろうか。

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“大多数” の関心事、考え、支持 ばかりに目を向け、視聴者数やスポンサーだけに関心を払うのではなく、時には “耳” が痛くなったり “無知” を思い知らされ清々しさを感じられるような 『報道』 を私は求めているし、少ないない人数の人も賛同してくれると思う。
マイナーであっても、そんな 『報道』 している機関は無いものだろうか?

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「大多数の意見や考え」 または 「お金」 に束縛される事なく、正しいと考え抜いた事を発言していくような活動を私は目指しています。

( 相変わらず、まだ サイト上では具体的なカタチにはなっていませんが ・ ・ 、今後に期待してもらえると幸いですし、ご意見やご叱咤を頂戴できれば更なる喜びです。 http://gra-npo.org

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