頂いたコメントにお返事
【 わがまま ( 要望 ) 】
こんにちわぁああーーっす!d=(`ヘ・)=b赤影参上!です。
研修イベントへの要望についてお返事を頂き有り難う御座いました。
ご指摘にありました通り、私は間違いなく、「走るとき」と「考えるとき」を区別しております。
これはGRAの活動趣旨に反するという事ではなく、「走るときは走る事」に、「バイクを扱うときはその事」に、「全神経を集中している」と言う意味です。
たとえばイベント中にセッティングされたコースを走り、そして次の順番が来るまでにスタート地点に並ぶときでさえ、「一歩間違えれば近くにいる人を死に至らしめる凶器」を扱っているわけですから、極論をすれば、「エンジンを掛けているときは、他人のことなどかまっているよりも、各自がまず自分の扱っているバイクがその場で、そして周りの人間に対して、安全であるかどうかの確認を最優先すべき・・と思っています。
ですから、たとえばツアーでタイム計測を終え、次の走者が、スタートラインに立っているとき、全ての支援はそのライダーに注がれ、走り終えたライダーが定位置にバイクを停めて、エンジンを切るところを誰も見ていないという状態に、なにか矛盾を感じておりました。
さらに「バイクは転かしてはいけない」と言うのも、コレは、私の持論です。
革ツナギを来て、さらにプロテクター入りのジャケットを着て、実際には20キロも出ていない状態で転倒し、しかし全治4ヶ月に及ぶ怪我を負った経験から身につけた持論です。
気を許せば、あるいは他に気を取られれば、そこに転倒があり、怪我が待っている。
なので、どうしても別々になってしまいます。
「真剣に操作し、安全マージンを考え、真剣に走る」のと「真剣にGRAの活動趣旨、自分の行うべき事柄、事象を考える」・・・という事が。
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では、どうすれば「走り、学び、知り、考える を 練習の時でも一緒に追及していく」事が出来るか?・・・を考えますと・・・
結論としては、「走っている人間は一人だけ」とし、「一人が走っているときは、他の参加者はバイクを降りて、 走っている人間に対して徹底的に関わる」という方法以外は無いと思います。
「走る前の状態」から始まり「走っている人間が、走り終え、バイクを停め、エンジンを切るまでは、注目し続ける」という事が必要となります。
そうすることによって、全員が参加しフィードバックすることも可能だと思うんです。
確かに効率的ではない。時間ももったいない。
でも「研修イベント」なのだから試してみてはどうでしょう?
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掲示板に関しては、「興味があるものはレスを入れ」 「興味のないものはレスを入れない」のが当たり前ですから、「走りに興味のある者」は「その部分」についてどんどん書き込むでしょうし、それは避けようがないことだと思います。
しかし、走りに興味が無い者は、GRAには参加はしません。
むしろ「GRAに参加して、”心”の部分に関心を持った」という参加者もいるでしょう。かくいう私もその一人です。
現在のGRAの活動ポリシーを認知してもらい、拡大して行くためには、「過去のGRAの活動」に関する記述を全て削除すれば良いでしょう。
「GRAというのは、こういう事を目標にしています」と銘打って、「走ることが重要ではない」と詠えば済むことです。
しかし、現状それでは「GRAの活動に関心を持ち、参加し、同じ目線と志を持って、オートバイと関わっていく」という人の絶対数が望めません。
いろいろな考え方を持った人間がどんどん「立ち入って」、そして「迎合出来ずに出て行って」を繰り返しながら、意見交換していく事によって、摩擦があり、葛藤があり、しかし摩擦や葛藤や意見交換が「気づき」に繋がるのでは無いかと思うんです。
もちろん、そこには掲示板ならではの「数々の問題」も発生するでしょうから、実際の運営を行う前には、徹底的に考査検証してみなければならない事だとも思います。
最近、事あるごとに以前に紹介したカードを手渡しています。
また、オートバイという乗り物に好意的ではない方や、理解を頂けない方にも、手渡しています。
しかしやはりその活動はテリトリーが狭すぎて、自己満足の域を脱しません。
インターネットがあり、検索されることによって、自分の考え、発信する情報を、「多くの人の目に触れさせる事は、さほど、難しいことではない」という、この時代のシステムを上手く
活用出来るなら、活用すべきとも思います。
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なにやら結論めいたものが纏まらない文章ではありますが、「何が必要?」「どうすればそれが手に入る?」を考えると、もっともっと手段があるような気がするんです・・・。
( 大阪府 / バービー 赤影 さん より )
『 赤影 さんからの お便り 』 ( ちょっと考えてみませんか?) は こちらから
『 赤影 さんからの“わがまま”』 「是非 やりましょう!」 は こちらから
【 回答 ( or 質問 ) 】
こんばんは 赤影 さん
いつも 熱心に考え 意見を寄せてくれて ありがとうございます。
今回寄せてもらった意見を拝見致しましたが、GRAが目標として掲げている内容について理解に励んでいただいている様子が伺えて感謝をしています。
ただ、表現の仕方によるものかも知れませんが、実際のGRA活動の内容との間に “溝” を感じております。
それは、日頃から伝えているとは思いますが、GRAはイベント主催団体ではなく、イベント活動を行なうのが目的としていないという事を充分に理解されていないからだと思います。
実際に、GRA活動を支えている方々(事務局スタッフ あるいは NPO法人社員として)は全国各地に居て、その方々は 目標の内容に賛同して活動の様々な業務を分担してもらっているのですが、大半の方は日頃オートバイに乗っていな方ばかりです。
私自身、このGRA活動の目標を正しく理解して日頃から協力して下さる方であれば、オートバイに乗っていなくても、免許さえなくてもどなたでも歓迎する考えです。
逆に オートバイに乗るのが楽しくて上手くなりたいと強く願望を持ち、実際に見本となるようなライディングされる方であっても、GRAが掲げている目標を正しく理解されずにイベント参加のみに関心を持つ方に対しては、イベント参加でさえ歓迎するべきでないと考えております。
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私自身の事を考えてもらえると多少は理解してもらえるでしょうか。
私自身は 「誰よりも 今よりもずっと ずっと上手くなりたい!」 と願っていますし、機会を設けて十二分に個人練習をしたいと強く願っています。
しかし、イベントを企画して運営する限りは、その様な考えや願望は全く捨て去って GRAが掲げている活動目標を達成する事だけに力を傾注しています。
そのために、イベント活動の内容の事前検討に始まり、事後の関係者(参加者でなく)の方々への報告や反省を行ない、GRAの行動や活動に注目して欲しい日本全国の方々へのアピール活動を設立当初から続けてきています。
この様な活動実態を多少なりとも理解した上での “わがまま” であれば、きっと GRA活動に役立つ意見・要望となるでしょう。
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先日、私が使った 「乳化」 という言葉で示した内容も、この観点から考えれば自ずと「心を育む」 に沿った具体的な行動や企画が生まれてくるものと信じています。
実際に GRAとして掲げている活動目標と、それを日頃から支えている方々の存在やその心情を意識し、単に 「走りたい、上手くなりたい! 」 だけの 情熱から離れて考えてもらえるならば、GRAが歩もうとしている方向を理解してもらえるでしょうし、それを期待しています。
NPO法人 GRA 事務局長 小林 裕之
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